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2024年釣行記(05) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月29日(月) 17:20~22:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7
同行者:単独

北風が吹くことが当たり前のこの時期に、南寄りの風を期待するのは無理筋だが、小生がホームにしているMHR-KGNは北に向かって開けているので、向かい風になる。こうなると、重くても精々7g程度の軽い仕掛けを扱うメバリングにとっては、厄介な風になってしまう。
と云う訳で、南寄りの風が吹くタイミングを狙っているのだが、前回、釣行した23日以降は毎日が北風。しかも、強くてなかなかチャンスが巡って来ず、道楽部屋で燻っていた所、29日の月曜日は、北風or北東の風ながら風力は1m程度の予報が出た。

南寄りならば申し分のない所だが、贅沢は云っていられない。
北風でも、1m程度なら何とかなるだろう。
兎に角、行ってみよう・・・。

17:00頃、現地に到着。
直ぐに岸壁に出てみた所、幸運にも、予報は良い方向に外れた様子で風は殆んど吹いておらず、一安心。海には若干波っ気があり、岸壁間際には切れ藻やゴミが溜まってはいるものゝ、メバリングには全く支障はなさそうで、俄然、やる気になって準備に取り掛かった。

今回使用するロッドは、メバリングでの使い勝手が確認出来なかったので前回と同じBlueCurrentⅢ 82/Bを選択し、TOTO-42Sを結んで、17:20頃、30番スポット付近からキャスティングを始めた。

この日の満潮時刻は18:33で、その1時間程前のため潮位が高く、目の前にある筈のテトラ帯は、波間からポツンポツンと飛び飛びに頭を出しているだけ。そのために、本体の位置が掴めず根掛かりの惧れがあるが、虎穴に入らずんば虎子を得ず。波間から出ている頭付近を狙ってルアーを通したが、反応が返って来ない。

そのまゝ歩を進めながら目ぼしいポイントをチェックしへの字カーブを曲がって直ぐの48番スポット付近でのこと。
この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラがないので、根掛かりリスクは幾分軽減されるため、ジックリと狙える。そこで、前回と同じ様に、キャストした後ラインを張ってテンション・フォールで可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、何も変化がない。
時間的には、魚の活性が高くなる夕マヅメのチャンス・タイムなので、居れば何か反応がある筈だが・・・・。

そこで、自作のルアーを試してみることを思い付いた。
このルアーはYouTubeで作り方を見付けたビーズを繋いだだけの至極簡単なものだったので、手持ちの材料を掻き集めて作ってみた。
一般的に、ルアーを自作した場合は、完成後に風呂などで泳ぎ方を確認し、不具合な点を修正して実戦に投入するものだと思う。しかし、小生はその様な面倒な手続きを省いて、出来たまゝで持ち込んだもので、自作した3種の内最も短いルアーを結んでみた。

そして、キャストしてテンションを掛けてフォールさせているとトン。思い掛けないことに驚いたが、反射的な合わせも決まってやり取りを始めた。
すると、結構引きが強く、何度かドラグを締めた後、抜き上げたのは20cm程の良型。時刻は実釣開始後15分しか経っていない17:35のことだった。
釣れるかどうか疑心暗鬼だった自作のルアーが、メーカー製のルアーを差し置いてこの日最初の獲物を誘い出してくれたことに、正直な所、驚いたが歓びは一入で思わずヨッシャー!
しかし、これはマグレ当たりだったかも知れないと結果に疑問を持ちつゝ後続を狙うと、その直後の17:37に同じ20cmの良型、そして17:39には少しサイズは落ちたが17cm程をゲット。

出足が良いことに気を良くして追加を目論んだが、流石に同じポイントで3匹も掛けるとスれてしまい、反応が消えてしまった。そこで、蟹の横這い釣法に切り替えて可愛娘ちゃんを探して、何年か前には良かった59番スポット付近に到達。この付近はテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、根掛かりリスクが高い。こうなると3匹の可愛娘ちゃんを引っ張り出して呉れた自作のルアーを、根掛かりでロストするのは如何にも勿体ない。これを見本に2本、3本と作るまでは無くしたくないと思い、TOTO-42Sに切り替えた。

そして、59番61番62番スポット付近で追加に成功。

所が、62番スポット付近で6匹目を掛けたのを最後に、ピタリと反応が消えてしまった。
お気に入りの70~74番スポット付近で、何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとルアーを色々取り替え、ジックリと粘ってみたが、ウンともスンとも音沙汰がない。結局、凸部にまで来たが全く反応がないまゝで、62番スポット付近で6匹目を掛けてから1時間半以上もの間、一度もコンタクトがない状況に落ってしまった。
しかも、泣きっ面に蜂で20:00を回った頃から、それまで殆んど吹いていなかった風が吹き出して来た。そればかりか、風向きは横風になる東風で、こうなるとプラグでは全く操作感がなくなってしまう。
そこで、飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えたが、この日はワームにも反応がない。凸部の先に行けば何とかなるかと足を伸ばしたが、これも空振り。

21:00頃、126番スポット付近から折り返しに入ったが、復路に入っても状況には変化がなく、可愛娘ちゃんはどこに行ったのやら・・・。

ワーミングでも答えが出なかったので、再度プラッギングに戻したが、これも無駄な努力で、26番スポット付近で自作のルアーに来たロリ・メバルを最後に、22:40頃、StopFishingとした。

今回、釣果は余り良くはなかったが、自作のプラグで結果が出たことが最大の収穫。そのためか、18:40から22:40までの4時間もの間、殆んどコンタクトがなかったにも拘わらず、楽しい釣りが出来た。
次回は、この自作ルアーの改良版でやってみようと思う。

そしてBlueCurrentⅢ 82/Bメバリングで使うことについてだが、20cm以上のメバルを相手にするのならば良いが、MHR-KGNの様にアベレージが17cm程度のメバルを相手にするには、やはり少々強過ぎる様に思う。このロッドよりも短いBlueCurrentⅢ 74/Bが、近々発売されるとのことで、期待をしたが、クロダイゲーム中心とのことなので、メバリングにはやはり強過ぎるだろう。
となると、中古のSoareBBを改造すことになるのかも・・・・・・。

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17:35 1匹目 48番
17:37 2匹目 48番
17:39 3匹目 48番
18:21 4匹目 59番
18:35 5匹目 61番
18:37 6匹目 62番
22:35 7匹目 26番