※ 月別アーカイブ:12月2021 ※

2021年釣行記(74) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:12月11日(土) 17:20~21:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独

11月の中旬頃から貧果続きで、フラストレーションは限界点ギリギリまで溜まっている。その様な状況だったので、南風1mの予報に飛び付いて、土曜日にも拘らず円な瞳の可愛娘ちゃんに癒やして貰おうとMHR-KGNに行くことにした。

しかし、結果から云うと、今回も惨憺たる結果に終わってしまい、今シーズンのMHR-KGNでは、前回に引き続いて2回連続して、完膚なきまでに打ちのめされてしまった。

現地到着は、17:00頃。
この時期の日没時刻は16:30頃なので、もう少し早く着きたかったのだが、土曜日で風もない釣り日和に誘われた大勢のアングラーが引き揚げて行った後に入る考えだったため、敢えて暗くなった頃を狙ったもの。しかし、結果的に、これは失敗だった模様・・・・・。

Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、微風が背中から吹いて来ており、海も穏やかで、メバリングには絶好の状況。時刻は、丁度、小潮の干潮に当たるので、テトラ帯が点々と波間から顔を出している。

17:20頃、60番スポット付近に到着し、0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
いつものことだが、その日初めてのキャスティングは、当日の釣り運を占うべきドキドキもの。特にこの日は、前回もフラストレーションが溜まる結果に終わっていただけに、いつも以上に期待満々であると同時に変な緊張感もあった。

すると、1投目からコツンと反応が帰って来る。これはタイミングが合わず、手も出せず仕舞い。続いて2投目にもコン。残念ながら、これは空振り。そして、それから1~2投おいた後、又々、コン。やっとタイミングが合ってやり取りを始めたが、抜き上げに失敗。

しかし、思いの外、可愛娘ちゃん達の活性が高そうなので、安心すると同時にまだまだ余裕があった。

所が、反応があったのはここまでで、蟹の横這い釣法を繰り出そうが、ワームを替え、JHを重くしたり軽くしたり、プラグを取っ替え引っ替えして、何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、完全に無視されっ放し。

18:50頃、余りにも反応がないので、凸部の先に移動しようと歩き出した時、凸部の手前角付近に少し気になるポイントが目に入って来た。

そこで駄目で元々と0.5gのJHをキャストすると、意外にもコンと反応がある。これには手が出せなかったので、フォローのキャストを入れると、曰く云い難い違和感が伝わって来た。
アタリの確証はなかったので、ラインを張る様にして聞いてみると、はっきりとした生体反応が伝わって来た。
抜き上げたのは、20cm程の腹ボテ気味の可愛娘ちゃんで、ボーズ回避の嬉しい1匹。

やっと、動き出したか・・・・・?
しかし、喜びも束の間。又々、元の木阿弥に陥り、先程のアタリが絵空事だった様に全く気配がない。

そこで、移動を敢行し、109番スポット付近でキャスティングを再開。
すると、直ぐに反応が帰って来たので、可愛娘ちゃんの付き場は、こちら側に移動したのか・・・?
所が、喜び勇んで抜き上げたのは、惚けた顔の大口を開けたカサゴ。しかも、10cm程のロリと来ては、その時の小生の気持ちは推して知るべしと云った所。

結局、凸部の先でも完全に無視され続け、20:00頃、129番スポット付近で折返しに入ったが、状況は変わらずじまい。

引き上げポイントが間近になった、21:30頃、コンと小さく響くアタリに、今度こそ可愛娘ちゃんだろうと抜き上げると、またもやカサゴ。これには堪らず粘る気も雲散霧消してStopFishingとした。

この日は、入釣した当初こそ反応はあったが、その後は殆ど皆無で、まるでアフター・スポーンの状況。このMHR-KGNでは、毎年1月の前半に喰いが落ちるアフター・スポーンの時期があるのだが、それが早目に来ているのだろうか?

この日の唯一の釣果である可愛娘ちゃんは腹ボテ気味だったので、スポーンング前の荒喰いの時期に来ていると思うのだが、それにしても、反応がなさ過ぎるのが気になる。

この日、現場で会った若者によれば、17:00頃までは、反応は良かったけれど、19:00頃からピタリとなくなった由。
とすると、この日の小生の入釣時刻が遅過ぎたのが、この日の貧果の最大の要因と云えるのだが、過去にも経験したことがあるこの傾向を確かめるため(?)にも、再度、チャレンジすべきだろうと思う。

2021年釣行記(73) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月09日(木) 06:30~12:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:南端
釣 果:カワハギ x 0
同行者:YGWさん&友人

前回のハギングでは、釣果はあったものゝ、もう一つしっくりと来ない結果に終わってしまった。そこで、今回のYGWさんとのコラボ・ハギングの前に独りで出撃して気分を晴らす積もりだった。所が前日になっても、もう一つ気分が乗って来ず、準備をすることなくウダウダと過ごしてしまった。
こと釣りに関して、この様な状況に陥ることは、小生には考えられない珍事だったが、結局、今週の前半戦は不戦負け。

と云う訳で、丁度一週間振りのハギング

06:00過ぎに現地に到着したが、てっきり先着していると思っていたYGWさん達の車が見えない。そこで、二人の到着を待っている間に、岸壁の様子を見て回ることにした。すると、ベスト・ポイントと云われているイケス横には3人のアングラーが既にロッドを振っており、岸壁のにも先行者がいて、とても3人が割って入る余地はない。その他の場所も、漁船や台船、クレーン船など5隻の船が係留されており、竿を出せるスペースはかなり限られている。しかも、北寄りの風が強く吹いていて、風の影響を考えると、極僅かな場所しか入れそうにない。

06:40頃、YGWさん達が到着。相談の結果、已むを得ずコの字の底辺付近で始めることに。

夜が明けたばかりで、まだおちょぼ口の可愛娘ちゃん達は動き出していないだろうと云うことで、先ずSephia S806ML-S3.5号のエギで、時間潰しのエギングを開始。

この日の前日には、冷たい雨がかなり強く降ったので、その影響が心配。特に、寒い時期の強い雨は、海水温を一気に下げてしまう。そのため、魚やイカ様の活性が下がるので、アングラーは苦戦することに繋がってしまうことが多いのだが、
果たしてこの日はどうだろう・・・・・?
運が良ければ・・・と甘い期待を持ってキャスティングを繰り返したが、予想通りイカ様からのコンタクトは皆無。

その内、YGWさんの友人がハギングの準備を始め、YGWさんイカ様に見切りを付けたので、小生も彼らに倣って、ロッドをSoare30 S803ULT30に替えておちょぼ口の可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトは、全くなく、忘れた頃に小生達の相手をしてくれるのは、ベラハゼキタマクラばかり。それにも拘らず、その内来るだろう、その内・・・と3人並んでキャスティングを続けた。

09:00を回り、陽が差して来て明け方の寒さがなくなった頃には、大勢のアングラーが竿を出していたが、誰も竿を曲げている様子もない。
堪らずYGWさんの友人は、HKT-UMTTCHに移動して行き、YGWさんと二人は居残って可愛娘ちゃんからのコンタクトを待っていた。

暫くして戻って来たYGWさんの友人の弁では、アタリが頻繁にあり、餌がすぐに無くなる由。
これを聞いてはじっとしている訳には行かない。
闇夜に一縷の光明を見出したとばかりに、直ぐにHKT-UMTTCHに移動。

釣座の向きはこれまでと同じ南向きにも拘らず、風向きは、HKT-UMTTCHでは西寄りになっており、斜め右後ろから強く吹いて来ている。この点はやり難そうだが、水深はHKT-UMTTCHの方があって、水色も良さそうに見える。
切れかかった気持ちを繋ぎ直して、直ぐにキャスティングを始めた。
しかし、沖目に投げると、ラインが風に吹かれてしまってアタリが取れない。逆に、岸壁際を狙うと、何も音沙汰がない。唯一、5~10m程先ではコツンコツンと何かがアタッて来る。
そのアタリの主の正体は判らないが、中には可愛娘ちゃんのアタリも混ざっている筈と期待出来るだけでも、コの字の底辺よりもずっと楽しい。

しかし、ベラハゼキタマクラや初めて見る深海魚モドキの魚を掛けている内に、徐々に期待は萎んで行き、いつの間にか引き揚げるタイミングを図っている始末。

そんな小生とは違って、YGWさんや友人は、まだまだ気力充分で一生懸命可愛娘ちゃんからのコンタクトを期待して釣りを続けている。
この辺は、やはり年齢的なものかも知れない。

結局、12:40頃、餌のアサリがなくなったのを気に、YGWさん達を置いて、小生のみStopFishingとして、帰路に着いた。

所で、今年10月15日から始めたハギングでの実績ポイントであるSHYSHMEと今回の南端付近の違いだが・・・・。
水深は今回の南端付近の方がある。しかし、根掛りも今回の方が激しく、SHYSHMEでは、通算して仕掛けのロストは1度だけだったのに、今回は4組もロストしてしまった。
錘を海底に付けて釣る胴付き仕掛けなので、根掛りは付き物で覚悟の上だが、根掛りを気にしながら釣りをするのは、精神的にも余り好ましいことではない。ましてや、今回の様に本命のアタリが皆無の状況で、根掛りばかりと云うのは、ストレスばかりが溜まってしまう。

これから寒さが日一日と増して来る冬場になって深場に落ちて行くカワハギを、陸っぱりから狙うには益々厳しい時期になる。とは云え、全く釣れないと云う訳ではなさそうで、場所によっては期待出来るとのこと。
そのためには、先ず第一に少しでも水深のある場所を選択すべきで、この点からもこれからは南端付近を第一候補とすべきだろう。しかし、根掛りロストを繰り返しながら、1匹、2匹のカワハギを狙う釣りは厳しい・・・。
所が、海釣りを始める切っ掛けになったエギングは、正に、そんな釣りで、それでも面白くて仕方がなく、条件さえ許せば、今でも行きたいと思っている。
と云う訳で、これからもう少しの間は、ハギングに通うことにしようと思う。

2021年釣行記(72) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月02日(木) 06:30~12:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:SHYSHME
釣 果:カワハギ x 3、フグ x 1、ベラ x 2
同行者:単独

前回のYGWさんとのコラボ・ハギングでは、アタリ一つない完全試合を喰らう憂き目に会ってしまったので、そのリベンジに出掛けた。
とは云え、ネット情報によるとソロソロ終盤戦に入っている頃になるので、返り討ちになる恐れも充分にある。そう云う意味では、ハギングを始めた時期が遅過ぎたとの云えるが・・・・・・。

05:45頃、現地に到着。駐車スペースに止まっている車は、思いの外少なく、2台しか見えない。これなら、ひょっとして、ベスト・ポジションの岸壁の角に入れるのでは・・・・と思ったが、バッカンやクーラーが置いてあったので、残念ながら、その隣に釣り座を設けるしかなかった。

この時期の日の出の時刻は06:30頃のため、周囲はまだまだ暗い時間帯なので、カワハギはまだ爆睡中の筈。と云う訳で、取り敢えず3号のエギを結んでイカ狙いのキャスティングを開始。
今回のロッドは、久し振りにSoare30 XTUNE S803ULT30を選択。これは磯メバル用に手に入れたロッドだが、最近は磯に乗ることもなくなったので、めっきり出番がなく寂びそうにしていたもの。

30分程、エギを投げていたが、これは行きがけの駄賃の様な物で、06:30頃、もう起き出して来ていると思われる本命のカワハギ狙いに切り替えた。
これまでの様子からすると、この頃からアングラーが続々とやって来るのが常だったが、この日は一向に釣り人が増えない。数えてみると、小生を含めて僅か6人だけ。その点、落ち着いて釣りに打ち込めるので、歓迎すべきだが、釣果が出なくなっている証かも知れず、不安になって来る。

最初の内は、いつもの様にパワー・イソメを使っていたが、カワハギからのコンタクトは、やはり、ない。
パワー・イソメでは、集魚効果は期待出来ないのかも知れない。
そこで、軽く塩で絞めたアサリに替えてみたが、これにも興味を示さない。

最近、急に寒くなったので、海水温も下がっただろうし、その影響が出ているのかも知れない。だとすると、陽が高くなって少しでも海水温が上がり始める08:00頃までは、駄目かも知れない。

08:00を回った頃、小生の読み通り、突然、ロッドのティップを激しく揺らすアタリがあって、この日初めてのコンタクト。合わせも決まってリーリングを始めると、ロッドを叩く引きが伝わって来る。
これはカワハギに間違えない。
所が、内心、ほくそ笑みながら抜き上げた獲物は、残念ながら、カワハギとは似ても似つかぬ良型のフグ

ガッカリはしたものゝ、ようやく魚が動き始めた気配が伝わって来て、勇気凛々。
集中してカワハギのコンタクトを待っていると、コン。今度は、ロッドを持っている手にはっきりと伝わって来るアタリがあって、この日、初めての本命のカワハギ。時刻は08:15頃のことで、サイズは17cm程度の少し大きめのワッペンと云った所だが、嬉しい1匹。

カワハギは、アジタチウオの様に群れで回遊している魚ではないので、入れ掛かりになることは望み薄だろうが、お目覚めとあれば、これからはコンタクトがある筈。
所が、その後は朝の早い時間帯と同じ様に、全く音沙汰がなく、2匹目を獲ったのは09:00を回った頃。

振り返ってみれば、実釣を開始して2時間半を経過したこの時点までに、魚からのコンタクトがあったのは、たったの3回だけ。内、1回はフグで、おちょぼ口の可愛娘ちゃんのアタリは、僅か2回のみと寂しい限り。

それでもキャスティングを続けていると、角のベスト・ポジションに居たアングラーが引き揚げて行ったので、気分転換を兼ねて釣座を移転。
改めてキャスティングを繰り返したが、可愛娘ちゃんからは梨の礫

今日は、岸壁の際に付いているのかも知れないと際を狙うと、コン、コンとはっきりとしたアタリがある。しかし、幾らタイミングを見計らって合わせを入れても、針掛かりさせられない。
こうなると、意地になってその正体を見届けようとするのが、アングラーの性。何度も失敗した挙げ句、何とか針掛かりさせて抜き上げたその主は、小さなベラ。
その正体を見届けられて気分はスッキリとしたが、その反面カワハギではなかったことにガッカリで、何とも云い様のない不思議な気持ち。

気持ちを切り替えて、又、ちょい投げを繰り返していると、11:20頃、ティップをフワフワと揺らす前アタリの後、コンと来たアタリがあって、ようやく3匹目をゲット。

何とか4匹目をとキャスティングを続けたが、疲れが出て来ていたことと、正面に回って来た太陽光の反射が眩しくて堪らず、12:00頃、StopFishingとした。

今回は、17cm位のサイズばかり3匹の釣果で、何とか前回のリベンジを果たせたと云えるかも知れないが、気分的には、もう一つスッキリとしない。
時期的には、大釣りをするには難しい頃に入っていると思われるが、このまゝ今シーズンを終えるのは、如何にも口惜しい。
9日には、YGWさんと再度コラボ・ハギングの約束があるのだが、出来ればその前に、今度はCHTNRZKME辺りでやってみようかと思っている。

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