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2024年釣行記(59) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:09月13日(金) 18:20~22:30
潮回り:若潮
(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 2、カサゴ x 1、豆アジ x 1
同行者:YTさん、AKWさん、(ISBSさん)

前回はMHR-KGNでの刀狩りだったので、今回はKMI’sアジングをしようと思っていたが、予報では南or南南西の風が7mとかなり強め。時間の経過と共に弱くなる様だがそれでも5m。9月中旬になったとは云え、まだまだ残暑が厳しいので、風が吹くのは有り難い。しかも、KMI’sでは背後の植栽で多少の風なら凌げるので都合が良いが、7mは強過ぎる。
と云う訳で、MHR-KGNにするかKMI’sにするか決めかねていたのだが、AIKWさんを連れてMHR-KGNに行くとのYTさんからの連絡で、ようやく心が決まった次第。

18:00過ぎ、先着していたYTさんに迎えられて現地に到着。
所が、YTさんの車の中にはAKWさんの姿が見えない。AKWさんに会うのは年初の1月末以来になるため楽しみにしていたので、どうしたのかYTさんに尋ねた所、既に岸壁に出て釣りをしているとのことで、一安心。

早速、キャリヤーに道具を積み込んで岸壁に出てみると、18番スポット付近までの間は一定の間隔で長いロッドを振っているアングラーの姿があって、一時期に比べると、少し賑やかになっている。
その中に真っ黒に日焼けしたAKWさんの姿があり、短い挨拶の後小生は24番スポット付近に進み釣り座を構えた。

前回、YTさんアジを爆釣したので、念の為にTenryu改も持ち込んでアジングの用意もして来たが、小生にとっての本命はやはりタチウオなので、Sephia S806ML-Sを先発に選びアクアウェーブスパークテンヤ ショート 11gを組み合わせて、18:20頃、キャスティングを開始した。

風は時折息を付く様に弱くなる時もあるが、予報通り強めに吹き付けているので、暑さも凌げて有り難い。しかもほゞ背後からの南風のため、軽いジグを使うアジングではなく、11gの重たいテンヤを扱う刀狩りなので影響はない。寧ろ、上手く風に乗せるとかなり飛距離が稼げるので、好都合。

この時間帯は潮位が130cm超もあるため、目の前のテトラ帯の殆どが海中に没しており所々に一際背の高いテトラの頂上が海面から頭を出しているだけで、海が広く見える。

時間的にはゴールデン・タイムに入ったばかりで、前回も18:30過ぎに最初のコンタクトがあったので、期待をして反応が帰って来るのを待ったが、この日は音無しの構え。

タチウオの反応は、突然返って来ることが多い。その瞬間にタイミング良く対応出来なければ、千載一遇のチャンスをミスミス逃すことになるので、一時も気を抜くことが出来ない。
いつでも来い!!
微かな違和感をも逃すまいとロッドを持つ手に注意力を集中させて小さなリフト&フォールを繰り返したが、全く反応が返って来ない.

ゴールデン・タイムはアッと云う間に過ぎてしまったが、回って来れば、必ず反応は返って来る筈と根拠のない期待を胸にキャスティングを繰り返し、そして失望することの繰り返し。
そして、19:45頃になって待望の違和感があり、反射的に腕を煽って合わせを入れたが、これは空振り。コンでもコツッでもなかったのでタチウオではないかも知れないが、刀狩りに来た以上はタチウオの反応であると思いたい。
どちらにしろ何かが寄って来た・・・。
ロッドを握る手に力を込めてキャスティングを繰り返していると、20:00頃、前回よりのはっきりとした違和感があって、今度は獲物が針掛かりした感触はあった。だが、残念ながら次の瞬間にはフッとロッドが軽くなって、またもや空振りの憂き目。

連続して空振りしたのは残念無念だが、何も反応がない時間帯より、状況は良くなって来たと萎えそうになる気持ちに活を入れてキャスティングを繰り返していると、20:19、テトラ帯の近くでコンと、今度ははっきりとした反応が返って来た。
合わせも決まってタチウオ独特の強い引きを楽しみながら寄せて来て抜き上げた獲物は指3本にも満たないベルト・サイズ。指3本以上を目標にしていたので、これでは物足りないが、ボーズではなくなったと一安心。

三度目の正直で何とか1匹獲れた所で後続を狙ったが、全く気配がなく交通事故にあった気分。
暫くキャスティングを繰り返していたが、何も変化がないので気分転換のためにクーラーに腰を掛けて晩飯のパンを齧っている所にISBSさんが登場。
ISBSさんYTさんからアジが釣れているとの連絡を受けて、押っ取り刀で駆け付けて来た由で、直ぐにYTさんAKWさんを追い掛けて岸壁を先に向かって行った。

20:40頃、刀狩りを再開。
すると程なくして、ガツガツと反応が返って来て、ようやくこの日2匹目の本命をゲット。時刻は20:47のことで、これは指3.5本の良型。

タチウオは群れで回遊しているので、続けて反応が返って来ても良さそうなものだが、群れが小さいためか、これも単発の一発勝負で後続は皆無。

長いロッドを振り続けて来たにも拘らず、反応があったのは4回。その内、ものに出来たのは2匹なので、打率で云えば5割と高水準。しかし、例え打率が低くなっとしても、反応の回数がもっとある方が釣りとしては楽しい。
にも拘らず2匹目を掛けてからは、梨の礫状態が続き、気持ちが切れ掛かった22:00近くになって、YTさんが一人戻って来てくれ、一息付けた格好。

戻って来たYTさん用に刀狩りの支度をし、小生はアジングをする積りでTenryu改を引っ張り出してアジングの支度も整えた。
そして、Tenryu改カサゴを掛け、豆アジを釣り上げた所で、遅れて戻ってきたAKWさんに使って貰い、小生は刀狩りを再開しYTさんと並んでキャスティングを繰り返した。しかし、小生には反応は全くなく、YTさんには刀狩りを始めた途端に反応があっただけとのこと。

それでもキャスティングを続けたが、タチウオには完全にそっぽを向かれた格好で、22:30頃には事実上のStopFishingとなり、その後はYTさんと二人並んでAKWさんアジングを見守って、結局、23:00過ぎに釣り場を後にした。