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2010年釣行記(20)

2010年 釣行記

潮回り:大潮  場所:KTB  釣果:ナシ  同行者:F氏

昨日(28日)の朝、昨年SZKでご一緒したF氏から突然のメールを頂き、
明日29日、KTBに行きませんか?
とのお誘い。

氏は、SZKで初めてお会いした際に、小生のエギングをご覧になって釣りのカテゴリーを増やされたベテランの磯釣り師で、初エギングでキロ・オバーを含む2~3杯を出された凄腕の御仁だが、その後は釣行を中断して、別の趣味に打ち込んでおられたとのこと。

実は、27日は親父の命日なので、28日は三浦方面でシャクリ、その後、墓参りをしようと考えていた。 しかし、強い風の予報が出ていたので、シャクルかどうか思案中だった所に、氏からのお誘いで、、墓参りとエギングを夫々別個にすることに決定。 

1年振りの再会を楽しみに2:30に出発。 待合せ地点までは距離にして30km程度なので、約束の時刻の4:00では早過ぎる出発だが、横浜の繁華街を通過するルートなので時間距離は掛かるだろうと考えた次第・・・・・。

3:00頃から弱雨マークが出ていた予報通り、伊勢佐木町を通過し坂東橋に来た頃からワイパーを使う程の雨が降り出して来た。 これじゃ、釣りは出来ないかも知れないと心配になったが、待ち合せ地点に到着した3:35頃には、殆ど気にならない位に上がっていた。

F氏と落ち合ったのは3:50頃。 1年振りの再会の挨拶もそこそこに、氏の先導で駐車地点に移動したが、待ち合せ地点から結構な距離を走るし、しかもドンドンと坂を上って行く。 
これじゃ、釣り場への行程が大変だ
などと心配したが、結局大きく迂回をして釣り場の裏山に出ただけで、
高低差も小生がホームにしているTKUR方面と大差ないだろうと一安心。

釣り場に下りて最初に入ったのが、漁港の出入り口を固めている突堤外側のテトラ地帯。 生憎、先端付近には先行者が入っているので、その手前、真ん中付近に二人並んで釣り座を構えた。

様子の解からない釣り場なので、最初は20カウントでシャクリを開始。 根掛かりなし!!
次は30カウント・・・・。 根掛かり!! カンナに着いて来たのはアマモ。
エギング教室で渡邉長士氏は、
アオリの産卵にはアマモが一番良い・・・・と云っていた様な・・・。
漁港の奥でもアマモがあれば充分釣りになる。
エギを海底にまで沈めずに藻面を底と考えて、藻面でエギをダートさせろ。

と云っていた?!?!
であれば、ここは有望???

所が、方向によっては20カウントでも根掛かりするし、最初のシャクリでは根掛かりせず、2回目・3回目で根掛かって来ることもある。 エギを沈みの遅いシャロー・タイプに替えても、20カウントで根掛かることもあれば、30カウントで根掛かりしないこともあり、水中の様子が今一つ掴めない。 その上、潮は右から左に流れ、正面に投げたエギが左45度から帰って来る様になり、どうにもやり辛い。

そこで、岸壁方面に場所替えを提案し移動。

岸壁の最奥付近で、レジ袋を手に持って引き上げて来る中年エギンガーを見掛け、様子を尋ねると、3杯目を釣って引き上げて来たとのこと。
この様子に意気揚々と防波堤に乗った所が、居る居る、大勢のエギンガーが盛んにシャクッていて、二人が並んで入れる場所はありそうにもなく、防波堤を中程まで戻った曲がり角付近に一人分のスペースを見付けて、そこにはF氏に入って頂き、小生は更に進んだ所でシャクッたが、既に地合いは過ぎたのか、イカ様からの音信は皆無。

8:00に近くなり徐々に人口が減り、F氏の隣にスペースを見付けて移動。
その後、小生の後ろを通って5m程離れたポイントに入った黒ずくめのエギンガーは、第一投でアッサリと500~600gクラスをゲット。
こちらは4:30頃からシャクッているのに、これが本当のシャクの種?!

漸く回遊して来たか?の期待も空しく時間だけが過ぎて行き、9:00に上がりましょうと云うF氏の提案を延長してと10:30頃まで粘って見たものゝ、徒労・・・。

釣り座付近の海は、砂地の中に根がある様に見えるのだが、根はそれ程キツイものではなく非常に釣り易い。 只、いつもはキツイ根の所ばかりでシャクッているので、狙い所が絞り込めず、小生には少々慣れが必要に思う。

<Fさん>
今日は色々と有難うございました。
お陰様で楽しいエギングでした。
Fさんは1年振りのエギングで、雨にも降られず、風も波もなく絶好のエギング日和にも拘らず、釣果が出ず本当に残念でした。 お土産がなくて、奥方も残念がったおられたでしょう!!
これに懲りずに又お付き合い下さい。
今回の様に、ご都合の良い時にいつでもご連絡を頂ければと思います。 お待ちしていますので、宜しく。