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2021年釣行記(72) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月02日(木) 06:30~12:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:SHYSHME
釣 果:カワハギ x 3、フグ x 1、ベラ x 2
同行者:単独

前回のYGWさんとのコラボ・ハギングでは、アタリ一つない完全試合を喰らう憂き目に会ってしまったので、そのリベンジに出掛けた。
とは云え、ネット情報によるとソロソロ終盤戦に入っている頃になるので、返り討ちになる恐れも充分にある。そう云う意味では、ハギングを始めた時期が遅過ぎたとの云えるが・・・・・・。

05:45頃、現地に到着。駐車スペースに止まっている車は、思いの外少なく、2台しか見えない。これなら、ひょっとして、ベスト・ポジションの岸壁の角に入れるのでは・・・・と思ったが、バッカンやクーラーが置いてあったので、残念ながら、その隣に釣り座を設けるしかなかった。

この時期の日の出の時刻は06:30頃のため、周囲はまだまだ暗い時間帯なので、カワハギはまだ爆睡中の筈。と云う訳で、取り敢えず3号のエギを結んでイカ狙いのキャスティングを開始。
今回のロッドは、久し振りにSoare30 XTUNE S803ULT30を選択。これは磯メバル用に手に入れたロッドだが、最近は磯に乗ることもなくなったので、めっきり出番がなく寂びそうにしていたもの。

30分程、エギを投げていたが、これは行きがけの駄賃の様な物で、06:30頃、もう起き出して来ていると思われる本命のカワハギ狙いに切り替えた。
これまでの様子からすると、この頃からアングラーが続々とやって来るのが常だったが、この日は一向に釣り人が増えない。数えてみると、小生を含めて僅か6人だけ。その点、落ち着いて釣りに打ち込めるので、歓迎すべきだが、釣果が出なくなっている証かも知れず、不安になって来る。

最初の内は、いつもの様にパワー・イソメを使っていたが、カワハギからのコンタクトは、やはり、ない。
パワー・イソメでは、集魚効果は期待出来ないのかも知れない。
そこで、軽く塩で絞めたアサリに替えてみたが、これにも興味を示さない。

最近、急に寒くなったので、海水温も下がっただろうし、その影響が出ているのかも知れない。だとすると、陽が高くなって少しでも海水温が上がり始める08:00頃までは、駄目かも知れない。

08:00を回った頃、小生の読み通り、突然、ロッドのティップを激しく揺らすアタリがあって、この日初めてのコンタクト。合わせも決まってリーリングを始めると、ロッドを叩く引きが伝わって来る。
これはカワハギに間違えない。
所が、内心、ほくそ笑みながら抜き上げた獲物は、残念ながら、カワハギとは似ても似つかぬ良型のフグ

ガッカリはしたものゝ、ようやく魚が動き始めた気配が伝わって来て、勇気凛々。
集中してカワハギのコンタクトを待っていると、コン。今度は、ロッドを持っている手にはっきりと伝わって来るアタリがあって、この日、初めての本命のカワハギ。時刻は08:15頃のことで、サイズは17cm程度の少し大きめのワッペンと云った所だが、嬉しい1匹。

カワハギは、アジタチウオの様に群れで回遊している魚ではないので、入れ掛かりになることは望み薄だろうが、お目覚めとあれば、これからはコンタクトがある筈。
所が、その後は朝の早い時間帯と同じ様に、全く音沙汰がなく、2匹目を獲ったのは09:00を回った頃。

振り返ってみれば、実釣を開始して2時間半を経過したこの時点までに、魚からのコンタクトがあったのは、たったの3回だけ。内、1回はフグで、おちょぼ口の可愛娘ちゃんのアタリは、僅か2回のみと寂しい限り。

それでもキャスティングを続けていると、角のベスト・ポジションに居たアングラーが引き揚げて行ったので、気分転換を兼ねて釣座を移転。
改めてキャスティングを繰り返したが、可愛娘ちゃんからは梨の礫

今日は、岸壁の際に付いているのかも知れないと際を狙うと、コン、コンとはっきりとしたアタリがある。しかし、幾らタイミングを見計らって合わせを入れても、針掛かりさせられない。
こうなると、意地になってその正体を見届けようとするのが、アングラーの性。何度も失敗した挙げ句、何とか針掛かりさせて抜き上げたその主は、小さなベラ。
その正体を見届けられて気分はスッキリとしたが、その反面カワハギではなかったことにガッカリで、何とも云い様のない不思議な気持ち。

気持ちを切り替えて、又、ちょい投げを繰り返していると、11:20頃、ティップをフワフワと揺らす前アタリの後、コンと来たアタリがあって、ようやく3匹目をゲット。

何とか4匹目をとキャスティングを続けたが、疲れが出て来ていたことと、正面に回って来た太陽光の反射が眩しくて堪らず、12:00頃、StopFishingとした。

今回は、17cm位のサイズばかり3匹の釣果で、何とか前回のリベンジを果たせたと云えるかも知れないが、気分的には、もう一つスッキリとしない。
時期的には、大釣りをするには難しい頃に入っていると思われるが、このまゝ今シーズンを終えるのは、如何にも口惜しい。
9日には、YGWさんと再度コラボ・ハギングの約束があるのだが、出来ればその前に、今度はCHTNRZKME辺りでやってみようかと思っている。