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2020年釣行記(27) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月18日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん

2月21日以来久し振りにtommyさんとのコラボ・メバリング
天候は、週末に向かって下り坂とのことだが、予報では傘マークは金曜日になってから付いているので、釣りには支障はない。しかも、南寄りの風が3mなので、MHR-KGNでのメバリングには持って来い。
所が、時間が進むに連れて木曜日にも傘マークが付きだし、空を見上げても今にも降り出しそうな雲行き。しかも、tommyさんが拙宅に到着した頃にはシトシトと降り出して来る始末に、行くか行かざるべきか?
しかし、一旦着いた火を鎮めることは出来ず、兎に角、行って見よう

tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、17:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。

直ぐに支度を整えて、連れ立って岸壁に出て海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、底が見えない。いつもは近付いて来る人影を警戒して沖に向かって泳いで行く海鵜の姿も見えず生命感が全くない。予報では、4~5mと強く吹いている筈の南寄りの風は、殆ど感じられず、雨は降ったり止んだりの状態。しかし、岸壁には既に所々に水溜まりが出来ており、雲は低く垂れこめている。

気象状況が変わって、雨の降り出しが早くなっているので、今回は本降りになる前の短期勝負にならざるを得ず、余りノンビリとしては居られないない。そこで、tommyさんを急かす様にへの字カーブの先の60番スポット付近に急行して、先ずはtommyさんにキャスティングを始めて貰い、小生は少し戻った所で彼の様子を見ながら、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にキャスティングを開始。

この60番スポット付近は、かつては鉄板ポイントで楽しい思いをさせて貰った場所だが、最近は攻められ続けているせいか、ムラがあって余り出ない時の方が多くなっている印象。と云っても爆発する時もあるだけに、鼻から無視する訳にも行かない。特に、今回の様に時間が限られる場合は、に賭けたくなる。

所が、今回は濁りのせいか、時間的な問題か、或いはtommyさんを持っていなかったのか、全くコンタクトがない。そこで、tommyさんに少しづつ移動しながら探る様に促し、小生は後を追う様にしてチェックしたが、まるで音沙汰がないまゝ。

この日、最初のコンタクトがあったのは20:10頃。
tommyさんには進行方向の東に向かって斜めにキャストして貰い、小生は逆に西に向かってtommyさんが撃っていないと思われるポイントを重点的に攻めていると、ゴツゴツと感じるアタリ。
それまでは全くノー感じだったのに、いきなりのアタリで些か泡を喰ったが、合わせも決まって、ようやく可愛娘ちゃんの顔を拝むことが出来た。

過去にも出足が悪く20:00を回った頃から出始め、面白い釣りになったことがある。今回もそのパターンかと思ったが、どうやらその様ではなく後続がない。

MHR-KGNに慣れている筈の小生が、中々結果を出せない状況なので、年に数える程しかメバリングをしないtommyさんが苦労するのは、ある意味、当然のことかも知れない。そんなtommyさんに何とか1匹でもと願ったが状況が悪すぎる。

中々tommyさんにアタリがない中、雨が小降りになったのを見計らって、70番スポット付近に移動することに。
そして、tommyさんのシステムを手直した上で、キャスティングして貰い、小生は少し戻った所でキャスティングしていると、背後からtommyさんの叫び声が聞こえて来た。何事かと思って振り返ると、アベレージ・サイズだが待望の可愛娘ちゃんを抜き揚げている所で、案内役の小生としても役目が果たせて一息ついた格好。
と云っても、1匹では寂しいので2匹目、3匹目めを獲って貰いたくて、凸部手前角のポイントの狙い方をレクチャーして、小生は74番スポット付近に戻って夫々別々に可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、濁りのせいか中々可愛娘ちゃんはアタッて来ずtommyさん凸部手前角でも空振りに終わり、小生は74番スポット付近で2匹拾って都合5匹になった所で、22:00頃、止まない雨とアタリのなさに嫌気が差して、StopFishingとした。

この日は、時折雨は小降りになることはあっても、シトシトと降り続いている中、ご老体が二人で良く頑張ったものだ。この頑張りに免じて円らな瞳の女神様が降臨してくれてもと思ったが、今回は期待外れ。
時期的にもメバルは終盤戦に入っているのだろうが、tommyさんにはメバリングの愉しさを味わって貰いたいので、もう一度位は、ご老体二人で挑戦してみたいと思う。

2020年釣行記(23) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月04日(木) 18:50~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 30、カサゴ x 1
同行者:単独

実は新型コロナ自粛明けの最初の釣りは、このMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶ積りで準備していた。しかし、釣りを自粛していたお陰で、ここ暫く新鮮なアジの刺身にもあり付いておらず、どうせ釣りに行くなら、お土産を楽しめるアジングの方が良かろうと、急遽DKKでのアジングに切り替えた経緯がある。
加えて、時期的にもメバルは精々今月一杯。

と云う訳で、今回はMHR-KGNでのメバリングをすることにした。

16:40頃、自宅を出発。
MHR-KGNまでは1時間半程度なので、18:00過ぎには現地に到着してしまい、この時期の日没時刻は18:50頃であることを考えると、少々早過ぎるきらいはある。しかし、この日はガソリンを補給したり、魔女狩り用のタコベイト等を調達する予定だったので、そうしたが、現地到着は18:30頃と計算通り。

準備を整えてSSQC-742LT-BF-KRを手に岸壁に出て見ると、予報の5m程とは違って、風はそれ程強くはない上、フォローになる南寄りなので、全く問題はなく、自然に期待が膨らんで来る。
潮位は140cm程と高く、テトラ帯とテトラ帯の間は大きく空いていて一際開放感のある海が広がっている。

18:50頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、TOTO42Sを結んでStartFishing。所が、キャストする方向を定めようとして、海面を良く見ると、至る所に海藻が漂っていて、ルアーを通すコースが限られてしまう。下げ潮に入ったばかりで、まだ潮位の高い今はまだ良いが、時間が経ちもっと潮が下がって来ると、益々海藻が邪魔になって来る筈。
となると、プラグは諦めてワームにする方が良いだろう
と云う訳で、善は急げ。プラッキングは2~3投しただけで、車に戻ることにした。

Tenryu改を手に、元の場所に戻って来たのは、すっかり暗くなった19:20頃。
往復で20分程歩いたので、暑くて仕方がない。吹いて来る風が気持ち良いが、こんな時に限って止んでいる時間が長く、暑さに慣れていないので熱中症の危険もある。そこで、蚊の猛攻が怖かったが、上着を脱ぎ半袖になって、いつもの様に0.5gのJHを結んで改めてキャスティングを開始した。
時間的には夕間詰めのチャンス・タイムに当たっている筈なので、直ぐにでもコンタクトがあると思っていたが、案に相違してアタリがない。どうしたんだろうとキャスティングを繰り返している内に、西寄りに向きを変えた風が強く吹き出して来た。お蔭で暑さは凌げる上、蚊の攻撃もなくなり一石二鳥だが、ラインが煽られてアタリが出ないのかも知れない。今回はプラグを引くことも考えて使っているPEラインをエステルに替えることも考えたが、取り敢えずJHを少し重めの0.8gに替えることにした。
これで、少しワームが安定する筈・・・・。
しかし、それでもコンタクトがない。そこで、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
すると、20:00頃、67番スポット付近でチクッと待望のアタリがあって、ロッドを曲げてくれたのは15cm程のロリ・メバル

型はもう一つだが、元々MHR-KGNは型狙いと云うよりも数釣りの場なので、後続のアタリを狙ったが、例によってこれは期待外れ。そこで、蟹の横這い釣法を続けて少しづつ移動しながら拾っていると、71番スポット付近で、思い掛けないことに2匹、3匹と続いてコンタクトが出て来た。
と云っても、同じコースを流しているとアタリが続かない。立ち位置は同じでも少しコースや角度を変える等して、目先を変えないと無視される様な状況。
そこで、ワームに替えてアピール力の強いプラグではどうかとMHR-KGNでは鉄板のFinluckMinnow30Sを引っ張り出して見た。しかし、アタリは1度だけ。しかも、これは目の前のテトラに貼り付かれてしまって、獲れず仕舞い。

この日、ツ抜け出来たのは、20:50頃。出足こそ悪かったが、最初の獲物から1時間足らずで、10匹の釣果はマズマズと云った所。しかし、いつかの様な爆発的な釣れ方ではない上、徐々にアタリが間遠くなってしまったので、凸部を越えて大きくワープすることにした。

そして移動直後の1投目でコツと答えが出て、移動したのが正解だったと一人ほくそ笑んだが、アタリがあったのはこれだけで、テトラ帯の端を掠めても梨の礫。ならば、沖はどうか?とテトラ帯の入っているラインを越えて沖側にキャストすると海藻の餌食になってしまう。

今日は、こちら側は駄目かも知れない。向こうで粘っていた方が良かったかも・・・と、半ば諦めながらリーリングしていると、直ぐ足許でコツン。
アレッ。今日は足許に着いているの?
そこで、出来るだけ岸壁とテトラ帯の間を平行になる様にワームを流すと、ポツポツとアタリが出る様になった。

そんなアタリを拾って、22:20頃にやっと20匹。
その後、折り返しに入り、拾いながら何とか10匹を追加した所で、時刻も23:30近くになったので、StopFishingとした。

と云う訳で、出足こそ悪くてどうなることかと心配したが、終わって見れば30匹の釣果で、2ヶ月振りのMHR-KGNでのメバリングを楽しむことが出来た。

所で、写真のこのメバルだが、どう云う訳か眼が赤く写っている。
小生は、その日の最初の獲物は必ず写真に撮る様にしており、これまでに数え切れない程沢山の魚の写真を撮って来た。しかし、眼がこの様に赤く写った写真は初めて。深く透明感のあるブルーのメバルを見慣れている身には、少々異様に見えるのだが・・・・。

2020年釣行記(20) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(水) 18:35~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20
同行者:単独

前回の釣行では、Dr.TJさんがプラグでツ抜けをしたとのことだったので、今回はプラグ縛りで楽しむ積りでMHR-KGNに出掛けることにした。

16:45頃、自宅を出発し、現地には日没時刻を過ぎた18:15頃に到着。
早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、予報よりも強い風が吹いている。と云っても、フォローの南寄りなのでメバリングには全く影響しない程度で、ヤレヤレ。

今回持ち込んだロッドは、この所出番がなかったTenryu改
最近は、右手を庇うため左手でのキャスティングをすべく、ベイト・ロッドのSSQC-742LT-BF-KRばかりを使っていたが、今回は軽いプラグをストレスなく使うことを目的に、久し振りに引っ張り出して来たもの。

18:35頃、60番スポット付近に到着。時間的には、新月の大潮の満潮時刻を過ぎたばかりのタイミングで、潮位が高いためテトラ帯の殆どが水没しており、所々に海面から頭を出している頂上が見えるだけ。これ程潮位が高ければ、余程プラグを沈めない限りはテトラに喰われる心配もなく、のびのびとキャスト出来る。

先発プラグをどうするか考えたが、先ずはプラグで可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sをチョイスしてキャスティングを開始。

すると、直ぐに答が出て、2投目でコンとハッキリとしたアタリがあって、アベレージサイズの可愛娘ちゃんが来てくれた。

そして、2匹目、3匹目と順調な滑り出しだったが、FinluckMinnow30Sは廃盤商品で今となっては何処にも売られていない。そんなプラグに頼ってばかりも居られないので、代わりのプラグを探す必要がある。と云う訳で、MHR-KGNでの定番プラグになりつつあるTOTO42に交換して見たが、やはり反応が悪い。

19:00頃、フォローの風に吹かれ続けて背中がスースーと寒くなって来た。3月も下旬になり昼間は暖かく、運転している間も暑い位だったので、ベストを着ずに来たのだが、これが良くなかった。全く学習効果のないことで汗顔の至りだが、風邪を引きたくなかったので、一旦、車に戻ることにした。

60番スポット付近で、再開したのは19:35頃。
所が、右手の61番スポット付近に黒いアングラーの影が見える。これでは南西の風に乗せて、斜め右方向にはキャスト出来ない。仕方がないので正面方向に絞ったがコンタクトがない。
ゴールデン・タイムの30分を車への往復で費やしてしまったのか、可愛娘ちゃんのご機嫌が悪くなったのか・・・・。
そこで、不本意ながらプラグを止めて0.5gのJHにワームのジグ単に変更して見た。すると反応がある。反応があるのでプラグに戻すと、又、反応が消えてしまう。ルアーを通すレンジが違っているのではないかとプラグを替え、リーリング・スピードを替え、アクションの付け方を替え云々してみたが、どれも効果がない。

結局、ジグ単で暫くやることにしたが、全体に反応が薄く、蟹の横這い釣法で移動しながらポツリポツリと拾って、20:10頃、ようやくツ抜け達成するのが精一杯。

その後も状況は変わらず、ジグ単とプラグを交互に替えながら忘れた頃に来るアタリを取りながらの釣りをするしかなく、21:30頃、折り返しに入った。

その頃になると、潮位はかなり下がっているので、少しは状況が変わって来ているのではと期待したが、期待外れ。復路に入ってからも可愛娘ちゃんのご機嫌は直らず、来ても単発ばかりで、この日は、同じポイントで複数獲れたのは最初の60番スポット付近が最初で最後。

何とか20匹目を獲ったのは22:20頃で、これを最後にこの日はアタリがなく、22:30頃、StopFishingとした。

この日の釣果は都合20匹なので、悪くはなく、ツ抜けするのがやっとと云うこともあることを考えれば、寧ろ良い方かも知れない。しかし、もう一つスッキリとせず、モヤモヤとした気分が、今でも残っているのはどう云う訳だろう?

2020年釣行記(19) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月18日(水) 18:40~23:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 16
同行者:Dr.TJさん、ISBSさん

数年前のこの頃には、MHR-KGNばかりでなくNGTBN等の磯に乗ってデカ・メバルを狙ったり、SKM-R渓流の嬢王と遊んだり、色々とバリエーションを変えて釣りを楽しんでいた。所が、年齢を重ね体力やバランス感覚が衰えて来るに連れて、気が付くと、自然にアプローチが楽でより安全な釣り場ばかりを選ぶ様になっていた。
どんな場所でどんな相手と遊ぼうが、釣りの面白さは変わらないので、これはこれで良いと思っている。思ってはいるが、たまには磯にも乗ってみたい・・・願望があるのは正直な所だが、今回も、又々、MHR-KGNでのメバリング。

16:45頃、自宅を出発。現地到着は18:10頃。
直ぐにDr.TJさんに連絡を入れると、既に釣りを始めているとのこと。
実は、この日の朝、釣行の支度をしている所にDr.TJさんから連絡がありISBSさんとMHR-KGNに行くとのことで、久し振りにDr.TJさんISBSさんとのコラボ・メバリングをすることになったもの。

直ぐに支度を整えて、二人を追い掛けて岸壁を歩いて行くと、2人、3人とアングラーの姿が見える。地元のオッチャンとは違ってルアー・ロッドを振っているので、ひょっとするとDr.TJさん?と思ったが、日没時刻を過ぎ薄暗い中ではしかと判らない。顔を覗き込む様にしたが、人違い。何度かそんなことを繰り返している内に、60番スポット付近に着いてしまった。そこにも人影があったので、Dr.TJさんかISBSさんなら隣りに入れて貰って、釣りを始めようと思ったが、残念ながらこの人影も別人。

二人はもっと先に行っている様子だし、最近、比較的調子の良いポイントなのでチェックしないのは勿体無いと思い、63番スポット付近で、この日のメバリングを始めることにした。

この日は、19:21が干潮時刻の小潮で、潮位の低い時間帯の釣りになる。そこで、最初からプラグを選ばずに飛ばしウキを使ったワーミングのシステムを組んで、18:40頃、キャスティングを始めた。

風は予報通り極弱い南風で波もなくメバリングには持って来いの状況だが、テトラ帯は長く海面から出ており、テトラ帯と岸壁の中間のテトラも点々と頭を出していて、ワームを通すコースは狭く、且つ、限られている。しかも、テトラ帯の位置から沖側には、海藻が漂っていて、やり難いことこの上もない。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば粘る気も起きただろうが、さっぱり音沙汰がないので、早々に諦めて先に進むことに。

所々目ぼしいポイントをチェックしながら進んだが、どう云う訳かサッパリ音沙汰がない。調子が掴めないまゝ先に進んだ所で、凸部の中央付近でロッドを振っているアングラーに遭遇。周囲が暗くて顔はハッキリとは判らないが、白いマスクが目に入って来た。Dr.TJさんは花粉症でこの時期になるとマスクが離せない状況であることを思い出し、声を掛けるとビンゴ。そして、その先でロッドを振っているISBSさんとも出会えて、ようやくメンバーが揃った格好。

Dr.TJさんISBSさんが攻めている凸部付近では、小生には余り実績がない。そこで唯一実績のある109番スポット付近でやってみたが、この日はウンともスンとも云って来ない。
仕方がないので、小生独りそのまゝ先に進んで凸部の奥の角付近を攻めた見たが、ここでも空振り。

この日、初めてのアタリがあったのは19:00頃。アタリは、ウン、今のアタリなの?と首を傾げたくなる程の微かな違和感で、ポイントは115番スポット付近。
この後、後続がないので、隣りの切れ目に移った所、可愛娘ちゃん達の屯場所を発見。ここで5匹獲った所で、Dr.TJさんに連絡を入れた所、アタリがなくなったとのことなので、二人に来て貰って小生は更に奥をチェックすることにした。
しかし、新たな居場所は見付けられず、そうこうする内、潮が上げに転じて流れが変わったせいか、沖に投げると海藻が掛かり、手前では敷石がゴツゴツと掛かって来る様になって、暫し釣りは休止。

20:30頃になり、少し潮位が上がって来て海藻が掛かって来ることが少なくなって来たので、メバリングを再開。しかし、可愛娘ちゃん達の状況は変わらず以前として活性は低いまゝ。
調子が出ないまゝ、キャスティングを続けていたが、ある時、振りかぶったロッドを前方に振り下ろした所、いつもは親指に感じるスプールが回転している感触がない。あれっと思ってチェックすると、どう云う訳かラインが切れて、仕掛けは飛ばしウキ諸共何処かに飛んで行ってしまった。

時刻は21:00前で、StopFishingとするにも、早過ぎることはないし、粘っても可愛娘ちゃんは遊んでくれそうにもない。その上、暗い中、ヘッドランプを頼りにシステムを組み直すのも辛いものがある。
諦めて引き揚げようかとも思ったが、まだ頑張っているDr.TJさんISBSさんを見て、もう少しヤル気になって、システムの組み直しを実行。

21:15頃、二人を追い掛ける様に折り返しに入った。
Dr.TJさんISBSさんはやはり凸部で粘っているが、小生は二人を追い越して凸部の手前の角に入った。しかし、この日は、やること為すこと全てが空振りばかりで、諦めかけた頃にまぐれで来るアタリを拾うことが精一杯の状況が続き、この日のツ抜け達成は21:45頃。

それから更に1時間以上も粘って、やっとの思いで6匹を追加したものゝ、気持ちが切れて、23:00頃にStopFishingとした。

メバルをワームで釣るのは楽しいが、プラグで釣るのは、又、別の面白さがあるし、どちらかと云うとプラッギングの方が小生の好みに合っている。従って、毎回、先発はプラグにして、可愛娘ちゃんの反応を見ているのだが、最近はプラグに対する反応が悪く、この日は潮位がないこともあったので、ワーム・オンリーで通した。
所が、Dr.TJさんはプラグで10匹も出したとのこと。
であれば、プラグにしたい所だが、考えて見れば、最近はベイト・リールを使いたいために、重めのプラグを使っていた。こればかりが原因とは云えないだろうが、次回はスピンニングを使って見ようと思う。
右手首や肘の痛みはあるが、スピニングであれば、プラグが重たくても軽くても、あるいは0.5gのジグ単でも選ばずに応用が利くので、ロッドを1本しか持ち込まない陸ッパリ・アングラーには好都合。

と云う訳で、次回のMHR-KGNでのメバリングも新しい目標が出来たと云う次第。

2020年釣行記(18) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月12日(木) 17:40~23:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 29
同行者:単独

世の中、新型コロナウイルスの爆発的な流行で自粛ムードが蔓延しており、何となく暗い雰囲気が漂っているが、大空の下で自然を相手に遊ぶ釣りは関係ない筈と釣行する機会を窺っていた。所が、今週は、雨風の条件が悪くて中々釣行するチャンスが巡って来ず、結局、週前半の釣行は見送り。そして、後半の木曜日になって、ようやく待ちに待った雨も降らず風も弱い南風の予報が出たので、勇んで釣行することにした。

16:00頃、自宅を出発し、現地到着は17:20頃。
直ぐに支度をして岸壁に出て様子を見ると、予報通り風は弱い南風で波もなく海は穏やか。大潮明けの中潮の満潮間近とあって、潮位は150~160cm程と高いため、テトラ帯の頂上が所々頭を海面から出しているだけで、海は広く見える。

17:40頃、60番スポット付近に到着して、SSQC-742LT-BF-KRTOTO42の組み合わせでキャスティングを開始。
最近はプラグに対する反応がトンとないので、無駄なことかも知れないが、出来ればプラッギングで可愛娘ちゃんと遊びたいと先発にプラグを選ぶことが最近のルーティンだが、やはり、この日も無反応。

30分程、プラグを泳がしてみたが、例によって飛ばしウキを使ったワーミングに切り替え。すると、待ち構えていた様にコンタクトがあって、18:15頃、この日の初釣果。サイズは、例によってロリの類だが、素直に嬉しい1匹。

2週間程前には爆ったポイントなので、直ぐにでも後続が来るかと思ったが、この日の可愛娘ちゃんのご機嫌はそれ程良くないらしい。なかなか、アタリが続かない。
それでも、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあって、19:15頃、ツ抜け達成。皮切りの1匹をゲットしてから丁度1時間で10匹の釣果なので、それ程悪いペースではないが、どうしても2週間前のことが頭を過ぎってしまう。

その頃から、少し東寄りに向きを変えた風が強く吹き出して来た。予報では強くなる予想ではなかったので、暫く我慢をしていたが、吹き続けられている内に、背中がスウスウと寒くなって来た。昼間の暖かさに油断をして、わざわざベストを車に置いて来たせいだが、遊びに来て、風邪を引いては何を云われるか分らない。増してや、新型コロナウイルスが広がりつつあるこの時期なので、要らぬ騒ぎになっても困る。
そこで、19:40頃、一旦車に帰りベストを着こんで、60番スポット付近に戻って来たのが19:55頃。所が、キャスティングを再開した頃には、風はそよ風に変わっており、お蔭で薄っすらと汗をかく程。

60番スポット付近のアタリは、再開した頃からドンドンと間遠くなって来たので、20:40頃、109番スポット付近にワープ。しかし、全くの無反応。
そこで、いつもの様に蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃん達が屯している場所を探したが、夜遊びに出てしまっている様子で、何処にも居る様子がない。
結局、この日は21:15頃に折り返しに入ったが、凸部から先では2匹追加出来ただけ。

この日の20匹目の可愛娘ちゃんをものにしたのは21:30頃で、後半の10匹を獲るのに2時間以上も掛かった計算。その後は、たまのアタリを拾う釣り方で、23:00頃StopFishingとする頃までに9匹追加し、都合29匹の釣果だったが、何故か、もう一つ満足感に乏しい結果だった。

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