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2025/01/16
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:01月16日(木) 17:10~21:50
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 3、カサゴ x 25、アナハゼ x 1
同行者:単独
前回の釣行が14日の火曜日だったので、順当であれば中2日空けた17日の金曜日が、今週2回目の釣行となる筈だが、生憎、その日の風向きは東北東。更に、その先の土曜日以降来週一杯は毎日が北寄りの風が吹く予報になっている。真冬のこの時期に南寄りの風を期待する方が、どだい無理と云うものだが、軽いジグを使うMHR-KGNでのメバリングにとっては、北寄りの風は鬼門。
と云う訳で、一昨日の釣りの疲れがまだ残っている老体に鞭打って、南風が2m/sの予報を頼りに、敢えて中1日でMHR-KGNに行くことにした。
現地到着は16:43頃。
早速、岸壁に出て様子を見ると、風は殆吹いておらず、海も穏やかでメバリングには持って来い。しかし、長いロッドの地元のおっちゃんの姿は一人しか見えず、何となく先行きが心配になって来る。
前回はベイト・ロッドを持ち込んで失敗した反省から、今回はスピニング・ロッドのSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSを持ち込んで、先ずは自作のビーズ・ルアーの小を結んで21番スポット付近で、17:10頃にキャスティングを開始した。
すると、その2投目か3投目で、いきなりコツと反応が返って来た。
日没時刻を過ぎたばかりのまだ明るい時間帯から反応があるとは思っておらず、びっくりしたが合わせを入れた所、明らかな生命体の感触が伝わって来た。しかし、力強さが全然ない。
何だろうと思いつゝ抜き上げてみると、その主は、不気味な程鮮やかな緑色をしたアナハゼ君。
メバリングには付き物のカサゴではなく、MHR-KGNでは滅多に見ることのないアナハゼだったことにがっかりしたが、魚の活性は高いと考えることにして、本命の可愛娘ちゃんを探すことにした。
しかし、何も反応がないまゝへの字カーブの手前にまで来てしまった。
出来るならハード・プラグで遊びたかったが、アナハゼ君以外の反応はなく気配も全く感じられなかったので、ここで飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。
ワームにすれば、直ぐにでも反応が返って来るだろうと考えていたが、ウンともスンとも返事がない。カサゴでも良いから、何か反応をしてくれと願いながらキャスティングを繰り返したものゝ完全に梨の礫。
暫くへの字カーブ付近を彷徨いたが、何も反応がないため、昔に戻ってテンポの良い蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんを探すことにした。しかし、何処に消えてしまったのか本命のメバルどころか外道のカサゴの反応もない。好きな70番スポット付近でも音沙汰はなく、昔は良かった凸部の手前でも何も反応は返って来ない。
1月と云えばMHR-KGNではアフター・スポーンに入る頃なので、産卵に疲れたメス・メバルの喰い気が落ちる時期に当たる。しかし、オス・メバルは居る筈だし、繁殖活動に参加していないまだ若いメバルも居る筈。にも拘らず、何も反応がないのは解せない。だが、現実的には最初にアナハゼ君が挨拶に来てくれただけで、以降、梨の礫状態が2時間近くもの間続いており、ボーズを覚悟した程。
この様な状況だったが、半分惰性の様なキャスティングを繰り返しながら凸部に入って直ぐの91番スポット付近で、ようやく、獲物の反応が返って来た。時刻は19:04のことで、獲物の正体はロリ・カサゴだったが、この日最初に手にする魚らしい魚で、外道とは云え嬉しい獲物だった。
ようやく、魚が動き出したかも・・・・と前向きだと云えば聞こえは良いが、根拠のない楽観的な思いで後続を期待したが、案の定これは期待外れ。久し振りに更にその先にも足を伸ばしても見たが、残念ながらこれも空振りに終わってしまった。
釣り場の岸壁はまだ先に伸びてはいる。しかし、これ以上先に歩を進めてチェックする気力はもう残っておらず、先に進んでも、状況は変わらないだろうと19:45頃、116番スポット付近で折り返しに入った。
ハード・プラグにも飛ばしウキを使ったワーミングにも反応はなく、この日やっていない釣り方はジグ単だけ。と云う訳で、駄目で元々と、兎に角、仕掛けを組み直して0.5のJHを使ったジグ単に切り替えて、復路に入った。
すると、折り返しに入って直ぐの115番スポット付近で、19:47にこの日2匹目となるロリ・カサゴをゲット。ジグ単が正解だと喜んだが、これも単発で後が続かない。
久し振りに返って来た反応に気力も戻って来たものゝ、XMBS-762ULSSに0.5gのJHでは操作感が余り感じられず飛距離も余り出ていない印象。ロッドのスペックではルアー・ウェイトは0.2~8gとあるので、0.5gで通しても良かったのかも知れないが、操作感が欲しかったので0.8gのJHにしてみた。するとこれが良かったのか、凸部の曲がり角の109番スポット付近で、3匹目のカサゴを20:05にゲット。
この3匹目のカサゴを皮切りにカサゴ祭りに入り、21:07までの約1時間の間に凸部区間だけでカサゴを19匹、メバルを3匹ゲット出来、正にこの時間帯がこの日のハイライトだった。
特に、20:50に抜き上げたこの日2匹目となるメバルは26cmの良型腹ボテちゃんで、久し振りにトルクのある強い引きを楽しむことが出来た。
凸部区間で、粘ればもう少し釣果を伸ばすことが出来たと思うが、引き揚げる時刻に近付いていたので、戻るテンポを早めて、カサゴを4匹追加し、21:50頃、StopFishingとした。
この日は、一時は完全にボーズを喰らうことを覚悟したのだが、20:00を廻った頃から様相は様変わり。極々小さく微かな反応でカサゴがロッドを曲げてくれる様になり、これはこれで楽しい釣りだった。どの様な切っ掛けで活性が高くなったのかは判らず、典型的な怪我の功名だが、諦めずに早揚がりをしなくて良かった。
とは云え、本来的にはメバルを狙って来ているので、出来ればメバルと遊びたいのだが、昔と比べると、完全にカサゴとメバルが逆転していて、カサゴに混じってメバルが釣れている状況。
これも温暖化の影響なのか・・・?
何とか、昔に戻ってくれないだろうか?
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19:04 |
1匹目 |
91番 |
20:27 |
11匹目 |
104番 |
21:01 |
18匹目 |
96番 |
19:47 |
2 |
115 |
20:29 |
12 |
103 |
21:04 |
19 |
94 |
20:05 |
3 |
109 |
20:35 |
13 |
102 |
21:06 |
20 |
93 |
20:10 |
4 |
110 |
20:38 |
14 |
↓ |
21:07 |
21 |
↓ |
20:15 |
5 |
107 |
20:41 |
15 |
↓ |
21:24 |
22 |
71 |
20:16 |
6 |
↓ |
20:43 |
16 |
↓ |
21:27 |
23 |
↓ |
20:19 |
7 |
106 |
20:47 |
1 |
98 |
21:38 |
24 |
57 |
20:20 |
8 |
↓ |
20:50 |
2 |
↓ |
21:42 |
25 |
53 |
20:22 |
9 |
105 |
20:57 |
3 |
96 |
|
|
|
20:23 |
10 |
↓ |
20:59 |
17 |
↓ |
|
|
|
2025/01/14
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:01月14日(火) 16:50~21:10
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 2
同行者:単独
南西or西南西の風が3m/sとMHR-KGNのメバリングにとっては、願ってもない好条件に、喜び勇んで出掛けて来た。
16:30頃、現地に到着。
早速、岸壁に出て様子を伺うと風は殆んど吹いておらず、満潮時刻の16:23を過ぎたばかりの海はゆったりと波打っており、眼の前にある筈のテトラ帯は全く見えない。
岸壁では、いつもは何人ものアングラーが長いロッドを振っているのだが、この日は26~30番スポット付近に3~4人居るだけ。好調であれば大勢のアングラーの姿がある筈だが、どうやら余り調子は良くなさそうで、何となく不安になって来る。
16:50頃、40番スポット付近に立ち自作のビーズ・ルアーの小を結んでキャスティングを開始。
今回のロッドは、MHR-KGNのメバルを相手にするには強過ぎる感はあるが、敢えてBlueCurrentⅢ 82/Bを選んだ。と云うのは、今回はテトラ帯よりも沖目を重点的に狙う積りなので、どうしても飛距離が欲しい。となると長目のロッドが有利。と云う訳でBlueCurrentⅢ 82/Bを持ち込んだのだが、操作感がもう一つ伝わって来ず2~3投しただけで選択を間違えたことを痛感した。しかし、この日に限ってはSoareXR改を積んで来ていないので、これで我慢するしかない。
日没時刻を過ぎたばかりの時間帯なので、これからがゴールデン・タイム。自然に胸が期待に膨らんで来るが、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。何とか、関心を惹こうとTOTO42SやRiggeSlim60SSなどを結んでみたが、梨の礫。
そうこうする内、風が出て来てしまった。しかも、斜め左前方からの北西からで最悪。予報と違うじゃないかと舌打ちをしながらキャスティングを繰り返したが、自然を相手に毒づいても詮ないこと。それでも来た以上は何とか可愛娘ちゃんの顔を見たいと、少しずつ場所を移動しながら可愛娘ちゃんの居場所を探したが見付けられず、いつものへの字カーブ付近に来てしまった。
この頃になると、嫌な風も治まって釣り易くなり、最近のお気に入りポイントでもあるので、気合を入れて反応が返って来るのを待ったが、可愛娘ちゃんどころかカサゴからも返事がない。そこで、プラグの釣りを諦めて飛ばしウキを使ったワームの釣りをすることにした。
すると、システムを組み直した1投目で、ブルブルと反応があって、本命の可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は実釣を開始してから約1時間後の17:44、ポイントは48番スポット付近のことで、サイズは15cm程の少し小振りな本命だったが、ボーズ回避が出来たので嬉しい1匹だった。
これに気を良くして、よし、これからだ・・と後続を狙ったが、その後はウンともスンとも云って来ない。お気に入りポイントだったので、こんな筈では・・・と付近をウロウロして嫌になる程しつこく攻めたが反応は皆無。
19:30頃、への字カーブ付近を諦めて蟹の横這い釣法で気になるポイントを叩きながら、70番スポット付近に向かうことにした。しかし、一向に反応は返って来ることもなく、その頃には半ば以上に諦めの境地だった。とは云え、引き揚げるにはまだまだ早い。
突然、やる気を出して反応して来ることもあると自分に云い聞かせながらキャスティングを繰り返していた所、67番スポット付近で、この日2匹目の可愛娘ちゃんをゲット。時刻は19:49のことで、サイズはやはり15cm程。しかし、このメバルも単独行動をしていたと見えて、反応はそれっきり。
目的地の70番スポット付近では、反応があって針掛かりさせたものゝ、リーリングの途中でバレてしまったことが一度あったきり。
20:00を廻った頃になると、潮位は90cmとかなり下がっているため、テトラ帯も大きく本体を海面から出していてキャスト出来る範囲が狭くなっており、しかも根掛りリスクは高くなっている。それでも可愛娘ちゃんが反応してくれるのであれば我慢も出来るが、こんなにも音無しが続く様では無理をすることもないと、少し早いが75番スポット付近から折り返しに入った。
そして、20:37に43番スポット付近、21:00に39番スポット付近でロリ・カサゴを拾って、21:10頃、StopFishingとした。
この日のメバリングの反省点は、ロッドの選択を誤ったこと。
昨年の実釣でMHR-KGNでのメバリングにはBlueCurrentⅢ 82/Bは強過ぎると答えを出していたにも拘わらず、何を血迷ったのか敢えて持ち込んだことが最大の敗因。この日のメバルの低活性度を考えると、例えばSoareXR改などの別のロッドを使ったとしても、釣果そのものには変わりはないだろう。しかし、ロッドを振っている時の心の持ちようが全く違う。
次回はSoareXR改若しくはSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSを使うことにしたいと思う。
2025/01/09
2025年 Ajing 釣行記
日 時:01月09日(木) 16:10~20:40
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:KMI’s
海水温 : 12.5℃
釣 果:アジ x 2
同行者:単独、(FJKWさん、IKOKさん)
予報によると、西の風が5m/sとかなり強めに吹くとのこと。真冬のこの時期に冷たい風に吹かれるのは辛い。それでも釣果が上がるなら我慢も出来るが、仲間からの情報でも厳しい状況しか伝わって来ない。にも拘わらず、行きたい気持ちは強く行くべきか、行かざるべきかまるでハムレットの心境。
しかし、KMI’sは東に向いているため、西風であれば背後から受けることのなるので、何とかなるだろうと都合の良い言い訳を見付けて、兎に角、現地に行ってみることにした。
15:45頃、現地に到着。
車から出てみると、かなり強めの風が吹き抜けている。この分じゃ、無理かな・・・・と思ったが、それでも、岸壁に出てみなければ判らないと諦めの悪いこと。
正月休みが開けたばかりのウィーク・デイのこんな状況の中、釣りをするもの好きは居ないだろうと思っていたが、最奥でロッドを振っているアングラーの姿がある。近付いてみるとそのアングラーはFJKWさんで、新年の挨拶を交わした後、小生は隣りの事務机前に釣り座を構えた。
この岸壁の主の黒猫にオヤツをあげたりしながら、準備に取り掛かっている所にIKOKさんが友人を伴って登場。暫く4人で情報交換をしたり黒猫の相手をしたりした後、IKOKさん達は入り口に戻って行って、2025年初のKMI’sアジングを始めることにした。
この日のタックルは、SlatyStage改のロッドに1.0gのJHの組み合わせで、16:10頃、キャスティングを開始した。
背後から吹いてくる筈の風は、右手から吹いて来たり強くなったり弱くなったりで全く落ち着かない。キャストした後のラインを見ても、右に吹けたかと思うと直ぐに左に吹けたりして、やり難くて仕方がない。
ラインの動きを少しでも落ち着かせようと、JHを1.2gに重たくして何投目かのこと。
キャストした後にテンションを掛けてフォールをさせていると、いきなりブルブルと反応が返って来た。突然なことで些か泡を喰ったが、何とか抜き上げたのは、20cmに少し足りない位の本命のアジ。時刻は16:26のことで、真冬のこの時期のまだ明るい時間帯に来るとは思いもしなかった。向こう合わせ的で釣れちゃった感満載の獲物だったが、2025年初のアジングでボーズを回避出来たことが殊の他嬉しく、年甲斐もなく思わず来たよ~!!と大きな声を上げてしまった。
この1匹を見て、小生のみならず他の3人も俄然やる気を出してアジの反応待ったが、何も返って来ない。
落ち着きのない風は相変わらず強く吹いている。上半身や下半身は何枚も重ね着をして寒さ対策を講じているが、指先だけは剥き出しになっているため、ジンジンと冷たくなって来る。
それでも、返って来るかも知れない反応を待ってキャスティングを繰り返したが、梨の礫。
19:00少し前になって隣りのFJKWさんが引き揚げ、その直後にIKOKさん達も引き揚げて行って、岸壁には後期高齢者の小生のみが居残った格好。
好調に釣れているならまだしも、こんな状況下で一人釣りをするのは辛く寂しい。小生も引き揚げようかと考えたが、時刻はまだ19:00。せめて20:00までは頑張ってみようと考え直して、キャスティングを繰り返した。
しかし、老いの身体に鞭打って続けても何も反応がなく、暖簾に腕押し状態が続くばかりで、頭の中には20:00までは・・・の言葉が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る始末。
19:30近くになって、幾分風が弱くなって来て釣り易くはなったが、相変わらずアジの寄りはなく、前回、煩く付き纏っていた水鳥の姿も見えない。
この日、2回目の反応があったのは19:37のこと。
惰性でキャスティングを繰り返している様な状況だったが、コツとはっきりと伝わって来た反応に反射的に腕が動いて、何とか2匹目をゲット。20cm近いまぁまぁサイズで、これで老夫婦の食卓用の土産に出来ると一安心。
こんな時刻に来たのだから、群れが回って来たかのではないかと期待をして後続を期待したが、どうやらこのアジも単独行動をしている一匹狼だったと見えて、これっきり気配もない。
その内、遊覧船が遠くに姿を現し、眼の前を通過して背後に消えていっても、何も変化は起きず、結局、20:40頃、遂に精魂尽きてStopFishingとして、2025年初のKMI’sアジングを終えた。
2025/01/05
2025年 Mebaring 釣行記
日 時:01月05日(日) 17:00~21:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 10
同行者:単独
明けましてお目出度うございます。
本年もよろしくお願いいたします。
平日釣行派の小生としては、日曜日に釣りに行くことは禁を破ることになるが、MHR-KGNでの初釣りに出掛けて来た。
現地には16:30頃に到着。
早速、岸壁に出て様子をチェックすると、予報では4~5mとあった西南西の風は、岸壁では殆んど吹いておらず、海も穏やかで2025年の釣り初めの環境としては申し分のない所。アングラーの姿も、9連休となった正月休みの最終日と云うこともあってか、普段よりもかなり少なめ。
今回も釣り納めの時と同じ様に、への字カーブ付近を重点的に攻める算段だったので、手前の37番スポット付近からStartFishing。
ロッドは、前回と同じSaltyStage Prototype XMBS-762ULSS。このロッドに1.0gのJHを組み合わせて、16:45頃、キャスティングを開始。所が、前回の反省からリーダーとラインの結び目がガイドと干渉しない様にリーダーを短くして対策をしたにも拘らず、飛距離が出ていない。
これじゃ、XMBS-762ULSSを新調した意味がないとがっかりしたが、仕方がない。そのまゝキャスティングを繰り返したものゝ、飛距離が気になってもう一つ釣りに集中出来ない。そんな状況でも、円らな瞳の可愛娘ちゃんの気配でもあれば、飛距離が出ないことは忘れてしまうのだが。
可愛娘ちゃんの反応がないので、蟹の横這い釣法で居場所を探したが見付けられないまゝ、への字カーブに到達。
最近の釣果は、カサゴにしろメバルにしろ全て45~49番スポット付近の間で挙げているので、直ぐにでも反応があるだろうと期待をしたが、完全に期待外れ。キャスティングを始めて30分も経たない内に、もう2025年初のボーズを意識し始める程全く生命感がなかった。
2025年初の反応は、17:24に48番スポット付近でモゾとしたもの。
この時は、余りにも反応がなかったため、前回に倣ってJHを0.5gの軽いものに替えてみた。するとこれが奏功したと見えて、直ぐに答えが出たもの。
しかし、顔見せてくれたのは、最近、MHR-KGNで幅を利かせて来たカサゴで、やっぱり、君だったか・・・と本命ではなかっただけに、流石に悔しさもあったが、それよりも魚が釣れたことの方が嬉しかった。
やっと、魚が動き出した。よし、これからだと後続を期待したが、残念ながら、期待ハズレの単発の交通事故で、反応が続かない。
この日もへの字カーブ付近をジックリと攻める積もりだったが、こうも反応がなくては、どうしようもない。見切りを付けて70番スポット付近を目指して蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃんを探すことにした。
そして、64番スポット付近でコツと久し振りの反応があって、待望の獲物をゲット。
時刻は18:19のことで17cm程の可愛娘ちゃん。この娘は少しお腹が膨らんでおり、2~3週間もすると子どもを産む筈なので、写真の撮影後、直ぐに海にお帰り願った。
前回は、幕開けこそカサゴで始まったものゝその後はメバルが続いたので、今回もそのパターンではないかと期待をしたが、18:23、18:24に立て続けにロッドを曲げてくれたのは、カサゴだった。
この64番スポット付近も、カサゴを3匹掛けた後は反応がなくなったので、更に歩を進めて70番スポット付近移動。そして、18:44、18:51に夫々カサゴを追加した。
この頃なると、メバルはほゞ諦めてカサゴを専ら狙っていた。しかし、そのカサゴの反応も思わしくなく、なかなかコンタクトして来ない。
19:00を廻った頃から、西風を感じる様になって来た。予報ではもっと強い風が吹くことになっていたので、文句は云えないが、北向きのMHR-KGNでは左手から右手への横風になるので、甚だ具合が悪い。しかし、釣りに影響が出る程ではないので、71番スポット付近まで脚を伸ばして可愛娘ちゃんを探したが、見付けられない。
それどころか、釣りには影響がない程の弱い風とは云え、冷たい風に吹かれると直ぐに指先がジンジンとして来る。この風が、予報通り強く吹くとなると、への字カーブ付近にしかキャスト出来る場所がなくなる。
と云う訳で、少し早いが、19:10頃に71番スポット付近から折返しに入った。
この頃になると、潮位はかなり高くなっていてテトラ帯は殆どが海中に没してしまっているため、入れられている位置が判らず根掛りリスクが高くなっている。しかし、虎穴に入らずんば・・・の例え通りで、根掛りを避けてばかりでは、得るものも得られない。兎に角、目ぼしいポイントでは、キャスティングをしてチェックしたが、やはり反応はない。
結局、への字カーブ近辺の54番スポット付近まで戻って来て6匹目のカサゴをゲットした19:29までの約30分間は、全く音なしだった。そのカサゴにしても、前回、前々回は比較的コンスタントに反応して来た印象だが、この日はポツリポツリとしか反応がない。
その後は、50~45番スポット付近をウロウロして、カサゴを4匹、可愛娘ちゃんを1匹夫々拾ったが、21:00頃から、西風が急に強くなり、それと同時に気持ちが切れて仕舞って、21:15頃、StopFishingとした。
所で、前回は、メバル7匹に対してカサゴ3匹とまぁまぁ満足の出来る結果だったが、今回は正反対のメバル2匹に対してカサゴ10匹。2025年の初釣りだったので、ボーズを喰らうことはなかった点は良かったが、内容はもう一つ。
そして・・・・。
この日の反応は、メバルもカサゴも極々微かなものしかなかった。特にカサゴなどは、あの大きな口にも拘らず非常に上品な、下手をすると見逃してしまいそうな程微かな反応しか返して来なかった。
たまたま、この日は活性が低くて喰い気がなかったためにワームを舐める程度だったのか・・・・。
まるでKMI’sでアジングをしている様な感覚だった。
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17:24 |
1匹目 |
48番 |
19:49 |
9匹目 |
48番 |
18:19 |
1匹目 |
64番 |
20:32 |
10匹目 |
50番 |
18:23 |
2匹目 |
↓ |
|
|
|
18:24 |
3匹目 |
↓ |
|
|
|
18:44 |
4匹目 |
70番 |
|
|
|
18:51 |
5匹目 |
↓ |
|
|
|
19:29 |
6匹目 |
54番 |
|
|
|
19:36 |
7匹目 |
50番 |
|
|
|
19:38 |
2匹目 |
49番 |
|
|
|
19:40 |
8匹目 |
↓ |
|
|
|
2024/12/30
2024年 Mebaring 釣行記
日 時:12月30日(月) 17:00~21:50
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 3
同行者:単独
前回はKMI’sでアジに年末の挨拶をしたので、MHR-KGNでメバルに挨拶をしなければ、片手落ちというもの。と云う訳で、晦日の30日に挨拶に行く積りにしていた。所が、風は南西の2m/sと絶好の条件だが、この日は大潮の潮回りで、メバリングをする時間帯は下げ潮に当たっており20:00頃には60cm程度にまで下がってしまう。となると、実釣時間は精々3時間程度しかないため、どうするか迷っていたが、新調したSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSを試したい気持ちの方が強くて、結局、出掛けることにした。
16:30頃、現地に到着。
正月休みに入っているためか、アングラーは少し多めな印象だが、心做しか餌釣り師よりもルアー・マンの方が多い様に見える。風は殆んど吹いておらず、海も穏やかで釣りには持って来い。
今回は、実釣時間も限られているため、2kmもある長い釣り場のへの字カーブ付近の極々短い区間だけをジックリと狙う算段で、45番スポット付近に急行して準備に入った。
今回使用するロッドは、前述の通りSaltyStage Prototype XMBS-762ULSS。
最近は、アジングにしてもメバリングにしてもベイト・リールを使っているのだが、1.0gのJHをある程度の距離を飛ばすとなると、小生の技量では、やはり飛ばし浮きを使う必要が出て来る。しかし、こうなると、ジグ単とは違って操作感に乏しくなり、釣りの面白さが半減することになる。
と云うことから、前々回のメバル調査ではスピニング・ロッドの6㌳のTenryu改を引っ張り出したのだが、もう少し距離が欲しかったので、前回は7㌳半のSoareBB S76UL-Tにしてみた。すると距離は出る様になったが、先重り感が強くて、もう一つ気に入らない。
その様な背景ではあったが、特に新しくロッドを揃える意図はなく、何となくネットを徘徊していた。そして目に付いたのがSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSだった。このロッドは、清水トモ氏がAbuGrcia在籍時に監修したSaltyStage Prototypeのシリーズの中の1本であり、昨年同シリーズのアジング用のロッドであるXAJSー552ULT-STをベイト・ロッドに改造して愛用していることもあって、気がついたらポチッとしていた。
そのXMBS-762ULSSを手に、16:50頃、キャスティングを開始。
所が、全く、飛距離が出ていないのに、びっくり。このロッドのスペック表には、ルアー・ウェイト 0.2~8gと記載されているにも拘らず、1.0gのJHでも、ベイト・ロッドでキャストした程度の距離しか出ておらず、新調したことを後悔した程。
最終的には、ラインとリーダーの結び目がガイドに干渉して距離が出ていないことが分かったので、リーダーを短く切り詰めて結び目を巻き込まない様にした結果、距離の問題は解決出来た。
と云う訳で、ようやく落ち着いてメバリングに集中出来る様になったが、何も反応が返って来ない。45番スポット付近は、前回、反応が多かっただけに期待をしたが、気配も全く伝わって来ない。
釣り納めでボーズは避けたい。しかし、こればっかりは相手があることなのでどうしようもなく、ご機嫌が良くなることを祈るしかない。
この日、最初の反応があったのは49番スポット付近。
少しづつ立ち位置をずらし、プラグにしたりワームを替えたりもしたが、何も反応がないので、JHを0.5gに軽くしてみた。すると、モゾモゾとした違和感があって、惚け顔のカサゴが来てくれた。時刻は17:27のことだった。
本命の可愛娘ちゃんではないが、兎にも角にも、XMBS-762ULSSの鱗付けは目出度く完了。
これまでの傾向から、カサゴが続いて反応して来ると思ったが、どうやら単独行動中だったと見えて、その後の反応がない。
可怪しいなぁ・・・。どうしたんだろう・・・・?
と思いつゝキャスティングを繰り返していると、テトラ帯と岸壁の中間付近でコツ。そして、海面でバシャバシャと暴れている獲物を抜き上げて、ライトを照らして正体を確かめてみると、ライトに浮かんだのは紛れもなく円らな瞳の可愛娘ちゃん。
サイズは17cm程の平均的なものだったが、カサゴだとばかり思っていたので、殊の外、嬉しい1匹だった。
その後は、45番スポットと50番スポットの間をウロウロとして、ポツリポツリと拾ったが、これまでとは様変わりで、カサゴは来ずに全て可愛娘ちゃんばかり。しかも、JHを0.8gや1.0gにすると反応がなく、0.5gに戻すと反応して来ると云った具合。
試しに、プラグも使ってみたが、FinluckMinnow30S以外は見向きもしなかった。因みに、6匹目、7匹目はこのプラグで獲ったものだが、反応はあったが掛けられなかったものや、途中でバレたものもあったことを考えると、この日の活性は、余り高くはなかったと云うことだろう。
19:11に7匹目をゲットした後は、可愛娘ちゃんの反応が遠くなり、入れ替わってカサゴが替わりに来る様になって、19:37、19:42に続けて獲ったが、その頃から西寄りの風が吹き出して来てしまった。
こうなると、体感気温はグッと下がり、一気に寒くなってしまった。しかも、潮位はかなり低くなっており、釣り難くなっていたこともあって、釣りを続ける気持ちは雲散霧消。めぼしいポイントを叩きながら戻って、20:50頃、StopFishingとした。
と云う訳で、2024年の釣り納めもボーズを喰らうこともなく無事終了し、新年を迎えることになった。
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17:27 |
1匹目 |
49番スポット付近 |
17:39 |
1匹目 |
48番スポット付近 |
17:41 |
2匹目 |
↓ |
18:27 |
3匹目 |
49番スポット付近 |
18:31 |
4匹目 |
↓ |
18:45 |
5匹目 |
48番スポット付近 |
18:54 |
6匹目 |
49番スポット付近 |
19:11 |
7匹目 |
48番スポット付近 |
19:37 |
2匹目 |
47番スポット付近 |
19:42 |
3匹目 |
48番スポット付近 |
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