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2010/08/13
2010年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 x 1同行者:単独
先一昨日の火曜日は、一旦家を出たが茅ヶ崎柳島付近で大粒の雨が降って来たので、早朝ドライブをしただけで帰って来てしまった。 今日は、そのやり直し。 と云っても、居住地の横浜では殆ど雨も降らなかったのだが、釣り場のある山間部は弱いながらも3日程降り続いていたので、増水が心配・・・・。
行ってみなけりゃ判らないと、3:10に自宅を出発。 道路も濡れていて、つい先ほどまで降っていた様子が伺える。 入漁券を購入するために立ち寄ったコンビニで訊ねると、結構降ってましたネ~とのこと。
入渓地点になる橋には4:30頃に到着し、車を止めて外に出ると水音が大きく聞こえて来る。 立秋も過ぎてかなり日の出も遅くなり、この時刻になっても未だ薄暗い中、橋の上から覗いてみると、渓の底までは見通しが利かないものゝ、心配した通りかなり増水していることが見て取れる。
さて、どうするか? このまゝ何もせずに帰るのも癪なので、陽が昇りきるまでの間暫くシートを倒して時間潰しをした後、再度、橋の上から様子を見ると、遡行することは無理だが、橋の周辺なら何とかなりそう。
駄目で元々。 入渓地点から出来るだけ水に入らない様に岩伝いに下って所からキャスティングの開始。
流れは早くてしかも強く、ポイントにフライが入っても直ぐにドラグが掛かってしまう。
岸寄りに一か所だけあった開き、と云うよりも、ここは橋の上から見た時から狙っていたポイントで、ここが駄目ならこの増水の中、他にフライを流せそうな所は見当らない。 ジックリと時間を掛けて絨毯爆撃をしていると、流れに乗ったフライにピシャッと出てくれたのがこの1匹。 体長13cm位の小振りだが嬉しい1匹。
この後、同じ開きで3度程アタリはあったが、空振り、他には釣りになりそうなポイントが見当たらないので6:30に脱渓。
正味1時間程の実釣だったが、釣果もあったし、往復とも帰省渋滞に巻き込まれることもなく、増水でかえって良かったのかも知れない。
2010/08/06
2010年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:山女 x 5 同行者:単独
最近通っているKR-R。 最初は、雨の中を入脱渓点を確認しに行き、その後源流域、中流域、下流域と探査して、今回は5回目。 源流域や下流域は夫々一寸問題があるので、多少行程は長いが中流域に入ることにして、3:00に自宅を出発し、現地着は5:00少し前。
入渓点の橋の真下の淵で挨拶代わりのキャスティングを何回か繰り返したが、やはり今日も音沙汰はなし。
直ぐにそのまま釣り上がり探査の際に出て呉れたチャラ場。 岩陰に隠れてキャストしたフライが流れに乗って瀬尻に差し掛かった時、フライを吸い込む様にして出て呉れたのがこの1匹。 写真の撮り方が下手くそで良く分からないが25cm程の良型。
これを皮切りに、これに気を良くして釣り上がり、鉄骨堰堤に6:30頃到着。 前回よりは30分程早くて釣り上がるテンポも上々。 ここまでの間に最初の良型の他にも1匹。 これはカメラを用意している間に流れに戻って行ってしまったが、ライズも何度もあって、これまでにない程渓魚の活性が高い様子。
鉄骨堰堤で、朝食&小休止して再開後、程なくして来たのがパーマークの綺麗なこの1匹で20cm弱。
この辺りから、何となく渓魚の着き場が判って来た様な気がする。 狙ったポイントでライズを引っ張り出せることも多くなって来た。 これまでの下手な鉄砲よりは少しは進歩した????
しかし、首都圏のスレ切った山女を相手の釣りだけに、そんなに簡単なものではなく、今日は偶々活性が高かったからそう思えるのであって、一寸状況が厳しくなると元の黙阿弥になることは目に見えている。 まぁ、これが自然相手の釣りの奥深さなのだが・・・・・。
これが面白くてポイント・ポイントで時間を掛けてしまったものだから、脱渓地点に到達したのは13:00。 前回よりも2時間も長くなってしまい、8時間の釣行だったが、今日は、ライズも頻繁にあり、釣果としては5匹としているがバラシを含めると10匹に届いている筈で、非常に楽しい1日だった。
2010/08/03
2010年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:山女 x 1 同行者:単独
例によって3:00に自宅を出発。
途中で入漁証を買うのに手間取り、現地着は5:00過ぎ。
前々回の源流域、前回の中流域に続いて、今回は下流域の探査。
只、前回の中流域探査の際、フライを2度程見に来て渓底に沈んで行った渓魚が気になったので、先ずその正体を見届けてから、下流域に移動しよう、と云うことで橋の袂から入渓。
川原に降り立ったのは5:20頃。 水量は、心なしか前回よりも増えている様子で、岸辺の草も下流に向かって倒れている。 20cm位の増水があって減水中の様だ。
先ずは、橋の真下のトロ場。 左右からの流れ込みがぶつかっていて、如何にもと云った雰囲気なのだが、前回と同じ様に音沙汰なし。
前回出て呉れたチャラ場でも、今回は駄目。
そして、例の場所。 姿勢を低くして静かにストーキングをしてキャスト・・・・・・・。
増水気味だったので期待したのだが、今回はシ~ン。
このまゝ釣り上がろうとも考えたが、予定通り下流域探査に行くために入渓した橋まで戻ることにした。 しかし、釣り上がる時は、多少流れが速くても、水深があっても何とか上って行けるのに、下る時は何故かオタオタとしてしまう。
漸く橋の所にまで戻って来た時、トロ場の左右からの流れ込みがぶつかって波だっている所から少し下で波ではない小さな飛沫が上がるのが偶然目に入って来た。 そこで、気配を消して岸辺に立って様子を窺っていると、正体は判らないが、小さなライズが散発的にある。
そのライズを狙って、フライを流れ込みがぶつかっている所にキャストし流れに乗せて見たが、フライは無視され、ライズも無くなってしまった。 渓魚が居ることが分かって熱くなって何度もやって見たが、結局時間の無駄。
車に戻って入渓点を探しながらゆっくりと下って、林道の脇に駐車スペースを見付け、車を降りて渓流側の杉林をよく見てみると、薄っすらとした踏み跡が渓に向かって続いているのが見えた。 これまでも何度か通ってはいたのだが、走っている車からは、先ず判らないだろう。
その踏み跡を辿って行くと案の定渓にまで続いており、堰堤の下に出ることが出来たが、これでは入渓点ならぬ脱渓点でしかない。
更に下って駐車スペースを見付けた。 ここにも踏み跡があったものゝ、ここで入渓しても先程の堰堤まで距離がなさ過ぎるので、そのまゝ徒歩で林道を下り浄水取入口を過ぎた辺りで踏み跡を発見。 ここを入渓点としてさっきの堰堤までを釣り上がる事にした。
渓には人の背丈程もある大岩がゴロゴロとしており、川原らしいものは殆どなくこの辺りでも源流の趣で、やはりチマチマした釣りにならざるを得ない。
そんな中に一寸した開きを見付けて、その左側にフライを流して来ると、いきなり岩陰から灰色っぽい影が飛び出して来たと思ったらフライが消えた。 油断もあって合わせる手に力が入ってしまい、無念の合せ切れ。 ヤマメであれば恐らく2度とは出てこないだろうが、駄目で元々と遅い朝食と休憩で30分程休めて、又同じ様にフライを流すと、今度は派手に水面を割って出て呉れたが、タイミングが合わず空振り。 再度、同じコースを同じ様に流すと同じ様に出て呉れたが、今度も空振り。 流石にその後は反応が無くなってしまった。
その上のチャラ瀬の瀬尻で出て呉れたのが、このヤマメ。 13cm前後のサイズだが、嬉しい釣果。
この後、直ぐに取水口下の堰堤にぶつかり、堰堤下のプールで遊ぼうと思ったが、そのプールがない。 仕方がないので林道に上がったが、この下流域は堰堤が多く、加えて堰堤間の距離がないので、フライの釣り場としてはもう一つの印象。
2010/07/23
2010年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:山女 x 1 同行者:単独
前回の源流域に続いて、今回はその下の中流域の探査を行った。
具体的には林道がKR-Rを跨ぐ橋から入渓して、前回の入渓地点である2段堰堤で脱渓するコースで、前回と違って脱渓点の目標物が分かっているので、何となく安心出来る。
渓に降り立ったのは、前回と同じ5:00。
橋の下は大体において深い淵があってポイントになっているのだが、この橋の下も同じで、如何にもと云った雰囲気。 挨拶代わりにサッと流したが先方からの挨拶はなく、イブニング・ライズを狙って入れば面白そう。
入渓点から暫くは平場でフライ向き。
その中でも、餌師やルアー師が狙いそうもない浅い瀬にフライを流すと、瀬尻付近でフライをスポッと吸い込む様なアタリ。 反射的に合わせを入れると、記念すべきKR-Rの山女が掛かって来た。 パーマークが消え掛かってはいるが17~18cm位のサイズ。
記念写真を撮ろうとカメラを構えてシャッターを押した瞬間、跳ねて水の中に戻ってしまい、残った写真がこれ。 KR-Rでの記念すべき第一号の写真がこれじゃ情けないが、パーマークが薄らと見えるので、マァ良かろう!
この第一号が出た少し上で、川の流れがぶつかっていて深みを作っているポイントが目に入った。 如何にも良さそうな雰囲気なのだが、これまで2回の釣行で、この様なポイントで出すのは難しいと解かっていたので見送ろうと思った。 しかし、ここは、木の枝が覆い被さっていてロッドが振り難そう。
淡い期待を込めてサイド・キャストで流すと、フライを目掛けて細長く灰色っぽい物がユラユラと浮上して来るのが目に入った。 サイズも結構良い!!
その瞬間、心臓はバクバクを鼓動を打ち、流れる水音も聞こえなくなり、真っ白。
来るか!! と思わずロッドを握る手に力が入った途端、その影はス~ッと底の方に沈んで行ってしまった。 もう一度!! と同じ様に流すと又ユラユラと浮上して来て、今度は・・・・・吸い込んだ、と思ったが・・・・・・。
その平場を過ぎると、前回と同じ様な大岩がゴロゴロと小さな滝と釜が連続する正に源流の渓相になって、小生には中々ポイントが絞り難くなって来た。
そんな中で、突然この様な鉄骨だけの堰堤が見えて来たのだが、水を滝の様に落としているコンクリート製の堰堤とは違って、赤く塗られた鉄骨だけの堰堤は自然に溶け込むことなく、何となく不気味さを感じてしまう。
入渓して2時間。 この鉄骨の堰堤の下で遅い朝食を取って暫く休憩したのだが、ポイントが絞り難い上に、例によって蜘蛛巣の猛攻で厭気も差して来ていたので、脱渓ルートがあればここで切り上げていただろう。
前回は、無謀にも方向感覚だけで脱渓しようとして、1時間近くも山中を彷徨する結果となったので、今回は兎に角釣り上がることにした。
見上げる様な大岩を高巻きすることも何度かあったが、気のせいか前回よりは楽な気がした。 それでも遠くに目指す堰堤が見えて来た時は、正直に云って、ホッと安心した。
入渓したのが5:00、脱渓点に到達したのが11:00なので、都合6時間。 我ながら良くやるよと半ば呆れた次第だが、それにしてもアタリが少な過ぎる印象。 小生自身の方肩から先の問題は別にして、天候のせいかハッチも殆ど見ることもなく、魚の活性が低かったのかも知れないが、もう少し遊ばせて呉れると通う価値はありそうなのだが・・・。
さて、脱渓してからは・・・・・。
踏み分け道を登って、前回車を止めた所に出た所から林道をブラブラと歩いて車の所まで20分。 と云うことは1km少々、クネクネと曲がっているので1.5~2km位の行程なので丁度良い規模なのだが・・・。
2010/07/20
2010年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:KR-R 釣果:ナシ 同行者:単独
KR-Rに探査釣行をして来た。
この渓は、人家のある最下流域を除くと、マス釣り場から橋までの下流域、橋から2段堰堤までの中流域、2段堰堤より上流の源流域に大きく分けられるが、今回の探査対象には源流域を選んだ。
と云うのは、小生自身の好みも勿論あるのだが、2段堰堤より上流には堰堤がないと云うのが大きな理由。 但し、WEB情報によると大岩と深い淵が連続しているらしいので、この点は気になる所だった。
マァ、何とかなるだろう!!
3:00に自宅を出発し、一般道を延々と走って現地駐車スペースに到着したのは4:40頃。
水漏れが激しいので、再度補修の上、念のため、ストッキングとズボンの繋ぎ目にはガム・テープをぐるぐると巻き付ける様に貼ったウェーダーを穿いて渓に降り立ったのは5:00頃。 駐車スペースからの入渓ルートは、WEB情報にある通りで、踏み分け道がくっきりと付いているので迷うことはないのだが、急斜面でズルズルと滑り落ちそうになる。 雨上がり等は特に注意をしなければならないだろうと思う。
入渓地点から暫くの間は比較的平坦で釣り易い相だったが、WEB情報通りの大岩と淵の連続地帯に突入。 大岩と云っても見上げる程の馬鹿デカイ岩で、それが両岸からせり出しており、その間を水が流れ落ちていて深い淵を作り、如何にもと云った雰囲気。
そんなポイントの流れ出しの瀬や岩陰を狙ってキャストすると・・・・・。
水に浮かんでいる筈のフライが見えない。 アレ~、どうしたんだろう??
良く見つとフライが、蜘蛛の巣にひっかかって空中でブラブラと揺れている。
蜘蛛の巣があると云うことは、先行者がいないことの証明でアングラーにとっては喜ばしいことだが、キャストの度に蜘蛛の巣に煩わされ、加えて、大岩を避けて釣り上がるルートの確保に時間を取られて、中々釣りに集中出来ない。 フライ・フィッシングと云うよりも沢登りと云った趣。
それでも、マグレあたりでもあれば気持ちの持ちようも変わって来るのだが、7:00頃になり、ソロソロ諦めの境地に入りかけた時に出会った滝。 この滝の水が合流する辺りも、如何にもと云った感じのポイントだった。
ニジマスとヤマメとは違うのかも知れないが、北海道での経験からすると、ここなら絶対と思う流れにフライを乗せるとニジマスが水面を割る様にして出て呉れるのだが、警戒心の強いヤマメは難しい。
居るのか居ないのか・・・、まるで魚のいる気配は感じられず、Mr.Maximなら何処を狙うだろうかと考えながら釣り上がったが、小生には手強い相手。
ソロソロ大岩と淵の連続地帯を抜けられるかと云う所で出くわした小滝。
何とか右岸を巻いてこの滝の上に出たが、その先には更に大きな岩が立ちはだかっている。 両岸は5~7・8m位の絶壁で一寸見た所、高巻きするのも難事になりそう。 WEB情報による脱渓点はこの先になる筈だが、結局、これ以上単独で遡行し脱渓点に到達する自信がなく、脱渓することにした。
脱渓するのは良いが、どの様にして? 入渓地点まで下って行くか、それとも左岸をよじ登って何とか林道に到達するか?
色々と考えたが、選択したのは左岸をよじ登ることだった。 しかし、結果的にはこれは大きな間違いだった。 中腹までは何とか登ることは出来たが、それ以上になると藪の密度が高くなって二進も三進も行かず、落ち葉の堆積した急斜面はフェルト底のウェーディング・シューズでは踏ん張りが利かずズルズルと滑るし、植林か何かで使ったと思われる作業道らしき道端にプラスティックの道標を発見してホッとしたのも束の間、その道は途中で消えてなくなっていたり・・・・。
結局、左岸のよじ登りルートを諦めて入渓地点に戻ることにしたのだが、渓に降りた所で時計を見ると、何と1時間近くも山中を彷徨していたことになる。
5:00に入渓して、11:00頃に脱渓。 6時間の実釣だったが、蜘蛛の巣対策やルート探し、山中での彷徨等で時間を取られて、実際にロッドを振ったのは正味1時間もなかったのではないだろうか。
只、大嫌いな蛇に遭遇しなかったことと、山蛭にも血を吸われることはなかったことが唯一の救い。
次回は、中流域を探査してみようと考えながら運転していると、右足に痙攣。 車を止めて揉み解し事なきを得たと思ったら、自宅近くで左足の太ももが痙攣し、道具を車から降ろす際には両足が・・・。
所で、ガムテープでグルグル巻きにしたウェーダーだが、左足の水漏れは止められたが、今度は右足に水漏れ。 買い替える他ないなぁ!
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