2019年釣行記(12) – AJ
2019/02/22
日 時:02月22日(金) 13:00~18:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:Skyread FG
釣 果:カサゴ x 1、ギンガメ x 1、クロダイ x 1
同行者:YGWさん
20~30mの深場でバチコンをやってみたいと云うYGWさんに付き合ってSkyread FGのボートで久々のアジングをすることに。
集合時刻が11:30だったので、10:00頃、準備に入った所に、YGWさんから渋滞のため集合時刻に間に合わないとの連絡が入って来た。
然らずんば、何時頃に到着するか訊ねたが、相手が渋滞のことで先が読めないのは当然で、答えは????。だからと云って、単に遅れるだけでは、船長のヨシカワさんもどうしようもないだろう。そこで、ヨシカワさんには事情を話して、取り敢えず1時間ずらして13:00に岸払いをすることにして貰ったのだが、結果的にはこれが良かった。
と云うのは、その連絡の際、ヨシカワさんから最近は温泉メッキが熱いので、夕方にはそちらに行きませんか? そのためにラインは0.3号のPE、3gのJHを用意して来る様にとのこと。
この日は、深場のバチコンが主眼だったため、全く他の釣りは頭になかったので、慌てて3gのJHとプラグを2~3個をバッグに放り込んで、11:30頃、自宅を出発。待ち合わせ場所の駐車場には12:15頃に到着し、車から出て釣り道具を出そうとしている所に、YGWさんも無事到着。9:00過ぎに自宅を出発して来たのに・・・・とのこと。
予定通り13:00、岸払い。
風は殆どなく、凪の穏やかな海を南下して根廻りのポイントに行くことに。
昼間の明るい時間帯に海から見る陸の景色は、いつもとは全く違った表情を見せてくれるので、物珍しく、快適なクルージングで釣りに来ていることを忘れてしまう程。
しかし、白く霞が掛かった様で全体にぼやけて見える。白内障の手術を予定している小生の目のせいかと思ったが、隣りで操船しているヨシカワさんに確認すると、目のせいではなさそう。2月も下旬に入ったので、春の気配が漂って来ているのだろう。
アジングは、餌釣りの様に獲物のアジを寄せて釣ることが出来ず、アジの鼻先にワームを届けて成立する釣りなので、先ず、獲物の居場所を探るのが問題。魚探を頼りに根の周りをウロウロとして探したが、何処も彼処も魚影が映って来ない。しかも、アジが潜んでいそうなポイントとポイントが遠く離れているので、その移動時間もバカにならない。
と云っても、居場所が見付かれば、それこそ面白い釣りが展開出来ることになるし、この点は痛し痒しの所がある。この日は東京湾の真ん中程まで足を延ばして探して貰ったが、一度YGWさんにアタリがあっただけで、空振りばかリ。
15:00を回った頃だったと思う。結局、沖の深場や根回りは諦めて、立ち入り禁止になっている埠頭の岸壁近くに戻って来た所で、小生がロリ・カサゴを掛けたのが、この日船中で見た初めての獲物。
そして、16:00頃、バチコンを諦めて、温泉場でメッキを狙うことに。
温泉場に着いて見ると、それまでとは様相が一変し、至る所に生き物の気配がある。ヨシカワさんによればメッキは元よりシーバス、ボラ、メジナ等々色々は魚が集まって来ている由。
先ずは、3gのJHでキャスティングを開始。
すると、早くも2~3投目で、ガツン。来た!!と思ったが、その直後にロッドがふっと軽くなって敢え無くフックアウト。姿が見えなかったので、メッキである確証はなく、ボラである可能性も高いが、兎にも角にも早々にアタリがあったので、アタリに飢えている身にとっては、嬉しい反応。
俄然、ヤル気になったが、その後、アタリが遠くなり・・・・。
やっぱり、駄目かなと弱気の虫が顔を出した頃、ミヨシに陣取っているYGWさんのリールのドラグ音がジーッと聞こえて来た。思わず顔を向けると30cm位のメッキを獲り込んでいる。事前に聞いていたサイズとは違って小さ目だが、小生がメッキでのホームにしているYNGSMでのサイズに比べると、充分に大型と云えるサイズ。
その後、暫くの間は誰にもアタリのない時間が過ぎたが、時折、ボラやシーバスの動きとは違った大きなライズがある。
そこで、JHからプラグのD-Contactにルアーを替えてみた所、これがビンゴ!!
ガツンと大きなアタリで、来たのが写真のギンガメで、時刻は正に夕間詰めの16:40頃。
温泉場では50cm超の大物が居るとのことなので、それには及ばないものゝ、小生に取っては記録物の40cm強(帰宅後の計測では42cm)。しかも、ワームではなくプラグで獲ったので、満足感も一入。
その後も2度、3度とアタリはあったが、何れも掛けるまでには至らず仕舞い、何とか獲りたいとキャスティングを続けていると、それから、程なくしてYGWさんのリールのドラグ音が響き、ラインがドンドンと引き出されている。その様子から大物であることは間違えがない。一旦釣りを中断して、ボートで追いながら獲物の疲れを待ったが、スタミナ一杯でいつまで経っても浮いて来る気配がない。
その内、YGWさんの歓声が悲鳴に変わって来て・・・・・・。
結局、姿を見せることもなく、その主はラインを切って帰って行ってしまった。
その後、元の場所に戻って釣りを再開したが、操船しながらロッドを出したヨシカワさんが30cmクラスを2匹、40cmクラスを1匹掛けたのを横目にしただけで、この日は沖上がり時刻を迎えてしまった。
小生は40cm強に気を良くして、プラグに拘ったのが良くなかったのかも知れない。最後に3gのJHに替えて黒鯛を掛けただけで終わってしまった。
それにしても、40cmクラスのメッキの強烈な引き。これには病み付きになりそう。事実、当初は余り気乗りがしていなかった様子のYGWさんも、あの引きには魅了されたと見えて、帰りには次のメッキ釣行を考え出している程。