ウェーダーの補修
2006/08/07
アオリのシーズンが終わり、10月のシーズン・インまでの間、何をして過ごそうかと茹だる様な暑さに只々、ダラダラとした休日を過ごしていると、釣り仲間の一人であるT氏から今度、丹沢湖の世附川に行こうヨとのお誘い。
絶好のタイミングと云うか、最悪のタイミングと云うか、まるで当方の状況を見透かした様なお誘いで、思わずライズしてしまったのであるが、実はこの御仁、FF(フライ・フィッシング)の腕も相当なものだが、何故かしら人間を釣るのが事の外上手い。
このブログの2005年1月に4人のFF仲間で写した写真があるが、右から2人目の本人以外は、僕を含めた3人とも、この御仁の口車に乗せられた哀れな被害者(笑)なのである(因みに一番右がこの僕)。
とは云え、北海道での単身赴任生活を大いに満喫出来たのも、この人物からFFを教えられたからで、その意味では幾ら感謝しても、し切れるものではないが・・・・。
このFFの師匠からの有難?いお誘い。思わずライズしてしまったのも無理のない所だと思うのだが、FFの道具を引っ張り出して準備する段階になって思い出した。肝心のウェーダーに穴が開いている筈である。
実は2005年に道志川に単独でFFに行った際、股の上にまで水が来る深場に立ち込んだ所、右のケツにジワーッと冷たい水の感触が広がった。水がドーッと流れ込んで来る様であればいざ知らず、ジワーッ・ジワーッと滲みて来る程度では釣りを止める事が出来ないことは、このブログを読んで頂いている方ならご理解頂けるものと思う。兎に角我慢をしていたが、結局釣り終わった頃にはパンツをびっしょりと濡らしてしまう結果になった。北海道の4年間、毎週の様に穿いていたウェーダーであり、この程度の事はあっても不思議ではないのだが、濡れたパンツのままで車を運転することの気色悪さ。
直ぐに修理をしておけば良かったが、その直後からアオリを追い駆けだしたのでそのままに放っておいた。
早速、風呂場で水漏れ検査をすると、右のケツの部分からプツプツと云った感じで泡が出て来る。見ると写真の様な状態。詰り、このウェーダーの構造は、正確かどうかは解からないが、3層構造になっていて、一番外側の布には一見損傷はなさそうだが、一番内側の細かいメッシュ部分との間の中間層部分が派手に破れている。恐らく、一番外側の布に開いたピン・ホールから入り込んだ水が、中間層で食い止められなかったのではないかと思う。
幸い、補修用の当て布もあるので補修は可能だと思うが、接着剤は何を使う? 師匠に電話をして尋ねると「セメダインCの軟質ビニール用が使えるヨ」との回答。直ぐに買いに出掛け様と思ったが、フライ・ラインも交換しなければならないことを思い出した。近くの釣具屋にはフライ関係は殆ど置いていないので、ネット通販で購入しようと検索していると・・・。
TIEMCOの修理窓口にアクアシール、3Aウルトラフレックスがウェーダーの補修には最適である旨載っていた。
で、今は、ラインとアクアシールの到着待ち。