2020年釣行記(29) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月25日(木) 18:40~24:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 25
同行者:tommyさん

毎日の日課である天気予報をチェックすると、この日の雨は午前中に上がって、午後は曇り、夜に入った所で晴れる時間帯もあり、しかも風は南寄りが3m程度と、絶好のMHR-KGNメバリング日和。
前回は濁りが原因だったのか、円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌が余り良くなくて、シトシトと小雨が降る中、老体に鞭打って頑張ったにも拘わらず、余り気持ち良く遊んで貰えず、スゴスゴと引き揚げる結果に終わってしまったので、こんな予報を見ると、ジッとしていることなど出来る筈もなく、tommyさんを誘ってのリベンジ釣行。

16:50頃、tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、意気揚々と自宅を出発。
所が、空を見上げると、何となく雲行きが怪しい様な・・。
梅雨時なので雨は憑き物とは云え、予報とは逆の気配が強く漂っていて一抹の不安が過る。そんな空模様のことなどを話しながら車を走らせていると、不安が的中。ポツリポツリと雨粒がフロント・ウィンドウに当たって来た。しかし、このまゝでは前回の二の舞になりそうな様子にも拘わらず、二人の口からは引き返そうの言葉は全く出て来ることなく、18:40頃、現地に到着。

ポツポツと降って来る雨を気にする様子もなく、釣りの準備をする二人の高齢者。新型コロナのこともあるので、雨の中、釣りなどしなくても良いのにと云われそうだが、雨が苦手な小生はtommyさんに引っ張られた格好で・・・と云うのは云い訳か。

二人連れ立って岸壁に出て海の様子をチェックすると、前回の様な濁りは完全に取れ、いつものMHR-KGNに戻っていて、一安心。潮位は、満潮時刻に近いためかなり高く、所々テトラ帯の頂上が頭を出しているだけなので、海は一際広く見え、風はソヨリと感じる程度で、雨がなければ絶好の条件。

雨は本降りになる訳でもなく、かと云って上がる気配もない。何とも中途半端な状態だが、降り続いているので、本降りになることも考えて、短時間で決着を付ける必要がある。と云う訳で、への字カーブの先の60番スポット付近に急行して、Tenryu改0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。

前回、型を見ただけに終わったtommyさんには、今回はもっと釣って貰いたいので、tommyさんの様子を見ながら、いつもの様に小さなアクションを付けてゆっくりとリーリングしていると、コン。
サイズは17cm位のアベレージだが、ぽっちゃりとしたグラマーな可愛娘ちゃん。時刻は19:10頃の日没直後の未だ薄明かりが残っている時のことで、前回に比べて、随分と出足が良い。続いてキャストすると、チクと小さいアタリながらもコンタクトがあり、今夜の活性は高そうなので、この分で行けば、tommyさんMHR-KGNメバリングを愉しめるのでは・・・・・。

所が、tommyさんに様子を訊ねると、アタリがないとの返事。ワームを通す方向やアクションの付け方などを説明し、何とか釣って貰おうとしたが、上手く行かない。所が、tommyさんの叩いた後をやってみると、小生にはアタリが感じられる。どうやら小さなアタリを見逃してる様子なので、その旨伝えたが、状況は変わらないとのこと。

そうこうする内、幸いにも雨は止んだので、ジックリと腰を落ち着けて出来そう。
そこで、tommyさんには74番スポット付近から凸部手前の角付近を攻めて貰うために移動して、小生はその手前の72番スポット付近を攻めることに。

暫くの間、夫々離れてキャスティングをして、tommyさんの様子を見に行くと、型はそれ程でもないが1匹獲れたとのこと。時刻は定かではないが、20:00頃ではなかったかと思う。

小生はtommyさんの様子を気にしながらのメバリングだったので、テンポ良く釣果を伸ばすことは出来なかったが、20:10頃、ツ抜け達成

その後は、tommyさんにもツ抜け達成をして貰うべく、小生はパイロット役に徹することにし、可愛娘ちゃんの居場所を見つけては後を任せるなどしたが結局、tommyさんは6匹、小生は25匹の釣果で、日付の変わった24:30頃、StopFishingとした。

所で、この日は、心配していた雨が上がるのと入れ違いになる様にしてモヤが出て来て、時間の経過に釣れて徐々に濃くなり、気が付くと遠くの対岸のビルの灯りもスッカリ見えなくなっていた。試しにヘッド・ライトを点けると、目の前の丸い光の中を霧が音もなく流れ、何とも幻想的。
引き揚げる頃になると、ヘッド・ライトで照らしても5~7m先のテトラ帯が目を凝らしても微かにしか見えない位に濃くなって、こうなると少し不気味な感じさえして来る。
最近では、これ程濃い霧に遭遇したことがなかったので、年甲斐もなく少し浮き浮きした気分で可愛娘ちゃんと遊ぶことが出来た。
願わくばtommyさんにもう少し釣果があればと思うが、ここはtommyさんにメバリングに慣れて貰うしかないだろう。6月もソロソロ終わって7月に入る頃なので、終盤戦に差し掛かっていると思うが、しかし、今回の様子では、まだ楽しめそう。機会を見付けて、もう一度位は誘って行って見ようと思う。

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