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2016年釣行記(7) – MB

2016年 Mebaring 釣行記

潮回り:小潮 場所:KMKM 釣果:ナシ 同行者:単独

MebaringではホームにしているMHR-KGN方面は、向かい風になる北寄りの風が強く吹く予報なので、こちら方面の釣行は諦めて、以前から気になっていたKMKM方面をチェックすると、こちらは北風1mとのこと。
北風は横風になるが1mならばそれ程影響はない筈と云う訳で、KMKM方面のメバル調査に出掛けることにした。

15:00頃、自宅を出発。途中の西湘バイパスから見える前方の山並みには黒っぽい雲が低く掛かっており、何となく厭な予感。予報では降水確率は10%だったので全く雨のことは念頭になかったが、果たしてバイパスの半分を過ぎた辺りから、ポツリポツリとフロントガラスに雨粒が落ちて来た。

兎に角、行くだけ行ってみよう。

現地の駐車場には、16:40頃到着。幸いにも雨はバイパスのSA辺りから上がっていたので、道具を肩に、ロッドを手に持ちゴロタを歩くことに。
近くのTKBIでは、浜に降りてから釣り場まで大きな岩のゴロタを10~15分程ヨチヨチと歩かなければならないので、高齢者の身には辛いものがある。しかし、こちらは途中3ヶ所程短いゴロタになるが、殆ど国道下の犬走を伝って歩けるので、ご老体にとっては非常に有難い。

その犬走を歩きながら磯の様子を見ると、生憎、手前のMNMNにはアングラーの姿がある。そのまゝその先のMNITに行く積りで進んだが、残念ながらMNITにもアングラーの姿が見える。

さて、どうするか?
暫し立ち止まって思案していると、MNMNのアングラーはどうやら帰り支度を始めている様子。そこで、そのアングラーと入れ違いにMNMNに釣り座を構えることに・・・・。

MNMNの登り口はツルツルとしていて取っ掛かりがない。しかも、濡れていて如何にも滑り易そう。出来れば避けたいが、MNITには先客がいる以上、選択の余地はない。
滑落しない様に慎重によじ登って、フーッと一息ついた時のこと。
少し大きめの波が足許直下の岩に当たり砕けた波シブキが高く上がって・・・。足場も悪い上、咄嗟のことだったので、どうしようもなく頭からまともにザーッと被ってしまった。
潮でビッショリ濡れた眼鏡を拭き、磯の先端方向を見ると濡れていない。であれば、釣りが出来ないことはないだろう。しかし、これから満ち潮になり少し波立って来ると、帰りにまた波を被ってしまいそう。

と云う訳で、直ぐにMNMNは諦め、足場になる大き目の岩を探しながらMNIT方面に歩いたが、結局、目ぼしい岩は見付からずMNITに到着してしまった。
MNITの先客の様子を見ても夜釣りの模様で引き揚げる気配は見えない。しかし、その先客がいる岩の根元付近の手前に手頃な岩がある。その岩に登って周囲を見渡すと、正面には大きな根が顔を出しているが、その根の右側は、先客が乗っている岩との間にルアーを通すには手頃な間隔を置いており、左側は広く開けていて、何となくデカ・メバルが潜んでいそうな気配がある。

調査に来たからには、兎に角、やって見よう!

17:30頃、Tetra WorksのTOTOを結んでキャスティングを開始した。
キャスティング方向正面には、どうやら沈み根がある様で、波の起き方が他の場所と違っている。

その付近には、きっとデカイのがいる筈!!!

慎重にその沈み根の付近を通して見たが、音沙汰はない。
これを皮切りに扇状にキャスティングの方向を替え探ったが、梨の礫
プラグを替え、飛ばし浮子を使ったワーム・システムに替え、JH単体に替え・・・・・・・。色々と試したがサッパリ反応がない。

19:00頃、干潮から上げに転じて潮が利き始めるまで小休止をし、19:30頃から再開したが、状況は変わらず。
しかも、悪いことに、又々、ポツリポツリと雨が降り出して来る始末。

それでも、切れてしまいそうになる気持ちを奮い立たせて、せめてアタリだけでもと粘ったものゝ、21:00近くなって、風が急に正面から吹き付けて来て一段と寒くなって来た。と同時に右腰の痛みが強くなって来て、我慢する気持ちもプツンと切れてしまい、21:30頃StopFishingとした。

結局、アタリすらないパーフェクト・ゲームを喰らった訳だが、雰囲気は非常に良く良型メバルが出ても何の不思議もない釣り場の様な印象だった。

AKWさん曰くまだ時期が早いのではないか?
因みに、例年2月終わり頃から乗っているし、先週TKUCさんがTKBIに乗ったがヒラセイゴだけでメバルの釣果はなかったとのこと。

と云うことであれば、もう少し季節が進んでから、再度挑戦してみようと思った次第。