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2020年釣行記(01) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月03日(金) 16:30~22:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 46、タナゴ x 1
同行者:単独

明けましておめでとうございます。
本年も体力が許す限り釣りに出掛け様と思っております。釣り場等でこの髭面をお見掛けになったら、一声かけて頂けると大変有難く嬉しく思います。

2020年の釣り運勢は如何に・・・・。
2019年と同じ様にMHR-KGNでのメバリングで、新年のフィッシング・ライフの幕開けをすることにした。
実は、MHR-KGNメバリングがしたくて、昨年末の12月に入ってからチャンスを窺っていたのだが、生憎、南風の吹く日がなくて延び延びになっていた所、年が明けてやっとチャンスが巡って来て、勇躍出撃して来たもの。

15:15頃、自宅を出発。現地には16:00過ぎに到着。
しかし、穏やかな天候になるとの予報を聞いて、皆考えることは同じと見えて、駐車スペースには沢山の車が止まっている。MHR-KGNは長大な岸壁の釣り場なので、アブレル心配はないが、これにはビックリ。

直ぐに、道具を持って岸壁に出て見ると、車の数程のアングラーの姿が見えない。ひょっとすると船の釣り客かも知れない。

今回持ち込んだロッドは、Tenryu改の1本だけ。昨年からMHR-KGNでのメバリングNSL-S702UL/BFでのプラッキングに絞っていたのだが、初釣りからボーズだけはどうしても避けたい。となると、プラグよりもワームの方が釣れる確率は高い。が、しかし、今年もベイト・フィネスでのプラッキングに絞ることに変わりはないので、プラグへの反応もチェックしておくきたい。と云う訳で、少し重たいジグでも使えるTenryu改を選んだもの

風は予報通りの微風、海は波もなく穏やかだが、岸壁から覗くと足許には沢山のゴミが吹き寄せられており、赤潮の泡も見える。ゴミは兎も角、赤潮の影響が少々心配。
ゴミが出来るだけ少ない場所を探しながら、歩を進めてへの字カーブの先に到達。かつては良く釣れたこのポイントは、最近ではサッパリなので、スルーすることが多いのだが、メバルのシーズンとしては、未だ明けたばかり。しかも、足許のゴミも幾分少なくなっている様なので、ひょっとするとと淡い期待を持って、0.5gのJHで16:30頃、キャスティングを始めることにした。

この日の日没時刻は16:40頃なので、まだまだ明るい時間帯。明るい時間帯でもメバリングが成立するポイントもある様だが、MHR-KGNでは陽が沈んでから地合いが来ることが多いので、コンタクトがあるとは思いもしなかったが、その予想に違わず全く音沙汰がない。
そこで、蟹の横這い釣法で、円らな瞳の可愛娘ちゃんを探したが梨の礫

仕方がないのでへの字カーブ付近は早々に諦めて、凸部の手前角にワープ。
ここは昨年プラッキングで楽しい思いをさせて貰ったポイント。暫くJHでやってみたが、コントクトはない。この日は色々と試して見る積りだったので、物は試しとばかりに、FinluckMinnow30Sに替えてみた。これはMHR-KGNでは極めて実績の高い体長30mmのお気に入りの極小プラグで、これで来ない場合は、プラグでの釣りは先ず無理と思える程信頼しているもの。
コースを少しづつ変えながら2投、3投・・・。
するとコンとこの日初めてのコンタクトで、15cm程のロリ・サイズの可愛娘ちゃんが来てくれた。
サイズは物足りないが、正月早々のボーズを回避することが出来て、一安心。
時刻は、日没後20分程経った17:00を回った頃のことで、周囲の光量が目に見えて減って来た夕間詰めのゴールデン・タイム。
2匹目、3匹目も同じ様なロリ・サイズばかり。そこで、このポイントは帰りにもう一度攻めることにして、サイズ・アップを狙って凸部の奥の角に移動。ところがこちらではプラグに対する反応が鈍い。そこで、また0.5gのJHに戻してみると、直ぐに答が出て、チクのアタリで、これもロリ・サイズ。
元々MHR-KGNではサイズには期待出来ず、数釣りを楽しむ釣り場だと思っているので、ここは割り切って可愛娘ちゃんと遊ぶことにした。

すると、順調に数が伸びて、18:00頃にツ抜けを達成。そして18:30頃には20匹に到達。
20匹目は、写真の通りのハラボテの妊婦さんで、未だスポーニングには入っていない様子。
とすると、スポーニング前の荒喰いの時期に当たっていると云えそうだ。しかし、そうだとするとロリ・サイズが殆どで、22cm超はハラボテさんを含めて2匹しか出なかったのが解せないが、19:15頃には30匹を達成。

一応区切りの30匹を達成したので、その後はプラグ縛りに変更。
プラグに替えれば、少しはサイズ・アップが出来るかと期待をしたが、反応が薄くなっただけで、掛かって来るのは同じ15cmを中心としたロリ・サイズばかり。
プラグは、FinluckMinnow30Sは云うに及ばずBeagle-SSHUSKYGracy SFTOTO42EBIKKOSMOKY PKM42を動員してみたが、どう云う訳かFinluckMinnow30Sには殆ど反応がなく、沈めたTOTO42が最も良かった。

結局、19:30頃から釣り上がる22:30までの3時間程は、殆どプラグを使って16匹をゲット。

この日のアタリの出方は、ワームではチクとしたのもが多かった。メバルのアタリはコンとかグンとか、ハッキリとしたものが多い印象だが、この日はアジのアタリの様に微かに感じる違和感が殆ど。途中で声を掛けて来た若者がアタリがないと云っていたが、このチクと感じる違和感が取れなかったのかも知れない。
又、プラグでは、殆どリア・フックにしかも皮一枚で掛かっていることが多く、ベア・フックに掛かっていることは殆どなかった。恐らくプラグを追尾して来て一寸突いていたのだろう。
ワームでのアタリの出方と云い、プラグの掛かり具合と云い、喰いが非常に浅くてバラすこともかなりあった。

とは云え、この日の釣果は総数46匹と、サイズの面を除いては、申し分のない結果で、良いスタートが切れた。願わくば、この好調さが1年を通して持続出来ればと云うのは、贅沢であり得ないことだが・・・・。

MHR-KGNでのプラッキングについては、3時間で16匹なら充分楽しい釣りと云えるだろう。次回はNSL-S702UL/BFを使ったベイト・フィネス・プラッキングで遊ぼうと思う。

所で、NSL-S702UL/BFを始めた切っ掛けは、右手首や右肘の痛みだったのだが、この日はこれまでよりも強く痛みを感じた。
右手首や肘の痛みを感じるようになって以来、出来るだけ手首や肘に負担のかかる釣りは減らしていたのだが、昨年は、エギングやメッキを一生懸命にやったので、その影響が出たのだろう。とは云え、エギングやメッキを止める積りはサラサラない。釣りを楽しめる年限がどの位残っているかは知らないが、騙し騙しもたせ様と思う。

2019年釣行記(35) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月30日(木) 18:30~22:40
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 1
同行者:単独

前回、前々回と緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんに遊んで貰えず寂しい思いをさせられたので、今回は円らな瞳の可愛娘ちゃんに慰めて貰おうとMHR-KGNに行くことにした。しかし、最近はプラグに対する反応が余り良くない上、この日は20:30頃の干潮に向けて潮が下げており、ただでさえ水深がないMHR-KGNでのプラッギングは根掛かりリスクが高い。そこで前回のMHR-KGNでは、フック・サイズが小さ過ぎて出来なかったイモグラブ40を試すことにした。

17:30頃に自宅を出発し、現地到着は18:20頃。
予報では南風4mとのことだったが、岸壁ではそれ程強くもなく、寧ろ心地良い程。潮位はかなり低くなっており、海面から大きく姿を出したテトラ帯が点々と続いている。そのテトラ帯とテトラ帯の切れ目やテトラ帯より沖側には、海藻が夥しく海面を漂っている。プラッギングやジグ単では邪魔になって仕方がない海藻だが、今回は根掛かりリスクの低いイモグラブ40を中心にして海藻に絡んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出す積りなので、寧ろ大歓迎。

今回はへの字カーブの先からスタートすることにして、NSL-S702UL/BFにラインを通して18:30頃、キャスティングを開始。
しかし、どう云う訳か、ルアーが全く飛ばず目の前にポチャン。ラインとリーダーの結び目がガイドに当たって失速したのかと思い、キャストし直したが同じタイミングでポチャン。これは変だと原因を探ると、スプールから出ているラインの出所がおかしく、直そうとしたがとても無理そうな具合。
そこで予備のスプールに替えて、キャスティングを再開したその一投目のこと。コンと軽いショックを残してライン・ブレイク。バック・ラッシュを起こした訳でもなく、理由は判らないが、ラインに疵があったのかも知れない。どちらにしてもこのまゝ引き揚げる訳にも行かないので、システムを組み直して、キャスティングを続けた。

今回は、これまでとは違って、海面に浮かんでいる海藻の塊りを狙ったり、テトラ帯のギリギリを狙ったりしたが、反応がない。こうなって来ると、どうしてもプラグが気になり出し、海藻が余り浮いていないポイントでは、プラグに替えたりもしたが、全く気配がない。

60番スポット付近にまで来た時のこと。又々、軽いショックを残して、おろしたばかりのROBIN-45Sが、未だ明るさが残っている海に飛んで行ってしまった。ROBIN-45Sは量販店のポ〇ントに行った際に購入した600円の安いプラグなので、それ程惜しいとは思わなかったが、間を余り置かない内に2度もライン・ブレイクさせてしまったことの方がショック。システムを組み直すのも面倒臭い上、釣れそうな気配もないので、釣りを止めて帰ろうかと思ったが、気を取り直して、この日2度目のシステム組み直しを行った。

プラグを止めてイモグラブ40に替え、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃん達の居場所を探してキャスティングを続けていると、ポイントによってはコンとアタリが出て来る様になって来た。
漸く可愛娘ちゃんに動きが出て来た様だが、針掛かりさせられない。イモグラブ40の大きさはプラグと余り変わらず寧ろ小さ目なので、この点は問題ない筈。しかし、フック・サイズが・・・・・。今回は、昔、嵌っていたバス・フィッシング用のフックを持ち出したもので、番手は不明だが、動画を参考にイモグラブ40の大きさに合わせたのだが、これが可愛娘ちゃんの口には大き過ぎる様な印象。
プラグを丸呑みする程高活性ならば針掛かりさせられるだろうが、プラグの尻を突く程度のショート・バイトの場合は、針先が口に中には入らず、針掛かりには至らないことは、充分予想が出来ることで、この日は恐らくこの様な状況だったのだろう。
と云って、プラグには見向きもしない。ジグ単にすれば答えが出るかも知れないが、生憎、この日はジグ単の用意をして来ていない。
兎に角、コンタクトがなければ、何も始まらないので、イモグラブ40を投げ続けることにした。

この日、初めて可愛娘ちゃんの顔を見たのは、20:30頃。

これまでも何度もあったコンとハッキリと感じるアタリに、これまでと同じ様に反射的に合わせを入れた。これまでは空振りだったり、ブルブルと生命体の動きを感じても、直ぐに軽くなったりで獲る所まで行くことはなかった。しかし、この時はロッドを絞り込む生命体の反応が伝わって来て、漸くゲット出来た次第。
サイズは、アベレージの18cm位だが、初めてイモグラブ40で獲った嬉しい獲物。

写真を見ると、大きなフックの針先が上顎に掛かっているので、イモグラブ40を後ろから大きく吸い込んだのだろう。この点、ベリーにもフックのあるプラグと違って、針掛かりさせられる方向が一方向しかないので、針掛かりさせ難いのは道理。

それでも、アタリがあれば、掛けるチャンスはあるので、凸部の角からその先も含めて、アングラーの姿が見えない岸壁を動き回った。しかし、メバルカサゴを各1匹追加した所で、気が付けば22:00を回っていた。
そこで、戻りながら探すことにして、70番スポット付近でイモグラブ40を泳がせているとコン。
珍しく合わせが決まって、やり取りを始めた所、根に潜られてしまって二進も三進も行かなくなってしまった。こんな時は、ラインを張らず緩めずの状態にして、魚が動き出すのを待つのが鉄則で、この時もそうしたのだが、案に相違して魚は張りついたまゝ。仕方がないので、少し強くラインを引っ張った所、パチンとライン・ブレイク。

流石に3度もシステムを組み直す気力は残っておらず、22:40頃、StopFishingとした。

所で、イモグラブ40を使ったメバリングだが、動画の管理人の方が云っている通り根掛かりの心配はなく、その点では何の心配もなくストレス・フリーだった。しかし、アタリがあっても針掛かりまで持ち込むことが難しく、この点が逆にストレスに感じ、結局プラス・マイナス・ゼロと云った所。
但し、活性が高い時に根掛かり対策として使う分には、根掛かりリスクがなくなる点から、充分に使える方法で、引き出しの一つにしようと思った。

2019年釣行記(32) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月19日(日) 23:30~03:20
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

今週の前半の空模様は、月曜日の夜から火曜日の夜まで傘マークが並んでいて、週前半の釣行機会は日曜日の夜しかない。そこで、急遽MHR-KGNに行くことにして、22:30頃、自宅を出発。現地には23:20頃に到着。

流石に日曜日のこの時間になると、駐車スペースには殆ど車がない。
直ぐにNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て、への字カーブの先に向かったが、アングラーの姿は全く見えず長い岸壁は貸切状態。風は東寄りで、歩いていると気になる吹き方だが、立ち止まると余り感じられない程度なので、プラッギングではまず問題なさそう。

今回も前回と同様、への字カーブの先から凸部の角までの間を重点的にチェックすることにして、先ず、50番スポット付近から釣り始めることにした。
丁度干潮時刻にあたり、潮位が低いので、先ず届いたばかりのイモグラブ40をチョイス。所が、持って来たオフセット・フックが小さ過ぎ、針先を出すことが出来ない。事前にフック・サイズを確認すべきだったが、仕方がないので、針掛かりさせ難いことを承知でそのまゝキャストしてみた。しかし、円らな瞳の可愛娘ちゃんからの反応がない。動画では根掛かり対策の切り札として紹介されており、可愛娘ちゃんを釣り上げている場面もあったので、この日の様に潮位が低い時のMHR-KGNでは重宝するだろうと考えていたのだが、反応がなければ意味がない。
可愛娘ちゃんは居ないのか?
又は、
居ても尻尾のないズングリ・ムックリのこんなワームには興味がないのか?
どちらにしても、この日初めて使うワームなので、何とも判断が出来ない。

そこで、60番スポット付近に移動。
すると、4投目か5投目で、コンと可愛娘ちゃんからのコンタクトがあった。反射的に合わせを入れ、決まったと思ったが、魚の重さを感じた直後にスッと軽くなって仕舞った。そんなことが2度あった。
針先がワームの中に埋没しているので、針掛かりさせられないが、イモグラブ40でもアタリが出ることが分って、取り敢えず一安心。

アタリを楽しむだけなら、このまゝイモグラブ40を続けるのもあり得るが、釣りに来ている以上、やはり可愛娘ちゃんの顔を見なければ収まりが付かない。そこでイモグラブ40を諦めてBEAGLE SSに替え、キャスティングを続けたが、サッパリ音沙汰がない。

となると、蟹の横這い釣法で居場所を探すしかない。
しかし、場所を替えプラグを替えても、全く効果がなく、結局、最近の実績ポイントである86番スポット付近に到達してしまった。
他が駄目でも、ここなら・・・・・
と期待したが、この日はこの実績ポイントでもコツリとも来ない。
潮は上げ潮なので、悪くはないと思ったが、明るい満月の光りが影響しているのか?

実績ポイントなので、粘ったが、やること為すこと全て空振りで、ボーズを覚悟した程。
そこで、最近は出ることがなくなったので、ご無沙汰している凸部の角111番スポット付近から先をチェックすることにして、移動。しかし、気配がない。

プチ移動を繰り返して、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫う様にしたり、テトラ帯と岸壁の狭い間を通したりしたが、掛かって来るのは切れ藻ばかりでお手上げ状態。
120番スポット付近に来た時のこと、FinluckMinnow30Sで駄目ならこの日は諦める積りでルアー・ケースを開けた際、イモグラブ40と同系統カラーのチャートのTetraWorksEBIKKOが目に留まった。
同じ色なら反応があるかも知れない。

殆ど出番のなかったEBIKKOに替えて、斜め右のテトラ帯の角に向けてキャストし、ゆっくりとリーリングしていると、いきなりロッドを引っ手繰る様に、ゴン。

突然のことで、些か泡を喰ったが、無事抜き揚げたのが21cm程の可愛娘ちゃんで、時刻は25:10頃。

その後、暫くして2匹目。
突然、活性が上がって来たのかと思ったが、間を置かずに来たのは偶然だった様で、その後はコツリとも来ない。その場を諦めて隣りの切れ目に移動して、同じ様に斜めにルアーを通しているとコン。しかし、このアタリに合わせきれないと、2度とコンタクトして来ることはなく、やはり活性が高いとは云えない状況。
と云っても、全くアタリがなかった時間帯を考えると、アタッて来るかも知れないと思える様になっただけでも、状況は良くなっていると云える。しかし、コンタクトがあると云っても、120番スポットを挟んだ極々狭い範囲だけで、そこから外れると、全く音沙汰がなくなってしまう程で、最近では最悪。

2:00頃まで120番スポット付近で粘って、何とか4匹になった所で、86番スポット付近に戻って見たが、状況は変わっておらずチャートのEBIKKOにも反応はなし。
そして、60番スポット付近でも空振り。

あと1時間程粘れば、朝のゴールデン・タイムに入るので状況が変わる可能性はあったが、脚に疲れが溜まっていたので、3:20頃StopFishingとした。

2019年釣行記(30) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月13日(月) 18:30~22:45
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8、カサゴ x 1
同行者:単独

予報では、14日の火曜日の早朝と夕方に雨が降る予想になっている。
実は、週前半の釣りとしては、孤島でのアジングを第一候補に考えていたが、これでは雨の中での徹夜アジングを強いられることになってしまうので、今回は却下。そこで第二候補のDKKにしようと思ったが、情報がないので確かな様子は判らないものゝ、湾奥に位置するため、時期的に少し早い可能性がある。
と云う訳で、今回もアジングを諦めて、又々MHR-KGNでのメバル・プラッギングをすることにした。しかし、潮回りは小潮で、18:30頃の干潮から25:40頃の満潮に向けての上げ潮になるので、潮位の高い時間帯は雨に降られる惧れがある。
そこで夕方の潮位が低い時間帯には、イモグラブ40でワーミングをし、潮位が上がってからプラッギングにすることにした。と云っても、イモグラブ40を使う釣りは、動画で観ただけで経験もない。そこで、先ずイモグラブ40を入手するのが先決問題。と云う訳で、途中の上〇屋釣り具の〇イントに寄ってから現場に向かうことにした。

自宅を出発したのは、途中、寄り道をしなければならないので、早目の16:45頃。所が、肝心のイモグラブ40はどちらの店にも置いておらず、結局、当初のプランはこの時点で、胡散霧消。考えてみれば、幾ら量販店と云えども、海に近い店舗ではブラック・バス用品の品揃えが貧弱なのは仕方のないことで、小生の考えが浅はかだった。

現地到着は18:00過ぎ。
岸壁に出て見ると、テトラ帯が点々と連なって見え、テトラ帯とテトラ帯の切れ目にはビッシリと繁茂した海藻が海面に顔を出しており、テトラ帯と岸壁に間にも、切れ藻が夥しく漂っている状況で、如何にもやり難そう。

今回は、への字カーブの先から凸部までの間を重点的に攻めることにして、水深を考えて、先ずFat Beagle SFを先発に選び、50番スポット付近で、18:30頃キャスティングを開始。
と云っても、まだ明るい時間帯なので円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶと云うよりもLHCの復習が目的で、前回の釣行で掴み掛けたLHCのコツを再確認して身体に覚え込ませること、そして、距離や方向を目で見て確認することの二点を意識して行った。

こうしてLHCを繰り返していたが、キャストの度に切れ藻を拾って来て五月蠅くて仕方がない。そうこうする内、海面直下のテトラにガッチリと根掛かってしまい、早々にFat Beagle SFを奉納する破目に・・・・。

日没時刻の18:36を過ぎ、周囲も薄暗くなって来たので、凸部の角の86番スポット付近に移動。
海面を覗き込んで目を凝らしたが、この辺は余り海藻が漂っていないので、釣りは出来そう。潮も少し高くなって来ており、何とかなるかもだが、やはり根掛かりは避けたい。
Gracy SFを選んでLHCを再開したが、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。そこでBEAGLE SSにプラグを変更して、少しレンジを下げてみたが、これにも反応がない。更にレンジを下げるためTOTO42Sにしたい所だが、潮が上がって来たとは云え、元々水深のない場所なので、流石にこれはまだ無理だろう。

86番スポットを中心にしてプチ移動を繰り返し、プラグも色々と替え、最後には根掛かり覚悟でTOTO42Sも投げてみたが、可愛娘ちゃんからは梨の礫で打開策が見付からない。

そこで、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを投げてみることにした。このプラグにも反応がなければ、今日は諦めて引き揚げようと思って、持ち出したのだが、このプラグの重量は1.4gしかない。ここ暫くはLHCに集中していたのでトラブルが殆どなくなったとは云え、2g以上のプラグしか投げていない。ロッドのNSL-S702UL/BFのスペックでも、ルアー重量は1.5~5gとなっているので、僅か0.1gとは云えその範囲から外れている。果たして上手く行くか全く自信はなかったが、風を背負えばひょっとすると・・・。
慎重にキャストして見ると、0.6gの差が想像以上に大きくて、上手く行かない。それでもマグネット・ブレーキを強くしたり弱くしたりしてLHCを繰り返していると、2~3投に1度位の割で上手く行く様になった。

そして、この日初めてのコンタクト。
上がって来たのは、使い込んで塗装もボロボロに剥げたFinluckMinnow30Sのリア・フックを咥えた17cm程度の小振りな可愛娘ちゃん
時刻は、入釣して2時間近くも経った20:20頃のことで、一時はボーズを覚悟していたので、嬉しい1匹だが、既に廃番となっているFinluckMinnow30Sの強さを見せ付けられた様な気になり、嬉しさ半分と云った所。
そして、その直後にハッキリとしたアタリで、同サイズのカサゴをゲット。

所が、その後はコンタクトがなくなってしまった。キャスト精度が悪くてルアーを通すコースが違っているのかも知れないが、だからと云って、無理をしてFinluckMinnow30Sを投げ続けると、トラブルになることは間違いのない所。
最終的には1gのルアーをキャスト出来る様になることをLHCの目標にしており、そのためには投げ続けて慣れなければならないのは解るが、それは明るい時間帯にする方がトラブルなく出来る筈。

と云う訳で、プラグをTOTO42Sに替え、気分を替えるために、車を止めている場所に少しづつ戻りながら可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
すると、極々偶にだが反応がある。実は、MHR-KGNでのメバリングでは、一ヶ所で粘っても良い結果が出た例はない。そこで、専ら蟹の横這い釣法で楽しんでいたのだが、今回は例外的に86番スポット付近で粘ったのが、良くなかったのかも知れない。

21:00を回った頃になって風向きが東寄りに変わり、しかも少し強くなって来たため、プラグの操作感が全く感じられなくなってしまった。そこで、少しでも操作感を得たくてプラグをTOTO42Sよりもリップが大きく垂直に近い角度のSmokyPKM42に変更。すると、これが奏功して、操作感が少し感じられアタリも取れる様になり、少しロッドを曲げる頻度が高くなった。
所が、漸く調子が出て来たと思ったのも束の間、リーリングの途中で海藻にガッチリと掛かって、1個しか持ち合わせていないSmokyPKM42は、敢え無く海の藻屑になってしまった。

仕方がないので、再度TOTO42Sに替え、何匹か拾った所でポツリポツリと雨が降り出して来た。予報では日付が変わってから雨が降る予想だったが、少し降り出しが早くなったと見える。降り始めで大して酷くはないが、本降りになるのも時間の問題なので、最後のチェック・ポイントである60番スポット付近に急行。

この60番スポット付近では、小さなアタリが何回かあったものゝ、針掛かりさせることが出来ず、苦労して何とか1匹を追加した所で、22:45頃、StopFishingとした。

2019年釣行記(29) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:05月10日(金) 18:30~22:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:単独

左手によるベイト・キャスティング(Left Hand Casting=LHC)に挑戦しているが、もう一つしっくり来ない。これまでは円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊びながらキャスティングを続てけている内に慣れるだろうと考えていた。
しかし、暗い夜のこの様な安直なOJTでは、プラグが着水する所が見えずサミングのタイミングがどうしても掴み難い。すると、バックラッシュが怖いので、サミングを知らず知らずの内に早目に強くしてしまうことになり、距離が出ない。そのため、距離を出そうとすると、力んでしまいバックラッシュに見舞われることになる。一方で、釣り場に来ている以上、可愛娘ちゃんの顔を見たい気持ちは、どうしても消し去ることは出来ない。しかし、アタリがない。その原因は可愛娘ちゃんの機嫌が悪いのか、キャスティングが下手なせいで思ったコースにプラグを通せていないのか・・・。
結局、フラストレーションばかりが溜まってしまって、釣り以前の問題で躓きかけていた。

そこで、明るい時間帯にLHCだけに集中して練習する必要があると考え、近くのFRYで1時間 x 2日、特訓して来たので、その成果を試すべく、MHR-KGNで実践することにした。

幾ら特訓をして来たとは云え、まだまだ自信がある訳ではない。可愛娘ちゃんが動き出す前の明るい時間帯に復習をしてから本番に臨もうと云う魂胆で、日没時刻30分前の18:00頃、現地に到着。

これ程明るい時間帯にMHR-KGNに来ることは滅多にないので、何処か新鮮な気持ちで岸壁を凸部角の86番スポットに向けて歩いていると、長いロッドをシャクッているアングラーの姿が目に入って来た。このMHR-KGNでイカを狙っているアングラーを見掛けたことがなかったので、一寸興味を持って声を掛けてみた。するとこの御仁が振っていたロッドは、小生がエギングを始めた頃に購入したZENAQ ASSAUT Shore S96と同じもので、懐かしく話し込んでしまった。

20分程の釣り談義の後、この御仁と別れて86番スポットに向かったが、生憎、そこにはアングラーの姿が2~3人見える。時刻は日没直前の18:20頃なので、LHCの復習をするなら、早く始める必要がある。と云う訳で、手前の71番スポット付近で復習をして、86番スポット付近には、彼らが去ってから移ることにした。

今回はLHCの本番なので、ロッドは当然NSL-S702UL/BF。結ぶプラグは練習でも使っていたBEAGLE SS。リールのREVO ALC-BF7のマグネットブレーキを練習の時よりも2ノッチ強く、MAXから6ノッチ緩めた所に調整して始めたが、やはり、完全に身体が覚えていないと見えて、練習の時程は上手くキャスト出来ない。
それでも、何度もキャスティングを繰り返してる内に、徐々に上手く行く割合が増えて来た。

残照でまだ周囲が明るく見える頃、86番スポット付近が空いたので、即移動。しかし、明るく、直前までアングラーが居たので、場を休める必要がある。そこで、86番スポット付近にバッカンを置いて場所を確保した上で、80番スポット付近に戻ってキャスティングを繰り返していると、いきなりグンッと強いアタリ。合せも決まってこの日初の可愛娘ちゃんかと思ったが、海面でバシャバシャと暴れた瞬間に敢え無くフックアウト。
型はそれ程の物ではなかったが、まだ明るい時間帯だったので、最近には珍しく可愛娘ちゃん達の活性は高いかも知れない・・・
と思ったが、いつもの様に後続のコンタクトが全くない。

そうこうする内、フト86番スポット付近を見ると、何と3人ものアングラーが入っているのが目に入って来た。
バッカンを置いてあるとは云え、その主が居ないのだから、誰に入られても文句は云えない所だが、広い釣り場なのに、何も選りによってそこに入らなくても・・・(涙)

薄暗くなり始めた頃、86番スポット付近の3人が居なくなったので、場を休める方が良いとは思ったが、直ぐに移動して、キャスティングを始めた。
しかし、案の定、コンタクトがない。

そこで、2.2gのBEAGLE SSよりも若干重量のある2.8gのTOTO42Sにプラグを替えて、少しレンジを下げてみた所、コン。
抜き揚げたのは、17~18cmと小柄な可愛娘ちゃんで、時刻は19:20頃。

実釣開始後約1時間なので、悪くはないが、サイズの面で不満が残る。お父さんやお兄さんを呼んで来てと直ぐに海にお帰り願ったが、どうも迷子の娘だった様で、コンタクトが続かない。

粘っていても、状況の改善は見込めないだろうと、最近、めっきり釣れなくなった反対側の凸部の角の111番スポット付近から先をチェックするために移動。
しかし、思惑とは違って気配が全くない。
早々に諦めて、途中をチェックしながら、元の86番スポット付近に戻ることにした。そして、滅多にすることのない途中の凸部で、駄目元でキャストして見るとロッドをグンとロッドを引き込むアタリがあって、20cm程をゲット。しかし、やはり単発で続いてのアタリがない。

結局、86番スポット付近に到達してしまったので、この付近で粘ることにした。
この頃になると、どう云う訳かキャスティングが上手く行かないケースが増えて来た。そこで、試しにこれまでの両手でのキャスティングを止めて、左手一本で手首のスナップを余り使わない様にしてみた所、動作はぎこちないものゝ、キャストそのものは上手く出来る様になった。
キャストが上手く行く様になり、少し釣りに集中出来る様にはなったが、相変わらずアタリが少なくて、忘れた頃にあるだけ。しかも、タイミング良く合わせが決まって抜き揚げてみると、どれもが判で押した様に15~16cmのロリばかり。このMHR-KGNでプラッギングをする切っ掛けとなった良型の可愛娘ちゃんは何処に行ってしまったのだろうか。

21:00近くになって、サッパリ音沙汰がなくなってしまったので、への字カーブ60番スポット付近に移動することに。
相変わらず動作はぎこちないものゝ、シングル・ハンドでのLHCを続けていたが、この頃になるとサミングのタイミングもバッチリと決まる様になって来た。暗くて着水点が見えないので、確かな距離は判らないが、ハンドルの巻き数からも距離が伸びているのが判る。何とかこの感触を身体に覚え込まそうと、可愛娘ちゃんからの音沙汰がないことを良いことに、寧ろLHCの練習に比重を置いた格好。

結局、22:40頃になり、疲れから両足の踵から土踏まずにかけて痛みが出て来たのを機に、StopFishingとした。
釣果は、何とかツ抜けを達成出来たと云うものゝ、内容はロリが7匹、マシなサイズの20cmクラスが3匹のみで、満足出来るものではなかった。しかし、収穫はLHCに何とか目途が立った点で、これでLHCでのプラッギングを楽しむことが出来そうだ。残るは1gの軽量リグを扱える様になることだが、これは来シーズン以降の宿題となりそう。

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