2016年釣行記(2) – MB
2016/01/08
潮回り:大潮 場所:MHR-KGN 釣果:メバル x 2 同行者:単独
前回の初釣りは、もう一つ物足りない結果だったので、今度こそはと再度挑戦することに・・・・。
例によって自宅出発は15:00頃、現地到着は16:30頃。
流石に松の内を過ぎて、皆さん仕事に精を出しておられるためか、駐車スペースはガラガラ。
直ぐに支度を整えて岸壁に出ると、意外にも正面からの北風が強く吹き付けて来ている。確かに予報では、15:00頃は6mとあったので、その余波が残っているのかも知れないが、風向が違っている。予報では西南西だったので、少なくとの正面からではなかった・・・・。
海はバシャバシャと波立って落ち着きがなく、足許には風に吹き寄せられたゴミが帯状に長く伸びていて、雰囲気は良くない。
しかし、来てしまった以上、ロッドも振らずに引き揚げる訳には行かない。増してやこの日は、20:00頃SGMRさんと近くのMHRC-GNPKで落ち合うことになっているので、その時刻までは厭でも粘っている必要がある。
最初は0.5gのJHを結んだが、向かい風のためどうにもならず、0.8g、1.0gと重くした。幸い、テトラ帯の殆どが水没している程潮位が高かったので、重たいJHでも根掛かりをすることは余りなかったが、足許に吹き溜まっているゴミが、キャスティングの都度針に掛かって来て邪魔になって仕方がない。
それでも、メバルからのコンタクトがあれば我慢も出来るが、全く、気配がない。直ぐに見切りを付けて、前回も比較的コンタクトが多かったへの字カーブの先にワープ。
こちらは根掛かりがし易い場所なので、潮位が高いからと云って油断は出来ない。特に今回の様に風対策で重ためのJHを使っている場合は尚更で、直ぐに海面直下に隠れているテトラの餌食になってしまう。
2~3投してコンタクトがなければ、少し移動して2~3投。それでも駄目なら更に少し移動・・・・を繰り返して・・・・・。
根掛かりに注意をしながらキャスティングを繰り返したが、恐らく風の影響で、ワームがコースから外れてしまっているのだろう、こちらでもコンタクトがない。
フォールさせているワームを吸い込む様なアタリで来てくれたのは、16cm程の可愛いメバルで、開始してから1時間も経った頃。
2匹目は、それから10分後。
やっとメバルの活性が上がって来たかと喜んだが、この日のアタリは後にも先にもこの2回だけ。
風は相変わらず正面から強く吹き付けており、一向に収まる気配がなく、その強い風にラインが吹かれて、JHは飛ばず操作感もない。こうなるとライト・ルアー・フィッシングの面白さは激減。18:30を廻った頃には、冷たい風を受け続けて身体が冷え込み、キャスティングする気持ちも胡散霧消してくる始末。
20:00頃のMHRC-GNPKに到着した旨のSGMRさんからの連絡が救いの神で、そそくさと車に戻ったのは云う間でもない。
そして、MHRC-GNPKでSGMRさんに会ったのだが、MHR-KGNと1~2kmしか離れていないのに、こちらではほゞ無風状態で、冷たい北風を請けながら頑張ったのは、一体何だったのか、キツネに摘ままれた様な気分になってしまった。
その後は、SGMRさんの知り合いの若夫婦と共にUMB-FPに回って、この日を終わった。
兎に角、この日のMHR-KGNでのメバリングは風が全てで、水深が浅く根掛かりが激しい釣り場での風対策に工夫が要ることが解った。しかし、向かい風が強いのに、何も好んで水深の浅いこの場所に来る必要はなく、今回はたまたま予報が当たらず、向かい風を釣ることになってしまった訳で、やはり、ここはこれまで通り南寄りの風が吹くときの釣り場と考える方が良かろう。