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2023/01/26
2023年 Mebaring 釣行記
日 時:01月26日(木) 17:00~22:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7、ソイ x 1
同行者:単独
真冬のこの時期なので、当たり前のことなのだが、北風が吹く毎日。
こうなると、北風には滅法弱いMHR-KGNには出掛けられず、近場のDKKでは釣果は期待出来ない。2~3年前頃までは、そんな状況でも風裏になる釣り場を探して、夜通し車を走らせて釣りをすることも当たり前の様にしていた。しかし、いつの間にかそんなことをするのも億劫になり、結局、釣りに行けない時は、YouTubeで釣り動画を鑑賞してお茶を濁す様になっていた。
と云う訳で、MHR-KGNに行ける天候になるのを待っている内に、今週前半は終了。そして漸く、週の後半の木曜日には、風向きは南西or西風で、しかも風速は2m程との予報が出され、一も二もなくMHR-KGNに行くことにした。
15:40頃、自宅を出発し、現地には16:30頃に到着。
早速、手に入れたばかりのSoareXR S76ULTを手に岸壁に出てみると、風は殆んど吹いておらず、海は波もなく穏やかでメバリングには持って来い。潮位は1m程で、テトラ帯が点々と列をなして海面から頭を出しているので、位置が把握し易く、高過ぎず低過ぎず、丁度良い潮位。
日没直前で周囲はまだまだ明るいため、可愛娘ちゃん達の居場所はボトム付近の筈だと考えて、先ずは7gのメタル・ジグを先発に選んで、22番スポット付近に立って、17:00頃、キャスティングを開始。
テトラ帯と岸壁の間には、至る所に海藻の塊が浮かんでいて、回収の度にズンと重たくなる。メタル・ジグなので少し強く引っ張るとすり抜けてくれるため問題はないが、プラグでは確実に引掛かって餌食になってしまいそう。
足早く移動しながら様子を探ったが、全く異常なし。
MHR-KGNの最近の状況から、ある程度は覚悟しているとは云え、やはり釣れないかも知れないと不安が過って来る。
日が落ちて周囲が少し暗くなりかけて来た頃、BassdayのS.P.M.55を結んでみた。このルアーは釣り動画の中で、加来 匠氏が盛んに推奨していたルアーの一つ。実はS.P.M.75も欲しかったのだが、生憎、こちらは「在庫なし」とのことで、手に入ったS.P.M.55を早速試して見ようとしたもの。
すると、それまで全くなかったのにも拘わらず、コンと反応が帰って来た。合わせも決まってリーリングを始めたが、海藻の塊に絡まれて、敢え無くバラしてしまったものゝ、やはり加来 匠氏が推奨するだけのことはある。そして、後続を期待してキャスティングを繰り返したが、コンタクトがあったのは、この一度だけ。
この日、最初にロッドを曲げてくれたのは、ソイ。
18:20頃のことで、掛けた瞬間はメバルだ!と思い、
抜き上げた瞬間は何だカサゴか?、
そしてよくよく見てあれっ、ソイだと二転三転した次第で、残念ながら本命魚でのSoareXRのウロコ付けはならなかった。
この時のルアーはGracy SFなのだが、錘が入れられている付近が黒く変色していた。どうやら水漏れで海水が入ったと見えて、バケツに張った水に入れても沈んでしまう。小生はスロー・フローティングだと思って使っていたのだが、このソイを掛けた時は、ひょっとすると、サスペンドしていたのかも知れないが、怪我の功名と云った所か。
その後は、S.P.M.55で2度バラすことがあったが、それ以外は梨の礫状態が続いていた。そこで、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを結んで見ることにした。このルアーは、MHR-KGNでは最強と云っても良いルアーだが、残念ながら廃盤のため新たに手に入れることは出来ないので、大事に大事にしているもの。
このルアーを投入して、結果が出ないのであれば諦めが付こうというものだが、直ぐに答えが出て25cmクラスをゲット。ポイントは69番スポット付近で、18:45頃のことだった。
しかし、後続がない。
この1月は、この付近のメバルの産卵期に当たっている様で、1月も後半になる程、釣果が落ちて来るのは、経験的に知っているのだが、その影響だろうか、なかなか反応が返って来ない。
2匹目が獲れたのは、それから50分後の19:35頃の70番スポットと71番スポットの中間付近。サイズは1匹目よりも小さいが、それでも20cm超なので、MHR-KGMでは良型の部類。この時のルアーもFinluckMinnow30Sだが、このルアーをもってしても、この日はなかなか口を使ってくれない。
3匹目は、92番スポット付近で、時刻は20:10頃。
それまで、74番スポット付近から84番スポット付近までの間で粘っていたが、余りにもコンタクトがないので、少し足を伸ばしてみた。しかし、やはり音沙汰がないので、思い切ってS.P.M.55でボトムを取ってみることにした。底の状態が全く解らないので、やっとの思いで手に入れたS.P.M.55を奉納する結果になりかねないが、この時は、余りにも反応がないことに嫌気が差していた上、疲れも出て来ていたので、正直な所、半ば自棄気味になっていた。
キャストして20カウントか25カウント。やはり根掛かりが怖いので、少し早めにリフト&フォールを始めると、いきなりゴゴンとルアーを引っ手繰る様なアタリだった。
しかし、後続はない。
折角、凸部にまで来たのだからと、先の角まで様子を見に行ったが、その甲斐もなく、20:30頃、110番スポット付近から折り返しに入った。
21:00頃、凸部の手前の角の87番スポット付近で、この日の4匹目をゲット。この時もルアーはFinluckMinnow30Sで、どうやらこの日はこのルアーにしか興味がないと見える。何年か前にもFinluckMinnow30Sにしか反応しない極端な偏食振りを経験したことがあるが、その時はもっと頻繁にコンタクトして来た記憶がある。
丁度、4匹目の可愛娘ちゃんと遊んだ頃から、西風が強く吹いて来てしまった。この日はFinluckMinnow30Sにしか興味を示さないので、以降はこのルアーで通すつもりだったが、2gにも満たない極小ルアーでは、風に流されてしまって釣りにならない。そこで、少し重ためのルアーを結んだのだが、それでも効果はない。
そこで引き揚げるつもりで、釣る気のないキャスティングを繰り返していると、徐々に風が収まって来たので、又々FinluckMinnow30Sに結び替えてキャストすると、コンとはっきりとしたアタリが返って来た。
時刻は21:50頃。ポイントは58番スポット付近で、これからの数分間がこの日のハイライト。
21:57頃に57番スポット付近で6匹目。
22:02頃に56番スポット付近で7匹目と10分程の短い間で、3匹もの釣果。
と云う訳で、我が遊び相手の可愛娘ちゃん達の調子は上がって来たが、小生の方は疲れと腰痛でギブアップ寸前。
残念ながら、又々西風が吹いて来たのを機に、22:20頃、StopFishingとして帰路に着いた。
兎にも角にも、この日はFinluckMinnow30Sを持っていたので、何とか釣りになった様なもので、次回もプラグ縛りで臨む積りだが、早くFinluckMinnow30Sに代わるルアーを見付なければ・・・・・。
2023/01/21
2023年 Mebaring 釣行記
日 時:01月20日(金) 17:10~20:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独
予報では、南西・3m(17:00)、西南西・3m(18:00)、西・4m(19:00以降)と時間が進むに連れて条件が悪くなるとのことだったが、20:00頃までなら、何とか釣りが出来るかも知れない。しかし、来週はこの冬一番の寒気が関東地方にまで降りて来るため、場合によっては雪が降る惧れがあり、その量によっては車が出せなくなる。そうなると、この日を逃せば、下手をすると2周間近くも釣りが出来なくなってしまう。
と云う訳で、兎に角、現地まで行ってみることにした。
16:00頃、自宅を出発し、現地には17:00頃に到着。
直ぐに車から降りて準備に取り掛かろうとしたが、意外にも強い西風が吹き抜けていて、準備を進めるかどうか迷う程。
予報では、この時間帯の風は南西なので、車を止めている場所では風裏になっている筈なのに、予報が変わったのか・・・・。
折角、ここまで来たのだから。
と準備を整えて岸壁に出てみると、時折強目の風が吹いては来るが、釣りに支障がある程ではなく、寧ろ、風が吹いていない時間の方が長い印象。
今回は、大潮の下げの時間帯での釣りになり、20:00頃には潮位が30cmにまで下がって仕舞うので、この頃が釣り上がる時刻になる筈。となると実釣時間は、精々3時間の短期戦になるため、への字カーブを越えた付近から凸部の手前までをじっくりと探るプランにして、17:10頃、51番スポット付近でキャスティングを開始。
この日は、プラグで通すことにしていたので、スピニングのSoare S610LS30のロッドに、プラグはBEAGLE-SSを先発に選んだのだが、海面には浮き沈みしている海藻の塊がアチラコチラにある。前回、Dr.TJさんがロープに引っ掛かったと叫ぶ場面があったが、恐らくロープではなく海藻の塊だったのだろう。兎にも角にも、早くも海藻が出始めたので、油断が出来ない。そこで、海藻のが浮かんでいないポイントを選んで、キャスティングを繰り返したが円らな瞳の可愛娘ちゃんの反応は返って来ない。
いつもよりかなりゆっくりとしたテンポの蟹の横這い釣法でじっくりと居場所を探っても見たが、可愛娘ちゃんは浮いているのか沈んでいるのか全く判らず仕舞い。
そして、61番スポット付近にまで来た時、それまでと同じ様に極めてゆっくりとしたリーリングを続けていると、ブルでもなくコンでもない違和感が伝わって来た。
ウン・・・?
と思った瞬間には、腕が反射的に動いていて合わせが決まったが、テトラ帯と岸壁の間に置かれたテトラに巻かれてしまって、二進も三進も行かない。
弱ったなぁと思いつゝラインのテンションを張ったまゝ立ち位置を変えてみた所、幸いにも引っ張り出すことに成功。抜き上げた可愛娘ちゃんは22cm程の、MHR-KGNでは良型で大満足。時刻は、実釣開始1時間後の18:10頃。
しかし、その後は、又々、ダンマリ。
そして、2匹目の可愛娘ちゃんと遊んだのは、19:20頃のことで、85番スポット付近だった。
この時は、少し西風が吹き始めていて、正面にはキャストし難かったため、凸部の斜めになった岸壁に沿う様にキャストしてリーリングしていると、コンとコチラがびっくりする程はっきりとした反応があったもの。このポイントでは、何年か前には度々面白い思いをしたこともあったが、最近はサッパリ出なくなっていたので、試すこともなくなっていた。しかし、この時は風向きから已むを得ずキャストしたものゝ、意識は次にキャストするポイントに向いていたので、青天の霹靂だった。
この頃には、潮位は60cm内外にまで下がっており、風も吹き出して来ていたので、少し早いが、折り返しに入った。
すると、84番スポット付近でのこと、テトラ帯の際でコツと反応があって、この日3匹目をゲット。
その後は、キャスト出来そうなポイントを選んでキャストしながら戻ったが、益々、潮位が下がり、根掛かりしない様に慎重にと自分に云い聞かせ、キャスティングを繰り返した。が、結局、その根掛かりで大切なプラグを海の神様に奉納する羽目になってしまって、この日のプラッギングは終了。
20:20頃、StopFishingとして帰路に着いた。
2023/01/13
2023年 Mebaring 釣行記
日 時:01月13日(金) 16:50~21:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3、カサゴ x 4
同行者:Dr.TJさん
MHR-KGNは、小生にとっては気軽に行ける癒やしの場であり、冬季には週に2度、3度と通っていた。所が、昨シーズンは、それまでとは様変わりで、釣れたとしても1桁台の釣果に終わることが殆どだった。
それだけに、今シーズンがどうなるか心配していたが、前回の結果は、6匹と最悪期は脱した様な印象だった。とは云え、以前の様にテトラ帯と岸壁の間では皆無と云っても良い程反応はなく、テトラ帯が設置されているラインより沖目を狙ったのが功を奏したもので、その意味では完全に回復したとは云えそうにもないが・・・。
兎にも角にも、沖目を狙えば可能性があることが判った所で、それを確かめたくてチャンスを狙っていた所、13日の金曜日は南西の風が3~4mと、MHR-KGNでのメバリングには願ってもない予報。そこで、すっかりその気になっていた所に、考えることは皆同じと見えてDr.TJさんからお誘いを頂いた。
15:40頃、自宅を出発。現地には16:40頃到着し、先着していたDr.TJさんと合流。
前回と同じSoare S803ULT30を手に連れ立って岸壁に出てみると、風は予報よりも弱く、穏やかな海には点々とテトラ帯が頭を出していて、前回の様に円らな瞳の可愛娘ちゃんがコンタクトしてくれれば云うことなし。
岸壁に出た所で、Dr.TJさんには先に始めてもらい、小生は、前回と同じ飛ばしウキに0.5gのJHを組み合わせたシステムを組んだ。しかし、最近になって、急激に視力が落ちて来てラインを結ぶなどの手先の作業に手間取り、16:50頃にキャスティングを始めた時には、DR.TJさんはかなり先にまで行ってしまっていた。
周囲は、日没時刻を過ぎたばかりでまだまだ明るいためか、可愛娘ちゃんからの反応は感じられない。そこで、Dr.TJさんを追い掛ける様に蟹の横這い釣法のテンポを少し上げて反応を探っていると、ガツンと根掛ってしまった。ロッドが長いため、少しロッドを煽ると外れることが多いので、この時もそうして外したのだが、何がどうしたのか、弾みとは怖ろしいもので、ラインがグシャグシャに絡んでしまった。
今、考えれば、この時点でSoare S803ULT30を諦めて、予備に持って来ていたBlueCurrentⅢ69/Bに替えれば良かったのだが、この時はその様な考えは微塵もなく、見え難いのに絡んだラインを一生懸命になって解いた。
トラブルを解消している間に、陽は落ちて周囲はすっかり暗くなっていて、ゴールデン・タイム。前回は、18:00頃になると反応がなくなったことを考えると、今がそのチャンス。集中力を高めて可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、今回は音沙汰がない。
17:50頃、またもや根掛かり。今度はロッドを煽っても、立ち位置を変えてラインを引っ張っても外れず、ラインが高切れしてしまう最悪の結果。こうなるとシステムを組み直す気にもならず、車まで距離のあるへの字カーブを過ぎた辺りだったが、エッチラオッチラ戻って、ロッドを交換した。
ベイト・ロッドのBlueCurrentⅢ69/Bではハード・プラグのみを使うことにして、先発はTETRA WORKSのEBIKKOを結んでみたが、反応が返って来ない。
それから以降は、SS(SlowSinking)、SF(SlowFloating)、SP(Suspend)、S(Sinking)などなど、手持ちのプラグを取っ替え引っ替えして何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、59番スポット付近で、1度だけ反応があっただけ。
そして、コンタクトを得られないまゝ77番スポット付近にまで来た時、ボトム付近を狙ってみることを思い付いた。しかし、残念ながらメタル・ジグの持ち合わせはない。そこで、駄目で元々と沈みの早いTETRA WORKSのTOTOで試してみることにしてキャスト。
ラインをフリーにして10カウントした所で、軽くリフト&フォールをすると、微かだが魚がジャレ付いている様な感触が伝わって来た。あれ?と思いつゝ軽く合わせを入れた所、小さな生命体の暴れる動きがあって、この日の最初の獲物をゲット。時刻は19:10頃のことで、正体は、可愛いロリ・カサゴ。メバル狙いなので外道とは云え、ホット一息つけた。
カサゴでも良いやと続いてキャストして、10カウントした所で、今度はコンとはっきりと感じるアタリ。合わせも決まって遣り取りをすると、カサゴとは違う動きがあって、今度こそ本命の可愛娘ちゃんであることを確信。
これで気を良くしたが、後続がなく、余りにも反応がないことに嫌気も差して来た。
そこで、気分転換を兼ねてDr.TJさんの様子を聞こうとしたが、何処に行ったのか姿が見えず、漸く探し当てた所は127番スポット付近。訊けば、やはり調子は今一つの様子で、狙いをカサゴに替えた様子。
19:30頃、連れ立って折り返しに入ったのだが、その頃から風が強く吹き出して来てしまった。更に、悪いことには南西であるべき風が、真横から吹き付ける西風とあっては、前回の二の舞いで、やり難くて仕方がない。それでも我慢をしてキャスティングを繰り返していたが、泣きっ面に蜂で、雨まで降り出す始末。しかし、時刻は20:00になったばかりで、引揚げるには早過ぎる。予報には傘マークが付いていなかったことを頼りに、戻りながらキャスティングを繰り返していた。
そんな時、凸部の110番スポット付近に入っていた餌釣り師が、堪らず引き揚げて行った。そのポイントは、西風を背に受けられる上、小生自身も過去に良い釣りをしたこともある。実は、往路で入ろうと思っていたが、先行者が居たので見送ったのだが、折角、空いたのに勿体ない。ものは試しとばかりに入ってキャストすると、着水と同時にココン。
思い掛けない反応にビックリしたが、合わせも決まって抜き上げたのは、22cm近くもある良型の可愛娘ちゃん。
これに続いてキャストを繰り返したかったが、生憎、この頃から雨粒が大きくなり本降りの様相になって来た。そこで、泣く泣くそのポイントは諦めて、少し足を早めて戻りながら雨風の合間を見てキャストすることにした。
そして、74番スポット付近にまで戻って来た頃から、ラッキーなことに雨風が少しづつ弱まって来て、それに呼応する様にDr.TJさんがポツリポツリとメバルを掛け始めた。
訊けばSSのミノーをデッド・スローに引いているとのこと。
小生も倣ってやってはみたが、操作感に乏しいこの釣り方は苦手で、どうしてもルアーを動かしてしまう。こんなこともあって、小生は10cm位のロリ・メバルを1匹拾っただけに終わってしまい、結局、21:30頃、StopFishingとした。
今回は、残念ながら、長竿での沖目狙いが不発に終わってしまった。しかし、Dr.TJさんがプラグで7匹も出した様に、プラグにはソコソコ反応があったので、次回は、プラグ縛りでやってみようと思う。
2023/01/09
2023年 Mebaring 釣行記
日 時:01月09日(月) 17:00~20:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6
同行者:単独
年が改まって既に9日。正月気分も抜けて今更の感があるが、今回が2023年初の投稿なので・・・・・
おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
無事新年を迎えた所で、2023年の釣り始めを何処でするかを考えていたのだが、昼間の暖かさに惹かれて釣りに行く気になっていても、夕方から冷え込んで来るとその気もナヨナヨと萎えて来て、暖かい部屋で録画した洋画を観て過ごす日々。
これでは、いかんと天気予報をチェックすると、9日の月曜日は、南西or西南西の風が、21:00頃からは4m程に強くなるものゝ、釣りをしている時間帯は、南西の風が2~3mと釣りには絶好の条件。
しかし、生憎、9日は祝日の成人の日。となると、平日釣行を旨としているので、本来ならば釣行は諦めなければならない所だが、翌日の10日は強い北風、更に11日も状況は芳しくない予報となっていて、悪くすると、今週の釣りはなしとなる可能性もある。
と云う訳で、新年早々、禁を破ってMHR-KGNで初釣りをすることにした。
15:50頃、自宅を出発し、現地には16:40頃、到着。
直ぐに岸壁に出てみると、風は予報通り殆どなく、先ずは一安心。
目の前に配置されているテトラ帯は、満潮間近で潮位が高いために海中に没していて、広く見える海は、波もなくノッペリとしていて早くも、春の海の様相。
今回はSoare S803ULT30のロッドを持ち込んだ。
このロッドは、MHR-KGNでのメバリングには、少々強過ぎるが、昨年末の2度の釣行での惨めな結果を考えて、今回はテトラ帯付近or少し沖目を重点的に狙いたかったので、少し長めのロッドにした次第。
17:00頃、20番スポット付近でキャスティングを開始。
この日は、出来ればプラグでやりたかったが、新年早々、ボーズを喰らうことだけは避けたかったので、安全策として、ワームを使うことにした。ワーミングの場合、2~3gの重たいJHを使うジグ単もあるが、海中に沈んだテトラ帯の上を通すことを考えると、根掛かりリスクが高い。と云う訳で、無難な所で、飛ばしウキと0.5gのJHを組み合わせたワーミングで試すことにした。
この日の日没時刻は16:46なので、タイミング的にはゴールデン・タイムのはしり。円らな瞳の可愛娘ちゃんの活性が高ければ、直ぐにでも反応があっても良い頃だが、何の音沙汰もない。
そこで、蟹の横這い釣法でポイントを移動しながら可愛娘ちゃんの居場所を探して、40番スポット付近にやって来た時のこと。
海面直下にテトラ帯があるために、海水の動きが他と違うポイントを狙ってキャストして、10カウント。ラインを張って軽いリフト&フォールをしようとした時、コツッと今年初めての獲物からのコンタクト。合わせも決まって待望の可愛娘ちゃんの動きがロッドを通して伝わって来て、思わずガッツポーズ。時刻は、実釣開始20分後の17:20頃のことで、サイズはMHR-KGNでは良型に属する20cm超。
これで、2023年の初釣りでボーズはなくなった!!!
と喜び勇んで後続を狙ったが、MHR-KGNでは当たり前のことなのだが、同じポイントで2匹、3匹と出ることは滅多にあることではなく、この時も、40番スポット付近では空振りだった。
そこで、また蟹の横這い釣法に戻って、2匹目の可愛娘ちゃんをゲットしたのは、54番スポット付近で17:40頃のこと。
この娘は写真の通りの腹ボテちゃんで、MHR-KGNのメバルはスポーニングの季節に入った模様。
そして、5分後の17:45頃、隣りの55番スポット付近で、この日3匹目のメバルをゲット。
更に、17:50分頃、57番スポット付近で立て続けに4匹目、5匹目をゲット。
サイズは、何れも20cm内外の良型ばかりで、昨年末の絶不調が嘘だった様な好調振りに、MHR-KGNはやはり小生にとっての癒やしの釣り場だったと安心すると同時に、この調子で行けば、ツ抜けは簡単に達成出来ると思ったのが良くなかったのか、その後はサッパリ音沙汰がなくなってしまった。
それでも、何処かに可愛娘ちゃんが屯している場所がある筈とキャスティングを続けている内に、西風が強く吹き出してきてしまった。
21:00頃から強くなるのであれば、予報通りなので文句の付け様はないが、まだ釣りを始めて2時間も経っていない18:30頃で、老いたりと云えども体力はまだまだ残っている。ひょっとすると治まってくれるかも知れないと根拠のない期待を抱いて蟹の横這い釣法を続け、凸部の先の129番スポット付近にまで来たが、治まるどころか強さが増して来る始末。
北に向いているMHR-KGNでは、西風は左から右への完全な横風で、ラインが流されてしまってどうにもならない。
仕方がないので、戻りながら風が弱くなるタイミングを見てキャスティングを繰り返したが、どうにもならなず、20:00頃、42番スポット付近で、アベレージの17cmを拾っただけで、結局、20:30頃、消化不良のまゝ2023年の初釣りを終えた。
所で、昨年のMHR-KGNでのメバリングの回数は24回。内二桁の釣果があったのは5回だけで、最高釣果が13匹しかなかったことから、つ抜けするのは当たり前で、良い時は30匹、40匹と釣れていた一昨年以前に比べて、釣れなくなった印象が残っていた。特に、昨年末は、2回の釣行で手に出来たメバルは1匹だけと散々な結果だけだったので、絶不調の印象が強く残っていた。
しかし、今回は、従来の釣り方を変えてテトラ帯ラインを狙った所、何とかメバルの顔を見ることが出来た。と云っても、横風に邪魔をされた面があるとは云え一桁釣果なので、結論を出すには早計だが、この釣り方を続けて見る価値はありそう。
と云う訳で、次回も、今回と同じ方法でメバリングをしてみようと思う。
2022/12/07
2022年 Mebaring 釣行記
日 時:12月07日(水) 16:30~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独
前回のMHR-KGNでのメバル調査は、向かい風になる北風の予報を無視してベイト・タックルを持ち出したのが敗因だったのか、或いは、年初からの不調が続いているのか、兎に角、可愛娘ちゃんに完全に無視されるパーフェクト・ゲームに終わってしまった。
と云う訳で、再調査をするチャンスを伺っていた所に、西or南西の風が1~2mとMHR-KGNでのメバリングには願ってもない予報を見て、喜び勇んで出掛けることにした。
現地到着は、16:20頃。
岸壁に出てみると、風は背後からの微風で一安心。
今回は、小生にとっては実質的なシーズン開幕になるので、先ずは可愛娘ちゃんの居場所を探るため、手前の18番スポット付近からチェックを始めることにした。
今回のロッドは、超軽量ジグから飛ばしウキを使った仕掛けまで、色々と応用の効くスピニング・ロッドのTenryu改にして、0.5gのJHを組み合わせて、18:30頃、キャスティングを始めた。
大潮の満潮直後のため、潮位はかなり高く、テトラ帯の殆どが海面下に沈んでいるので、開放感溢れる穏やかな海が広がっている。前回は、大量のゴミが吹き寄せられていて、閉口させられたが、今回はそのゴミも殆んど見えず、気持ちが良い。
これで、可愛娘ちゃんがコンタクトしてくれれば、云うことなし!!
所が、可愛娘ちゃんからの応答はない。それどころか、キャストする度に千切れたアマモの葉が針に掛かって来て、邪魔になって仕方がない。恐らく、海中には沢山の切れ藻が漂っているのだろう。
そこで、蟹の横ばい釣法でポイントを移動しつゝ、切れ藻がなく、可愛娘ちゃんの居るポイントを探したが、何処に行っても状況は変わらない。
ワームが駄目ならプラグではどうか・・・・
ものは試しと、MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30SやギガスクリュータイプA GS-A K2その他を試したが、完全に無視される始末で、どうしようもない。
18:30頃には、早くも凸部に達してしまった。凸部では、今年の初めに重たいジグを使ってYTさんが良い結果を出していたので、小生も倣って2.0gのJHを使ってボトム付近をチェックしてみた。すると、18:40頃、コンとこの日初めての反応があった。合わせも決まったが、引きの具合に違和感がある。ひょっとすると・・と思いつゝ抜き上げた正体は、やはり惚け顔のカサゴで、がっかり。
それでも、魚が動き出したのかも知れないと、儚い期待を胸にキャスティングを繰り返したが、根掛かりと切れ藻の連発で、気持は風前の灯。にも拘わらず、何とか可愛娘ちゃんに会いたいと老いの一徹。一縷の望みを賭けて、蟹の横ばい釣法で凸部の先にまで足を伸ばした。しかし、何年か前には、爆釣をしたポイントも、可愛娘ちゃん達は何処に行ってしまったのか、今回も梨の礫。
20:10頃、更に足を伸ばす気力もなくなって、123番スポット付近で折り返しに入った。だが、往路と同じ釣法では、結果は見えている。往路とは違う方法で・・・と辛うじて消え残っていた気力を絞り出して、飛ばしウキを使ったシステムを組んで、沖目を狙うことにした。
しかし、沖目からも答えが返って来ず、空振り続きのまゝ35番スポット付近に戻って来た時、モゾとした違和感が伝わって来た。時刻は21:00頃のことで、実は、その頃には完全に気持も切れており、引き揚げようとしている時だったが、思わず知らず、ロッドを持つ手に力を入れると、生命体の反応があった。その引き具合から、カサゴではないだろうと思いつゝ抜き上げると、その正体は、待ちに待っていた可愛娘ちゃん。サイズは15cm程で、ナイス・サイズとは云えないが、二日掛かりでやっとの思いで手にしたメバルなので、殊の外嬉しかったが、時既に遅し。
待ち疲れと歩き気疲れのため、延長して釣り続ける気力もなく、付近を簡単にチェックしただけで、21:20頃、StopFishingとした。
このMHR-KGNは、小生にとっては、良型は望めないが数多くの可愛娘ちゃんが遊んでくれる癒やしの釣り場の位置付けだった。所が、昨年(2021年)末頃から状況が悪くなり、年が明けた2022年になっても、パッとしなかった。
そんな状況だったので、一夏過ぎた今シーズンは少しでも回復していることを祈りつゝ、調査をして来たのだが、残念ながら、嫌と云う程キャスティングを繰り返したにも拘らず、まぐれアタリがたったの一度しかなかったことを考えると、状況は更に悪くなって、付近のメバルは何処かに移動して行ってしまったのではないかと思う。釣り場で会った自転車で通っている地元のオッチャンもメバルが居なくなったと云っていたので、小生が受けた印象は間違っていなかったと思う。
しかし、これだけ広大な釣り場のメバルは、一体、何処に行ってしまったのだろう。釣り場全体では、数え切れない程数多くのメバルが生息していた筈で、その中の一匹も残さず居なくなってしまったとも考え難い。
出来れば、これは一時的な現象だと思いたい。そうでなければ、老齢の小生が楽しめる冬場の釣り場がなくなってしまう。
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