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2020年釣行記(28) – AJ&TK

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:06月21日(日)~22日(月) 16:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、タコ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(KRT、YRO、NSYM)各氏

前回の孤島アジングではアタリ一つ感じることもなくコテンパンに叩きのめされて帰って来た。その頃は、近隣の釣り施設でのアジの釣果が1桁台の日が1週間から10日程続いていたので、アジの群れが寄っていないことは明らかで、ある意味で仕方がないことだったかも知れない。
前々回の孤島アジングも情けない結果だったので、これで2連敗。次回こそは何とか結果を出したいと思い、釣り施設の釣果をチェックすると、16日までは一桁だったのが、17日には突然300匹近くに増え、18日には約1,000匹、19日、20日には若干落ちたが、それでも400匹強で推移しており、ようやく群れが回って来ている様子。
よし、チャンス到来!!。今度は何とか孤島アジングを楽しめそう。
そこで天気予報をチェックすると、天候は下り坂で月曜の朝から傘マークが付いているが、日曜日は何とか雨が降るまでにはならない様子。となれば日曜日に出撃するしかないが、日曜日の夜の風向きは最悪の北東で、一長一短の状況。と云う訳で、AKTさんに連絡を入れると、愚問ですねぇ~との返事で、当然、出撃するとのこと。

孤島にはAKTさんに迎えられて16:00過ぎに到着。
孤島の突堤には、日曜日であることに加えて県境を越えての移動自粛要請も解除されたこともあってか、結構な数のアングラーの姿があり、中には女性の姿も見える。

風は南東から若干強目に吹いており、曇天のため強い日差しもなく、全体として何となく薄暗い雰囲気がある。

街灯下のベスト・ポジションには最も岸寄りにAKTさん、その隣りにYROさんNSYMさんと仰るアジンガー、そしてINUEさんの順に釣り座を構えている。そこで、小生は、最も航路側の空いている場所に入れさせて貰って、この夜のアジング用の釣り座を確保して、魔女狩り用の支度に入った。

岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを開始したのは16:30頃。
AKTさんによれば、航路側に向かってキャストしていたアングラーが、型は大きくはないが数を出していたとのことで、自然と胸が膨らんだが、時合を逃した様で、答えが出ない。

日没時刻を過ぎてアジング・タイムになったので、魔女狩りは諦めてアジングに変更。
Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、嫌な予感がして何となく釣れる気がして来ない。それでも釣り施設の釣果が上がっているので、必ず回って来る筈と自身を鼓舞しながらキャスティングを続けたが、一向にコンタクトがない。

その内、前回、良型のタチウオを2本も出したKRTさんが、柳の下の2匹目のドジョウを狙い始めたので、見習ってタコエギをバッグに潜ませて来たタチウオ用のワームに替えて見たが、空振り。

20:00過ぎになり、2匹目のドジョウの捕獲に失敗したKRTさんが肩を落として引き揚げ、小生は裏側に釣り座を移してアジングに専念することに。
この時点で、突堤にはKRTさんと入れ違いに登場して来た2人のアジンガーを含めて7人が残り、夜を徹してのアジングをすることになった。

しかし、アジは表側にも裏側にも廻って来る気配はなく、たまにアタッて来るのはカサゴばかリ。しかもお土産にも出来ないロリ・サイズばかりで、釣趣ももう一つ。

時間が経ち日付が変わる頃になっても状況は全く変わらず、小生は早くも休憩タイムに突入。
02:00近くになって、アジングに復帰したが、アジからのコンタクトは皆無。30分もしない内に2度目の休憩に入り、空が白み始めた04:00頃になって、最後の足掻きで魔女狩りを試みたが、タコエギを地球に持って行かれただけの結果に終わって、結局、3連敗の結果に打ちのめされてStopFishingとせざるを得なかった。

この日のアジンガーは、途中で引き揚げて行ったKRTさんを含めて8人だったが、小生がアジを目にしたのはたったの2匹。小生が気が付かなかったアジもあるかも知れないが、少なくともAKTさんINUEさんアジ・ボーズだったので、小生の3連敗は当然の結果と云えるかも知れない。

念のため、帰宅後釣り施設のアジの釣果をチェックすると、21日の釣果は何と2匹だけで、例年になく好不調の波が大きい様な印象。
こうなると、次回の釣行をどうするか迷う所だが、アジの回遊を予測することなど出来る筈もないので、釣行日とアジの回遊がぶつかる偶然に賭けるしかない。
そうなると宝くじの様に偶然を待つか、或いは、釣行を重ねて確率を上げるしかないが・・・・・。

2020年釣行記(27) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月18日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん

2月21日以来久し振りにtommyさんとのコラボ・メバリング
天候は、週末に向かって下り坂とのことだが、予報では傘マークは金曜日になってから付いているので、釣りには支障はない。しかも、南寄りの風が3mなので、MHR-KGNでのメバリングには持って来い。
所が、時間が進むに連れて木曜日にも傘マークが付きだし、空を見上げても今にも降り出しそうな雲行き。しかも、tommyさんが拙宅に到着した頃にはシトシトと降り出して来る始末に、行くか行かざるべきか?
しかし、一旦着いた火を鎮めることは出来ず、兎に角、行って見よう

tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、17:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。

直ぐに支度を整えて、連れ立って岸壁に出て海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、底が見えない。いつもは近付いて来る人影を警戒して沖に向かって泳いで行く海鵜の姿も見えず生命感が全くない。予報では、4~5mと強く吹いている筈の南寄りの風は、殆ど感じられず、雨は降ったり止んだりの状態。しかし、岸壁には既に所々に水溜まりが出来ており、雲は低く垂れこめている。

気象状況が変わって、雨の降り出しが早くなっているので、今回は本降りになる前の短期勝負にならざるを得ず、余りノンビリとしては居られないない。そこで、tommyさんを急かす様にへの字カーブの先の60番スポット付近に急行して、先ずはtommyさんにキャスティングを始めて貰い、小生は少し戻った所で彼の様子を見ながら、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にキャスティングを開始。

この60番スポット付近は、かつては鉄板ポイントで楽しい思いをさせて貰った場所だが、最近は攻められ続けているせいか、ムラがあって余り出ない時の方が多くなっている印象。と云っても爆発する時もあるだけに、鼻から無視する訳にも行かない。特に、今回の様に時間が限られる場合は、に賭けたくなる。

所が、今回は濁りのせいか、時間的な問題か、或いはtommyさんを持っていなかったのか、全くコンタクトがない。そこで、tommyさんに少しづつ移動しながら探る様に促し、小生は後を追う様にしてチェックしたが、まるで音沙汰がないまゝ。

この日、最初のコンタクトがあったのは20:10頃。
tommyさんには進行方向の東に向かって斜めにキャストして貰い、小生は逆に西に向かってtommyさんが撃っていないと思われるポイントを重点的に攻めていると、ゴツゴツと感じるアタリ。
それまでは全くノー感じだったのに、いきなりのアタリで些か泡を喰ったが、合わせも決まって、ようやく可愛娘ちゃんの顔を拝むことが出来た。

過去にも出足が悪く20:00を回った頃から出始め、面白い釣りになったことがある。今回もそのパターンかと思ったが、どうやらその様ではなく後続がない。

MHR-KGNに慣れている筈の小生が、中々結果を出せない状況なので、年に数える程しかメバリングをしないtommyさんが苦労するのは、ある意味、当然のことかも知れない。そんなtommyさんに何とか1匹でもと願ったが状況が悪すぎる。

中々tommyさんにアタリがない中、雨が小降りになったのを見計らって、70番スポット付近に移動することに。
そして、tommyさんのシステムを手直した上で、キャスティングして貰い、小生は少し戻った所でキャスティングしていると、背後からtommyさんの叫び声が聞こえて来た。何事かと思って振り返ると、アベレージ・サイズだが待望の可愛娘ちゃんを抜き揚げている所で、案内役の小生としても役目が果たせて一息ついた格好。
と云っても、1匹では寂しいので2匹目、3匹目めを獲って貰いたくて、凸部手前角のポイントの狙い方をレクチャーして、小生は74番スポット付近に戻って夫々別々に可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、濁りのせいか中々可愛娘ちゃんはアタッて来ずtommyさん凸部手前角でも空振りに終わり、小生は74番スポット付近で2匹拾って都合5匹になった所で、22:00頃、止まない雨とアタリのなさに嫌気が差して、StopFishingとした。

この日は、時折雨は小降りになることはあっても、シトシトと降り続いている中、ご老体が二人で良く頑張ったものだ。この頑張りに免じて円らな瞳の女神様が降臨してくれてもと思ったが、今回は期待外れ。
時期的にもメバルは終盤戦に入っているのだろうが、tommyさんにはメバリングの愉しさを味わって貰いたいので、もう一度位は、ご老体二人で挑戦してみたいと思う。

2020年釣行記(26) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:06月15日(月)~16日(火) 18:30~06:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(TD、KRT、YRO他)各氏

昨日は強風の予報が出ていたので、一日順延しての孤島アジング
前回は、かなり厳しい状況で、その日初めてのアジをゲット出来たのは日付が変わる直前になってのこと。それまではアタリ一つない厳しい状況だったため、ボーズを喰らうことを覚悟した程。
そんなに厳しい状況は永くは続かない筈で、今回はもう少し楽しいアジングが出来るだろうと期待したのだが、近隣の釣り施設でのアジの釣果が8日以降は一桁台が続いている程激減していることが気になる所。

18:00過ぎに、先行していたAKTさんINUEさんに迎えられて突堤に到着。
すると小生に向かって手を振ってくれるアングラーの姿が目に入って来た。誰だろうと思って目を凝らして良く見ると、何とその御仁はYROさん。そして、街灯下にはTDさんの懐かしい顔がある。その他にもKRTさんや何度か見掛けたことのある2~3人のアジンガーがズラリと街灯下のベスト・ポジションに陣取っている。
元々、最後に登場して来てベスト・ポジションに釣り座を構えようなどとは考えもしていない上、街灯下が駄目なら、前回の様に裏でジックリと狙う積りで来ているので、街灯下に空きがないことに驚きはしないが、週の初めの月曜日にも拘わらず激混み状態になっていることには些かビックリ。

今回持ち込んだロッドは、逆ダン用のTenryu改、ジグ単用のSoare改、予備の8320#1Bの3本。
未だ明るい時間のため、裏に釣り座を構えるのは早いので、Tenryu改を持ってキャスティングを始めたのは18:30頃。海は穏やかで、汗ばんだ身体には心地良い位の風が吹いており、アジングを楽しむには状況は寧ろ良い方だろう。
これで、アジの回遊があれば云うことなし・・・・・!!

19:30頃、周囲の暗さが増して来た所で、裏側に移動してジックリとアジを狙うことにした。
すると程なくしてシーバスがウロウロとし始め、前回とは違って生命感は感じられる。前々回はこのシーバスの群れの下にアジが寄っていたので、ボトム付近をネチネチとやってみたが、今回は空振り。
シーバスがこれだけ寄ってい来ているんだから、アジもその内・・・と期待したが、今回は待てど暮らせどコンタクトがない。

20:00頃だったか、20:30頃だったか定かではないのだが、航路側でタチウオを狙っていたKRTさんが大きな声を出している。何事かと思って駆け寄るとタチウオを掛けてやり取りの最中で、抜き揚げられた魚体は指4~5本の良型。
KRTさんもこんなに早い時期から出るとは思っていなかった由で、しかも2投目で答えが出たことに些か興奮気味の様子。

そんなKRTさんの様子を横目に、裏側でのアジングに戻ったがアジからの音沙汰は皆無のまゝで、群れは回って来そうな気配もない。
前回は24:00までアタリがなかったので、今回も粘っていれば何とかなるかも・・・・
しかし、日付が変わっても状況は変わらず、01:00頃には余りにもコンタクトがない状況に疲れたので、小休止に入ってウツラウツラ。そして、気が付いたのは03:00頃で、小生にしては珍しく2時間も休んでいたことになる。
眼が覚めて周囲を見ると、あちらこちらで休んでいる仲間達の姿があって、街灯下のベスポジでも、この日は絶不調の様子。

アジが駄目ならカサゴでも・・・と狙いを変えてワームをチャート系にしてみると、入れ掛かり状態。しかし、お土産にするには少し足りない中途半端なサイズばかり。しかも、アジ狙いからすると面白くない外道なので、満足度は今一つ。

結局、今回は1匹のアジも手にすることが出来ず、05:00頃には片付けに入りStopFishingとした。

釣り施設でのアジの釣果が激減しているのが気になりながらも、釣りは糸を垂らして見なければ判らないとばかりに孤島アジングに出掛けた訳だが、今回ばかりはAKTINUETDYRO他各氏の手練れが唸る程の状況が悪く、ツ抜けを達成したアジンガーは居なかったのではないだろうか。
そんな状況だったので、小生がパーフェクトに押さえ込まれるのは、ある意味当然のことかも知れないが、次回の爆釣を夢見ることにしよう。

所で、この日はYROさんが4kg超の大ダコをものにした由。又、明け方には小さいながらも2匹、3匹とタコを掛けていたし、KRTさんも前日の明るい内に2匹掛けたとのこと。
去年に続いて、今年もタコが好調の様子なので、タコの用意もしておくべきだろう。更には、良型のタチウオも回って来ているので、タチウオ用もある方が・・・。
となると、道具立てが大変になってしまうが・・・・・。

2020年釣行記(25) – TK

2020年 Octopusing 釣行記

日 時:06月10日(水) 06:30~11:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 2
同行者:YGW、AKT、TKHS各氏

今回はYGWさんの音頭取りでY’s P魔女狩りをすることに。

06:00過ぎ、我々4人揃ってY’s Pに到着。今回は黒鯛師の若者1人も居たので、都合5人でY’s Pを楽しむことに。

到着するや否や黒鯛師7~8番スポット方面に急行し、YGWさん2番スポット付近の北向き、TKHSさんはベース・キャンプ付近の南向き、AKTさんは高見に登って北を向いて、夫々キャスティングを開始する中、小生は、余裕をかましてゆっくりと支度。
すると小生の支度が終わらない内にYGWさんはロッドを大きく曲げて、早速魔女狩りに成功。型はそれ程でもなかったが、ニコニコ顔で戻って来るのを見ながら、ようやく支度が終わり、1番スポット付近で真打登場とばかりに参戦したが、ノッケから大トラブル

実は、前回の孤島での魔女狩りの際にも同じことをしでかして、全く学習効果がなく汗顔の至りだが、今回もリールのマグネット・ブレーキ調整を忘れて完全にフリーの状態で、50gのタコエギをキャストしたために、酷いバック・ラッシュを起こしてしまった。
余裕をかましてと思ったのは表面的なもので、内心は皆に置いて行かれて焦っていたと云う所かも知れないが、幸い、ラインは太い4号のPEだったので、時間を掛けてグチャグチャになったラインを何とか解くことが出来き、改めて参戦。

タコが居れば直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、いつものことながら、これは期待外れ。そこでベース・キャンプ付近で粘っている3人を置いて、少しづつ突堤の中央付近に向かって蟹の横這い釣法で探ったが、異常なし。
タコは何処に居るんだろう?と思いながら周囲を見渡すと、突堤の西端に居た黒鯛師が戻って来るのが目に入って来た。突堤の西端では、昨年、釣り上げたタコ2匹に脱走されてしまった苦い思い出があるが、小生に取っては実績場所なので、直ぐにワープ。

するとこれが奏功して、移動後2~3投目で魔女狩りに成功。
型は500g程度でもう一つだが、実釣開始1時間も経っていない07:10頃のことで、出足は悪くない。
遠くまで歩いて来た甲斐があったと一人ほくそ笑んで2匹目、3匹目を狙ったが後が続かない。

08:00過ぎになって、空腹を覚えたので一旦ベース・キャンプに戻ることに。

ベース・キャンプに戻ってゆっくりとしてしまうと、ピーカンの暑い中、又々、西端まで歩いて行く気もすっかり失せてしまって、その後はベース・キャンプ付近でタコを探したが、音沙汰はない。

10:30を回った頃、意を決して8番スポット付近に移動。
しかし、この日はタコの活性が低いためか、SKさんが1週間前に8匹も抜いて行ったためか(笑)、兎に角YGWさんでさえここまで2匹の貧果と厳しい状態で、全く気配がない。
そこで、諦めてベース・キャンプに戻ることにしたのだが、唯何もせずに戻るのは面白くない。沖目にキャストし着底を確認してから、リーリングはせずにシェイク&シェイクしつゝ戻ることにした。所謂魔女狩りテクトロと云った所だろう。
偶然の産物とは云え、この釣法が良かったのか、400g程のタコを追加出来た所で、11:30頃StopFishingとした。

2020年釣行記(24) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:06月07日(日)~08日(月) 18:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 5、台湾ガザニ x 1
同行者:AKT、IKD、INUE、KRT各氏

今季二度目の孤島での釣り。
前回は魔女狩りも予定していたので、日中の14:00過ぎから始めたのだが、10日の魔女狩りの予定があることを考えて、今回は、アジ一本に絞ることに。従って、前回程早くから孤島に乗り込む必要はないので、ゆっくりと自宅を出発し、孤島到着は18:00過ぎ。

孤島には前回と同じ様にAKTIKDINUE各氏が先着しており、今回はYGWさんの代わりに川越KRTさんが久し振りに参戦。その他にも大勢のアングラーが長い竿を振っており、久し振りに見る賑やかな光景にびっくり。

今回持ち込んだSoare改8320#1BSoare30 S803ULT30の3本のロッドに夫々リールをセットしラインを通しなどゆっくりと準備を始めたが、背中からかなり強く吹き付けて来る南東の風が気になる。孤島に到着する前は、暑くて水をガブガブ飲む程だったのに、準備をしている間にも汗は引き寒さを感じて、念の為持って来ていた厚めの上着を羽織る程。

風の強さを考えてSoare改には1.2g8320#1Bには1.5gのJHを組み合わせ、Soare30には6gの錘を使ったキャロ・システムを組み、先発はSoare30を選択。
しかし、風が強くて何をしているかサッパリ感じが掴めない。予報では、夜遅くには弱まるとのことなので、当たることを祈るしかないが、何となく出鼻を挫かれた格好で、中々集中してキャスティングをすることが出来ず、突堤の上をウロウロするだけ。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り徐々に暗さが増して来て、アジング・タイムになっても風は弱まる気配を見せず、20:00頃には粗方のアングラーが引き揚げて行き、我々5人の他は3人だけ。
20:30頃には、我々5人は表側を諦めて、少しでも風当たりが弱い裏側に移動。最も街灯寄りからINUEさんIKDさんKRTさん、小生、そしてAKTさんと並んでキャスティングをしたが、前回は池の鯉状態に集まって来たシーバスの姿も見えず、生命感が殆ど感じられない。

21:30頃、小生独り最も岸寄りに移動。
すると、元の場所から200mも離れていないのに、嘘の様に風が弱くてキャスティングはし易い。しかし、虫が目の前を飛び回って五月蠅くて仕方がない。強い風の元の場所では、蚊やブヨの襲来もなかったので虫除けを塗っていなかったことを少々後悔した程。
風の弱さに反比例して、こちらでは潮の流れが速過ぎてどうしようもない。重ためのJHを取りに戻るのも面倒なので、流れの弱くなった場所を探して立ち位置を替えて見たが、結局、アジからのコンタクトは全くないまゝで、22:30頃元の場所に引き返し、AKTさんの陸側の隣りに釣り座を構えた。

その頃になると、他の皆さんは何時もの調子とまでは行かないものゝ、ポツリポツリとアジを抜き揚げていたが、小生には皆目アタリが感じられない。
こうなると普段は歓迎しないカサゴでも良いから遊んで欲しいと願ったが、惚けた顔をしたカサゴからも見放されて、パーフェクトに押さえ込まれることを覚悟した位。

小生にこの日初めて来たアタリは日付が変わる頃。
台湾ガザニが目の前にユラユラと泳いで近付いて来たので、退屈凌ぎにアジングのシステムで引っ掛けて捕獲に成功。
そのカニINUEさんにプレゼントしたことが良かったのか、その直後にチクと、待望のアタリ。

時計を見ると23:58のことで、兎に角、日付を越さなかったことで一安心。
サイズは20cmにも満たない小物だったが、この1匹は嬉しかった。
余りに嬉しくて記録写真を撮り忘れて壺抜きをしてしまい、後でそのことに気付き壺抜きした状態で改めて写真を撮った次第。

漸く小生の釣り座付近にも廻って来て呉れたと後続を期待したが、これぞ真のまぐれアタリで、その後は又元の木阿弥
INUEさんIKDさんアタリが続かないとの声が聞こえて来るので、この日はアジの寄りが全体的に悪いのだろう。

02:00近くになった頃だと思うが、パタパタと3匹連続で来た瞬間がこの日の圧巻で、その後は、カサゴのオンパレード。
アタリすらなかった時間には、カサゴでも良いから・・と思っていたのに、数は少ないとは云えアジを何匹かものにした後では、正に外道扱いで、色が違うなどと悪態をついてしまい、釣り人根性丸出しの自らの姿に呆れてしまう。

結局、今回の孤島アジングでは、ツ抜け達成も成らず、12時間に及ぶ修行を終えて帰宅して来た。

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