ファールド・リーダー
2010/07/12
アオリもオフに入ってしまったので、これから何を狙おうかと考えている時に、タイミング良くMaxiさんからのお誘いを頂き、何年か振りのフライを楽しんだのが先週の7日。
実は、アオリのオフにフライを再開するなんてことは全く考えておらず、アジかシーバス、ヒラメ等の平物をする積りで、ロッドやルアーを揃えていたのだが、渓流を釣り上がった途端にフライ・モードに入ってしまった。
と云うことで、次回のためのリーダーを買いに走った所、良く行っている釣り道具の量販店には、殆どと云ってよい程フライ関係は置いていないことが分かった。
以前、フライをやっていた頃には上X屋にはソコソコの品揃えはあったのだが、それ程マイナーな釣りになってしまったのだろうか・・・・。
仕方がないので、ヤフオクで調達しようと眺めていたら、ファールド・リーダーと称する小生の知識にないリーダーが出品されているのを見掛けた。 しかも1,500円と馬鹿高い値段が付けられている。
何でも興味を持ってしまうのは小生の悪い癖だが、この時も気になってWEB検索をして見ると、スレッドを縒り合せて作るリーダーで色々とメリットがあるらしいことが分かった。 しかも作り方も、それ程難しくはなさそう。
早速、板材をホームセンターに買いに走り、WEBの記事に従って冶具を作り、リーダーの試作を行った。
写真に写っているピンクが最初の試作品で、エギングで使用しなくなった0.8号のPEラインを利用したものだが、結構太い物になってしまった。 しかし、このリーダーを手で振るだけで綺麗にターンをするのには、正直ビックリした。
すると、糸の太さが問題になる。
因みに、WEBの記事にある様に、タイイング・スレッドの8/0を使ったものが左の白いリーダー。
そこで、エギングで使っていた0.6号のPEラインを使って、このタイイング・スレッドを使ったリーダーの太さに合せる様に巻き数を減らして細く作ったのが写真の右側。 それでも、比べると多少太く出来あがっているが、この程度であれば許容範囲ではないかと思う。 このラインは、10m間隔に色分けがしてあるので、斑模様が入ってしまったが、単色よりは却って面白い味があるので、小生としてはこちらの方が好み。
記事にある様なタイイング・スレッドを使わなかったのは、PEの比重は1未満なのでラインそのものに浮力があることが理由。 特に小生の様に何処に行ってもドライ・フライしか投げない者にとってはリーダーに浮力があるのは、非常に都合が良い。 しかし、リーダーを作るためにワザワザ値段の高い細番手のPEラインを購入するのは、一寸と云うか大いに無駄ではないかと思う。 従って、0.6号のPEラインが残っている限りはそれを利用する積り。
只、一つ気になる点がある。 それは、従来使っていたナイロンのリーダーに比べて、腰がないことである。 腰がないと云うよりはフニャフニャ。 これはPEであっても、タイイング・スレッドであっても同じで、腰を持たせる加工をしているらしいが、その材料を調達する必要があるので、今回はこのまゝ使って見ようと思っている。
まぁ、何れにしても、未だ実釣では使ったことがないので、その結果次第だが・・・。