2022/10/08
2022年 Ajing 釣行記
日 時:10月08日(金) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 9
同行者:KMIさん、(IMMR、ICNH各氏)
2回連続して貧果に終わったDKKの憂さをUMB-FPで晴らそうと目論んだが、見事に返り討ちの憂き目にあってしまった。そこでアジでもタチウオでも、兎に角、魚を釣りたいと釣行のチャンスを伺っていたが、生憎の雨模様の毎日。そして、土曜日になって漸く雨の心配のない天候になったが、小生は、原則的に土・日及び祝祭日は釣行することは控えている。更に、10月は第二月曜日はスポーツの日で祝日となっているため、次回の釣行は、早くて火曜日になるが、仕方がない。
悶々としながら買い物のために近所のスーパーに向かって歩いている所に、グループ・ラインでKMIさんから出撃する旨の連絡が入り、これには堪らず、君子豹変すとばかりに禁を破って土曜釣行をすることにした。
15:30頃、自宅を出発し、現地には17:00頃到着。
流石に土曜日とあって、奥に4~5人、入り口付近に2~3人といつもより大勢のアングラーの姿がある。しかし、皆、先着していたKMIさんの知り合いで、彼らが引き揚げて行った後に入るとのこと。
と云う訳で、ゆっくりと時間を掛けて支度をして、キャスティングを始めたのは18:00を回った頃。
今回もロッドはEmeraldas改に、3.0gのSキャリーを介したシステム。実は、最初から1.0g前後のJHを使ったジグ単で挑みたかったが、向かい風気味の風向きだったこともあって、身体がキャストのコツを思い出すまで安全策を取ったと云う訳。
にも拘わらず、上手く飛ばせず、途中で軽いショックを残してヘナヘナと着水してしまう。上手くキャスト出来ている時には着水するまで、親指の腹にスプールの回転を感じられるのだが、この時は、こんな筈では・・・と腕の振り方を色々と変えてキャストしても同じ結果にしかならない。
このままでは、今日のベイト・アジングは諦めなければならないかもと思いつゝ、ふとブレーキ調整のダイヤルを見ると、どう云う訳か、最大の設定になっている。
と云う訳で、ブレーキ調整をし直して、キャストすると、素直に飛んで行き、キャスティングの問題については一件落着、後はアジを釣るだけ。
しかし、思惑とは逆にアジからのコンタクトはなく、前回と同じ憂き目にあうことになるかもと頭の中に暗雲が広がり始めた頃、隣りのKMIさんがこの日最初の獲物をゲット。サイズも良さそうで、次は小生の番だろうと期待をしたが、2匹目を上げたのもKMIさん。
そこで、向かい風気味の中バック・ラッシュが怖かったが、思い切って1.0gのJHでのジグ単にシステムを替えてみた。すると、当然、距離は出ないものゝ、何とかトラブルなくキャスト出来る。
と云う訳で、待望のジグ単でのベイト・アジングに移行したのだが、相変わらずアジからのコンタクトはないまゝ。
小生が、この日初めてのアジをゲットしたのは、18:40頃。
キャスティングを開始して40分も経っていないので、出足としては悪くはない筈だが、隣りでポンポンと出されると、やはり焦りを感じて、実際以上に長く感じてしまう。
この頃から、JHが全く沈んで行かない程強く潮が右から左に流れ出し、それを待っていたかの様に、隣りのKMIさんが殆んど入れ掛かり状態に突入。どうやらアジはKMIさんの左側に屯している様子で、KMIさんの右側に位置している小生の近くには寄って来る気配はなく、切歯扼腕。
仕方がないので、アジングでは殆んど出番のない重たい2.0gのJHに替えてみた。すると、強い流れの中でJHが安定したのが功を奏したと見えて、コンとこの日の2匹目をゲット。時刻は、19:19。
この頃、IMMRさんが登場して来て、KMIさんの左側の最奥に釣り座を構えキャスティングを開始。すると2投目か3投目でロッドを曲げている場面を目撃。やはり、小生が釣り座としたポイントは、アジの回遊コースから外れているのはほゞ確実。5~6mしか離れていないのに、引かれ者の小唄と云う訳ではないが、これだから自然相手の遊びは面白い。
JHの重さを替え、ワームを色々と替えても、なかなか調子が出ない。
しかし、それでも
19:33 3匹目
19:38 4匹目
とまぁまぁのテンポ。
記憶が定かではないのだが、この頃だったと思う。ICNHさんが登場して来て、4人並んで砲列を敷いた。
4匹目を獲った後も、調子は今一つだが、
19:52 5匹目
19:58 6匹目
20:24 7匹目
21:05 8匹目
21:15 9匹目
とポツリポツリと忘れた頃にロッドを曲げてくれ、結果的には、ツ抜けには一歩届かなかったものゝ、久し振りに獲物とのやり取りを楽しむことが出来た。
しかも、目標にして来たベイト・アジングのジグ単で通した結果に、この上なく満足して21:30過ぎにStopFishingとした。
2022/10/03
2022年 Touching 釣行記
日 時:10月03日(月) 17:40~23:15
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん
この所、ベイト・アジングにドップリと嵌まっていたお陰で、向かい風でない限り0.8g~1.0gのJHでもキャスト出来る様になった。しかし、釣果が伴わずフラストレーションが溜まっていたので、江戸の仇を長崎でではないが久し振りにタチウオの強い引きで解消しようと、ISBSさんに声を掛けてUMB-FPに出張って来た。
16:00過ぎに自宅を出発し、17:00頃に現地到着。
直ぐに道具をキャリヤーに乗せて岸壁に出てみたが、月曜日にも拘らず、相変わらず大勢のアングラーで賑わっている。ここでは、いつもそうなのだが、一人であればあぶれる心配はないが、二人並んでとなると、かなり厳しい相談。それでも、ひょっとすると・・・と思いつゝ空きを探して歩き始めて直ぐ、第一スロープの降り際に若干広めに空いている場所を見付けた。しかし、二人並んで釣りをするには狭い。奥の方には空きはないかと目を凝らしてみたが、良く判らない。仕方がないので、此処に釣り座を構えることにして準備に取り掛かった。
今回、持ち込んだロッドはSephia S809M/Fの一本だけ。
前回や前々回の刀狩りではベイト・ロッドを使ったが、折角、軽い1.0gのJHをキャストできる様になったのに、ここで重たい11gのテンヤを使うと元の木阿弥。次のアジングで軽いJHをキャストする感覚を思い出すのに時間が掛かることになるため、今回はスピニング・ロッドで通すことにした。
組み合わせるテンヤは快適波止タチウオテンヤSSの3S。本当なら2Sを使いたいのだが、かなり以前にam○zonに注文した2Sが品切れのためか(?)、まだ届かないので、風も殆どないこともあって、2Sよりも一段軽い3Sを選んだ。
陽はまだ高く周囲は明るいが、ISBSさんの到着を待ちながら、17:15頃、キャスティングを開始。
この日の潮回りは小潮で、干満差がないと云うこともあって潮の流れはなく、海はノッペリとしたベタ凪状態。
18:00頃、ISBSさんが登場。
ISBSさんは、小生の隣りで2~3投して、直ぐに奥に移動して行った。
UMB-FPは綺麗な釣り場なので、気持ちが良いのだが、唯一の欠点が、二人で来ても並んで竿を出せないこと。並んで釣りをするには、朝から来る必要があるが、夜釣りには出来ない相談。
時間が経ち、周囲の暗さが増して来たが、タチウオからの気配は全くなく、波にユラユラと漂っている赤や青、緑の電気ウキの灯りが、海中に沈んで行く様子もない。
18:30頃、奥に移動して行ったISBSさんから、アタリが2~3回あっただけで、周囲も釣れていないとの電話連絡が入ったので、全体的にまだタチウオの回遊がない様子。
前回このUMB-FPに来たのは、ほゞ1ヶ月前の9月6日なので、最近の様子が皆目判らず根拠もないが、20:00頃までは回って来ることはないだろうと云う気がしてならなかった。そこで、19:00頃、体力の温存と腹拵えのためにISBSさんを誘って休憩に入り、19:30頃、刀狩りを再開した。
それから暫くして、潮がトロトロと左から右に動き始め、イヨイヨ時合いの到来か・・・・。
すると、19:40頃、モゾモゾとした違和感に続いてコツとこの日初めてのコンタクトがあり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で来たぞ!
喜び勇んでリーリングを始めた次の瞬間、フッとロッドが軽くなって無念のバラシ。そして、それから2~3投した所でコツン。これは合わせるまでには行かなかったが、兎に角、予想通りにタチウオが回遊して来た様子で、期待一杯。
その後、暫くの間は音沙汰がなかったが、丁度20:00頃、コツとアタリがあってガツン、ギューンと待望のタチウオとのやり取りがあって、指3.5本とまあまあサイズの獲物をゲット。
キャスティングを開始して2時間半強の間、首を長くして待っていた場面で、釣りの楽しさ面白さが凝縮された瞬間。この瞬間があるからこそ、2時間も3時間も待つことが出来ると云うもの。
タチウオは群れで回遊している筈なので、これを皮切りに・・・と、2匹目、3匹目と後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。周囲からもバチバチとタチウオが岸壁を叩く音も聞こえて来ることもなく、引き揚げていくアングラーも多くなって来た。
そこで、メバリングでは良くする蟹の横這い釣法で少しづつ移動しながら、タチウオの溜まり場を探してみたが、これも空振り。
21:00近くになってISBSさんが戻って来て、餌釣りは釣れているよとのこと。
餌釣りに来ているのであれば、テンヤにもアタリがあっても良さそうなのに・・・・。アタリがあっても釣れないのは肩から先(腕)の問題だが、アタリがなければ針掛かりさせようもない。
結局、21:30まで粘ったが、無念のバラシが都合3回あっただけで、当初の目論見は見事に外れて、返り討ちに近い結果でStoFishingとした。
2022/09/30
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月30日(金) 17:40~23:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、キビレ x 1、ゴンズイ x 1
同行者:KMI、IMMR、ICNH、HRD各氏
久し振りの孤島での徹夜アジングのお誘いを頂いた。孤島と云えば昨年の5月に行って以来となり、夜を共にしたアジング仲間に会えるのも1年半近く振りのことなので、大いに心を動かされて、一時はすっかりその気になった。
しかし、最近の様に21:30~22:00頃に終わる釣りであっても、一晩寝ただけでは疲れが取れず、翌日も一日中ボーッとして何もせずに過ごしているのだが、それ以上にもなる徹夜明けの疲れ具合を考えると、徐々に気持ちが萎えて来て、結局、パスさせて頂いた。
と云う訳で、DKKでのお気楽アジングに行くことにしたが、予報では東~北東の風が4mと強く吹くとのこと。DKKでは、東寄りの風は向かい風になるのでベイト・アジングには厳しいが、駄目ならスピニングに替える積りで、16:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
釣り場の岸壁には、KMIさんが一人いるだけで、他にアングラーの姿はない。そのKMIさんは最奥から一人分空けた手前に釣り座を構えていたので、お気に入りの最奥に有り難く入らせて貰って準備を始めた。
予報通り、風はやゝ強目の向かい風なので、安全第一でスピニングにしようかと思ったが、何とかベイト・アジングをものにしたいと結局、Emeraldas改を先発に選んだ。とは云え、この向かい風の中で、1gのJHをトラブルなくキャスティングする自信はない。そこで、風対策と身体を慣らすために3gのSキャリーを使うことにして、17:20頃、キャスティングを始めた。
2投、3投・・・・。
状況次第では、1投目からコンタクトがあることもあるが、前回の結果や昨日のアジング仲間からの情報で、直ぐにコンタクトがあるとは考え難い。そこで、逆風の中でのキャスティングの練習に重点を置いていたが、前回、このポイントで根掛かりでSキャリーを2個奉納したことを思い出した。
アジの棚がボトムでなければ、何も問題はないが、JHをボトムにステイさせる必要がある場合は、根掛かりリスクが少々高い。となると根掛かり覚悟で、このポイントで続けるか、ポイントを変えるかだが、小生は後者を選び、中央付近に移動することにした。
小生が、中央付近に場所を移動し終えた頃、ICNHさん、HRDさんの2人が登場、少し遅れてIMMRさんがやって来て、最奥からMRDさん、KMIさん、少し間を空けてIMMRさん、ICNHさん、そして小生の順に並んでキャスティングを始めた。
しかし、アジからのコンタクトは・・・・・・・ない。
遠くの方でKMIさんがアジを掛けた様子だが、全体として釣り場の活性は一向に上がって来ない。
アジからのコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、記憶が定かではないが、19:00頃(?)、チクンとアタリがあった。反射的に腕を煽って合わせると見事に針掛かり。強い引きにニンマリしながらやり取りを始めたが、スピードは余りないものゝ、思いの外トルクが強い。
尺アジか、それともシーバスか・・・・。
仲間に玉網入れして貰った獲物は、傷一つない銀ピカの惚れ惚れする程の綺麗な魚体をした25cm程(?)のキビレで、これはKMIさんに引き取って頂いた。
アジからのコンタクトは相変わらずないまゝ、時間だけが過ぎて行き・・・・。
Sキャリーを使ったキャストにも慣れた所で1.0gのJHでのジグ単に替えていたが、向かい風ではバック・ラッシュとまでは行かないが、どうしてもスプールのラインが緩んでしまう。そこで、スピニング・ロッドのSoare改に替えて軽い0.4gのJHを使って、アジの関心を引こうとしたが、これも無駄骨。
結局、アジからのコンタクトも全くない完全試合の様相で抑え込まれそうになり、ソロソロ引き揚げることが頭に浮かび始めた21:00頃だったと思う。モゾモゾとした違和感に合わせを入れて、針掛かりさせたが、しかし、引きには全く力がない。が、生命体の反応だけは微かに伝わって来る。
何だろう???
抜き上げてみると、針を咥えて上がって来たのは、紛れもないゴンズイ。
本命のアジからの音沙汰がないまゝ21:30頃になり、道具を片付けて帰る準備を終えたが、いつもとは違って帰路に就く気になれず、皆さんと釣り談義に花を咲かせてグダグダとしていた。そんな最中、HRDさんが帰り支度を始めた。
実は、この夜のアジの偏在振りが激しくて、中央付近の3人にはアタリ一つなかったが、最奥のHRDさんは良型アジを7匹、そして隣りのKMIさんも4匹揚げていた程で、全体として良い状況とは云えないが、最奥付近には可能性があることになる。
と云う訳で、IMMRさんとICNHさんは最奥に移動することになり、小生は、二人の様子を見届けてから帰路に就こうと考えたのだが・・・・・。
二人から、場所はあるからとの勧めに抗えず、小生も改めて釣りの準備をして、居残り残業をすることにした。
この時、改めて時計を見ると、既に22:30を回っていたので、自覚がなく精々30分程だと思っていたが、アジング・フリークがキャストすることもなく、1時間近くもお喋りをしていたことになる。
それ位、この夜のDKKの状況は厳しいと云うことの証だろう。

改めてEmeraldas改にラインを通し、1.0のJHでキャスティングを再開。
しかし、その1投目でバック・ラッシュ。腹立ち紛れにラインを切って釣りを止めようかと思ったが、気を取り直してバック・ラッシュを解きキャスティングを再開。
すると、コンとこの日最初にして最後のアジ様からのコンタクトがあった。合わせも決まってアジ様の引きを楽しみながら、抜き上げたのは20cmあるかないかのサイズ。時刻を確認すると22:50頃なので、実に、5時間半振りのこと。
後続をと思ったが、アジからのコンタクトも間遠くなり、兎にも角にも、本命ボーズ回避が出来て気が抜けたこともあって、23:15頃、皆さんに別れを告げてStopFishingとして帰路に着いた次第。
2022/09/26
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月26日(月) 17:40~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:単独(KMIさん、NGHMさん)
この所ベイト・アジングに打ち込んでいるが、漸くSキャリーを間に噛ませず、ジグ単で出来る目星が付いて来た。こうなると、出来るだけ早い機会にEmeraldas改を携えて出撃したくなって来る。
しかし、この日はUMB-FP近くの霊園に行き両親の墓参りをすることにしている。行動線からすると、当然、墓参りの後にUMB-FPで刀狩りをするのが、理に適っている。しかも、予報では南風が2mとのことで刀狩りには持って来い。
UMB-FPでの刀狩りにするか、DKKでのベイト・アジングにするか、正にハムレットの心境で身体が二つ欲しい所。結局、これだけ条件が良ければUMB-FPは激混みで、釣座の確保にも苦労する可能性が高いと考えて、DKKに行くことにした。更には、DKKには、KMIさんも来ているだろうとの期待があったのも一因。
明るい内にキャスティングの練習をしようと、いつもより若干早い16:00頃自宅を出発し現地には16:30頃、到着。
岸壁に出てみると中央付近にKMIさんの姿があって、岸壁の中央付近で準備の真っ最中。いつもは最奥付近に入っていることが多いKMIさんだが、この日は、府中から来たコマセ師が3人、最奥で長いロッドを出しているので、彼らを避けて、少し間を広く取ったとのこと。
小生は、KMIさんの右隣りの入口側に釣り座を構えて、準備に入った。
当初の目論見通り先ずは肩慣らしのために、少し重めの1.5gのJHを結んで軽くキャストすると・・・・。全く、飛距離が出ていない上にバック・ラッシュ寸前の状態。幾ら何でも、これは酷すぎる。何度かキャストしてみたが、同じ結果に堪らず3gのSキャリーを結んでみた。しかし、結果は変わらない。
これまでは、Sキャリーでは全くストレスなくキャスト出来ていたのに、これはどうしたことか。
余りの酷さに、Emeraldas改を諦めて予備に持ってきていたスピニングのSoare改に替えようかと思った程。
そう思いながらも、バック・ラッシュに気を付けながらEmeraldas改でキャスティングを続けていると、身体が思い出して来たと見えて徐々にトラブルがなくなって来た。
そこで、暫くの間はジグ単を諦めて、これまで通りのSキャリーを介した釣り方で、17:40頃、アジングを開始した。
キャスティングがこれまでの様にスムーズに出来る様になって、アジからのコンタクトを待ったが、コツリとも来ない。最奥のコマセ師が掛けた様子も聞こえて来ず、隣りのKMIさんにもアタリはないとのことで、どうやらアジが寄って来ていない様子。
今夜も苦労しそうだと思いながらキャスティングをしている所に、一際高身長のアングラーが登場。見覚えのあるその出で立ちのアングラーは、昨年の8月以来1年振りに会うNGHMさんで、彼はKMIさんを挟んで反対側に釣り座を構え、早速キャスティングを開始。
そうこうする内、KMIさんがアジを抜き上げ、27cmあるとの声が聞こえて来た。漸く回って来たかと期待をしたが、小生の所では完全に音なしの構えで、コツンとも来ない。
潮は、右に行ったり左に行ったりとコロコロと変わって落ち着きがない。
Sキャリーを使ったアジングは、殊の外、潮の流れには弱いので、思い切って1gのJHを使ったジグ単に切り替えることにした。が、この頃には、身体がすっかりEmeraldas改でのキャスティングに馴染んでいたので、入釣した頃のトラブルはまるで嘘の様になっていた。それでも、時折スプールに巻かれたラインが緩んでいる時があるので、油断はならないが・・・。
20:10頃、早くもNGHMさんは、タコも釣れたから・・・と云って引き揚げて行った。
さっと来てさっと釣り、さっと帰って行く。何とスマートな釣り方だろう!!
釣り歴だけは50年以上あるが、後期高齢者になっても、煩悩に塗れた釣りしか出来ない小生には、到底、真似が出来ない釣り方。
この日、初めて、小生がアジのコンタクトをものにしたのは、20:30を回った頃。釣りを開始して約3時間もの間、コンタクトもないのに良く粘れたものだと、自分で自分を褒めてやりたい位。
この時は、半ばヤケになって根掛かり覚悟で、ボトムにステイさせているとムズとコンタクトがあったもので、サイズは21cm程のマァマァのサイズ。
やっと、この夜の釣り方が解ったと思ったが、同じ様にしても反応は返って来ず、完全に交通事故で、元の木阿弥。
そして、それから暫く時間を置いて、20:54頃にこの日の2匹目をゲット。更に、その直後の21:01頃に3匹目と、立て続けにコンタクトがあったので漸く調子が出て来たと思ったが、それは夢のまた夢。直ぐに、又々、無反応の状態に戻ってしまい、21:20頃、引き上げて行ったKMIさんを追い掛ける様にして、21:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。
今回もまたベイト・アジングでは貧果に終わってしまった。貧果の原因がEmeraldas改の故とは思いたくはないし、何とか使いこなしたい。
事実、身体がEmeraldas改でのキャスティングに馴染んで来ると、0.8gのJHでもキャスト出来る様になって来ているので、進歩して来ているのは確実だろう。利き腕ではない左手での扱いであることに加えて、老齢の身なので身体的にも覚えが悪くなっているため、ある意味では仕方がないことかも知れないが、問題は身体が馴染んで来るのに時間が掛かること。
Emeraldas改がもう少し胴調子であれば、この様に苦労することはないのかも知れないが・・・。
2022/09/21
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月21日(水) 17:30~21:30
潮回り:若潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 8
同行者:単独(KMIさん)
予報によると、この日の夜は、雨は降らないものゝ北東の風が4~5mとのことで、いつもであれば、無条件に釣行を控える風の強さ。しかし、今週は台風14号の影響もあって、この日を除いては連日雨降り模様なので、雨の心配のないこの日を除いてはチャンスがない。
と云う訳で、兎に角、出掛けてみて釣りが出来そうにもなければ、引き上げて来る積りで、16:40頃、自宅を出発し、17:10頃、現地に到着。
直ぐに岸壁に出てみると、やはり風が強く吹いており、そのせいか最奥にアングラーが一人いるだけで、釣り場はガラガラ。
こんな状況でも来る人は居るんだなぁと同じ穴のムジナならぬ同好の士が居ることに安堵しながら、近付いて行くとそのアングラーは前回も一緒になったKMIさん。独りでなら萎えてしまいそうな風の強さだが、仲間が居るのは心強い。すっかりその気になって、氏は前回と同じ最奥から一人分スペースを空けて釣座を構えていたので、最奥に入らせて貰いこの夜の釣座とした。
かなり強く吹き付けて来る風を考慮して、ライン・トラブルを起こし難いスピニング・ロッドのSoare改を先発にしようかと思ったが、強い風の中でどの程度使えるか試すのも勉強の内とベイト・ロッドのEmeraldas改を使うことにした。
実は、家を出る時には泡良くばEmeraldas改でジグ単を・・・と目論んでいたが、この強風では到底出来ない相談なので、又々、前回、前々回と同じ様に3gのSキャリーを使うことにして、先ずはテスト的に軽くキャスト。すると、やはり風に押されて距離は余り出ないが、釣りにはなりそう。
17:30頃、キャスティングを開始。
すると、1投目から何やら反応がある。だが、何故か針掛かりさせられない。
何だろう??
反応の主は判らないが、兎にも角にも何かしら反応があるのは、期待出来る証拠で、前回の様なことはないだろう。
と思ったが、正体を明かすこともなく、反応が消えてしまって?????
この日、最初のアジを抜き上げたのはKMIさん。
回収している途中で喰って来たとのことで、見ると豆に近い小粒のアジで、針掛かりさせられなかった反応の主はこの豆アジだった様子。
小生が最初のアジを掛けたのは18:10を回った頃。
KMIさんのアジを見て、少しレンジを下げたのが良かったと見えて、20cmを少し超えるまぁまぁのサイズでヤレヤレ。
そして、それから約10分後の18:20頃に同じサイズを追加出来、
この分で行けば、今晩は楽しめそうだ!
強い風の中、やって来たのが正解だった。
所が、釣りでは良くあることで、こんな思いが頭に浮かんで来ると、結果は逆になるとの例に漏れず、今回もその後はピタリとコンタクトがなくなってしまった。
風は時折弱くなることはあっても、斜め左前方から強く吹き付けて来て、10月にもなっていないのに寒さを覚える程。そんな状況でも、3gのSキャリーを使えば、ベイト・アジングが成立しそうなことが判って、この点は良かったが、コンタクトが無いのは、如何にも辛い。
そんな中、KMIさんが玉網を出して取り込みをしているので、どんなに大きな獲物だろうと見ていると、玉網に入っていたのは、新仔のアオリイカ。聞けば、先週の土曜日に来た時にアオリイカを見たので、エギを持って来ていたとのこと。
アオリイカ・エギングは、小生が海釣りを始める切っ掛けになった釣りなので、懐かしく、事前に聞いていれば、小生もエギを忍ばせて来たのに・・・。
結局、KMIさんはアジングは早い内に諦めて、殆どの時間をエギングで通し、新仔アオリを2杯、シリヤケを1杯の結果だった。
小生が、3匹目を掛けたのは、強く冷たい風に加えて、音沙汰が無いことに嫌気が差して来た19:15頃。しかも豆アジと来ては、モチベーションも上がって来ない。
それでも、豆でもアタリがあれば楽しめると自らを慰め鼓舞してキャスティングを続けて
19:22 4匹目 豆アジ
19:55 5匹目 豆アジ
20:24 6匹目 豆アジ
20:41 7匹目 豆アジ
21:23 8匹目 豆アジ(ジグ単)
と忘れた頃に来るアタリで来たのは、全て豆ばかり。
獲物からのコンタクトがなければ、サイズの大きさは問わないから、何とか反応を示して欲しいと願い、
サイズが小さいものが続けば、少しは大きめな獲物が欲しいと願い、
大き目でもたまにしか来なければ、もっと頻繁に反応が欲しいと願う。
アングラーの欲にはキリがないが・・・。
兎に角、少々の風なら、真正面からの風でない限り、ベイト・アジングが出来そうなことが判ったことが、この日の最大の収穫で、暫くはベイト・アジングを続けようと思いながら、21:30頃、StopFishingとした。
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