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2022年釣行記(06) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月12日(土) 17:30~21:40
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 1
同行者:単独

今週は、11日の建国記念日が金曜日に当たるため、土曜・日曜と世間様は3連休になるので、365連休の小生は現役の皆さんに遠慮して、釣りに行くことは控える様にして来た。
所が、予報によると土曜日の夕方から夜に掛けては、南寄りの風が1m前後と弱く、MHR-KGN円な瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰うには絶好の条件。昨年末からメバリングでは良い思いをしていなかったこともあって、こんな予報を見てしまっては、ウズウズして落ち着かない。
行くか行かざるべきか・・・・迷ったが、結局、MHR-KGNの釣り場は広大なので、現役組の皆さんに迷惑を掛けることはないだろう。問題は、車を止めるスペースがあるかどうか・・・。兎に角、行ってみてスペースがなければ、諦めて帰って来よう。

と云う訳で、16:20頃、自宅を出発し、現地には17:20頃に到着。
駐車スペースにはソコソコの数の車が止まってはいたが、岸壁から多少遠くにはなったものゝ、問題なく駐車出来、第一関門をクリア。

早速、Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、予報通り風は殆ど感じない位しか吹いていない。潮は下げの5分程で潮位はかなり低くなっているため、テトラ帯が大きく海面から身体を出しており、テトラ帯とテトラ帯の間の海面には、海藻が広く漂っていて邪魔になりそう。

釣り場の様子を見ながら歩を進め、17:30頃、57番スポット付近で、0.5gのJHを結んでキャスティングを開始。
しかし、正面に向かってキャストすると、やはり、その度に海藻が掛かって来て、釣りにならない。そこで、海藻の見えないポイントを探して、キャストするのだが、海面ばかりではなく海中にも海藻が漂っていると見えて、かなりの頻度で掛かって来る。
折角、風の条件が良いのに、これじゃ、今日も駄目かな・・・。
年齢的なものなのか、最近は諦めが早いと云うべきか、一頃の様に粘れなくなっているのだが、この日も、開始してそれ程時間が経った訳でもないにも拘わらず、早くも弱気の虫がムクムクと頭をもたげて来る始末。

そんな気持ちを抑えつゝ、キャスティングを繰り返していると、59番スポット付近で、この日初めての反応が帰って来た。
合わせもタイミング良く決まって、ロッドを通して小気味の良い可愛娘ちゃんの引きが伝わって来る。
時刻は17:55頃のことで、実釣開始後30分も経過していないので、出足としては悪くはない筈だが、現場では殊の外長い時間に感じた。
サイズは15cm程で物足りないものゝ、最近は貧果が続いているので、兎にも角にも、ボーズが回避出来てほっと出来たのは事実。

そして、後続を狙ったが、これは、いつもの通り空振り。そこで、立ち位置はそのままで逆側の斜め左方向に向きを変えてキャストし、アクションを付けようとラインを張った所、何やら重たさが伝わって来た。
アリャ、海藻を掛けたか・・・。
と思ったが、生命体の反応があるので、可愛娘ちゃんであることを確信。釣った感が全くない、釣れちゃった感満載の1匹だったが、17:59頃、追加に成功。

所が、その1匹を最後に、全く反応が消えてしまった。
そこで、19:00頃、凸部の先にワープすることに・・・・。
しかし、何年か前には良かったこちら側も、さっぱりコンタクトして来る気配がなく、19:22に123番スポット付近で、交通事故的に3匹目を掛けただけ。

結局、早くも19:40頃、129番スポット付近で折り返しに入った。
すると往路では全く反応がなかったのに、コツとアタリが出て来て、
19:42 4匹目
19:48 5匹目
19:58 6匹目
と同じポイントで3匹も追加出来、何となく良かった頃の状況が甦って来た。しかし、同じポイントばかり攻めていると、スレて来るのは同じで、その後は無反応になってしまった。

そして109番スポット付近にまで戻って来た時のこと。ここは何年か前に20匹近くを掛けた爆釣ポイントなので、必ずチェックを入れており、今回も往路でチェックしたが、その時は音沙汰がなかった。
復路でも駄目だろうと思いつゝキャストしてみると、意外にもコンタクトが帰って来て、
20:43 7匹目
20:45 8匹目
20:51 9匹目
をゲットし、ツ抜け達成は目前。
こうなると、何としてでも、つ抜け達成をと熱くなるのはアングラーの性。
何年か前の様な爆釣は無理だとしても、せめてあと1匹と意地になってキャストを続けたが、これは空振り。

干潮時刻の21:00を回り、足許は敷石が見える程極端に浅くなってしまったので、つ抜け達成を諦めて引き揚げることにした。しかし、凸部の手前の角にまで戻って来た時、何となく気になったので、駄目で元々と未練のキャスティングをすることにした。
そして、2投、3投と繰り返していると、ゴツンといきなりのアタリ。
時刻は21:12のことで、抜き上げたのはこの日最大の20cm程の可愛娘ちゃん

この日も色々と苦労をしたが、無事、つ抜けを達成することが出来たのは最大の収穫。

その後は、気になるポイントをチェックしつゝ戻り、21:40頃、StopFishingとした。

今シーズンになってなかなか調子が出なかったMHR-KGNだが、この日は何とかつ抜け達成がなり、回復して来た兆しが見えて来たと云えるかも知れない。そうあって欲しいと切に願う次第。

2022年釣行記(05) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月07日(月) 17:30~20:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:FKUR-WN→MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独

予報では、月曜・火曜とも夜は3m程の北風が吹くとのこと。
と云う訳でMHR-KGNは諦めて、北風に強い釣り場として目を付けていたFKUR-WNに行ってみることにした。

初めての場所なので、明るい時間帯に着いて全体の様子をチェックしたいと考え、少し早めの16:00頃に自宅を出発。所が、途中で渋滞に巻き込まれてしまい、30km足らずの距離にも拘わらず、現地に到着したのは日没時刻を過ぎた17:20頃。
直ぐに岸壁に出たが、暗くなり始めていて、周囲の様子が良く分からない。それでも、少しでも様子を掴んでおこうとチェックしてみると・・・。

先ず、問題の風だが、残念ながら(?)そよ風程度しかない。予報が外れた可能性がなくはないが、予報通りとするならば、立地条件によって北風が遮られている筈で、この点は目論見通りと云えそう。
風がないためか、海面にはさざ波が立っているだけで、如何にも深い湾の釣り場と云った雰囲気。

岸壁から足許を覗き込むと、水深が殆どない。事前に情報としては得ていたが、これ程とは思わなかった。そして、岸壁の壁は垂直になっているのではなく、海側に少し斜めに傾いて入っており、しかも、海面付近には20~30cm幅の犬走りが張り出している。そのため、ルアーをピック・アップする際には、気を付ける必要がありそう。

背後に走っている道路には、街灯が設置されている訳ではないが、倉庫と思われる建物の防犯灯の灯りで、ヘッドランプが不要と云う程ではないものゝ、MHR-KGNよりも明るく感じた。

岸壁の縁には手摺が設置されていて、安全性は確保されているが、これが少々高過ぎる。小生の脇の下までの高さがあって、長いロッドを使う分には問題はないだろうが、短いロッドを扱うメバリングアジングには少々やり難い。しかも、海面からも少し高過ぎるきらいがある。

とまぁ、さぁと見渡した感想で、第一印象としてはもう一つの感が強い。
とは云え、期待通り釣れれば、正反対の印象に変わってしまうので、好い加減なものだが・・・・。

Tenryu改のロッドに0.8gのJHで、17:30頃、キャスティングを開始。
初めての場所のため、円な瞳の可愛娘ちゃんの溜まり場が何処にあるのか見当も付かないので、最初から蟹の横這い釣法で移動しながらの釣りになったが、全くコンタクトがない。

この日、最初にロッドを曲げてくれたのはこの。実釣開始後、丁度1時間経った18:40頃のこと。
初めての場所で来た最初の1匹なので、嬉しいことは嬉しかったが、13cm程の幼い顔付きをしたロリ・メバルに嬉しさも半分と云った所。

お父さんかお母さんを連れて来て!と写真の撮影後直ぐにリリースして、キャスティングを繰り返したが、音沙汰がないまゝ。

2匹目が来たのは19:10頃のことで、1匹目を掛けてから30分程の間は、何もコンタクトがなかった。
しかも、サイズは大き目のネンブツダイと云った所。

風は、相変わらず微風状態が続いており、予報が外れたのではないかとの思が強くなって来た。こうなるとホームのMHR-KGNが気になって仕方がない。

このFKUR-WNで粘っても、水深がない場所だけに、サイズ・アップは望み薄だろう。それでも、もう少し頻繁にアタリがあれば良いが、それもたまのアタリを拾うだけ・・・・・。

結局、19:30を回った頃、思い切ってMHR-KGNに転戦することにした。

MHR-KGNに到着したのは19:50頃。
駐車スペースには、前回と同じ様に殆ど車が止まっていない。はやり北風を敬遠したと見える。それでも、一縷の望みを抱いて、車を降りてみると、吹いてはいるがそれ程強くもない。

これなら、釣りは出来そう。
気を良くして岸壁に出た所、斜め右前方から冷たい風がビューと噴き付けて来ており、人影は全く見えない。風に吹かれた海はバシャバシャと波立っており、テトラ帯と岸壁の中間付近には泡が帯になっていて、メバリングには厳しそう。
しかし、折角、来たのだからと、未練一杯の気持ちでキャストしてみると、ググンとコンタクトがある。これまでのMHR-KGNでの結果やこの日の状況からアタリがあるとは思いもしなかったが、これにはビックリ。
そして、2投目にも明らかな反応が帰って来た。

ヨシ!!
アタリがあるなら、寒さなんて何のその・・・・。

冷たく吹き付けて来る北風を我慢して、キャスティングを繰り返したが、折角、その気になったのに、コンタクトがなくなってしまった。その代わりに、キャストの度に吹き寄せられたゴミが針掛かりして、煩くて仕方がない。
すると、北風を我慢してまでキャストを続ける気持ちも、呆気なく吹き飛んでしまって、20:10頃、StopFishingとした。

所で、引き出しの一つにしようと目論んでいたFKUR-WNだが・・・。
1度だけの釣行で結論を出すには早計かも知れないが、引き出しにするにはもう一つポイントが足りない様に思う。とは云え、引き出しにしないとするにも、決め手に欠ける印象なので、次回は潮位の高い時期に行き、その結果にしようと思う。

2022年釣行記(04) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月04日(金) 17:20~21:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:単独

小生がホームにしているMHR-KGNでの風向きは、南西が最も好ましく、南西の風であれば、6~7mと強くても何とか釣りにはなる。と云う訳で、いつも真っ先に風向きをチェックしているのだが、この夜の風向きは、予報では正反対の北東で、これまでであれば、この予報を見た瞬間に釣行の対象から外している所。
しかし、年が明けてから、釣行回数そのものが少ない上、何れもアタリ一つないパーフェクト・ゲームばかり。結局、釣り場との往復で無駄にガソリンを消費する結果になってしまっているので、何とか魚の顔を見ることが出来そうな釣り場はないものかと、チェックしたのだが、見付からない。そこで、未練がましくMHR-KGN方面の予報を再度チェックしてみると、風向きこそ北東と変わってはいないが、風力が1mとかなり弱い。
1mなら、何とかなるかも知れない。兎に角、行ってみよう!

16:00過ぎに自宅を出発。現地には17:00頃に到着したが、いつもの駐車スペースには殆ど車がとまっていない。通い慣れたMHR-KGNだが、こんな状況を目にするのは初めて。
昨年末はこのMHR-KGNでも苦戦を強いられたが、その原因がスポーニング絡みだとすれば、それから1ヶ月以上も経過しているので、少しは状況も好転している筈と、密かに期待をしていたのだが、やはり釣れていないのかも知れない。
不安を胸に岸壁に出てみると、やはりアングラーの姿が見えず、不安は徐々に膨らんで来る。

17:15頃、59番スポット付近に到着し、改めて状況を確認すると、満潮直前の海は、潮位が高くてテトラ帯は沈んでいていつもより広く見え、風は、予報通り北東からアゲンスト気味に吹いている。
JHは、風の状況を考え、少し重めの1.0にしようかと思ったが、いつも通りの0.8gにして、17:20頃、Tenryu改でキャスティングを開始した。所が、向かい風の影響で、思いの外飛距離が出ていない。そこで、JHを1.2gにしてみた所、距離は出る様になったが、沈みが早過ぎる印象。
軽いJHで距離を稼ぐには、フロートを使うしかないとシステムを組み始めたのだが、プラグを試していないことに気が付いた。そこで、急遽システムの組み直しを中断してFinluckMinnow30Sを使ってみることにした。

そして、2投、3投。
この日も、コンタクトがありそうな雰囲気が伝わって来ない。
今日も、駄目かなぁ・・・・・。
始めたばかりにも拘らず、弱気の虫がムクムクと頭をもたげて来る。

FinluckMinnow30Sにしてから、何投目か定かではないが、足元まで帰って来たプラグをピック・アップしようとした瞬間、いきなり海面を割ってプラグに魚が飛び付いて来た。突然のことなので泡を喰ったが、ロッドの弾力に助けられて無事フック・オン。
出方が出方だったので、セイゴだろうと思ったが、抜き上げた魚は何と本命の円な瞳の可愛娘ちゃん
アベレージに満たない15~16cm程で、気に入らない出方だったが、兎にも角にも顔が見られたことに一安心。

その後は、プラグを海面直下を泳がしてみたが、何も事件は起らず仕舞い。
そこで、フローティング・ミノーやシンキング・ペンシル、シンキング・ミノー等色々とプラグを変えてみたが、どれにも反応がなく空振り。結局、フロートを使って軽いジグをゆっくりと動かして、何とか2匹を追加したが、アタリの出方にパターンがある様には思われず、交通事故の様な印象。

何年か前は、凸部より手前では全く釣れず、凸部より先でしか釣れなかった年があり、その時は、真っ先に凸部より先に急行していた。ひょっとすると今年は、その年と同じ状況かも知れないと思い、19:15頃、凸部の先に移動した。

しかし、こちら側でも全く反応がなく、20:00過ぎ、125番スポット付近から折返しに入った。
折返しでは、MHR-KGN数を楽しめる様になったのは、0.3~0.5gの極軽いJHを単体で使う様になってからと云うことを思い出し、初心に帰れと0.5gのジグ単の釣りに徹することにした。
そして、これまでは殆どキャストすることのなかった凸部でも蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃんを探したが、これも無駄な作業。

21:00を回り、気温が下がって来ると、指先がジンジンとし、腰にも痛みが出て来る様になると、気持ちは急降下して完全に惰性のメバリング。そして21:10頃と21:30頃に夫々1匹追加したが、21:50頃、StopFishingとした。

それにしても、この状況はどうしたことだろう。スポーニングが関係しているとしても、もう、2月なので回復して来て良い筈だと思うのだが・・・・。
昨年末の4回を含めて、可愛娘ちゃんは居るのだが、ご機嫌が悪くてルアーを追って来ないのではなく、原因は解らないが姿を消してしまった様に思える。

2022年釣行記(03) – LEG&EG

2022年 Eging 釣行記

日 時:01月31日(月) 17:00~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:SOFKZK
釣 果:ナシ
同行者:単独

前日の30日に予報をチェックした所、31日の夕方から夜に掛けて、北寄りの風が1mとのこと。MHR-KGNメバルと遊ぶ条件としては、余り良くなかったが、この所、釣りから遠ざかり気味だったので、MHR-KGNに行く予定にしていた。所が、当日になって再度予報を確認すると、風力が2mに強くなっていた。2mの北風を正面から受けるのは、真冬のこの時期には辛い。
他の釣り場を探す一環で、SOFKZK方面をチェックしてみると、北西の風が1mで願ってもない条件。しかし、SOFKZKでは、前回、パーフェクト・ゲームを喰らう嫌な思いがある。だが、2週間も経っているので、ヤリイカも寄って来ている可能性が高いだろう。しかも、シーズンは2月一杯と短いので、行けるチャンスは逃せない。
と云う訳で、急遽、SOFKZKに行くことにした。

15:00過ぎに自宅を出発。道中渋滞もなく順調だったが、西湘バイパスに乗った所で、左前方に広がっている黒い雲の塊が目に入って来た。
その雲の下では雨が降っていそうな嫌な雰囲気が伝わって来るが、予報には傘マークはなかったし、黒い雲の塊の向こうの空は、晴れていて日も差しているので、降ることはないだろうとそのまゝ車を走らせた。すると、MNDR付近でアラレ混じりの雨が降り出し、やがてミゾレに変わり、その内、大粒の雨になってしまった。しかし、既に行程の2/3も来ており、前方の空は晴れていることもあって、兎に角、SOFKZKまで行くことにした。幸い、雨はATMを過ぎた辺りから上がったので、この点はラッキーだった。

現地の駐車場には17:25頃、到着。
駐車場には軽四のバンとワンボックスの2台が止まっていたが、ワンボックスには子供連れの家族がいたので、先行者は軽四の主だけだろう。となると、先ず、アブレル心配はなくなった。しかし、アングラーが少ないことは、釣れていないことの証かも知れないと別の不安が・・・。

道具を両手に急坂を下って、磯の入り口に到着したが、アングラーの姿は見えない。
そこで、一旦、お気に入りの腰掛岩付近に道具を下ろして、最先端の様子を見に行くと、やはり、そこには2人のアングラーの姿があり、沖には赤い電気ウキの灯りが見える。挨拶がてら様子を尋ねると、ヤリイカ狙いだが、まだアタリはないとのこと。

18:00頃、Sephia S806ML-Sのロッドに邪道エギのV1にササミを縛り付けてキャスティングを開始
風は北風が少々強目に吹き付けて来ているが、腰掛岩付近では背後の崖に遮られて、殆ど無風状態。時折、大きめのウネリが来るが、大潮の下げの時間帯なので、それ程気を使う必要もなさそう。

先ず、20カウントで様子を見、コンタクトがないので25カウント、30カウントと棚を深くしたり、扇状に探っても見たが、さっぱり音沙汰がない。これまでもそうだった様に、ヤリイカが寄って来ていれば、答えはそれ程間を置かずに出る筈なのだが、やはり寄って来ていないのかも知れない。

18:30を回った頃、先行者の二人が引き揚げて行き、磯は小生の貸し切り。これで回遊があれば、ウハウハなのだが、その様なことは夢のまた夢
そこで、折角空いた最先端部をチェックすることにしたが、やはり最先端部は遮る物がない吹き曝しなので、北風がまともで、しかも横風になるので、やり難い。しかし、そんな状況であっても、何か変化が感じられれば我慢も出来るが、まるで梨の礫状態では粘る気も起きず、元の腰掛岩付近に戻ろうとした19:00頃、二人連れのエギンガーが、こんばんは。隣りに入って良いですか?と気持ちの良い挨拶と共に登場。

この頃になっても、ヤリイカからのコンタクトは全くなかったので、ヤリイカ狙いを断念。まぐれであっても、ヤリイカよりも可能性があるアオリイカに狙いを変更して、腰掛岩に腰を下ろしてキャスティングを続けた。

しかし、相変わらず何も変化が感じられない。
そして、20:00頃、3人目のエギンガーが登場。このエギンガーは小生を見るなり、こんばんは。ご無沙汰しています!
こんばんは
と云うからには、以前何処かで会っている筈だが、暗い中、顔もよく見えず、小生はさっぱり思い出せない。すると、テニス肘になって右腕が使えないので、左手でベイト・リールを使っていたでしょうと云う。
釣り場でたまたま出会って交わした四方山話を、よくもこんなに正確に覚えているものだと感心したが、結局、小生は思い出せないまゝ。

それから1時間程、キャスティングを続けたが、イカ類からのコンタクトは全くなく、21:00頃になると、粘って千載一遇のチャンスを狙う気も失せてしまって、3人に別れを告げてStopFishingとした。

それにしても、この所、めっきり粘れなくなってしまった。体力的にはまだ余裕があっても、精神的に疲れが来ることが早くて、釣りを初めて30分もコンタクトがなければ、イヤになって来るし、1時間もその状態が続けば、引き揚げようか・・・・・。
以前ならば、もっと粘って何とかしようとしたものだったが、この日も往復で4~5時間も掛かる釣り場に行ったにも拘わらず、18:00から21:00までの3時間しか保たなかった。せめて行き来に要する時間位は、釣りをしたいと思うのだが。
この日、引き揚げようと3人の若者達に別れを告げると、エッ、もう止めるの・・・と云う雰囲気があったのだが、これからなのに・・・・って云うことなのだろう。

所で、3人目のエギンガーだが、帰宅後、過去ブログをチェックして、2月25日に一緒になった平塚の若者らしいことが分かった。
彼によれば、今年のヤリイカは全く駄目で、一晩やって型が見られるかどうかだとのこと。となると、前回、今回と2回連続してパーフェクト・ゲームを喰らったのも、頷けるが、何となく諦めきれない気持ちがあるのも事実。昨年は、2月に入ってから2回の釣行で、夫々6杯のヤリイカを掛けているので、もう一度位は遠征しても・・・・・と思っている。

2022年釣行記(02) – EG&MB

2022年 Eging Mebaring 釣行記

日 時:01月26日(水) 17:00~20:40
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:JGSM-HGS-IR
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回の釣行以来、毎日の様に機会を伺っていたのだが、今年は天候の巡り合わせが悪くて、延び延びにしている内に、早くも1週間を過ぎてしまった。こんなにも間が空いてしまうと、釣りに出掛けること自体が億劫になってしまい、何もこの寒い中、好き好んで出掛けなくても・・・・・。
この日も、予報では北東の風が2m程吹くとのことだったので、この時期のホームであるMHR-KGNでのメバリングには少々厳しい。最近の小生は、ここで諦めてしまうのだが、この時は、北風に強い釣り場を探す気になって情報誌をパラパラと眺めていた。

その情報誌の中に、当然のことながら、人気釣り場のJGSMがあった。
JGSM方面は基本的に南に開いている磯である上、背後の北側には高い崖を背負っているので、北風には強い筈。しかし、首都圏内にある人気の高い釣り場なので、敬遠していたため、昨年、イカ狙いで何回か行ったことはあるだけ。確か、その時も、足繁く通って釣り場の一つに加え様と思った筈なのだが、、結局、通わず仕舞いだった。

と云うことで、先ずは状況偵察のために、兎に角、行ってみることにした。
情報誌には、JGSM方面ではメバルは至る所で狙えるとあり、しかも、HGS-IRは海が荒れた場合の逃げ場で、普段は余り入るアングラーは居ないとのことだったので、今回はメバルイカも狙えそうな狙えそうなHGSーIRをチェックすることにした。

15:00頃、自宅を出発し、現地の駐車場には16:30頃、到着。
バッカン、バケツ、ロッド・ケースを両手に磯の入り口に来た所で、HGS-IR方面を俯瞰すると、残念ながら2人のアングラーの姿が見える。ならば、NS-IRは?と、目を転じると、そこにも2人の先行者が入っている。人気の高い4JHNHNDNであれば、先行者が居るのは頷けるが、ウィークデイにも拘わらず、余りアングラーが入ることのない筈のHGS-IRNS-IRに先行者が居るとは思いもしなかったので、これには驚くと同時にガッカリ。

では、どうするか。HGS-IRとNS-IRの間に入るか・・・・?
と云っても、JGSMの磯を熟知している訳ではないので、間に掛り場があるかどうか、定かではない。磯のアップ・ダウンを乗り越えて行ってみて、掛かる場所がなければ、骨折り損のクタビレれ儲けになってしまう。と云う訳で、消え掛かった情報誌で得た知識を掘り返していると、HGS-IRのワンド側にも掛り場があった様な・・・・。
それが記憶違いで、入れなかったら、HGS-IRとNS-IRの中間、そこも駄目だったら、折角、ここまで来たのに残念だが、引き揚げよう。

激しいアップ・ダウンをエッチラオッチラ乗り越えてHGS-IRのワンド側に辿り着いたのは、駐車場を出てから約15分後のことで、真冬にも拘らず汗ビッショリ。
足許の岩を見ると、釣り人が入った痕跡が残っているので、記憶違いではなかった様だ。ポイントに立ってみると、右手には岩が海面から大きく顔を出していて、キャストする方向は若干制限されるが、穏やかな海面が広がっており、何とか釣りは出来そう。
そこで、HGS-IRの先行者に断って、このポイントに釣り座を構えることにした。

17:00頃、先ずは3.5号のシャロータイプのエギを結んでキャスティングを開始。予報では北東の風が2mとのことだったが、現場ではそれ程吹いている様には感じられず、寧ろ、磯道を歩いて来た身にはもの足らず、防寒着を脱いでしまった位。

イカが居れば直ぐに答えが出る筈だが、キャストできる範囲を扇状に探ってみても何も変化がない。
30分程、エギをキャストしたが音沙汰が無いので、メバルに狙いを替えてシンペンをキャストしたが、これにも反応がない。その後、何年か前にYTさんと足繁く通ったNGTBNで使っていた、フロートを使ったワーム・システムにしてみたが、これにも全く興味を示さない。
反応がないのは、場所的なものか、時間的なものか、初めての場所だけに全く見当がつかない。何かしら反応があれば、その反応を足掛かりに、色々と試すことも出来るのだが、何をどうして良いやら・・・・。

19:00頃、HGS-IRに入っていた先行者の二人が引き揚げて行ったので、場所を移動。と文字ではたった2文字の『移動』だが、真っ暗な磯で釣り座を移すのも一度では出来ず、先ずバッカンを、その後、ロッドそしてバケツと2度3度と往復せざるを得ず、これ又結構な運動になる。

そして、何とか移動を完了した所で、気分を新たにキャスティングを繰り返したが、イカからもメバルからも音沙汰がない。結局、苦労して移動して来た甲斐もなく、20:00頃には、諦めの境地。

そして、20:40頃、破れかぶれでボトムをジックリと攻めていた所、敢え無く根掛り。そこでラインを手に持ってグイッと引っ張ると、バチンと云う虚しい音を残して、ライン・ブレイク。
それと共に、何とか皮一枚で繋がっていた気持ちも切れてしまって、この日の釣行は終わり。

と云う訳で、真っ暗な磯の道ならぬ道をヘッド・ランプの灯りを頼りに、ヨタヨタと覚束ない足付きで引き上げて来た。

前回のSOFKZKは急坂があるだけにキツかった。それに対して、JGSMは上りの急坂がないだけにましかと思ったが、何の何の、アップ・ダウンが繰り返され、老いた身には、どちらも甲乙付け難くキツイ釣り場だった。
願わくば、南寄りの弱い風になってMHR-KGN円な瞳の可愛娘ちゃんと遊べればと、ついつい思ってしまうのだが・・・・・・。

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