2019年釣行記(44) – LEG

2019年 Eging 釣行記

日 時:07月01日(月) 18:30~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独

この時期、毎日毎日鬱陶しい空模様で、梅雨の合間を狙っての釣行になるのは、どうしても避けられず、この日も夕方から傘マークがなくなる予報を信じて、16:00頃、自宅を出発。
所が、車を走らせて暫くすると、自宅を出る時には殆ど降っていなかった雨粒がフロント・グラスに当たり出して来た。予報では18:00まで傘マークが付いていたので、この時点で雨が降るのは、当然と云えば当然のことで、気にはなったがそのまゝ南端に向かった。

道中、雨は酷くなることもなく降り続き、間欠ワイパーも動作していたが、車から見掛ける歩行者は、持っている傘を差すことなく歩いていたので、それ程酷い雨ではなさそう。そのまゝ車を走らせていたが、目的地の南端に近付くにつれ雨脚が強くなり、18:00頃に到着した時には本降り。

こんなに降るなら、火曜日にすれば良かったと思いつゝ、取り敢えず1番街灯直下に車を止めた。ここは車横付けが出来るので、クーラーやDバッグは車に残しておける上、いざとなれば直ぐに避難出来るので、空模様が怪しい今回の様な日には持って来い。
岸壁には、この雨にも拘わらず、付け根付近と先端に車が止まっており、レイン・ウェアを着たアングラーが二人竿を振っている。しかし、他に釣り人は見えず、漁船も停泊していないので、広い岸壁はガラガラで、大方の釣り好きはこの雨を敬遠している様子。

本降りの雨に竿を出すかどうか迷ったが、兎に角、2時間も掛けて現場に来てしまった以上、このまゝ引き揚げることなど出来る訳もなく、西の空が明るくなっていることもあって、暫く様子を見ることにした。
すると、幸いなことに、30分程で小降りになったので、釣りをすることにしたのだが、一難去ってまた一難。車から外に出て見ると、結構強目の南寄りの風が吹いている。前回、YGWさんと入った場所なら、何とか風を避けられるので、場所をそちらに替えようかと考えたが、先行者の姿が見える。
仕方がないので、アオリーQ 1.6を結んだNSL-S702UL/BFだけを手に、取り敢えずやってみることにした。

風は右から左の横風なので、風上となる斜め右に向かって、18:30頃、キャストを開始。
すると、ラインは、風に吹かれて斜め左方向に伸びてしまうが、エギはほゞ正面から戻って来る。恐らく、エギはラインに引かれているだけで、潮の動きはないのだろう。
風が弱くなる予報ではないので、やり難いが、このまゝ続ける以外にない。

暫くの間、風と格闘してエギを沈めることに一生懸命になっており、当然、その間一度もメトウからのコンタクトを感じることもなく、早くも、キャスティング開始後1時間程で気持ちが切れ掛かって来る始末。とは云え、こんなに早い時間に釣りを終えて帰る決心も出来ずに、中途半端な気持ちでキャスティングを続けていた。
すると、19:30頃、一台の車が滑り込んで来て、街灯を挟んで反対側7m程の所で、釣りの支度を始めた。その様子を見るともなく見ていると、一際長い延べ竿を出している。となると、地元のメトウ師であるのが判り、地元のメトウ師が来たからには、メトウが回って来ていることは間違えないと何となくホッと安心し、又々、気持ちも甦った。

気持ちは持ち直したが、しかし、相変わらずメトウからのコンタクトは、感じられないまゝ。

そこで、そのメトウ師に状況を尋ねると、
アタリがない。
去年よりも今年の状況は悪い。
と状況は芳しくない様子だが、その時点で4杯程掛けたとのこと。8~9個のスッテを並べた縦の線の釣りに比べて、点の釣りになるエギングでは、メトウに対するアピール度が低いので、コンタクトの数は少なく不利かも知れない。特に今回の様に、メトウ師の泣きが入る程メトウの数が少ない場合は、それが顕著に出ると考えられるが、キャスティングを続けていなければ、釣れるメトウも釣れる訳がない
自らを鼓舞してキャスティングを続けたが、全く気配がない。

時間が経ち干潮時刻の22:07を過ぎ、漸く左から右に潮が流れ始めたので、状況が好転するのではと思ったが、その期待も空しく、空振り。

結局、22:30頃にStopFishingとして、30分程メトウ師と釣り談義を交わして、スゴスゴと引き揚げて来た。

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