2017年釣行記(43) – AJ
2017/07/03
日 時:7月3日(月)~7月4日(火)
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 15、カサゴ x 6
同行者:SGMRさん
予報では、火曜日の夜から水曜日にかけて生憎の傘マークがズラリと並んでおり、定例の釣行は無理。所が、月曜日の夜から火曜日に掛けては南西の風が3mながら雨は降らない予想となっている。
であれば、一日前倒しをして月曜日に行くか?
と考えていると、考えていることは同じと見えてSGMRさんからメール着信。
18:00少し前、釣り場の岸壁に到着。
風は多少強めと云った所だが、釣りには影響はなく、寧ろ、蚊が跋扈するのを防いでくれるので、かえって好都合。
今回、持ち込んだロッドはSoare改と8320#1Bの2本。
準備宜しくいつもの第二Vゾーンに陣取り、キャスティングを始めているSGMRさんを横目に、小生はゆっくりと支度を整え、18:00過ぎにキャスティングを開始。先発メンバーは8320#1Bのロッドに1gのJHの組み合わせ。
そして、その1投目。
キャスティング後35カウントでボトムを取り、軽くチョンチョンとアクションを付けてフォールさせていると、クンとハッキリとしたアタリ。
合わせが決まり、魚の感触を味わいながらリーリングを始めると、意外と引きが強い。日没時刻の1時間も前の未だ未だ明るい時間帯なので、税金のカサゴかと思ったが、カサゴの様に直ぐに諦めることもなく最後まで針を外そうと抵抗しているので、本命のアジ様であることを確信。
抜き揚げたのは殊更に厚みのある魚体をした太った25cm程の良型で、これには釣り上げた小生も、隣りで見ていたSGMRさんもビックリ。
前回は2投目。今回は1投目からアジングの申し子の様なSGMRさんを尻目に、小生が口開けの本命を獲るのは、いつも爆釣状態を見せ付けられている身としては、些か気持ちの良いものがあったと云うのは正直な所。
その後、連続してとは云えないが、程々の間隔でアタリがあり、19:30頃までに比較的型の良いアジ様を4匹。
今日こそは行けるかも知れない・・・・・!
所が、陽が沈んで周囲の暗さが増して来た途端に、それまでが嘘の様にアタリがなくなってしまった。前回も暗くなってからはアタリがなくなってしまったが、それでも間遠いながらもコンタクトが感じられた。しかし、今回はそれさえもなく、流石のSGMRさんも手を挙げてしまう程の悪い状況。
ここまで状況が悪ければ、何か打開策を講じる必要がある。相談の結果、一旦店開きをして拡げてしまった道具を片付けるのも面倒で億劫だが、SGMRさんは突堤の孤島側、小生は岸壁の反対側の端に入って、状況を連絡し合うことにして、移動することに。
21:00過ぎ、岸壁の反対側に着いたが、こちらでは風の通り道になっているのか、左斜め後方から右斜め前方に向けて風が強く吹き抜けている。この風ではSGMRさんが入った場所では向かい風になるので、やり難いだろうと思いつゝキャストして30カウント。
ボトムが取れたかどうか確信はないものゝ、チョンチョンと軽くロッドを煽ってアクションを付けフォールさせた途端、コンと久し振りに感じる魚からのコンタクト。
おお、ここにもアジ様は居る!!
喜んでリーリングを始めたが、途中で抵抗する動きがなくなってしまい、顔を見せたのは、案の定、税金のカサゴでガッカリ。
それでも魚からのコンタクトがあるので、ないよりはまし。
強い風にロッドが叩かれて小さなアタリは取れそうにもないが、我慢をして5匹ゲット。と云っても本命ではないので、やはりアジ様が釣りたい。
22:30頃、強い向かい風に堪らず一足先に第一Vゾーンに戻ったSGMRさんを追い掛けて、再度場所移動。
長い岸壁を重たい道具を持ってエッチラ・オッチラ。
SGMRさんの提案でVゾーンを挟んで向かい側に釣り座を決めたが、SGMRさんはポツリポツリとアジ様を掛けているのに、小生には全くアタリが感じられない。
そこでMHR-KGNでのメバリング宜しくカニの横這い釣法を試みたが、交通事故の様なアタリがあっただけで、後続がない。そんな状態が続き、集中力はすっかりなくなってしまい日付が変わった頃には、ロッドを持ったまゝウツラウツラ。
東の空が白み始めた頃、潮が東から西に流れ始めたのを気に釣り座をSGMRさんの隣りに移して、岸壁に平行になる様に東向きにキャスティングをすると、忘れかけていたコンのアタリ。
この様な状態は日の出時刻の4:30を過ぎても続き、1時間程で8匹の釣果で、しかも、29.5cmの泣き尺を含む20cmを超えるサイズばかり。5:00を回り陽がすっかり登り切った時間帯になってもアタリは途絶えることがなく、久し振りに味わうテンポの良い釣りに後ろ髪を引かれる思いでStopFishingとした。
今回は、夕方と明け方の明るい時間帯だけの通算して2~3時間だけしかアタリがなく、数を稼ぐべき暗い時間帯には殆どアタリがなかったのが、非常に印象的。特に、明け方の1時間が、殆どアタリがなかった10時間をすっかり忘れさせてくれた釣行で、この時間帯がなければ、ただ蚊に喰われるだけの修業に終わったことは確実だろうし、良くも悪くも今回の釣行の全てと云って良いだろう。
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