※ カテゴリー別アーカイブ:Eging ※
2021/01/26
2021年 Eging 釣行記
日 時:01月26日(火) 16:30~23:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん
前回、前々回と2回続けてMHR-KGNでのメバリングでは寂しい結果だったので、目先を変えてヤリイカを狙って2年振りにSOFKZKに行こうと考えている所に、タイミング良くYGWさんからお誘いの連絡が入った。
しかし、生憎、予報では26日は夜に入ってから雨が降り出す予想が出ている。長駆100kmも走ったにも拘らず、雨に降られて僅かな時間しか釣りが出来ないのは、誠に辛い。と云う訳で、近場の南端でアオリorヤリイカを狙うことにした。
16:00過ぎ、現地に到着し、YGWさんと合流。
岸壁の半分程は工事のために立ち入りが禁止されており、残った半分程には大型の漁船が停泊していて、掛かり場がいつもよりかなり狭くなっていて、この時点で小生の気持ちはヘナヘナと萎み気味。しかし、幸いなことに沖向きの生け簀横には空きがあったので、気を取り直して、釣り座を確保しキャスティングを開始。
今回のロッドはAbuのQuadConceptで、最初はチューブラートップのSSQC-742LT-BF-KRを使ったが、YGWさんの助言でソリッドトップのSSQC-611ULS-BF-KRに変更して、この夜はこれで通した。
潮は右から左にかなり早いが、風もなくエギングには好条件。
SSQC-611ULS-BF-KRは、これまではREVO ALC-BF7のリールに0.3号のPEを組み合わせて、7g程の飛ばしウキを使ったメバリングでしか使ったことがなかった。しかし、今回は20 SLX DCのリール、ラインは0.6号のPEに14g程の重たいエギの新しい組み合わせでキャストすることになる。だからと云って、それ程神経質になる必要はないのは承知しているが、酷いバックラッシュを起こして、釣りが出来なくなることだけは願い下げにしたい。
と云う訳で、先ずこの組み合わせになれることに重点を置いて慎重にキャストしたのだが、バックラッシュが頻発。慣れない左手でのキャストをしなければならないので、リールはトラブルレスの遠投性能が売りの20 SLX DCを手に入れたのに、これはどうしたことか?
タチウオを狙う際には、ロッドはSSQC-611ULSよりも堅いXRFC-704M-MB、リールは今回と同じ20 SLX DCに1号のPEラインを組み合わせだったが、殆どバックラッシュもせず、流石、DCブレーキは凄いと感心していたのだが、ヤリイカ狙いのために細めの0.6号のPEにしたのが原因なのか?
このDCブレーキの謳い文句は、4段階の容易なセッティングで軽量ミノーやバイブレーション、バズベイト・ビッグベイトまで幅広いルアーに対応。バックラッシュを抑えながら抜群の遠投性能を発揮します。ダイアル3、4は特に守備範囲が広く、ダイアルはそのままでルアーを替えても、ノーサミングノーバックラッシュが可能。簡単操作で優れた対バックラッシュ性能と遠投性能を得られる、新たなDCの誕生ですとのことで、小生の様な物臭な人間には願ってもないリールだと思ったのだが・・・。
日没時刻を回った頃、岸壁の角に入っていた地元のオッチャンが引き上げていったので、早速場所を移動して、ベストポジションを確保。
すると直ぐに答えを出したのはYGWさん。しかし、揚がって来たのはこの時期には似合わない程小さな300g程度のアオリで、若干、物足りなさはあっただろうが、兎に角、10本足の頭足動物が近くに居ることが判った。
小生は、鶏のささ身を3号のエギに背負わせてヤリイカを狙っているいるのだが、外道とは云えアオリならば文句のあろう筈はない。自然と力が入ったが、ぎこちない左手でのアクションがこの上なく頼りない。
その後、時折YGWさんがクッソーとかワァーとか叫び声を上げているので、コンタクトがある様だが、小生には音沙汰がない。
その内、YGWさんの叫び声もなくなってしまい、まったりとした時間が流れ出して来た所で、小休止。
この時、YGWさんがお湯を沸かしてご馳走してくれた旨いスープDELIで身体を温め気分転換をして、エギングを再開したが、1度だけモヤモヤとしたアタリらしいものがあっただけ。
干潮時刻を過ぎ、ソロソロ潮が効き始めようとした頃になると、それまで持ち堪えてきた空からポツリポツリと雨が落ちて来て、この日のエギングは終了し、23:00頃、南端の岸壁を後にして帰路についた。
結果としては、新年が明けてから絶不調状態のまゝトンネルから抜け出せないでいるが、終わる頃にはバックラッシュをすることは殆どなくなった。また、まだまだぎこちないものの、左手でのアクションも何とか付けられる様になったことは、今回の南端エギングの成果だと思う。
次回は、SOFKZKに遠征して、ヤリイカをものにしたいと思う。
2020/10/29
2020年 Eging 釣行記
日 時:10月29日(木) 16:30~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:ケンサキイカ x 1、スミイカ x 1
同行者:YGWさん
16:00を少し回った頃に現地到着。
先着していたYGWさんからの連絡の通り、岸壁にはアングラーが溢れる程で、まるで週末か祭日の様相。幸いYGWさんが場を確保してくれていたので、何ら苦労することなく釣り座を構えられた。
今回持ち込んだロッドは、Soare30 S803ULT30とSephia S806ML-Sの2本。
今回のメイン・ターゲットはアオリイカだが、時期的にサイズは200~300g程度の新仔になるので、Soare30 S803ULT30を先発に選び、2.5号のエギを結んで、16:30頃、タコを狙っているYGWさんの隣りでキャスティングを開始。
風は、右から左の横風になる北寄り風だが、予報の4mと違って微風なので釣りに影響はない。潮も同じ様に右から左に流れてはいるが、それ程強くはない。と云っても、軽い2.5号のエギを遠投すると、少し右寄りに着水させたとしても、帰って来るのは約60度左手からになる程で、潮の動きとしては可もなく不可もなく、丁度良い塩梅。
状況を確認しながら2投、3投した所で、隣りのYGWさんがロッドを曲げている。掛かったのは、残念ながら本命のタコではなく外道の地球で敢え無くライン・ブレイク。
そこでこの日のメイン・ターゲットであるアオリイカ狙いのタックルに持ち替えてキャストするや否や、ロッドを煽って合わせを入れてリーリングを始めている。
ウッソー!! もう来たの・・・・?
信じられない気持ちで、やり取りを見ていると、海面に浮かんだのは紛れもないイカの姿で、プシューッと潮を噴射している。所が、足許にまで寄って来た所を見ると、アオリイカには付き物のスミイカ。
訊けば、陸ッパリ・ティップランでコンとハッキリとしたアタリで、エギはティップラン用のものとのこと。
この日持ち込んだSephia S806ML-Sは、正にティップラン用のロッドなのだが、生憎、ティップラン用のエギの持ち合わせはない。その旨YGWさんに伝えると、彼の手持ちのエギをプレゼントしてくれると云う。
まだ箱に入っている新品のティップラン用のエギを貰う訳には行かないので、取り敢えずお借りすることにし、エギの動かし方など要領までレクチャーして頂き、直ぐに切り替えた。
しかし、その後はYGWさんにも小生にもコンタクトはないまゝ時間が経ち、釣り場は徐々にアングラーの数が減って来た所で、南向きの岸壁にプチ移動して、気分を新たにキャスティングを続けた。
移動後しばらくしてYGWさんにはアタリがあった様だが、小生には音沙汰がない。
その内、右肘に鈍痛が出始めたので、一旦、ティップランを諦めて、エギだけを2.5gに替えて、出来るだけ肘に負担を掛けない様に軽くアクションさせることにした。
すると、ラインをつまんでいた左手の指に微かなアタリが伝わって来た。
反射的に合わせを入れて、リーリングを始めたがラインを引っ張る様な動きは感じられない。しかし、リールを巻く手には抵抗があって、ロッドのティップも曲がっている。
何だろう? ゴミか・・・・・?
抜き揚げて見ると、Sephia S806ML-Sには不釣り合いな程小さく可愛いケンサキイカ。時刻は18:40頃のことで、実釣開始後2時間以上も経ってやっと手にしたこの日初めての獲物。
これが来るなら、アオリは諦めて、ケンサキを狙おうと改めてSoare30 S803ULT30を持ち出したが、後続はなく目論見は見事に外れ。
それから時間はどれ位経った頃か、隣りのYGWさんが300gに足りない位の新仔アオリをゲット。
これに触発されて、またやる気を出してSephia S806ML-Sでティップランを再開したが、小生には音沙汰がないまゝ。
その後は、Soare30 S803ULT30でケンサキを狙ったり、ティップランをしたりと気分転換を図りながらキャスティングを続けたが、まるで梨の礫。
アオリイカを狙う場合、何の前触れもなく突然アタリが来ることが往々にしてあるので、兎に角、ロッドを振り続けることが肝。
と云う訳で、ズキーンと鈍痛が響く右肘を騙し騙しティップランを続けていた時のこと、エギの着底を感じると同時にしゃくり上げようとした所、ガツンッとロッドが止まって、明らかにイカが掛かった感触が伝わって来た。
ティップランの場合、ロッド・ティップの動きや手許に感じるアタリを取って、こちらから積極的に掛けに行く釣り方が本来の釣り方なのだろう。それからすると、少し違うかも知れないが、兎に角、イカが掛かったことは間違えない。
やっと、アオリイカが来た!!
喜んでニコニコしながら寄せて来た所で、よくよく見ると、残念ながら外道のスミイカでガックリ。
この日、イカからのコンタクトはこれが最後で、気が付けば時計の針は23:30を指しており、諦めてStopFishingとした。
所でお借りしたティップラン用のエギだが、結局プレゼントして頂けるとのことだったので、有難く頂いて来た。そして、帰宅後、直ぐに通販に注文を入れたので、次回のエギングはティップラン釣法で狙って見ようと思う。
しかし、2日後の今日、このブログを書いている31日になって、右肘に痛みが走っている。
2005年にそれまでの淡水系から海水系の釣りに転向して以来、右腕を酷使して来たせいか、昨年あたりから右の手首と肘に痛みを感じる様になって来た。まぁ、ある意味、職業病の一種と云っても良いかも知れないが、今回のエギングで少々やり過ぎたのかも知れない。
小生の釣り寿命は、残す所精々5年少々と云った所だろう。少なくとも、後5年はこれ以上酷くならずに済むことを願うばかりなのだが・・・・。
2020/07/30
2020年 Eging 釣行記
日 時:07月30日(木) 19:10~23:00
潮回り:長潮(↑)
場 所:南端
釣 果:ナシ
同行者:単独
カミさんの体調が回復して、ようやく夜の外出が出来る様になったので、10日振りの釣行。
そこで、天気予報をチェックすると、北東の風が1~2m。であれば、MHR-KGNでのメバリングは一寸辛い。DKKのアジングにするか、南端でメトウイカにするか迷ったが、コンでもチクッでもないヌメーとしたアタリが懐かしく、そろそろ終盤に差し掛かっている筈のメトウイカを狙うことにした。
現地到着を18:30頃に設定して、16:30頃自宅を出発。道中、大きな渋滞もなく、現地にはほゞ予定通りの18:40頃に到着。
所が、着いて見ると、岸壁の入り口にバリケードがあって、一般車進入禁止の看板が取り付けられている。新型コロナで緊急事態宣言が出された頃には、一帯の岸壁は立ち入りが禁止され、釣りが出来なくなったことはニュースで知っていたが、外出自粛が解除されたので、解禁されたと思っていただけに、これにはビックリ。
2時間も運転して来たのに・・・・と思いつゝ岸壁を見ると、凡そ漁業関係とは思えない乗用車やバンが沢山止まっており、ロッドを持っているアングラーの姿さえ見える。
と云う訳で、進入禁止の看板は見ない振りをして、1台分の間隔の空いたバリケードの隙間から、そっと岸壁に乗り入れた。
車から降りて岸壁を見回し釣り座を構える場所を探した所、5番街灯付近に何人かアングラーは見えるが、その手前は空いている。5番街灯付近は5年前に初めてメトウイカを手にした場所なので、迷わずそこに入ることにした。
クーラーやロッド、バッカン等々を手に、エッチラオッチラ岸壁を歩き、先行者に断わって荷物を置かせて貰い、久し振りのLightEgingの準備に掛かった。
準備をしながら周囲の様子を見ると、5番街灯の直下から沖側にメトウ師が4人入っており、長いロッドを振っている。と云うことは、終盤に差し掛かっているメトウイカだが、まだ少しは釣れている証と一安心。
風は、予報通り弱い北東からの冷たい風で心地良く、寧ろあって有難い。
タックルは、Tenryu改にAURIE-Q RSの1.6号LBIの組み合わせにして、19:00頃キャスティングを開始。
日没時刻を過ぎたばかりで、まだまだ明るい時間帯なので、メトウイカは沈んでいる筈と考え、5年前の記憶を頼りに、40カウントしてから、軽くシャクリを入れ・・・・・。
すると正面にキャストしたエギが、斜め左から帰って来る。2年前の8月にメトウイカ狙いで1度だけ来た時の記憶が甦って来る。その時は同じ様に右から左への強い流れに弄ばれただけに終わってしまい、何となくその時の二の舞になりそうな予感がして来た。
幸い、小生の右には誰も入っていないので、斜め右にキャストして、何とかエギを沈めようとしたが、思った様に沈んでくれない。そうこうする内、辺りはすっかり暗くなって来たので、イカが浮いて来ているかも知れないと考え、表層、中層とエギを通して見たが、一向にコンタクトがない。
メトウ師の長いロッドの先に付けているケミホタルの白い灯りも、上下に揺れているだけで、取り込んでいる様子も伺えない。
21:00頃になって、右から左への強い流れが緩んでチャンス到来!!
これまで以上に集中したが、流れが緩んだのは一瞬のことで、今度は左から右へ強く流れ出して来た。
それでも、せめて顔だけでも見たいとキャスティングを続けたが、全く音沙汰がないまゝ時間だけが過ぎて行き、22:00になった頃、この日2度目の根掛かりで、高切れ。
それと同時に気持ちもプツンと切れて撤収することに。
入釣した時と同じ様に、クーラーやバッカン、ロッドなどを抱える様にして車に戻った所で、海の様子を見ると、何となく雰囲気が違う様な気がして来た。
ひょっとすると・・・・・と釣りたい虫がゴソゴソと動き出して来た。
とは云え、高切れしたラインシステムを組み直すのも面倒。
と云う訳で、車に入れておいた予備のNSL-S702UL/BFを引っ張り出して、改めてキャスティングを始めたが、何事も起きず、23:00頃StopFishingとして、スゴスゴと帰路に着いた。
そして、その帰り道のこと・・・・。
道路は三桁とは云え100番台の国道。片道一車線でセンターラインは黄色。そして制限速度は50km。
交通量も少ないこんな時間帯なので、決して褒められたことではない上、推奨する訳ではないが、普通の感覚の持ち主ならば50kmを越えた速度で、場合によっては60km近い速度で走るのが一般的ではないかと思う。
所が、この日、小生の前を走る軽四輪は40km内外でトロトロと走っていた。メーター読みで40kmなので、実際には35~36kmと云った所だろう。50kmをキープしているのであれば、順法精神が旺盛なドライバーだなと半ば呆れながらも、そう思う所だが、制限速度を10kmも下回る速度しか出していない。
後ろに別の車が付いていること、自分は制限速度を10kmも下回って走っていることの自覚があれば、端に寄せて道を譲るなどしても良い筈だが、全くその素振りも見せないまゝ、トロトロと走り続けている。
追い越し禁止でなければ当然追い越し、何事もなく終わる所だが、それも出来ない。これまでであれば、パッシングなどしてもう少し速度を上げる様に促す所だが、道路交通法が改正され煽り運転が厳罰化された以上、迂闊にパッシングなどする訳にも行かず、延々と付き合わされてしまった。
穿った見方をすれば、意図的に煽り運転を誘い、その瞬間をドラレコで記録して、後日、警察に持ち込んで道路交通法違反の罪に問う愉快犯の可能性だってある。煽り運転は現行犯でなくても、証拠があれば、後になって貶めることだって出来てしまうので、こんな輩が居てもおかしくはない。
確かに煽り運転は危険なので取り締まる必要はある。しかし、煽り運転を誘う様なこんな走り方をするドライバーを取り締まる必要はないのだろうか?
2019/12/23
2019年 Eging 釣行記
日 時:12月23日(月) 15:30~23:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:タコ x 4
同行者:YGWさん
YGWさんと10日振りのコラボ釣行。
前回のFRYでは、YGWさんがミミイカを1杯掛けただけで、本命のヒイカについては二人揃ってパーフェクトに抑え止まれてしまう結果に終わってしまった。パーフェクトを喰らったのが小生だけならばいざ知らず、あのYGWさんも同じ結果だったことを見ると、12月に入ったにも拘らず、ヒイカは寄って来ていないことだけはハッキリした。
と云う訳で、今回はヒイカよりも大きなアオリイカ狙いで南端に出撃することになった。
13:00過ぎに自宅を出発。南端の待ち合わせ場所に到着したのは14:30頃。渋滞のために到着が遅れていたYGWさんと15:00頃落ち合い、生憎、本命の岸壁には先行者が居たので、次善の候補のTNK-TBに移動することに。
準備が遅かった小生が遅れてTNK-TBに乗って突堤の先端に到着すると、テトラに降りて既にキャスティングを始めていたYGWさんから
1投目からあたったヨ!!
ひょっとすると、今日は良い日に当たったか?
期待を胸に、直ぐにSephia S806ML-Sにラインを通しながら、海の様子を見ていると、YGWさんの到着を待っている間に見た時と同じ様に、強い潮の流れがはっきりと判る。YGWさんからも潮が左から右に速いよとサジェスチョンがあったので、エギはYGWさんお勧めのEZ-Qダートマスター3.5をチョイスし、潮流対策に仮面シンカー2gを装着して、15:30頃、キャスティングを開始。
所が、正面にキャストしても、エギは右横から帰って来る程の早い潮流でどうしようもない。そこで、更に2gのアゴリグシンカーを追加して見たが、幾分マシになったという程度。こうなると小生には手が負えないので、これまでであれば、早々に場所替えをしている所だが、YGWさんは、こんな状況でもアオリイカは必ず釣れるし、誰もが敬遠しライバルが減るので、かえって好都合だと集中してキャスティングを繰り返している。
そこで、小生も激流の中でのエギングを勉強する絶好のチャンスだとキャスティングを続けたが、どうにもやり難くて仕方がない。
日没時刻の16:30を回り、周囲の光量が少しづつ減って来てゴールデン・タイムに入ったが、アタリはYGWさんの1投目にあっただけ。そこでYGWさんは、本命岸壁のTRYに転戦して行き、小生は粘ることに。
周囲がすっかり暗くなった17:00頃。独り居残ってキャスティングを続けていた時のこと、着底した頃を見計らってシャクッて見ると何かゴミが掛かった様な重たい感触が伝わって来た。
所謂イカのアタリらしいものは感じることはなかった上、グィーン・グィーンの引きもなかったので、アオリイカではないことは分かったが・・・・。
抜き揚げてみると、エギに抱き付いていたのは、狙っていた軟体動物より足の数が2本足りないタコ。しかも、サイズもイイダコに毛が生えた程度で、これにはガッカリ。
18:00を回った頃になっても、生命体が掛かった感触はタコだけでアオリイカのコンタクトが期待出来そうにもない。釣れれば当然ある筈の連絡も入って来ないので、YGWさんも苦戦している筈だが、潮の流れで思う様な釣りが出来ないことに嫌気が差して来ていたこともあって、休憩がてらYGWさんの様子を見に行くことにした。
すると、こちらでもタコばかりとのこと。
この頃になると、比較的穏やかに吹いていた風が、向きを変え南東方向から強目に吹き出して来た。こうなると、小生のやる気は益々削がれてしまって、風前の灯火。
そうこうする内、TRYの先行者が引き揚げる準備を始めた。そこで、その先行者と入れ替わって釣り座を構え様と、クーラーやバッグを持って来たが、もう一つ気乗りがしない。そこで、何時でも釣りが出来る体制を整えてYGWさんの様子を見ていた。しかし、釣れそうな気配が伝わって来ない。
折角、本命のTRYに入れることにはなったが、釣れなければ意味がない。結局、先行者を交えた3人で暫し釣り談義の花を咲かせて時間を潰していた。
20:00頃(?)、釣りに来てロッドを振らないのも詰まらない上、いつ、巡って来るかも知れない千載一遇のチャンスをミスミス逃すことにもなり兼ねない。
と云う訳で、YGWさんの隣りに腰を掛けてキャスティングを再開したが、アオリイカは何処に行ってしまったのか、全く気配がない。一度でもコンタクトがあれば、気持ちの持ち様も変わって来るのだが、遂に本命のTRYを諦めてHKTーTDIに転戦することに。
その前に、もう一度TNK-TBの様子を見たいと云うYGWさんの希望でTNK-TBに寄り道をした所で、小生がこの日2匹目のタコをゲットしただけ。
21:00頃(?)、HKT-TDIに到着。実は、HKT-TDIに来る前に1番街灯付近をチェックしたのだが、ここでも音沙汰はなく、この日の惨敗はほゞ確実な状況だった。とは云え、HKT-TDIでは一縷の望みがあるかも知れない。こうなると、もはや神頼みに近い物があるが、兎に角、行って見ることになった。
KHT-TDIには、餌釣りのオッチャンが一人入っていたが、先端部は空いていたので、その先行者に断わって先端に釣り座を構え、気分を新たにしてキャスティングを再開。
しかし、こちらでも潮の流れが速くて釣り難い。こうなると気持ちが萎えるのは時間の問題で、集中力は30分も経たない内に、雲散霧消。
建物の陰に座って釣り談義をしたりして漫然と過ごし、ふと時計を見ると未だ22:00前でこのまゝ尻尾を巻いて引き揚げるには、少々早過ぎる。時間的には干潮時刻から1時間程経っており、そろそろ上げ潮が効き始める頃なので、ひょっとすると状況が変わるのでは・・・・・。
しかし、状況は変わらず、23:00頃、アオリイカからのコンタクトがないまゝ、気持ちも切れてしまってStopFishingとしたが、軟体動物狙いの釣りについては、YGWさんとのコラボで2連敗、小生単独も含めると3連敗と、冴えない年の瀬になって仕舞った。
2019/12/12
2019年 Eging 釣行記
日 時:12月12日(火) 15:15~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:FRY
釣 果:ナシ
同行者:単独
今回は久し振りにYGWさんとのコラボ釣行だが、生憎、夜になると北風が6~8mと強く吹く予報が出ている。
そこで、相談した結果、北風が強くなるまでの時間帯はDKKでアジングをし、北風の吹き具合でFRYに転戦してヒイカを狙う計画にして、15:00頃、DKKで落ち合うことになった。
14:30頃、自宅を出発。通常であれば30分もあれば着く距離だが、この日は自宅を出た途端にまさかの渋滞に嵌って、現地到着は15:15頃。
先着しているYGWさんを追い掛ける様にして岸壁に出て見た所、思いの外、北風が強く吹いている。岸壁の最奥に近い所でロッドを振っているYGWさんに声を掛けると、少し前までは風がなかったのに、小生の登場と共に急に北風が強くなったとまるで小生が北風を連れて来たかの様な口振り(笑)
暫く様子を見ていたが、風は弱まる気配も見せず、寧ろ、気のせいか強くなって来ている様な・・・・。少なくとも2時間位はアジングを楽しめると思っていたが、予報でも強くなる傾向だったので、相談の結果、予定よりは早いがFRYに行くことにした。
FRYに到着したのは16:00頃。
いつものことながら車がビッシリ止まっていて、岸壁には空きがなさそうな様子。兎に角、岸壁に行って見ようとYGWさんのカートに釣り道具を積み込んで岸壁に出たが、やはり空いた場所が見当たらない。
ベンチのある所に行こうとのYGWさんのリクエストで、1番街灯付近に歩を進め、その付近で少し広め、と云っても二人の間隔を充分に取れる程ではないが、詰めれば問題なくキャスティングは出来る位のスペースを見付けた。仲間内なので間隔が取れなくても問題はない。
と云うことで、1番街灯下に二人並んでキャスティングをすることにした。
16:15頃、NSL-S702UL/BFにおろしたてのアオリーQ RS ヒイカSP 1.6で、一足早くキャスティングを始めていたYGWさんの隣りに立って、小生も期待のキャスティングを開始。
所が、その1投目で、期待とは裏腹にヒイカよりも遥かに重たい地球を掛けて、敢え無く海の藻屑にしてしまうお粗末さ。前途多難を思わせる出来事だったが、気を取り直してキャスティングを続けた。しかし、一向に気配が感じられない。
隣りのYGWさんにもアタリはないとのこと。小生であればアタリを見逃すことは縷々あるが、YGWさんには考えられない。そのYGWさんにもアタリがないと云うことは、ヒイカが回って来ていない証拠。
18:00頃か19:00頃だったか・・・。
寄る年波の問題かも知れないが、この頃からの時間的な記憶がすっかりなくなっているので、時刻は不正確だと思うが・・・。
この頃から、強い北風に加えて釣れそうにもない雰囲気に諦めて引き揚げて行くアングラーが徐々に出て来て、釣り場には少しづつ空き場所が出て来た。そこで、背後から吹き抜けて行く冷たい北風を少しでも避けるために、背の高い植栽のある2番街灯下に移動。
強いて気持ちを新たに、キャスティングを続けたが、モチベーションは風前の灯火。隣りでYGWさんが黙々とキャスティングを繰り返していたので、何とか小生も続けられたが、単独ならばとっくに諦めていただろう。
20:00を回った頃、YGWさんにカップ・スープをご馳走になったりもしたが、気持ちが続くのはほんの10分程度で、惰性のキャスティングに戻ってしまう。
結局、違和感を一つも感じる機会さえ得られないまゝ、時間が過ぎ、遂に22:00頃諦めてStopFishingとした。
早いもので12月も中旬になったのに、ヒイカは何処に居るのだろうか?
こんな時期になっても、陸ッパリからタチウオが狙える程異常な海の状態なので、今シーズンのヒイカは望み薄なのかも知れない。
今日、YGWさんにも一度もヒイカのアタリがなかったので、ヒイカが居ないことだけは確実なんだろう。この先、更に海水温が下がれば回遊して来る可能性はあるのかも知れないが、果たして思惑通り回って来てくれるだろうか? ヒイカばかりではなくヤリイカにも影響が出るのではないかと、心配になって来る。
« 古い記事
新しい記事 »