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2021年釣行記(78) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:12月24日(金) 16:50~20:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6
同行者:単独

23日(木)か24日(金)のどちらかの日、に久し振りにミニGTと遊ぶ積りだったが、残念ながら、退っ引きならない用事が入ってしまい、釣に行けなくなってしまった。しかし、用事が早く済めば、金曜日の夜は何とかなりそう。しかも、予報では南西の風が1~2mとのことなので、MHR-KGNなら釣りが出来そう。
と云う訳で、正に、鼻っ先に人参をぶら下げられた馬の様になって、釈迦力に用事を済ませて、MHR-KGNに出掛けて来た。

16:30頃、現地に到着して驚いたことに、いつもは結構な数の車が止められているのに、この日はどう云う訳か、駐車スペースはガラガラ状態。
MHR-KGN不調のニュースでも流れたのだろうか?
今シーズンに入って3回連続して惨憺たる結果に終わっているだけに、弱気の虫の活性が高くなって来る。

Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、風は殆どなく、海も小さなウネリはあるが穏やかで、問題は円な瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌がどうかだが、メバリングの状況としては悪くはない。
しかし、ガラガラの駐車スペースが物語っている様に、釣り場となる岸壁にはアングラーの姿が見えず、益々、不安な気持ちが大きくなる。

16:50頃、60番スポット付近でキャスティングを開始。
しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。その代わりに、切れ藻などのゴミがキャストの度に掛かって来て、煩くて仕方がない。それでも、暫くの間扇状にキャストして可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処にも気配がない。
そこで、蟹の横這い釣法に入ったが、これまでの実績ポイントでも音沙汰がなく、JHの重さを色々と替えて見たが、全く効果がない。

入釣前に感じた不安が的中した格好だが、70番スポット付近に来た時、駄目で元々とプラグを試してみることにした。しかし、プラグにも興味がない様でコツッともコンタクトがない。
BEAGLE-SSGS-AHUSKY、TOTO-42と目先を変え、重たいYURAMEKIを動員してテトラ帯よりも遥か沖目を狙っても見たが、これも空振りで万事休す。
可愛娘ちゃんがすっかり消えてしまったかの様な状況に、ボーズを覚悟しながらMHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sを結んでみた。

2投、3投すると、これまでとは違って、何か違和感が伝わって来る。
とてもアタリとは云えないが、何かがルアーを追い掛けている様な・・・。
何だろう?

すると、その直後にチクッとしたアタリが伝わって来た。
少しでも風が吹いていると見逃してしまいそうな小さなアタリに、軽く合わせを入れた所、生命体の反応が帰って来た。
前回は小さなアタリでカサゴが来たこともあるので油断がならない。
可愛娘ちゃんであってくれと願いながら抜き上げると、15~16cmの小振りだが、立派なメバル
この日初めてのアタリで獲れた初めての可愛娘ちゃんに、恥ずかしながらやっと来た!!と思わず声を出していた。時刻は18:10頃。
そして、その直後に同じ様なアタリで2匹目。この娘は、少しお腹が膨らんでいて産卵前の個体の様だったことを考えると、やはりスポーニング絡みで、いつもとは様子が違っているのだろう。

2匹目が来たことで、以降はFinluckMinnow30Sを主として投げていたが、アタッて来るケースは極めて少なかった。とは云え、ワームや他のプラグには全く反応しなかったことを考えると、やはり小生にとっては救いの神だった様だ。

2匹目を獲った後、2回のアタリを空振りしてからは、アタリがなくなったので、又々蟹の横這い釣法で、移動しながらのメバリングに入った。しかし、反応があったのは70~74番スポットまでの間で、その他のポイントではまるで梨の礫

20:30頃、85番スポット付近で折返しに入ったが、その頃から北西の風が強く吹き出して来てしまった。少なくとも予報には北西の文字はなかったと思うが、斜め左からの冷たい風のために、一気に体感温度が下がってしまい、21:20頃、堪らずStopFishingとした。

前3回と比べると幾分状況は良くなったと云えるかも知れないが、極狭い範囲で、且つ、限られたルアーにしか反応がないことを考えると、まだまだ本調子には程遠いMHR-KGNと云えるだろう。
スポーニング絡みであれば時間の問題だが・・・・・。