2022/09/16
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月16日(金) 18:00~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 2
同行者:単独(KMIさん、IMMRさん)
今回もベイト・アジングをするためにDKKに行くことにしたのだが、出来ればジグ単でやりたい。そのためにBlueCurrentⅢ 53/Bをお供に加えて、Emeraldas改との2本立てにすることにした 。
BlueCurrentⅢ 53/Bは、小生には少々硬目に思え、これまで1度メバリングで使用しただけでお蔵入りになっていた。しかし、扱えるルアーのウェイトが0.5~4.5gとなっており、Emeraldas改よりも20cn程短いので、ひょっとすると使えるかも知れないと考え、敢えて持ち出してみた。
17:00少し前に自宅を出て、現地到着は17:30頃。
この時期の日没時刻は17:46なので、直ぐに夕間詰めになってしまう。急いで岸壁に出て見ると、入り口に一人そして最奥は3人の先行者が入っていて、中央付近にしか空きがない。仕方がないので、前回とほゞ同じ場所に道具を置いて、最奥の3人に様子を聞こうと近づいて行った所、KMIさんとIMMRさんのアジンガー2人と見覚えのない餌釣り師の3人。
彼らの隣りに入らせて貰う事も考えたが、中央付近でも釣れることは、前回の経験で分かっていたので、そのまゝ中央付近で始めることにして、準備に入った。
準備に入ったのは良いが、夕方の少し光量が落ち掛かったこの頃が、最も見難くて、小さなスナップやスイベルにリーダーを通したり、結んだりするのが大変。特に、最近になってこの傾向が強くなって来ている様な気がしてならない。白内障の手術後は老眼鏡も要らなくなり、快適だったのに・・・。
結局、キャスティングを開始したのは、18:50頃。
予報では東風が2m程とのことだったが、岸壁に立ってみると右手からの横風になる南風。しかも、かなり強く吹き付けて来ており、キャスティングに自信がないベイト・ロッドを使うことを躊躇する程。しかし、両隣りは広く空いているので、慣れないベイト・ロッドで覚束ないキャスティングをしても、誰にも迷惑にはならない。そこで、初心貫徹とばかりに、BlueCurrentⅢ 53/Bを先発に選んで、少し重めの1.2gのJHを組み合わせた。
しかし、2~3投した所で、敢え無くバック・ラッシュを起こして、Emeraldas改にチェンジ。Emeraldas改は前回も使い通した上、3gのSキャリーを組み合わせているので、風に流されることはあっても、致命的なトラブルにはならない。
色々とあって落ち着けなかったが、漸く釣りに集中出来る様になり、アジからのコンタクトを待った。しかし、前回、口開けの1匹を釣った18:39は、アッと云う間に過ぎてしまい、なかなか気配が伝わって来ない。
この日最初の1匹が、チクッと極々小さなアタリで来たのは、19:00少し前。
やっと来てくれたか・・・と抜き上げると、今回も、前回と同じ10cm程の豆アジ。前々回も口開けは豆アジだったので、3回連続で口開けに豆アジを釣ったことになる。
お持ち帰りをするなら、サイズは大きい方が良いが、今回はお持ち帰りの予定はない、豆アジでも数多く来てくれれば、それなりに楽しめるし、何よりもベイト・アジングの練習にもなると思ったが、それ以降は、全く音沙汰がない。
2匹目が来たのは、19:45頃。サイズは少し良くはなったが、これはモゾモゾと微かな違和感の後にチクと来たもの。
やっと、回って来たか?
しかし、これも放浪アジだったと見えて、その後は完全に梨の礫。
20:30を回った頃から、徐々に風が弱くなって来たので、釣りはし易くなったが、アジの気配は相変わらず伝わって来ない。
21:00頃、アジが居ないのであれば、開き直ってキャスティングの練習に徹しようと、又々、BlueCurrentⅢ 53/Bを持ち出して来てキャスティングをし始めた。すると、Emeraldas改でのキャスティングを続けて来たことで、身体が慣れたためか、問題がない。
となると、自分でベイト・ロッドに改造したEmeraldas改で、何とか1gのJHをキャストしたくなる。そこで、Emeraldas改で試してみると横風に流されるが、問題がない。何度も1gのJHをキャストしても問題が出ないので、この調子なら0.8gのJHでもキャスト出来るかも知れない。バック・ラッシュでもすれば、それを機にこの日の釣りをやめようと思い切ってJHを0.8gに替えて見た。
すると、バック・ラッシュを起こすこともなく、上手くキャストが出来る。
この日も、釣りを始めた頃には、慣れているEmeraldas改でも、4~5投に1回位の割で、ライン放出が上手く行かず引っ掛かる場合があった。しかし、1時間程経った頃には、全く問題なくスムーズなキャスティングが出来ていたことを考えると、キャスティングのコツが完全に自分のものになっていないと云うことだろう。
歳を取って身体の覚えも悪くなったためだろうが、練習すれば何とかなるだろう。そうすればEmeraldas改で0.8gのJHを使ったアジングが楽しめる。
と云う訳で、この日は釣果としてはたった2匹の貧果で終わったが、当分の間の目標が出来ことに大満足出来、21:40頃、KMIさんやIMMRさんに別れを告げて、一足先にStopFishingとして帰宅した。
2022/09/13
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月13日(火) 18:00~21:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 1
同行者:単独(ICNHさん)
前回はEmeraldas改でのベイト・アジングを目論んで出掛けたのだが、諸般の事情でスピニング・ロッドであるSoare改での釣りに終始せざるを得ず、目的を果たせずに終わってしまった。しかも、釣果は豆アジを含めて3匹だけの貧果と来ては、到底腹の虫が収まらず、江戸の仇を長崎でとばかりに場所を替えてDKKでベイト・アジングをすることにした。とは云え、気掛かりは、2~3mの東寄りの風が吹くとの予報だが、この点は出たとこ勝負。
16:45頃自宅を出発し、現地には17:15頃、到着。
細い獣道を通って岸壁に出てみると、入口付近に若者が二人、最奥には年配の3人組が入っており、空いているのは中央付近だけ。取り敢えず中央付近に道具を置いて、奥の年配者に挨拶に行くと、何度かこのポイントで会って顔見知りになった府中からのアングラーで、この御仁の話ではここも取り締まりが厳しくなった由。
釣りの準備もしない内に聞かされた面白くない話に、気分も萎えそうになったが、折角来たのだからと、兎に角、準備をすることにした。
今回の目的は、Emeraldas改でのベイト・アジングをすることで、出来ることなら1.0gのジグ単体と行きたい所だが、まだまだ腕が追い付いておらず、無理をするとそれこそ最初からバック・ラッシュのライン・トラブルに見舞われるのは必定。安全策をとって、34(サーティーフォー)のSキャリー3gを介して0.8gのJHを結んだシステムでアジングに臨んだ。
18:00頃、キャスティングを開始。
所が、前回と同じ様に上手くキャスト出来ない。やはり刀狩りで重たいテンヤをベイト・リールでキャストしていた感覚が抜け切れていない様子。そこで、日没時刻を過ぎていたが、まだまだ明るいので、先ずはキャスティングの練習をすることにした。
暫くの間、キャスティングの練習をしている内に、周囲も暗くなって来た所で、釣りに集中することにしたが、コンタクトはない。
ジグ単ではなく、間にSキャリーを挟んでいるので、アタリが出ないのか、ロッドの感度の問題なのか、それとも場所的な問題なのか、全く見当が付かない。稍々もするとスピニング・ロッドのSoare改を引っ張り出したくなったが、グッと堪えて、Emeraldas改を使い続けた。
18:15頃、若者アジンアーが登場。
後に分かったことだが、ICNHさんと仰るこのアジンガーはアジング仲間のIKDさんの同僚とのことで、小生より岸壁の入り口に近い方に4m程離れた位置に釣り座を構えキャスティングを始めると、程なくして最初のアジを抜き上げていた。
小生にはコンタクトがないが、場所的な問題ではないことが解った。
残るはSキャリーのせいか、ロッドの感度か・・・。どちらにしてもタックルに起因する問題か
と考えていると、チク。
極々小さなアタリだったが、合わせが遅れることもなく待望のアジをゲット。
抜き上げたサイズは10cm程の豆アジだったが、非常に小さなアタリにも反応出来、Emeraldas改で掛けた最初のアジだったことに、顔は自然に綻んでいた。
時刻は18:39だったので、実釣開始後、それ程時間が経っておらず、出足としては悪くはないが、首を長くして待っていたコンタクトだったので、殊更以上に長く感じた。
この豆アジを皮切りとして、10分後の18:49に2匹目をゲット。
そして
19:10 3匹目
19:15 4匹目
19:19 5匹目
と順調にコンタクトがあったが、少し間を置いて
19:34 6匹目
19:45 7匹目
20:03 8匹目
とマァマァのペースで釣れていた。サイズは最初の豆アジを除いて20cm超でこの点もほゞ満足出来るものだった。
そして、20:10頃、最奥の年配者3人組が引き揚げて行った所で、空いた最奥に移動することを決行。
実は、当初の場所でもソコソコ釣れていたので、移動することには迷いがあった。しかし、最奥は小生のお気に入りの場所だったので、思い切ったのだが、結果的にはこれは大きな間違いだった。
移動後、直ぐにコンタクトがあるとは期待していなかったので、暫くは我慢しなければならないと思っていたものゝ、いつまで経っても梨の礫。結局、移動後最初にして最後のコンタクトがあったのは、20:44。
それからは、ジグ単のキャスティングを練習しようと考え、Sキャリーを外し1.0g、1.2g、1.5gのJHを試してみた。結果、やはり1.0gは少々きつく、1.2gでは何とか、1.5gになると粗問題なくキャスト出来た。慣れて来れば、何とか1.0gでのジグ単でのアジングが出来るだろうと思うが、Sキャリーを介してでの釣りも、ダイレクト感には欠けるきらいはありそうだが、ソコソコ楽しめそうだ。
と云う訳で、この日はEmeraldas改でのベイト・アジングで、何とか結果を出すことが出来、ICNHさんの30匹に比べて、遥かに少ない釣果だったが、満足して、21:40頃、StopFishingとした。
2022/09/09
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月09日(金) 18:15~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:BY-BRDG
釣 果:アジ x 3
同行者:単独
予報では東風が3~4m。
となると良く通っている釣り場は、何処もやり難そうだが、唯一BY-BRDGは西向きなので、何とかなるかも知れない。と云っても、この釣り場は4年程前に3回程行ったことがあるだけで、様子は全く分からない。しかし、行ってみて駄目なら引き返して来ようと、兎に角、行ってみることにした。
17:15頃、自宅を出発し、現地到着は17:50頃。
直ぐにキャリヤーにクーラーやバッカンを積み、ガラガラと引っ張って岸壁に出た所で見渡すと、釣り場の規模としてはDKKの倍程しかない岸壁に、結構な数のアングラーの姿がある。こんなに人気のある場所だったの?と思いつゝ入れる場所を探して少し歩いた所で、稍々広めの間隔がある場所を見付け、先行者に断ってこの日の釣座の確保が出来たのは幸運だった。
そして準備に入ったのだが、思いの外手間取ってしまった。薄暗くなりつゝある中で、細かい所が見難くなっているにも拘らず、老いの一徹で無精をしてヘッド・ランプも点けずに作業を強行したのが理由なのは明白なのだが・・・・。
この日持ち込んだEmeraldas改とSoare改の2本のロッドにラインを通し、JHを結んでキャスティングを始めたのは、既に18:15を回っていたので、結局、準備に20~30分も費やしてしまったことになる。
この日の先発にはベイト・ロッドのEmeraldas改を選んだのだが、際に設置されている手摺が高くて、腕が上手く振れない。加えて、刀狩りで使うテンヤよりも遥かに軽いJHをキャストするのに、リリースするタイミングが掴めず、思い通りのキャスティングが出来ない。無理に続けてもライン・トラブルの元。結局、老いては子に従えと、素直に諦めてスピニング・ロッドのSoare改に替えてアジングをすることにした。
風は予報通りの東風で、現場では斜め左後ろからがかなり強く吹いており、潮は逆に右から左、特に足元近くになる程強く流れていて、やり難い。
そんな風と潮の流れに翻弄されながら、何とかしようと四苦八苦してキャスティングを繰り返していたのだが、18:30頃、左真横に流された仕掛けを回収しようとすると、潮の流れの重さ以上の重さが伝わって来た。
ゴミでも掛けたか・・と抜き上げてみると、ぶら下がっていたのは紛れもない本命の濱アジ。
久し振りのアジなので、嬉しいには嬉しいが、サイズは10cmにも満たない豆アジ・・・。
この娘には、お父さんかお母さんを呼んで来るようにと云い聞かせて、写真撮影後直ぐに海に帰って貰った。
その後も相変わらず、風は強いが湿気もなく肉体的には、これまでになく涼しく誠に快適なのだが、云い聞かせたにも拘らず、音沙汰が全くない状況には些かの変化もない。
潮が緩むまで待つしかないな・・・・。
19:20頃、漸く潮が緩んで来た所で、コツ。
これは20cm程のマアマアのサイズで、読み通りの結果で、
よし、これからだ・・・・。
と気合を入れ直してキャスティングを繰り返した。しかし、完全に交通事故で、以降、20:50頃に3匹目を獲るまでの1時間半もの間は梨の礫。
その後の1時間近くもの間、いつ来るか判らないチャンスを待ちながら、自身を鼓舞してキャスティングを続けたが、強い風と早い流れの潮に弄ばれただけで、21:40頃、StopFishingとした。
2022/09/06
2022年 Touching 釣行記
日 時:09月06日(火) 18:10~21:15
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独
台風11号の影響で今週も南寄りの風が4~5m程との予報。と云う訳でDKKアジングを諦めて、今回も刀狩りに行くことにした。
場所は、MHR-KGNにするかUMB-FPにするか?
南寄りの風が4~5mとやや強目なので、MHR-KGNであれば追い風になるので、誠に都合が良いが、この所、パッとしない。対してUMB-FPであればMHR-KGNよりも釣果は期待出来るだろうが、横から風を受ける上、流し釣りの餌釣り師が多いので余計にやり難いだろう。
結局、貧果続きだったこともあって、釣果を求めて久し振りにUMB-FPに行くことにした。
16:40頃、自宅を出て、17:50頃、現地に到着。
直ぐにキャリヤーに道具を積み込んで、岸壁に出て見ると、相変わらずの混雑振りで、大勢のアングラーが長いロッドを振っている。
入れそうな場所を探しながら岸壁をトロトロと歩いて、第一ボラードの少し先に広めの空きを見付け、両隣りの先行者に挨拶をして、釣座を構えた。
18:10頃、キャスティングを開始。
この日持ち込んだロッドは、新調したNeostage AY 90MLB-S-4。このロッドは、ティップが柔らかいソリッドの鮎ルアーロッドで、勿論、鮎をルアーで釣ることに興味があったので手に入れたものだが、寧ろ、長尺のベイト・ロッドが欲しかったと云う方が決め手。しかし、結局、鮎では出番がありそうにもないので、この日、試しに持ち出してみたもの。
テンヤはいつもの快適波止タチウオテンヤSSで、最初は8gのSSSタイプをチョイスしたが、右から左への横風が強いので直ぐに11gのSSタイプに変更。それでも、正面にキャストしたテンヤが着水する頃にはかなり左に流される程で、二人置いた右手の餌師の電気ウキが小生の正面にまで流されてくることもシバシバ。
強い横風に加えて、帯状になって流れている切れ藻が、キャストの度に針に掛かって来て煩くて仕方がない。
こんなことならMHR-KGNにすれば良かった・・・?
この日、最初のコンタクトがあったのは、18:30頃。
横風をいなしながら、軽いリフト&フォールを繰り返していると、ジワーとした重さが伝わって来た。
ヤレヤレ、海藻が掛かってしまったか・・・と思いながら回収に掛かると、微かに生命体の反応があったので、タチウオであることを確信した次第。
鱗のないタチウオで云うのもおかしなことだが、これで無事Neostage AY 90MLB-S-4の鱗付けが出来たと云うもの。
イヨイヨ、回って来た!!
後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、全くコンタクトがなく、2匹目を釣ったのは20分後の18:50頃。
アタリとアタリの間隔は長いが、それでもこのペースであれば退屈することはなく刀狩りを楽しめるのだが、その後はピタリと気配がなくなってしまった。隣りの若者は大遠投をして沖目を狙っているが、全く反応がないとのこと。
この日の3匹目を獲ったのは、1時間以上も経った20:00を少し回った頃。
その間、一度コツンと反応があったものゝ、手が出ずにアッと思っただけ。やはり、左手の感度は良くないと見える。
その後は、またダンマリ状態に戻ってしまった所で、21:00頃、ウンと思う違和感があり、合わせも決まったが、やり取りを始めた瞬間にフッと軽くなって無念のバラシ。そして、これがこの日の最後のコンタクト。
結局、釣果を求める当初の思惑も虚しくMHR-KGNと変わらぬ結果に気持ちも切れてしまい、21:15頃、StopFishingとして、帰路に着いた。
2022/09/01
2022年 Touching 釣行記
日 時:09月01日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん
南寄りの風が4~5m程との予報を前提に考えると、先ずDKKのアジングは無理。となるとUMB-FPかMHR-KGNか、どちらかでの刀狩りとなる訳だが、UMB-FPでは強目の横風になってやり難い。しかし、混み具合次第で何とかなる・・・にしても、これは行ってみなければ何とも云えない。MHR-KGNであれば釣座に困ることはないが、厳しい刀狩りになりそう。
と、どちらにしても帯に短し襷に長しと云えそうだが・・・・、結局、今回もまたまた安直な所でUMB-FPで刀狩りをすることにした。
16:50頃、自宅を出発し、17:40頃に現地に到着。
直ぐに道具をキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、風向きこそ南寄りだが、予報程の強さではなく拍子抜け。しかも、時折無風状態になる時もあり、そうなるとベトーッとした蒸し暑さが纏わり付いて来て息苦しささえ感じる程。
こんなに風がないなら、UMB-FPに行けば良かったと思ったが、蒸し暑い中場所替えをするのも億劫なので、そのまゝ準備に入り、18:00頃、キャスティングを開始した。
この日のロッドは、SaltyStyleのSSQC-742LT-BF-KR。刀狩りに使うには少々パワー不足だと思ったが、ルアーのウェイトは1.5~18gとなっているので、何とかなるだろう。
テンヤは、いつもの通り快適波止タチウオテンヤSSだが軽目のSSSタイプをチョイス。と云うのは、今回はベイト・タックルでの釣りなので、テンヤは重目の方が扱い易いが、根掛かりリスクの高さを考えて8gのSSSタイプにしたもの。根掛かりリスクのないUMB-FPであれば、そんな心配も要らないのだが、仕方がない。
釣り座は24番スポット付近。この日も、入釣時刻の潮位は約160cmと高くてテトラ帯は海中に沈んでいるので、勝手知った22番スポット付近に釣り座を構えようと思ったが、生憎、そこには先行者の姿がある。そこで、その先の24番スポット付近に入った。しかし、このポイントは、前回来た時に、テトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に位置していることを確認しており、テンヤを沈めさえしなければ、根掛かりの心配はなく、その点は安心してロッドを振ることが出来る。
日没時刻の18:09を過ぎ、周囲の暗さが徐々に増して来て、雰囲気は良くなって来たが、不快な蒸し暑さは変わらず身体中に纏わり付いていて、汗が胸や背中を伝って落ちて行くのが分かる。
タチウオがコンタクトして来てくれれば、そんな暑さは吹き飛んでしまうが、そんなに都合良く事が運ぶ筈もなく、前回と同様全くその気配さえない。
18:40頃、ISBSさんが登場して来て、先行者が引き揚げて行った後の22番スポット付近に入って、キャスティングを始めた。22番と24番なので、若干距離があるものゝ、仲間が近くに居るだけで、磯場と違って人の行き来がある釣りであっても、気分的に楽になる若しくは安心感が出て来る。
暫く、並んでキャスティングを続けたが、タチウオの回遊はなく一向に音沙汰がない。
前回、初めてコンタクトがあった19:40を回っても何も変化がなく、前回以上に厳しくなりそうな予感が徐々に強くなり、
ひょっとすると、今回は・・・・。
そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、突然、何の前触れもなく北風が吹き出して来た。予報には北風の一文字もなかったので、これにはビックリしたが、汗ばんだ身体には寧ろ心地良い位。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。徐々に強さが増して来て、釣りには厳しい状況に変わってしまった。
時間は早いが引き揚げるか・・・と考え始めたが、踏ん切りが付かずにキャスティングを繰り返していると、嘘の様に何事もなく収まってしまった。
この日の最初のコンタクトがあったのは20:15頃。
いつもの様に表層付近をフワフワと漂わせるイメージでテンヤを泳がせていると、ジワーとした重さが伝わって来た。
しかし、不覚にも、当初はそれがタチウオのアタリとは判らず、こんな所にゴミが流れていたのか・・?と思い、そのゴミを回収する積りでラインにテンションを掛けた所、微かに生命体の動きが伝わって来た。そこで慌てて追い合わせを入れて寄せて来たのだが、海面付近でバシャバシャと激しく暴れるのを見て、これはタチウオじゃないな・・・・。
しかし、抜き上げてみると尻尾付近が無くなっているものゝ、指4本サイズの立派なタチウオ。このタチウオはテンヤを丸呑みしており、トレーラー・フックが喉の奥のエラにまで達していて、針を外すのに難儀したが、所謂、居喰いをしていたのだろう。
と云う訳で、釣った感に乏しい結果だったが、兎にも角にもボーズは逃れられて一安心と云った所。
それを見たISBSさんが直ぐにファローのキャストを入れた所、反応があっが、これは空振りしたか、バラしたかで物には出来なかった様子。
近くに回って来ていることは確実・・・・。
しかし、足早に去って行ったと見えて、コンタクトは続かず、強くなったり弱くなったりする風に邪魔をされながら、後続のコンタクトを待った。が、期待は見事に外れてその後は何の変化もないまゝ時間だけが過ぎ、21:30頃、この日初めてのバック・ラッシュをしたのを機にStopFishingとすることにした。
そして、片付けに入ったのだが、それと同時にパラパラと雨が降り出し、アッと云う間に本降りになってしまった。5分、10分早く終わっていればと思ったが、これは後の祭り。所が、不思議なことに車に辿り着いた頃には上がっており、ものの10分もない間の出来事で、突然の北風と云い何とも落ち着きのない刀狩りだった。
この日のISBSさんと云えば、余りにもコンタクトがないのに堪らず、小生を越してプチ移動した所で、この日の最初の1匹を掛け、更に移動した所で追加していた。
MHR-KGNでは、回遊してきたタチウオが足を止める要素が見当たらない。そのために、回遊して来たとしても、一瞬で通り過ぎ去ってしまうので、一箇所で粘るよりも、付き場を探して移動する方が良いのかも知れない。
そう考えると、この日のISBSさんの様に場所を変えながらタチウオの居場所を探す釣り方の方が、より適した釣り方と云えるだろう。この釣り方は、この場所でのメバリングでは常用しているのだが、道具立てが全く違うので、その点をどの様に解決するか・・・・。
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