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2011年釣行記(40)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:OGWDN 釣果:ナシ 同行者:単独

特に理由はないのだが、何となく岩魚が釣りたくなってWEBを徘徊していると、この方のHPで比較的近場で岩魚が出るらしいことを知った。
そこで、予報では弱い雨が降り続く様だったが、様子だけでも見ておこうと、OGWDNに行くことにした。

今回は様子見が目的なのだが、念のため、タックルの準備は整えて、いつもより遅い4:30頃に自宅を出発。
予報に反して雨は降っておらず、タックルを積んで来て良かったと思ったのだが、善波峠を越えた途端本降りの雨。 峠を境に天候が違っているらしい。
現地着は、予定より若干速い6:15頃。
橋を渡った先の駐車スペースに沼津ナンバーの軽四が止まっている。 更に上流の駐車スペースを確認するために100m程進んだ所、崖から崩れ落ちた土砂が道路を完全に塞いでいて車では登れない状態。 仕方がないので、徒歩での探査をすることにして、車をバックさせて林道が広くなった所に駐車。

雨は依然と降り続いているが本降りではないし、折角ここまで来て様子を見ずに引き揚げるのも面白くない。
雨の中林道を登って行くと、土砂が林道を完全に塞いでいる個所は都合2個所、その他至る所、崖上から流れされ落ちて来た砂礫が堆積している。
先日の台風6号の影響でこの付近は500mm近い豪雨だったとのことだが、その影響だろうか?

1km程林道を遡って様子を見たが、車を止められそうな所があちらこちらにあるので、土砂崩れさえなければ、入渓点近くまで車で入ることも容易。 しかも、途中までは林道から渓までの高さもなく、アプローチもそんなに苦労することはなさそうで、如何にも小生の様な高齢者向き。 反面、入渓者が多くて場荒れしていることも考えられるが・・・・。

探査を終わり林道を下っていると、徐々に雨粒が小さくなって雲の合間には所々青空が見える様になり、車に到着しt頃にはすっかり雨も上がっていた。
折角だから少しでもロッドを振ろうかと思ったが、探査目的だったので入漁券も食料も準備していない。 入漁券は現場で購入することも可能だが、食料はそんな訳には行かない。 そこで、車のナビでチェックすると、コンビニは近くにはないとの結果。 仕方がないので林道を少し下った所で再チェックすると、最も近くで山を下った国道付近に1軒。 距離にして約7km。
時間もあるので、来た道を下ってそこに到着すると、何と廃業してしまっている。 更に、ナビでチェックしてそこから5km付近にあるコンビニで食料を調達。 結局、食料調達のために25km程走ったことになる。 再度来た道を引きかえし、途中で見掛けた雑貨屋で入漁券を購入して、準備完了。

帰り付いた時には沼津ナンバーの軽四は引き揚げた後だったので、そこに車を止めて、支度を始めた途端、Audi、VOLVO、Volkswagenの3台が続いて入って来た。 何事かと思っていると、沢登りのメンバーでそそくさと支度をして林道を登って行った。 そう云えばこのOGWDNは沢登りでは有名な渓らしいことを思い出した。

渓に降り立ったのは8:40頃。
第一印象は・・・・、明るい!!
ホームにしているSKM-RKR-Rに比べると川幅は遥かに広く、頭上は大きく開けており、何よりも白っぽい岩石が多くて、兎に角、明るく感じた次第。
これ位の規模であれば、tommyさんKOさんと3人で入っても充分釣りになりそうだと思ったのだが・・・・・。

OGWDN-001R.JPG
水の透明度は非常に高い。 ひょっとするとKR-Rよりも高いかも知れず、入渓点から最初の堰堤までは、大岩も多く配置されていて如何にも渓魚が潜んでいそうなポイントの連続。 しかも、頭上が開けている上に川岸から張り出している木々の枝からも距離があるので、8フィートクラスのロング・ロッドでも問題なく楽しめそう。

(写真は、最初の堰堤の手前、林道側から落ちている見事な滝)

しかし、SKM-RKR-Rの様に苔むした岩石が見当たらない。 殆どの岩石はたった今そこに置かれたのではないかと思える程、新しく見えたし、試みに流れの中の岩をひっくり返しても川虫が棲息している様子はなく、虫の飛来が全くない。

最初の堰堤の上流は、浅いチャラ瀬が続いている場所だった。
今回初めて入った渓なので、結論付けて云うことは出来ないが、どうも山から流れ出した岩石で、川原一杯埋め尽くした様に思えて仕方がない。
だとすると、これも500mm豪雨の被害の一部だろうか?

結局、今回は探査が主目的だったので、釣果の有無は問題外として良いのだが、一度のアタリもなく終わったのはやはり寂しいものがある。

2011年釣行記(39)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 X 3 同行者:単独

前回は小生をFFの世界に引きずり込んだ張本人のtommyさんを案内したのだが、生憎の雨模様の天候のためにコースを釣り上がることが出来ずに終わってしまった。
そこで、再度SKM-Rに釣行することにしたのだ、さてコースは・・・・。
いつもの様に橋の袂から入渓して・・・とも思ったが、この所芳しい結果が出せていないので、いつもより上流側を狙ってみようと考えた。
つまり、具体的には前回tommyさんが良いアタリを合せ切れなかった堰堤の上流から釣り上がることにした。

このコースは昨年Maxiさんが案内して呉れたコースで、途中堰堤を3ヶ所程、しかも内1ヶ所はロープを伝ってよじ登らなければならない箇所があり、更にその上にも高い二段堰堤を高巻く難所もあり、体力に自信がない小生は敬遠していたのだが、ヤマメの姿を拝みたいと云うことで・・・・・。

日の出時刻も遅くなっているので、4:00少し前に自宅を出発。
現地には予定より早めの5:15に到着。
ゆっくりと支度をして、いつもの脱渓点で肩慣らしを始めたのは5:40頃。 必ずヤマメが顔を出してくれるこのポイントも何故か前回と同じで、音沙汰がない。
そこで、直ちに堰堤の上流に移動・・・・。

SKM-011R.JPG
前回、tommyさんが良いアタリをあわせ切れなかった開き・・・。

前回は見るからにフライ向きの良いポイントに見えたのだが、減水しているためか今回はもう一つ惹かれるものがない。 とは云え、2日前には実績があったポイントなので素通りする訳には行かない。
しかし、何度フライを流して見てもコースを替えて見ても今回はヤマメの挨拶は残念ながらなく、見事に肩透かしを喰らった格好。

そのまゝ釣り上がり、堰堤の手前で本日最初の13cm位のヤマメ。
入渓してから約1時間後の7:00過ぎだった。

そして、堰堤に到達。
その堰堤下のプールは見るからに良さそうなポイント。 こう云う場所は皆に叩かれているので、余り良い結果が出ることはないが、果せるかな、予想通りの結果だった。

この堰堤より更に上流を目指すには、ロープを頼りに3m近い石積みの壁をよじ登らなければならず本日最初の難関
このロープには所々結び目があって握った手が滑らない様になっている。 その結び目を握って身体を引っ張り上げ、滑り落ちる前に石垣の一寸した出っ張りに足場を求めて身体を支えて、次の結び目を握って・・・を繰り返すのだが、ロープはヌルヌルしているし、石垣は苔で滑り易く、重いベストを背負い、加えて体重が増加しているので、腕力のない小生には大変な作業。
それでも、何とかもう少し・・・・・・と云う所まで来たが、そこの結び目の間隔が他よりも広くなっていて、腕を精一杯延ばしても僅かの所で届かない。
何とか・・・何とか・・・と頑張っている内に、ロープを掴んでいるもう一方の手がズルズルと滑り、そのまゝ1m程滑り落ちて元の黙阿弥。

柳の葉に飛びつく蛙宜しく再度挑戦・・・・・したが、やはりもう一歩が届かない。

これ以上は無理と判断して諦めたが、時刻は未だ9:00前。
このまゝ、帰るのも面白くない。 と云うことで、いつものコースを釣り上がることにした。

SKM-012R.JPG
今シーズンに入って、昨年に比べて魚影が薄くなった様に思うのだが、今回もアタリが少ない。

アタリがあれば、それなりに楽しめるのだが、打てども打てども音沙汰がないのは、如何にも辛い。
そんな中、10:00前のこと、残念ながら直前にUターンして戻って行ってしまったが、黒っぽい影が流れて来たフライに興味を示して近付いて来たのがチラリと見えた。
何となくフライが見切られている気がしたので、アントのパラシュートに替えて同じコースを流して見ると、派手なライズで出て呉れた本日の第2号。 サイズは平均的な13cm位。

SKM-013R.JPG
そして、第3号がきたのは、12:30頃。

この近辺では有名な丹沢湖に流入する渓流が、昨年の9号台風や今年の6号台風の影響で、立入禁止となっているので、SKM-Rに入る釣り人の数が多くなったのだろうか?

2011年釣行記(38)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ヤマメ  1 同行者:tommyさん

この30日の土曜日は、久し振りに釣り仲間のtommyさんKoさん養沢毛鉤専用釣場で遊ぶ約束をしていた。
所が、Koさんは前日の人間ドッグで呑んだ下剤の影響で腹具合が悪いとのことで急遽欠席、tommyさんとは雨模様の予報が出されていたので中止・・・・。 結局、養沢毛鉤専用釣場行きはお流れとなってしまった。

しかしながら、神奈川県西部の天気予報をチェックすると15:00台から以降は雨模様だがそれまでは曇りになっている。
そこで、急遽tommyさんに連絡を入れ、SKM-Rに行くことにした。

3:30に自宅を出発する頃は小雨だった空模様はtommyさん宅に向かう途中で本降りに変わり中止しようかと考えたが、取り敢えずtommyさんに会ってから、決めれば良かろう・・・、と云うことで約束の4:00にtommyさん宅着。
所が、その頃には雨はすっかり上がっており、要らぬ心配だった。
早速、tommyさんの道具を積み込んで出発し、近くのコンビニで買い物をしたのだが、その頃には、又々、本降りの雨。
何とも、落ち着かない空模様だ。

こんな調子じゃ、釣りが出来るかどうか判らないが、兎に角行って見よう!

現地到着は6:00前。 近くの山の中腹まで雲が下りて来ており、今にも降り出しそうな気配。
兎にも角にも、雨が降らない内に釣り終わりたいので、急いで支度をして入渓したが、ものの20mも上がらない内にポツリポツリと降り出してしまった。
ウェーディング・シューズが濡れ切らないのに、このまゝ引き上げるのも面白くない。
そこで、脱渓点近辺でヤマメの顔を拝んでから・・・。

所が、どんな時でも期待を裏切ることのなかった脱渓点付近だが、今日に限ってはアタリがない。
これでもかとキャスティングを繰り返したが、全く音沙汰なし。
そうこうする内、雨粒が大きくなって本降り。
しかし、tommyさんは濡れるのも気にせず・・・・・・。
小生も付き合ったので、二人ともビッショリと濡れ鼠

雨が上がった頃を見計らって、堰堤の上流へ移動。 小生の単独釣行の場合はここまで来ることはないのだが、今日は何としてでもtommyさんに自然渓流のヤマメを釣って貰いたい

SKM-010R.JPG
堰堤から20m程上がった所に、頭上が開け、水深もそれ程深くない如何にもフライ向きのポイントがあった。

tommyさんは、木の枝が被さっているチャラ瀬を攻めているので、お先にと流れの真ん中にある岩の右側を狙ってフライを流すと、ピシャッと出てくれたのが本日の最初で最後の15cm程のヤマメ。 9:30頃のことだった。

直ぐにtommyさんにポントを譲ってキャストして貰うと、小生からはブラインドで見えなかったが、アタリがあった模様。 合せ切れなかったtommyさんの悔しがること・・・。その後も、そのポイントの上流でも2度ほど良いアタリがあったものゝ、tommyさん貫徹明けの疲れでタイミングが合わず・・・・・。

その後、次の堰堤が見える地点まで釣り上がって、13:30頃StopFishingとした。

2011年釣行記(37)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ナシ 同行者:単独

前回は台風の影響で増水していたので、脱渓点近くでちょこっと遊んだだけに終わってしまった。
それから3日も経ったので、水位も平常に戻っているだろうと、再度SKM-Rに行った。

3:30頃に自宅を出発、現地には予定より少々早い5:00少し前に到着。
早速、橋の上から渓の状態をチェックした所、前回に比べて水位は、かなり下がっている様に見える。

ゆっくりと支度をして、橋の袂から入渓したのは、5:20頃。
川岸に立つと、所々に水没している雑草があるので、まだ若干平水位よりは高い様だが、遡行には問題はないだろう。

で、期待のキャスティングを開始した。
第一投、第二投・・・・・・、反応なし!!
この渓は、入渓ポイントの橋が見えなくなってからがポイントで、それまではウォーミング・アップ。
所が、橋が木々の陰に隠れて見えなくなっても、全く気配が感じられない。
実績ポイントでは、フライを流すコースを替え、フライその物を替えたりして、何とか引っ張り出そうと粘って見たが、反応がない。
結局、休憩ポイントに到達した7:30頃まで、一度もアタリを出せないまゝに終わってしまった。

このまゝでは、完全試合を喰ってしまう!!

気分転換のために、30分程休憩をしてから後半戦を開始したが、状況は変わらずチビメのアタリが3~4度あっただけ。
前回遊んだ脱渓点付近で、やっと10cmに満たないチビメが来たが、これはノータッチ・リリースして、10:30頃StopFishing
一時は完全試合を覚悟したほどだったが、チビメとは云えアタリはあったし、10cmもない可愛いチビメが出て呉れたので、取り敢えずノー・ヒット・ノー・ランって所か?!?!?

今シーズンに入ってこのSKM-Rは4回目の釣行となるが、どうも昨年と比べて魚影が薄くなった様な気がする。
去年もアタリが少ない時もあったが、それでも楽しめたと思う。 しかし、今年はアタリそのものを出すことにアップアップしていることが多い様に思える。 漁協に問合せをしても、放流しても直ぐに釣り切られてしまうからなぁ~と、案にヤマメの放流には力を入れていない様子だったが、そうだとすれば、年々魚影が薄くなって行くのだろうか?

2011年釣行記(36)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 x 2 同行者:単独

台風6号が日本近海でゆっくりとウロウロとしているものだから、定例釣行日の火曜日(19日)は、大雨洪水警報が出され、当然、釣行は中止。
ならば、金曜日(22日)にと思ったが、台風の影響で丹沢湖付近では500mm近い豪雨だった由で、増水していて入渓は叶わぬだろうと、1日置いた土曜日の23日に釣行することにした。

7月も半ばを過ぎ日の出時刻も5:00少し前になっているので、3:30分の出発で充分だったのだが、生憎、この時は中々寝付けないまゝ目が早く覚めてしまった。
と云うわけで3:00少し前に出発。 現地着は4:30頃。

暫く車で休んで、5:00少し前に橋の袂から入渓。
水量は? 
前回来た時より10~20cm位高い様に見える。
たかが10~20cmなのだが、それだけでも渓の様子は全く違って見える。
これまで飛び石に使っていた岩が水に隠れ、その上を流れる水も早くて、バランス感覚の衰えた高齢者の身には、少々危険を感じる

仕方がないので、無理をせずに入渓点近辺で少しキャストをしたが、これはキャストしただけ。
週明けに出直そうと車に戻り掛けた所で、フト、脱渓点付近で少し遊んで見ようと思い立った。

遊歩道を歩きつゝ、眼下の流れを見たが、いつもよりも渓の幅も広く流れも早い。
無理をしなくて良かった!!と思った次第。

で、脱渓店付近は思った通り10m位だがフライは出来そう。
しかし、流れが速くてフライは直ぐに水に揉まれて沈んでしまうし、ティペットが流れに引っ張られてフライには直ぐにドラグが掛かってしまって、釣りにならない。
唯一、ポイントとなりそうなのは岩陰や流れの脇のヨレだけ。

そんなポイントをチマチマと叩いていると、6:30頃、スッとフライを吸い込んだのが10cm位のチビメ。
まぁ、これで、取り敢えずボーズはなくなった。
その後、30分程して、少しましな13cmで、今日はStopFishing

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