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2017年釣行記(78) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月04(月)~05日(火)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 3
同行者:単独、(TDさん、HGEさん、SGMRさん他)

日曜日に行くか月曜日にするか、迷ったが、予報では、風の具合は月曜日の方が良さそう。
と云う訳で、予報が当たることを祈りつゝ、月曜日に孤島に行くことにした。

いつも通り15:30頃に最寄りの駐車場に到着すると、見覚えのあるナンバーの車が泊まっていて、その主が釣り支度の真っ最中。実は、今年の夏、小生が事情により釣行パターンを変更したため、釣行日がずれてしまい、以来、会うことがなくなったSGMRさんで、3ヶ月振り。但し、SGMRさん孤島’に行くとのことで、彼とは離れてのコラボ・アジングとなった。

16:00少し前に孤島に到着したが、驚いたことに街灯下のベスポジには6~7人のアジンガーがずらりと並んで満員御礼状態。小生は、年齢も70を超えていて認知症があっても何らおかしくはないので、イヨイヨ症状が出て曜日を間違えたのかと、一瞬、自身の脳の状態を疑ってしまう程の混雑振り。冬場になると防寒着など持ち込んで来る荷物が増えるので、荷物の置き場が窮屈になるのだが、これだけの人数になると、殆ど空いた場所がない。
何処かにスペースはないかとウロウロと探していると、TDさんの友人で以前にもお会いしたことのあるHGEさんが、荷物を寄せてスペースを作ってくれたので、有難くそこに置かせて貰った。

荷物の置き場は何とか確保出来たが、釣り座となると、前回、前々回に入った街灯の灯りが薄くなった付近から先にしか、構える場所がない。
ここは足場が細いので、余り入ることはなかったのだが、前回、前々回とも何とか釣果を出すことは出来ている場所なので、特に問題にすることもなく、その場所に釣り座を構えることにした。

釣り座の確保が出来た所で、持ち込んだEarly+81MSoare改8320#1Bの3本のロッドにラインを通す等の準備を始めたが、予報よりも遥かに強い風が冷たく吹いている。
と云っても、向きはフォローになる西寄りなので、JHは重くする必要はないだろうと、先発はSoare改1.0gのJHの組み合わせ。

キャスティングの開始は16:20頃。
大潮の満潮時刻直前に当たるので、潮位はいつもより遥かに高く、また、フォローとは云え強い風の影響もある筈なので、ジックリとボトムを攻めるために先ずは50カウントからスタート。
すると、その2~3投目のこと。いきなりムズと感じるアタリが伝わって来た。合わせも決まりこれは幸先が良いとほくそ笑みながら、リーリングを開始した途端、ジーッとドラグを鳴らす強い引きにロッドを立てて抵抗を躱そうとしたが、ひとノシされた途端、敢え無くライン・ブレイク。
正体が分からないまゝ、キャスティングを再開すると、直ぐに23cmの良型をゲット。しかし、トングで挟むのにモタモタしている内に、細い足場を跳ね回ってポチャンとお帰りになってしまった。

ライン・ブレイクに続いてのオート・リリースは、残念だが、釣りは始まったばかりで、時間は未だ未だ充分ある
と、この時点では、余裕綽々だったが後続のアタリがない。
ウン?
5カウント刻みで層を替えてアジを探したが、コンタクトは全くない。
これは変だぞ・・・・・・。
日没時刻を過ぎ周囲が暗くなっても状況は変わらず、街灯下の明るい場所を陣取っている連中の様子を窺っても、余りロッドを曲げている様子もない。

この日、最初のアジを手にしたのは19:00頃のことで、実釣開始後約2時間半も経った頃のことだった。
やっと回って来た!!
と喜んだのも束の間のことで、コンタクトはそれっ切り。

こんな状況になると、裏に移動するのが常だが、考えることは皆同じと見えて、逆風にも拘わらず裏側のお気に入りの場所には、既にアングラーの姿がある。
仕方なく、その内、回って来る筈と自分に云い聞かせて同じ場所で粘ることにしたが、状況は一向に変わる気配を見せず、21:00を回った時刻になっても、バケツの中には3匹しか入っていない。

休憩がてらカップラーメンを喰いながら、街灯下の様子を見ているとHGEさんと、17:00に登場してHGEさん隣りに入ったTDさんの二人は、好調とは云えないまでもポツリポツリとロッドを曲げている。しかし、それ以外のアジンガーがロッドを曲げている場面は、その二人よりも遥かに少ない。
どうも、この夜のアジは広く回遊するのではなく、一ヶ所に偏在している様子。と云っても、二人が掛ける頻度から見ると、群れは小さいとしか思えない。

結局、この夜は一睡もすることなくアジの回遊を待ったが、その努力にも拘わらず事態の好転はみられず、ツ抜けにも遠く及ばない7匹の貧果。と云っても、釣れたのは23cm以上の良型ばかりで、老人二人の世帯には充分過ぎる数と自分を慰めて、5:00頃未だ暗い中、StopFishingとして帰路に着いた。

その途中で得た情報では、日曜日に複数のスナメリが付近を泳いでいたとの目撃情報があり、その影響でアジが散ってしまったのではないかとのこと。近くの釣り施設のアジの釣果が極端に減ったことに繋がるのではないかと思う。
とすれば、早くスナメリが去って行ってくれることを願うしかないが・・・。

さて、今シーズンは未だ1匹もモノに出来ていないタチウオは・・・。
この日はアジのアタリが殆どなかったので、これまで以上に力を入れて探って見たが、この夜もアタリすら感じることはなかった。所が、HGEさんTDさんはアジングの合間に狙って夫々3匹、1匹、そして一晩中プラグを投げていたシ-バス狙いのアングラーに至っては5~6匹もモノにしており、全体では10匹も出ていた計算。
とすると、まだ付近をウロウロしていることは確実。
とは云え、10匹の殆どが指3本程度の小振りで、この時期にしては物足りないサイズと云えるし、数も少なくアジと同じ様に偏在していた様子で、釣果を得られるのは運が大きく左右するだろう。
しかし、あの強烈な引きは忘れられない。
何としてでも、1匹だけでもモノにしたいと心から思う次第。

2017年釣行記(76) – AJ&TC

2017年 Touching 釣行記

日 時:11月27(月)~28日(火)
潮回り:長潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 24、カサゴ x 2、カマス x 1
同行者:単独(MSDさん)

今シーズンのタチウオは、渇望しているにも拘わらず、残念ながら未だ姿を拝めずにいるので、何としてでも獲りたいと、孤島に出撃することにしていた。
所が、予報をチェックすると北風4mの予想になっている。
来週はもう12月に入ると云うこの時期に、4mの北風に吹かれるのは辛い。しかし、タチウオ・シーズンも終盤に入っている筈なので、多少のことなら行きたい。
行くべきか中止すべきか?
散々、迷いながらNHKのデータ放送をチェックした所、風向きは北だが2mと弱くなっている。どちらも釣り場のある地区を対象としている予報なのに、これ程違っているのも疑問だが、予想した時刻はNHKの方が若干新しい。と云うことでNHKの予報を信じて決行することにして、自宅を出発。

釣り場の岸壁には16:00少し前に到着。
直ぐに荷物を置いて、準備に入ろうと思ったが、至る所にこぼれたコマセが塊になって残っている。しかも、普段は釣り人の荷物置き場になっている一段高くなった所にも点々とあって汚い汚い。そこで、ブラシで掃き落そうとしたが既に乾燥して、コンクリートにヘバリ付いていて、ブラシ程度では何とも出来ない。仕方がないので、少しでもコマセが少ない所を選んで荷物を置いたが、どうしてこんなに汚い状態にしても平気なのか理解が出来ない。
こんな輩が増えると、折角の釣り場も立ち入り禁止の理由になってしまう。こんな奴は釣りをする資格はないし、この釣り場には来てほしくないものだと腹が立った次第。

風は、予報通り北東の方向から強く吹き付けて来ており、空には一面に黒い雲が広がっていて、今にも降り出しそうで、心配の種がまた一つ増えた格好だが、来てしまった以上やるしかない

先行者はアジンガーが1名、餌釣り師が2名と少ないが、3人でベスト・ポジションを占めている。横風であってもそれ程強くなければ、彼らの間に入ることは可能だが、この強い風ではトラブルの元。小生は、彼らとは少し距離を置いて前回と同じ場所を確保。
そして、小生より10分程遅れて登場して来たアジンガーは、先行者のアジンガーと餌釣り師の間に釣り座を構えていた。

今回、持ち込んだロッドは前回と同じEarly+81MSoare改8320#1Bの3本で、横風の強さを考えて重めの1.5gのJH8320#1Bを組み合わせを先発にチョイス。16:10頃、キャスティングを始めたが、ラインが風に吹き揚げられてJHが沈んで行かない。こんな状況でアジを仕留める程の腕もないので、早々に諦めて、2段下がった裏側に移動。
こちら側は、海面からの高さが余りないので、多少風が強くても何とかなる。試しにSoare改1.0gのJHを試してみた所、充分、アジングは出来そう。

この日の最初の獲物は、日没時刻から15分程経った16:45頃。
曇り空で日没前でも薄暗い状況だったことを考えると、出るのが遅いきらいはあるが、取り敢えずは、ボーズ逃れを達成。

今回はアジのお持ち帰りのご下命はないので、この1匹は引き揚げる準備を始めていた餌釣り師に進呈。
17:00少し前に、彼らが引き揚げて行ったので、この強風下、アジングをしようと思う物好きはいないだろうと思っていたが、世の中は広いもので17:00頃になって4人も登場し、この夜は7人で夜明かしをすることに決定。
その中の一人がTDさんの友人のMSDさんで、彼は小生の左隣りに釣り座を構えて、直ぐにキャスティングを開始。

風は、アジンガーの願いも空しく相変わらず強く吹き付けて来ていて、釣り難くて仕方がない。小生は、裏でやったり、元の場所でやったりと落ち着かない。
このまゝでは虻蜂取らずになってしまう
駄目元で、裏でジックリとやって見よう!!

これが良かったのか、ポツリポツリと来る様になったが、しかし、中々連続して来ることがない。
ボトム付近ではアタリがなくなったので、少しボトムを切った層を狙うとパタパタ。よし、掴んだゾと思っているとアタリがなくなり、更に上の層を狙うと、又々、パタパタ。こっちが正解か?と同じ層を流しても、直ぐにコンタクトがなくなってしまう。
アジの群れが小さいのか、それとも目まぐるしく泳層を変えているのか?
悩んでいる内に、どの層を狙っても音沙汰ない状態になり・・・・。

22:00頃になって、漸く風が弱まって来たので、元の場所に戻ったがアタリの出方がもう一つ。
アジ特有のモゾとかチクと感じるアタリは余りなかった様な印象。フォールしているワームを吸い込む様な違和感だったり、ヘラブナの居喰いの様にロッドにジワーッと重さが伝わる様なアタリが多かった。
それでも、風の影響がない分、微かな変化も感じられ、それなりに面白かったが、風が弱かったのは、日付が変わる頃まで。夜中を過ぎると冷たい北風がビュービューと吹き付けて来る様になってしまう始末。こうなると小さな違和感は取れなくなってしまい、益々アジングは苦しくなるばかり。

結局、2:00過ぎには諦めて仮眠を取りながら、状況の好転を待ったが、それも無駄に終わってしまい、朝間詰めを狙う気もなくなって、4:30頃には諦めてStoFishingとしてMSDさんと一緒に引き揚げた次第。

今回、孤島に来る動機づけとなったタチウオだが、結論から云えば、今回も空振りに終わってしまった。
横風が強過ぎて、中々ワインディングをする気にもならなかったが、風が弱くなった時間帯を見計らって23:00頃から1時間程の間、集中してあちらこちらをチェックして見た。しかし、期待とは反対に一度も掠ることもなく、敢え無く空振り三振
孤島ではタチウオは確実にものに出来ると思っていたが、昨年、一昨年に比べて寄りが良くない様相で、考えが甘かった様な印象。
しかし、これで諦める訳にも行かないので、年内孤島に釣行する際には、タチウオ・セットを携行しようと思う。

2017年釣行記(75) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月20日(月)~21日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 25、カサゴ x 4
同行者:単独

前回はDr.TJさんISBSさんをアジングにご招待したが、お二人は何とか形を見ることだけは出来たものゝ、小生は全くのボーズ。まぁ、最低限のことは出来たかも知れないが、この上ないお粗末な結果にモヤモヤが溜まっていたので、今回は孤島でその憂さを晴らそうと・・・・・

15:30頃、駐車場に到着すると、ガラガラでこれは想定外。
ウィークデイでも結構車の数が多いのに、これはどうしたことか?
ひょっとすると、今日は、貸し切りかも知れない。
となると、独り占め・・・・。
等々と考えながら岸壁に乗って見ると、所沢から来たと云う3人の若者グループがベストポジションを広く陣取っていて、空いているのは航路側の一角だけ。半夜で引き揚げるなら、その後に入れば良いと思い、一人に訊ねると徹夜の予定だと云う。となると、航路側の一角にしか入れないが、挨拶を兼ねて状況を訊ねた時の印象がもう一つ良くない。そこで、彼らと少し離れて前回後半に入った足場の狭くなった場所に釣り座を構えることにした。

持ち込んだEarly+81MSoare改8320#1Bの3本に夫々ラインを通し、Soare改1.0gのJHを組み合わせを先発に選んで、キャスティングを開始したのは16:15頃。

風は強くはないが、向かい風。
潮は青く澄んでいて綺麗だが、過ぎたるは及ばざるが如しでこれが悪い方に出ないことを願うばかり。

この時期の日没時刻は16:30頃なので、調子が良ければ直ぐにでもコンタクトがある筈だが、音沙汰がない。
もう少し暗くなれば・・・・、もう少し暗くなれば・・・・と根拠のない期待を抱きながらキャスティングを続けたが、何の変化もなく、3人にもアタリは出ていない。

17:00頃、様子を見るために航路側の空いた場所をチェックしようと移動して見ると、その一投目で、チクッとこの日の第一号。

これを皮切りにポツリポツリとアタリが続き、2匹、3匹と掛け始めた所に、若者3人が登場。
これで、この夜を一緒に過ごす仲間は、小生を入れて7人と確定したのだが、所沢からの3人も後から来た3人も、顔を見掛けた記憶はなく、やはり孤島ファンが増えて来ていることを実感させられた次第。

後から登場して来た3人の内の2人は、航路を向いて釣り座を構え、アジングを始めた。これまでの経験から、航路向きはアジングについては余り良い場所とは思えないので、どうだろうかと注意を払っていると、何と数投目で掛け始めた。
この日のアジの着き場は、航路側に寄っているのかも知れない

隣りの先行者の若者の一人にはアタリがない様なので、小生は、ゆっくりとアジングを楽しむために、彼にその場所を譲って元の場所に移動。
結果的には、これが正解だった様で、爆釣とは行かないまでも、良いペースでアタリがあって、20:00頃にはツ抜けを達成。しかし、その頃から風が強く吹き出して来て、思った様にワームを通すことが出来なくなってしまい、ペースダウン。それでも、風が弱くなった時には、コンタクトが感じられてポツリポツリと掛け、23:00頃には20匹超。
釣れるのは良いが、余り釣り過ぎても処分に困る
ご近所に引き取って貰える数を数えながら釣っていると、向きが変わった風が背中側からビュービューと、時折身体を揺らす程の強さで吹き付けて来る様に状況が変わってしまった。こうなると1.0gのJHでは着底が覚束ないので、JHの重さを1.2g1.5gと重くして何とか凌いだが、微妙な変化を取ることは出来ず、コンと手許に感じるアタリしか取れなくなってしまった。

日付が変わる頃には、状況は更に悪化し、岸壁の壁の陰に座って避難していても、巻き込んで来た冷たい風が目深に被ったフードを吹き揚げておちおち眠ってもおられず、頭上を走る電線がヒューヒューと鳴って何となく不気味さを感じる程。念のため、天気予報をチェックすると北寄りの風が3~4m。しかし、現場ではその倍以上にも感じる位で、釣り処か寒さを凌ぐのに背一杯。

結局、日の出間際になっても強風は収まらず、5:50頃StopFishingとして引き揚げて来た。

今シーズンは、未だ釣果が出ていないタチウオだが、この日も風が強くてアジングがし難い時を中心に調査したが、アタリも感じられなかった。
昨年や一昨年は海面をライズするタチウオの姿を何度も見ることがあったが、今シーズンは一度も目撃していない。この日も、ギラリと海面を走る光が見えたのでタチウオが寄って来たと思ってキャストしたが、何も変化を感じることはなく、どうも波に反射した光を勘違いした模様。
昨年は、12月に入っても釣果があったので、諦めるのはまだ早いかも知れないが、何となく今シーズンは終わってしまった様な気がしてならない。

2017年釣行記(73) – TC&AJ

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月12(日)~13日(月)
潮回り:小潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 19
同行者:単独

今シーズンは、刀狩りに失敗続きで未だ捕獲出来ていないので、今回は何としてもゲットしたい。と云うことで孤島’よりは可能性が高い孤島に行くことにした。

孤島の岸壁到着は16:00少し前。
岸壁にはアジンガーは一人だけで、その他は女児を連れた一行で珍しいことに黒鯛師の姿がない。そして、小生に少し遅れて3人の若者アジンガーが加わり、少し賑やかになったものゝ、17:00を回った頃には、家族連れも引き揚げ、岸壁はアジンガーが5人だけ。
先行者のアジンガーはベスポジの中央付近でロッドを振っていたので、小生は彼の右側、さらに小生の右側に3人が釣り座を構えて、アジングをすることに。

岸壁では、1~2mと弱いと予報が出されていた東寄りの風が、かなり強目に正面から吹き付けて来ていてやり難そうだが、来てしまった以上我慢をする以外ない。

今回、持ち込んだのはEarly+81MSoare改8320#1Bの3本。その中から、最近めっきり出番がなくなってしまったSoare改を先発に選んで1gのJHを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
最近の孤島付近は、暗くなってからよりも夕間詰めの方がアジの活性が高い様な印象があり、丁度、時間的にも日没時刻の直前なので、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはない時間帯に入っている。にも拘わらず、5人の誰にもアタリがない。
ひょっとすると、アジは浮き気味かも知れないと考え、底から少し上を狙って見ると直ぐに結果が出てコツンとアタリ。
ヨシ!!
合わせも決まって、Soare改を大きく曲げて海面まで浮かせ抜き揚げようとした途端、ラインブレイクでそのまま海に帰って行ってしまった。
ラインブレイクは残念だが、アジが居ることは判ったと安心した。
しかし、続いてある筈のコンタクトはそれっ切り。

おかしい!!
変だ!!
5人揃って首を傾げていたが、その内、右隣の若者がポツリと掛け始め、やっと回って来たと期待したが後が続かない。
アジは居ても群れが小さいのか、それとも喰い気がないのか・・・・
前回、孤島’で最初のアジを掛けた18:00を過ぎても、音沙汰がない。
向かい風が強くて釣り難い上、全くアタリもないので、徹夜は止めようかと考えた程状況は良くない。

小生に最初のアジが来たのは、実釣開始後2時間以上も経った18:45頃。しかし、後続もなく、正に交通事故

20:30頃、先行者と3人の内の1人が引き揚げて行き、岸壁に残ったのは、若者二人と小生の3人だけ。

広い岸壁を自由に使える様になったので、若者達は風を避けるため裏側に移動し、小生は、岸壁の足場が狭くなった所に移動。この場所は、足場が狭いためアジの取り込みがし難いので、滅多に入ることがなかった。しかし、この夜は誰に迷惑を掛ける心配もないので、敢えて釣り座を構えて見たが、これが大正解。

キャストしてカウントを数え、チョンチョンとアクションを加えコンタクトを待っていると、何故かアタッて来る様な予感があり、その直後にチクッ。
風が強くて中々思い通りには行かず、リズム良くポンポンと釣れる訳ではないものゝ、上手く行った場合には、確実にアタリが出る様になって来た。

これに気を良くしていると、正に好事魔多し
24:00を過ぎた頃から、北寄りに向きが変わった風が、時折身体をグラリと揺らす程の強さになって吹き付けて来る様になってしまった。孤島では、北寄りの風はフォローになるので、多少、強く吹いても問題はない。しかし、ここまで強いとなると、ロッドが風に叩かれて微妙な感触が全く分からなくなってしまう。ロッドを短めの8320#1B1.3gのJHに替えても、効果はなく、6:00少し前に、若者2人より一足早くStopFishingとした。

今回のアジングでは、釣果も19匹と爆釣には程遠い結果だったが、前回の釣れちゃった感満載の結果とは違って、遥かに満足度の高い結果だった。と云うのは、アタリ・パターンを見付けられた結果、微かな違和感を積極的にものに出来たのが理由。
これが毎回実現出来れば、釣果はグンと伸びることは確実だが、生憎、小生の場合、来る度にあーでもない・こーでもないと迷ってばかり。その結果、答えを得る前に時間切れとなる場合が殆どで、今回の様なことは滅多にあることではない。しかし、この快感が忘れられずに、夢よもう一度と、ご老体をおして、又々、孤島に来てしまうことになるのだろう

もう一つの目標である刀狩りは、アジのアタリがない時や、風が強くてどうしようもない時を選んでとは云え、岸壁の端から端まで立ち位置を替えてやって見た。しかし、一度ガツンとアタリがあっただけで、今回も不発に終わってしまった。
昨年や一昨年の今頃の時期では、タチウオのライズを目撃することも何度かあったが、この夜はギラリと光る姿を一度も見ることがなかった。孤島付近の釣行が減ったので、そんな光景を目撃する機会が減ったのかも知れないが、何とか捕獲したいものだ。

2017年釣行記(65) – TC&AJ

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月12日(木)
潮回り:小潮(↑)

場 所:UMB-FP
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 1、ムツ x 1

同行者:単独、(REDさん)

徹夜明けの釣りから中一日置いての釣りは、身体的には辛いものがあるが、翌日の金曜日は生憎の雨模様。と云う訳で、一日前倒しをして何とかタチウオをものにしてやろうUMB-FPに行くことにした。

15:00頃、自宅を出発。現地駐車場には予定通り日没時刻の1時間程前の16:15頃に到着。
道具を両手に釣り場の岸壁を歩きながら様子を観ると、流石に平日の夕方のためかアングラーの数が少なめで、釣り座の間隔がゆったりと広くになっている。
そのまゝ奥に向かって進んで好きな第2街灯付近をチェックすると、街灯の直ぐ手前には若者アングラーが居るが、その奥には一人が入るだけの充分なスペースがある。この場所は、以前タチウオの情報を色々と教えて呉れた若者によれば、タチウオ狙いでは最高のポイントとのこと。であれば、迷う必要はない。これはラッキーとばかりにその場所に道具を降ろして釣り座を確保し、釣りの準備に入った。

今回は本命をタチウオ、保険をアジ様としてので、持ち込んだロッドはEarly+81MSoare改の2本。その内のEarly+81M20gのメタルジグを組み合わせて16:40頃にStartFishing

地元のオッチャンが投げサビキでアジ様を揚げているのを横目で見ながらキャスティングをしていると、見覚えのある赤いウィンドブレーカーを着た小柄な若者が近付いて来るのが目に入って来た。タチウオ狙いではここが最高のポイントだと教えてくれた若者で2週間振りの再会。実は、UMB-FPタチウオを狙おうと決めた時から、ひょっとしたらまた会えるかも知れないと期待していたので、やはり来てくれたと気持ちが通じ合った様に思えて正直嬉しかった(この若者には、これで都合3回隣り合って釣りをしたのだが、名前を訊きそびれてしまったので、取り敢えず、REDさんと呼ばせて貰うことにする)。

17:00を回って日没時刻間際になってREDさんと並んでワインディングを開始。シャクリながら最近の様子を訊ねると
タチウオは下降気味だが、それでも1本位は出るでしょう!!
とのこと。
彼が云う通り1本しか出ないのなら、小生の方に来て欲しい
とガツン、ギュイーンと来るタチウオの強烈なアタリを期待しながら、ワインディングを続けて暫く経った頃。ロッドを煽った瞬間にガツン。
来た!!
と思った次の瞬間にはロッドは軽くなって、生命体の反応も感じられない。
REDさんはよれば中層を攻めているのでタチウオのアタリだとのこと。しかし、その時は殊更にゆっくりとしたアクションを付けていたので、徐々にJHのレンジが下がってしまった結果、根を掠ったものでタチウオからのコンタクトではない様に感じるのだが・・・・

その後、REDさんの悔しそうな声が聞こえて来た。アタリがあったのに外したらしい。

タチウオからのコンタクトは、小生にもREDさんにもこれだけで、それ以外には全く変化がない。
前回来た時は、海面に夥しく浮かんでいた電気浮子も、この夜は心なしか少なくなっている様に見える。この日、釣り場がそれ程混んでいないのは、平日の夕方ばかりが理由ではなく、やはり、タチウオの釣果が減って来ているのが大きな理由かも知れない。

そんなことを考えながら、ワインディングのピッチを変え、ワームのタイプ、JHの重さ等を替えて何とかタチウオの気を引こうとしたが、一向に効果なく時計は18:00を回ってタチウオ・ゴールデンタイムの終了。

夜になるとタチウオは活餌には来ても、ワームには殆ど興味を示さなくなるのが最近の傾向なのでワインディングで釣果を揚げるのは難しいと、REDさんは早々に帰り支度を始める始末。

18:30頃、タチウオを諦めてアジングに変更。
REDさんもアジングに興味があり、先週は西伊豆まで遠征してアジングをやったが空振りに終わったとのこと。そんなREDさんに、UMB-FPでもアジングが出来ることを見せることが出来ればと思ったのも、もう一つの理由。

すると、その一投目のこと。
こんなに直ぐに結果が出ると思わなかったが、モゾとした比較的ハッキリとしたアタリに、反射的に合わせをいれた所、23cm程の良型のアジ様

このアジ様を見届けてREDさんは引き揚げて行き、小生は暫くアジングに精を出すことに。しかし、この日は、強目の風がグルグルと方向が変わって、釣り難くて仕方がない。
結局、カサゴムツを獲ったものゝ、アジ様は最初の1匹のみ。

21:00近くになって、再度、ワインディングに替えたが、この日は電気浮子が引っ張り込まれることもなく、気持ちも切れて、21:20頃、StopFishingとした。

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