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2020/02/15
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:02月15日(土) 22:40~25:20
潮回り:小潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 12
同行者:単独
週末は、原則的に釣行を控えているのだが、予報によると定例の釣行日である月曜日の17日は強い南風が吹くとなっているので、例外的に前倒しして土曜日のこの日に行くことにした。
天候もさることながら、実は、別の理由があって、寧ろこちらの方が動機付けとしては強いかも知れない。と云うのは、10日程前にAbuGarciaのSSQC-6112ULS/742LT-BF-KRと云うベイト・ロッドを手に入れていたのだが、生憎この日まで出番がなく道楽部屋の片隅で燻っていた。所が、この日のMHR-KGNは弱い南風なので、デビューさせるには絶好のチャンス。
と云う訳で、MHR-KGNに出撃することにしたのだが、週末で沢山のアングラーで混雑している筈なので、昼間のアングラーが引き揚げ少しでも空いた時間帯に入ることにして、自宅を21:20頃、出発。
現地には22:20頃に到着し直ぐに岸壁に出たが、流石に週末だけあって、点々とアングラーの黒い影が見える。
先ず、への字カーブの先の60番スポット付近から、Toto42を結んで22:40頃StartFishing。
前回は、この付近で結構アタリを感じたが、この日は音沙汰がない。前回は夕間詰め、今回は夜。潮回りも違うし潮位も違う。その他、風、波等々自然条件は違っているので、前回アタッタからと云って、今回も同じ様にアタッて来ると思うのは間違っていると重々承知しているが、やはり寂しいものがある。
そこで、蟹の横這い釣法で移動しながら可愛娘ちゃん達の居場所を探したが見付からない。
69番スポット付近も空振り。その先の凸部の手前角付近をチェックしようと思ったが、そこにはアングラーの姿があって入れない。
そのまゝ歩を進め凸部の奥の角まで来たが、全くコンタクトが感じられない。
何としてもプラグで新しいロッドの鱗付けをしたいと思っていたが、全くコンタクトがないのでは、どうしようもない。プラグを諦めてワームにすることにした。と云っても、ベイト・ロッドではMHR-KGNで常用している0.3gや0.5gのJHを単体でキャスト出来る筈もない。そこで、飛ばし浮子を使って重さを稼ぐことにした。
そして、ワームでの第1投。
飛ばし浮子に付けたケミホタルのせいで飛んで行く軌跡や着水点まで良く見え、サミングのタイミングが取り易い。プラグの場合は何処に飛んで行っているかや着水点が全く見えないので、勘に頼って恐る恐るサミングをしていたが、そんなことが嘘の様に快適なキャスティングが出来る様になった。
しかし、相変わらず可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。
この日、初めてのアタリは実釣開始後1時間も経った23:30頃。
この時のアタリはモゾでもコンでもなく、何とも説明のし難い違和感で、アレッと思いながら半信半疑で軽く合わせてみると、可愛娘ちゃんだったと云う訳。サイズはやはり15~16cm位のロリだが、ニュー・ロッドの鱗付けが成って一安心。
その後もアタリはポツリポツリとしかない。アタッて来る場所もこれまでとは違って、テトラ帯と岸壁の間ではサッパリで、テトラ帯のギリギリを通さないと反応がなく、何とかツ抜け出来たのは、24:45頃。
この日は、当初からそんなに長い時間釣りをする積りではなかったので、ツ抜け達成したのを機に、戻りながらチェックすることに。
そして最初に入った60番スポット付近、への字カーブ付近で其々1匹追加して、25:20頃、StopFishingとした。
所で、この日のアタリは殆どがコンでもチクッでもなく、曰く云い難い違和感だった。
今回初めて使用したSSQC-6112ULS/742LT-BF-KRは、ロッドのティップ側の1番がソリッドとチューブラーの2種類付属しており、今回はソリッドを使って見た。一般的に感度が落ちると云われているソリッド・ティップによるものか、あるいは飛ばし浮子が介在していたせいか、あるいは可愛娘ちゃんの活性の状況によるのか、原因が何処にあるのか判らないが、兎に角、アタリの出方がこれまでとは全く違っていた。
次回はチューブラー・ティップを使って、アタリの出方をチェックしてみようと思うが、どちらにしても、飛ばしウキを使えばベイト・ロッドでも釣りが成立することが解ったのが、大きな収穫だった。
2020/02/07
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:02月07日(金) 17:20~20:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 38
同行者:単独
午後から夕方にかけて南風だが、19:00頃から北風に変わるとの予報なので、出撃は見送る積りにしていた。とは云え、やはり釣りには行きたい。モヤモヤしながら、14:00頃再度予報をチェックすると、夜に入ってから吹く北風も22:00頃までは精々1m程度とのこと。であれば、スピニングなら何とかなるだろうと、急遽出掛けることに。
途中コンビニで時間を取られたこともあって、現地到着は日没時刻を過ぎた17:20頃。
時間的には、大潮の下げに入って2時間程。MHR-KGNは水深がないため、干潮時刻の22:00頃に近くなると釣りにならなくなるので、頑張っても21:00頃までが精一杯の所で、実釣時間が余りない。
と云う訳で、凸部の手前角付近を集中的に攻める積りにしていた。
いつもの通りTenryu改を手に岸壁に出て釣り場に向かって歩いていると、いつもは見向きもしない41番スポット付近が何となく気になったので、取り敢えずチェックしてみることに。
17:40頃、TOTO42を結んでキャスティングを開始。
潮位が高かったので雰囲気が良く思えたのかも知れないが、キャスティングを繰り返しても全くコンタクトがない。粘るのは時間の無駄なので、への字カーブの先の60番スポット付近に移動。
2投、3投したが、音沙汰がないので、ここも駄目かと諦めかけた時、コツコツと待望の反応があった。
魚が居ることが判ったので、直ぐにフォローのキャスティングをして集中していると、狙い通りコツッとアタリがあって、この日初めてお可愛娘ちゃんが来てくれた。時刻は17:50頃。
サイズは今シーズンのアベレージの15cm程だが、どんな時でもその日の初獲物は嬉しいもの。
これに気を良くして後続を狙った所、思いの外コツコツとアタリがある。そこで暫くこのポイントで粘ることにしたが、中々針掛かりさせることが難しい。2回に1回はバラすなど苦労して3匹まで数えた所で、ロッドの風切り音が聞こえて来た。しかも、徐々に近付いて来ている。
そのアングラーと被るのも厭だが、追い越されて先に入られるのは願い下げにしたい。追い立てられる様にして69番スポットに向かったが、生憎、そのポイントには先行者の姿が見える。仕方がないので、当初の計画に戻り凸部の手前角付近を攻めることにして、先ず73番スポット付近に入った。
しかし、思惑と違ってアタリが少ない。蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃん達の居場所を探ったが、偶にコツと来るだけで、何とか2匹を追加出来たのみ。60番スポット付近の方が良かったと思う程、これまでとは状況が全く違うが、後の祭り。戻る訳には行かないので、18:50頃、凸部の奥の角の110番スポット付近に移動。
所が、可愛娘ちゃん達は何処に行ったのか、全くアタリがない。せめてプラグでツ抜けと思っていたが、余りにもアタリがないのでワームに変更することに。
すると、その1投目から答えが出て19:10頃には5匹を追加してツ抜けを達成。そして、19:40頃には20匹、20:00頃には30匹とワームに替えてからは絶好調。
所が、好事魔多しの例え通りで、20:00を回った頃から予報通り北風が吹き出して来て、一気に体感気温が下がって寒さを感じる様になり、腰も痛くなって来たので、StopFishingとした。
今回もプラグに反応があったのは夕間詰めの一時だけで、夜に入ると全く見向きもされなかった。
いつもプラグ縛りでと思って入釣するのだが、余りにもアタリがないのに業を煮やしてワームに替えてしまうのだが・・・・・。
2020/01/30
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:01月30日(木) 17:20~20:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 19
同行者:単独
真冬のこの時期はカラカラに乾燥した晴れの日が続くのが通常だが、今年は雨の日が続いたり風が強かったりと中々天候に恵まれず、10日振りの釣行。
現地到着は日没時刻の17:00過ぎ。
風は、斜め左後ろからの南西の風がかなり強めに吹いていて、プラグでも風を背負える斜め右前方にしかキャスト出来ないが、予報では徐々に弱まるとなっているので、暫くの間は我慢をする以外にない。
17:20頃、への字カーブの先の60番スポット付近からStartFishing。
タックルはいつも通りTenryu改のロッドに、ルアーは最近のMHR-KGNではレギュラーの位置を勝ち取ったTOTO42の組み合わせ。
どんな場合でも、最初の1~2投はその日の調子を占うドキドキ感満点のキャスティング・・・・。
しかし、この日はコンタクトがない。
そこで、蟹の横這い釣法で居場所を探してみたが、全く、気配がない。
この日の最初のコンタクトがあったのは、71番スポット付近。時刻は17:45頃。
アタリは、極々弱いコツだったが、それまではルアーが泳いでいる以外は何も感じていなかったので、雑音がなかった分ハッキリと感じられた様に思う。サイズは、例によって15cm内外のロリ・メバルだが、兎にも角にも嬉しい1匹。
やっと、活性が上がって来たか・・・。
期待をして後続を待ったが、中々アタッて来ない。それでも何とか同じサイズを追加したが、アタリが間遠く、これまでと様相が違って感じられる。
幸い、この日は他にアングラーが見えないので、貸し切り状態。好きな方向に好きな様にキャスト出来ると蟹の横這い釣法で立ち位置を替え、扇状に探りながら、73番スポット付近に到達。
この付近ではロッドを振った記憶はないが、兎に角、絨毯爆撃をする積りだったのでキャストしてみた。すると、今度も同じ様な小さなアタリがあり、合わせも決まってやり取りに入ると、思いがけず引きが強い。今シーズンに入ってMHR-KGNでは、20cm超は殆ど出ていないので、少々焦ったが何とか抜き揚げに成功。岸壁に横たえた魚体をヘッドランプで照らしてみると、24~25cmの良型で、今シーズンの記録物。
しかし、この可愛娘ちゃん以降は、コンタクトが全くなくなってしまったので、更に、凸部の手前角、向こう角等々探して回ったが、音沙汰がない。
この日は風の強さを考えて、プラグ・オンリーにする積りだったが、これ程までに反応を見せないのであれば、仕方がないとJH単体に切り替えた。
と云っても、強い風の中では0.3gや0.5gのJHではどうしようもない。そこで念のためバッグに入れておいた1gのJHを引っ張り出し、何とかコンタクトを取ること気出来る様になった。と云っても、これまでとは違って、当たって来る頻度が、格段に少ない。
19:00を回った頃から、徐々に風が収まって来たので、JHを0.5g、更に0.3gと替えたが、パタパタと来てはダンマリとなってしまうパターンで、中々テンポが良くなって来ない。
この日ツ抜けを達成出来たのは、19:40頃。
その後もたまに来るアタリを拾っていたが、徐々に腰の痛みが強くなって来た。可愛娘ちゃんの活性が高くてアタリが続いている状況であれば、休むことなど考えもしないのだが、満潮時刻を過ぎたばかりの潮止まりの時間帯。
下げ潮が効き始めたら状況も変わるだろうし、幸い、風も収まって来たので、少し休んでから集中することにして、小休止。
20:20頃、20分程休んだ所で、キャスティングを再開。
所が、その頃から収まっていた風が、又、吹き出して来た。しかも、今度は正面からの北風。流石にこの季節では北風を真面に受けると、一気に寒くなって来る。それでも、JHを1gにして頑張って、何とか1匹のロリ・メバルを拾うことが出来た。
北風でもこの程度なら、何とか続けられそうだ・・・。
所が、そんな思いとは真逆で、風は時間を追うに連れて強くなり、JHが押し戻されてしまって、釣りにならない。
時刻は未だ20:30を回ったばかりで、まだまだ時間は残っている。何とか続けられないものかと、足掻いて見たが、手持ちの中では最も重たい1gのJHでも、キャストが儘ならないのであればどうしようもない。
アタリが少ないだけでもフラストレーションが溜まってしまうのに、強い北風に真正面から吹かれてストレスを目一杯感じながら、泣く泣くStopFishingとした。
2020/01/20
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:01月20日(月) 17:00~22:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 70
同行者:単独
毎日毎日ステーキが続くと、たまにはお茶漬けが喰いたくなるのは贅沢で無い物強請りと云うものだが、今回もMHR-KGNでメバリングを楽しんで来た。
現地到着は、16:40頃。
岸壁に出て様子を見ると、風は予報通りの微風で、波もなくメバリングには絶好の条件。
少々早めに着いたこともあって、いつもはスルーするへの字カーブの手前から、Tenryu改のロッドに最近お気に入りのTOTO42で、17:00頃、StartFishing。
活性が高ければ、1投目から何かしら信号が伝わって来る筈だが、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。そこでテンポ良くテトラ帯の切れ目を縫う様にチェックしたがアタリを一度も感じることなく、いつものへの字カーブの先に到達。
への字カーブの先は以前の実績ポイントなので、少々念入りにチェックしたが全く音沙汰がない。
ひょっとすると、今日は駄目かも知れない・・・・。
そこで、前回良かった69番スポット付近にワープしようと向かったが、生憎、前回も見掛けた赤いDバッグのアングラーが竿を振っているので、その先の79番スポット付近にまで移動した。
79番スポット付近でもコンタクトがないので、そこから蟹の横這い釣法で、少しづつ移動しながらルアーを通していると、いきなりコツッ。
この日初めての可愛娘ちゃんは15cm程の、今シーズンのアベレージ。
時刻は17:20頃なので、出足としてはそれ程悪くもないのだが、MHR-KGNは数釣りの場所と思っているだけに、この20分は随分と永く感じた。
1匹目が出たから、続いて2匹目も来る筈と思ったが、アタリが続かない。
それでも、前回出たポイントを重点的に攻めて凸部の奥の角に到達した所で、何とか5匹。
この日もプラグ縛りで楽しむ積りで来たが、こんなにアタリがないのは辛い。と云う訳で0.5gのJHでワーミングを試して見ると、いきなりコツとアタリがあり、その後もポツポツとアタリがあって、18:50頃にツ抜け達成。
しかし、前回と同じ様に空振りやバラシが多くて、アタリがないのもストレスだが、これはこれで別のストレスになる。
JHを更に軽い0.3gに替えれば、吸い込みが良くなって針掛かりが深くなってバラシが減るのではないか・・・。
過去にはこの方法が功を奏したこともあったが、この日は効果がなく、余りバラシが減ることはなかった。こうなると打つ手がない。
どうしようかとJHを収納している箱を見ながら考えていると、一月ほど前に魔界で見掛けて一袋だけ買っておいた0.4gのTICTのメバスタが目に入って来た。
アジングではTICTのアジスタを好んで使っているが、メバリングではJAZZの漁師パックを愛用しており、これまで全く不便さを感じることはなかったので、このメバスタはタックル・ボックスの肥やしになりかかっていたもの。
折角だから、試しに使って見るかと軽い気持ちで使うことにしたのだが、これが正解だった。
空振りは相変わらずだったが、バラスことは激減して、カウンターの数が20になったのは19:15頃。更に30匹達成は19:40頃で、夫々20分足らず、30分足らずで10匹ずつ追加したことになる程の激変振り。
その後、少しペースは落ちたが、順調に釣果を伸ばして21:00前に40匹に到達。切りの良い数字になった所で、引き揚げる積りになったが、凸部の奥の角付近にまで戻って来て名残のキャストをしてみると、アタリがあって2匹、3匹と追加出来、今シーズンの記録の46匹が目前。
こうなると、少し欲が出て、凸部の奥の肩付近で記録更新を狙ってキャストすると・・・・・。
キャストする度にアタリがあって、入れ掛かり状態。MHR-KGNでは同じポイントで複数の可愛娘ちゃんと遊べることは余りないのだが、この時は、それが嘘と思える程の爆釣状態で、このポイントで少なくとも20匹以上はゲット出来たのではないか。
その後も、戻りながら追加し記録の大幅更新となる70匹となった所で、22:30頃、StopFishingとした。
この日は、入釣した当初の心配はどこ吹く風で、ワーミングに切り替えてからは滅多にない程の爆釣状態を満喫出来た訳だが、アタリの出方が、まるでアジの様で所謂メバルのアタリとは思えない程、チク、ムズ等々極々小さなものばかり。
この小さなアタリにタイミング良く合わせをいれて、掛けるのも面白いが、メバリングにしては何か物足りなさを感じるのも事実・・・と云うのは、無い物強請りか。
2020/01/16
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:01月16日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 22
同行者:単独
今回も飽きもせずにMHR-KGNでのメバリング。
16:00少し前に自宅を出発し、現地到着は17:00頃。
予報では夜半まで北寄りの風が1mと、向かい風ながら弱い予想なので、ベイト・ロッドでも何とか釣りになるだろうと考えNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て見た。すると、予報に違わず風が弱い。岸壁に出た所で、もし風が強く吹いている様ならスピニング・ロッドのTenryu改に持ち替えようと思っていたのだが、これなら大丈夫。
そのまゝへの字カーブの先に進み、そこでラインをガイドに通し釣りの準備を始めたが、ラインがスムーズに出て来ない。変だなぁと原因を探ると、ラインがスプールに巻かれているラインの下から出て来ていて、極々軽いバック・ラッシュ状態になっている。釣りを始める前で、ラインがそれ程出ていなかったので、一旦ラインを回収して正常に戻した。
ノッケからのライン・トラブルで出鼻を挫かれた格好だが、17:15頃、TOTO42を先発ルアーに選んでキャスティングを開始。
これまでも2~4g程度の軽いルアーをベイト・リールで投げて来たので、かなり慣れて来ている筈だが、やはりバック・ラッシュが怖い。ルアーの着水点が見える状況であれば、サミングのタイミングも掴めるが、夜釣りでは感覚に頼る以外になく、特に感覚を取り戻すまでの数投は、気を付ける必要がある。
そこでマグネット・ブレーキを強めに設定し、1~2投しては、2ノッチ弱くしてを繰り返して、最適ポイントを探したが、何故か上手く設定出来ない。
この段階ではまだ風は弱いが、予報が外れて風が強くなる様なら、更にバック・ラッシュのリスクは高くなるし、バック・ラッシュを起こさなくても、前々回の様に泣く泣くStopFishingとしなければならないことにもなりかねない。キャスティングに気を遣わずストレスを感じることなく釣りを楽しむには、スピニングに替える方が良いだろう。
と云う訳で、往復30分近くを掛けて、一旦車に引き返しロッドをTenryu改に持ち替えて戻って来たが、生憎、への字カーブの先にはアングラーが竿を出している。そこで、その先の69番スポット付近に入りキャスティングを再開したのは、すっかり暗くなった18:00頃。
69番スポット付近でロッドを振ることは殆どなく、この日はどう云う訳か様子を見る気になったものだが、これが良かった。
2~3投で、直ぐに答が出て、サイズは今一だが、兎に角円らな瞳の可愛娘ちゃんが来てくれた。
これに気を良くして、2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けると、ココンと思いの外アタリが数多くて、活性は高そう。しかし、アタリには重さも力強さもなくて極めて軽く、合わせを入れても空振りになったり、針掛かりしたと思っても、リーリングを始めるとバレてしまうことが多い。
こうなると、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーなら誰しも経験のあることだろう。
ルアーを色々と替えて見たが、何を投げても余り状況は変わらない。試しにワームにして見たが、ワームには見向きもしない。最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを投げてみると、直ぐに反応があり、針掛かりさせられる確率は上がったが、それでも、何時もよりは空振りやバラす頻度が高い。
しかも、抜き揚げた可愛娘ちゃんを見ると、リア・フックが唇の皮一枚に辛うじて刺さっている状態が殆ど。どうやら、ルアーを追尾しながら軽く突いているだけで、偶然、リア・フックが唇に触れたものだけを針掛かりさせている様に思える。
そこで、空振りは仕方がないとしても、リーリングの途中でバラさない様にドラグを緩めてみた。
小生はMHR-KGNでのメバリングはリリースすることを前提にしているので、プラグの針はバーブレスのシングル・フックに換装しているものが多い。FinluckMinnow30SにしてもTOTO42にしてもシングル・フック化しているので、唇に掛かった場合は、強引なやり取りをすると、針が刺さっている部分の穴が広がって簡単にバレてしまうのではと考えた。
であれば、可愛娘ちゃんが反転してラインに力が掛かる際に、ズルリとラインが出れば、少しは引っ張る力が削がれるのではないか。そうすれば、穴の広がりを押さえられる筈。
すると、この対策が良かったと見えて、ツ抜け達成が実釣開始約2時間後の20:00頃だったのに対して、対策をとった20:00過ぎは30分程の間に8匹を追加出来た。
20:30頃、凸部の奥の角から先に場所を替えて見たが、この日は余り反応が良くなかった。
それ所か、20:40を回った頃から、突然北東の風が強く吹き出して来てしまった。それまでは風のことなど、全く意識もしない程平穏だったので、これにはビックリ。この風で身体は一気に冷え込んで来ると同時に、波立って来て状況は一変。ココンと感じるアタリも遠くなってしまい・・・・ひょっとすると、風でラインが吹けてしまいアタリを感じられなくなったのかも知れないが・・・・。
結局、戻る途中で3~4匹追加して、22:00頃、StopFishingとした。
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