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2017年釣行記(7) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:2月3日(金)
潮回り:小潮(↑)

場 所:MSK
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回は、新しく手に入れたSephia XTUNE S806ML-Sの墨付けに失敗したので、再挑戦する気でいたが、アタリらしきものがあったKTGHMにするかMSKにするか散々迷っていた。

KTGHMに入る場合でも、この日の潮回りは小潮で潮位も高くはないので、ニーブーツで充分だろう。しかし、駐車場に設置されている街灯の光りが弱くて、ティップでアタリを取ることは出来ないし、20:00頃から向かい風になる北風に向きが変わる予報が出ている。一方のMSKメトウイカ以外、殆ど良い思いをした記憶がない。しかし、ペンデュラムキャストの練習には、足場が良く街灯もソコソコあるので非常に都合が良いものゝ、21:00頃から北風4mになると云う。

散々迷ったが、MSKでのイカの状況もチェックしておきたいし、行く途中に釣り具量販店が2軒あるので、磯ダモの柄ゴム栓やディープ・タイプのエギの調達も出来る。ペンデュラムキャストの練習も北風が強くなる21:00頃までやれば充分だろうと、久し振りにMSKに行くことにした。

ペンデュラムキャストの練習には、明るい時間帯の方が何かと都合が良いので、早目の13:30頃自宅を出発。途中ゴム栓を求めてポ〇ントに寄ったが、扱いはなし。更に、上〇屋にもゴム栓はなく、ディープタイプのエギを2個購入して、MSKのイカの状況を訊ねた所、情報が入って来ていないので、良くないのでしょうとあっさりと云われてしまった。
時期的にアオリは駄目かも知れないが、何かしらのイカは釣れているのではと期待していたので、これにはガーン。
イカを釣ることではなくキャスティングの練習が目的だと自分に云い聞かせながら、車を走らせ、MSKに到着したのは16:00頃。

着いて先ずビックリしたのが、いつも駐車している広いスペースが塀に囲まれていて、駐車出来なくなっている。仕方がなく、駐車出来そうな場所を探して、周囲の様子を見回ったが、釣り人の姿が2人しか見えず、地元のオッチャンが一人もいないのが想像外。
上〇屋の店員の云う通り、状況は良くないのかも知れない

その内の一人に状況を訊ねると、埼玉からやって来たと云うその若者は、先週友人がコウイカをあげたと聞いたので来てみたが、アタリはまだない、とのこと。
キャスティングの練習をするなら、周囲に人がいない方が都合が良いとその若者の隣り5m程の所に入らせて貰ったのだが、何故かキャスティングの練習よりもイカのアタリを待つ姿勢が強くなって・・・・・・。

エギを着底させると、カンナに掛かって来るのは緑の筋状のアオミドロばかり。しかも、このアオミドロは、カンナに絡み付いていて、歯ブラシでもあれば別だが、指で取るには一苦労。
アタリもなく、アオミドロに絡まれるのにも厭になり、17:00過ぎに場所移動。

移動先は、エギングを始めたばかりの頃、良く行っていたTHRY
入りたかった防波堤の曲がり角には先行者が2人、航路側にも2人入っているので、岸壁で小1時間キャストしてみたが、こちらでもノーカンジ。先行者に訊ねてもアタリはない由。
周囲を歩き回って足許の墨跡を探したが、防波堤の曲がり角付近に比較的新しいのが一ヶ所だけで、岸壁は綺麗なもの。墨跡だらけで汚れているのも困りものだが、全くないのも・・・・・。これはアングラーの身勝手な考えだが、兎に角、イカが釣れている気配は皆無。

19:00頃、再度、場所替えでHKTに移動。
ここは、エギングを始めたばかりの頃に、立て続けにアオリを2杯掛けた思い出があるが、
今回はどーか?


墨跡がない。地元のオッチャン連中が一人もいないと来ては、イカが釣れたとしても交通事故の様なものでしかなく、実釣開始3時間も経っていないのに、気持ちは風前の灯火・・・・。
半ば惰性でキャスティングを続けているだけの状態で、頭の中は完全に場所選定を間違えた。KTGHMに行けば良かった・・・・

20:00を廻った頃から、予報より少し早く北風が強く吹き出し、それと同時に気温もガクンと下がって来た。そうなると気持ちが切れるのも時間の問題で、早くも、21:00前には気持ちも切れてしまってStopFishingとしてスゴスゴと引き揚げて来た。

今回の釣行の目的のペンデュラムキャストだが、動画等の説明にあるバットガイド付近まで長く垂らしを取ると、どうしてもロッドにエギの重さを感じることが出来ず、右手方向にすっぽ抜けることが多い上に距離も出ない。
これを避けるために、エギを振り子の様に前方から後方に振る様にして、身体の後ろに行ったエギの重さをロッドに感じた時にキャストすると、比較的上手く行く様だ。しかし、キャストの度にその様に出来るとは限らず、バラツキが多い。後背にスペースがない時もキャストし難い様に感じる。

一方、垂らしをその半分位にすると、バラツキも少ない様に感じた。距離もそれ程短くなった様にも思えないので、暫くは、少し短めの垂らしをしてみようと思う。
垂らしを短くしても、バスフィッシングの様にロッドの反発を使わずにキャストすれば、ティップの破損の惧れは少なくなるのでは、と考える次第だが、どうだろうか?

2017年釣行記(6) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:1月31日(火)
潮回り:中潮(↑↓)

場 所:KTGHM、KMKM、SKN
釣 果:ナシ

同行者:単独

前回、不注意から好きなSoare X-TUNEのS709ULTを折ってしまったので、その代わりを探していると、X-TUNEは昨年モデルチェンジをして現在は新旧のX-TUNEが併売されていることを知った。どうせ購入するなら新しいモデルをと思うのは当然のことで、S709ULTの後継モデルを探してみた所、どうやらS706UL-Tがそれにあたるらしい。

いたく興味をそそられ、直ぐにでも買おうかと思ったが、安くはない買い物。S803ULT30が代わりにヤリイカエギングに使えるかどうかを確認してからでも遅くはない。

と云う訳で、ヤリイカが出始めたとの情報のあるKTGHMで、Soare S803ULT30を使ってのライトエギングをする準備を整えていた。

そんな時、フト、エギング用のSephia XTUNEの後継モデルはどうだろうと興味が出て、ShimanoのHPを見ると、ショアティップラン用のS806ML-Sが新たにラインナップされているのを見付けた。ショアティップランは、以前から興味を持っていた釣り方なので、実売価格をチェックすると、早くもヤ〇オクで35,000円で出ているではないか。
S706UL-Tではグッと堪えたのに、S806ML-Sでは堪えきれず、気が付いていたら入札しており、結局37,000円で落札した次第。
そのS806ML-Sを落札したのが、日曜日の28日の深夜。直ちに送金の手続きを取り、現物を手にしたのが、ヤリイカ狙いで釣行する予定だった31日の昼頃。

新しく手に入れたロッドを試したくなるのは、自然の成り行きで、この日はアオリイカを狙うことに予定を変更して、自宅を15:00過ぎに出発。現地の駐車場には日没時刻の17:00少し前に到着。
準備をしながら磯の様子を見ると、駐車場には車が3台程駐車しているものゝ、目的の磯には釣り人の姿は見えず、風はなく、波もないのでエギングの条件としては悪くない。しかし、満潮に近い時刻であることもあって、潮が磯と岸壁の間にも入って来ており、長靴では先端まで出ることは難しそうで、ウェーダーを準備して来れば良かった・・・・

先端までは出られないものゝ、途中の少し高い岩に釣り座を決めてキャスティングを開始。
と云っても、このSephia XTUNE S806ML-Sでは、これまでの様なキャスティング方法は避けなければならないらしい。ShimanoのHPには、ティップの破損を防ぐために垂らしを長く取ったペンデュラムキャストを推奨するとの記載がある。垂らしを長目にとってキャストする方法は、以前からティップの破損する惧れがすくないないと云われていたが、小生はバス・フィッシングをやっていたせいか、垂らしを長くするとタイミングが上手く取れず、自然に垂らしが短いキャストになっていた。
今回は、意識して垂らしを長くしてペンデュラムキャストを心掛けたが、やはりタイミングの取り方が良く分からない。兎に角、練習してコツを掴むしかない。

そして、ティップでのアタリの取り方。
これも動画を観ただけで、実体験としては全くないので、手探り状態。
今回、キャスティングを始めて間もなく。日没時刻を過ぎたばかりでまだ明るさが残っている時のことだった。2.5号のエギを結んで慣れないペンデュラムキャストをして20カウントまで沈めて、3回軽くシャクッて水平にサビいていると、ティップがクッと小さく動いたことがあった。この時は、
アレ、何だ?
と思いはしたが、合わせを入れることが出来ず、続いて次のシャクリを入れた所、海藻の塊かゴミでも掛けた様にグーッと重たくなった。詰まらんものを掛けてしまったと思いながら、静かに寄せて来た所、突然グィ~ン・グィ~ンとアオリの引きが伝わって来た。
アッ
と思った次の瞬間ロッドが軽くなって・・・・・。

思い返してみると、あのティップがクッと入ったのが、間違えなくアオリのアタリだったのだろう。手元に衝撃もなかったので反射的に合わせを入れることも出来なかったが、あのアタリが取れれば、はやり釣果は伸びるに違いない。
ただ、問題は、夜はどうするか・・・・・。
ティップの動きでアタリを見るのであれば、明るくなければティップが見えない。昨夜は、サビク時はティップをヘッドランプで照らし、キャストする時はランプを消す等して、出来るだけ海を照らさない様にはしたのだが、これで良いのだろうか?
ティップに蛍光塗料でも塗ろうか?

結局、昨夜は、潮位が下がって磯にも立てる様になり、イヨイヨこれからと気合を入れ直した20:00頃から、向かい風が強く吹き出して来て、KTGHMは終了。

帰りにKMKMSKNと回ったがアタリもなく、反対にエギを1個奉納して22:00頃StopFishingとした。

今回は、初めてのロッド初めてのペンデュラムキャスト初めてのティップラン始めて尽くしで、釣果はなかったものゝ、それなりに楽しいエギングだったが、もう少し場数を踏んで慣れる以外にないと思った次第。

2017年釣行記(5) – LEG

2017年 Eging 釣行記

日 時:1月26日(木)
潮回り:大潮(↓)

場 所:SOFKZK
釣 果:アオリイカ x 2(400、600g)、ヤリイカ x 1

同行者:単独

天気予報では、火曜日から木曜日に掛けて風の弱い日が続くとのこと。
であれば、家に燻っているのは勿体無い。NGTBNで良型メバルを狙うのも良し、MHR-KGNでロリ・メバルと遊ぶのも良し・・・・と思ったが、どちらも、前回の釣行結果から考えるともう一つ状況が芳しくなさそうで、折角のチャンス故、前回の二の舞は避けたい。
と考えていて、フト、以前、空読さんこの時期はヤリイカを狙っていると云っていたのを思い出した。そこで、迷惑を承知で空読さんに色々とお訊ねをして情報を頂いたので、ヤリイカをエギングで狙うことにした。
思えば、メトウイカをエギングで釣ることも空読さんに教えて頂いたし、今、夢中になっているアジングも、ことの最初は空読さん孤島に連れて行って貰ったのが切っ掛けで、小生のライト・ルアー・フィッシングの殆どが空読さんの手解きによるものであり、改めてお礼を申し上げなければならないと思う。

と云うことで、SOFKZKに行くことにしたのだが、ここは昨年SGMRさんに教えて頂いた場所で、その時、ヤリイカだと思うがイカを入れ掛かり状態にしているエギンガー二人を目撃したので、それにあやかりたいと思ったのが場所をここにした理由。

自宅を14:00過ぎに出発。
出発して30分も経たない頃、腰に鈍痛が・・・・。引き返そうかとも思ったがそのまゝ道中を進んで、現地駐車場には予定通りの16:30過ぎに到着。
直ぐに道具を担いで、昨年来た時の記憶を頼りに踏み跡を辿って急坂を下って行き磯の取り付き口に到着。しかし、付近一帯が濡れている。思いもしなかったが、ウネリが入っている様子で、このまゝ進むのに躊躇するものがあったが、大潮の下げ潮なので、これ以上悪くなることはないだろう。
そのまゝ磯の先端に向かった所、昨年入れ掛かり状態にしていたエギンガーが立っていた場所にはメジナ師が二人、その奥には二人、更に、小生の直前に入ったと思われる若者が一人とウィークデイにも拘わらず先行者が大勢入っていて、これも想定外。

と云う訳で、最後に入った小生は昨年と同じ場所に、取り敢えずの釣り座を構え、準備に入った。今回はヤリイカが狙いのため、エギは大きくて2.5号なので、ロッドはSoare XTUNEのS709ULT0.3号のPE1.5号のリーダーの組み合わせを選択。

準備をしながら若者に様子を訊ねた所、昨年はヤリイカの当たり年で、この時期には釣れていたが、今年はまだ入って来ていない。アオリイカも数が少ない様だとのこと。この若者は車で5分の所に住んでいる地元のエギンガーで、良くこの磯に通っているとのことなので、確かな情報だろう。しかし、そうだとしても急坂を上って引き返す気が起きる筈もない。

先ず、2.5号のエギを結んで、キャスティングを開始したのは17:00頃。しかし、まるで雰囲気がない。そこで、メバルの様子を探るために浅場に移動してプラグをキャストして見たが、こちらも全く音沙汰がない。
であれば、メバルを諦めて本命のヤリイカ狙いに徹することにしよう
元の場所に戻り、若者にアタリの有無を訊ねた所、既にアオリのキロ近い良型を挙げたとのこと。
直ぐにルアーを2.5号のエギに替えて最初のキャスティング。20カウントした所でラインを張ると、微かにエギが重たく感じられる。そこで、ラインを張ったまゝ様子を窺って見た所、エギを引っ張る様な動きが伝わって来たので、軽く聞き合わせを入れると、それ程力強くはないが懐かしいグィ~ン・グィ~ンのアオリの引き。揚がって来たのは400gの緑色のアイシャドウをした可愛娘ちゃんで、17:45頃のこと。

それを見た件の若者が、遠くからやって来たのにお土産もないのは辛いけど、出来て良かったネ~!!
髪の毛を染め、眉毛に剃りを入れた若者がそんな言葉を掛けてくれるとは思わなかったので、その一言で何となく嬉しくなってしまった。
その直後、その若者にも同じサイズが来て、地合いの到来か・・・・・。
とキャストする手にも力が入ったが、アオリのアタリはそれっ切りでエギを替え、コースを替え色々とやって見たが、全て空振りに終わり、その若者は18:30頃、お先に。頑張って下さい。と引き揚げて行ってしまい、磯は小生の貸し切りに。

18:00頃から強く吹き出した風を背に受ける様に、磯の先端に移動して釣りを続けたが、灯りもなく暗い磯に只独りで、しかもアタリがないとなるとモチベーションは下がるばかり。
腰は痛いし、お土産も出来たので、上がろうか?等と考えながら、半ば惰性でキャスティングを続けていると、20:00頃になって若者エギンガー二人がやって来て、今晩は。ヤリはアタリますか?と声を掛けて来て、小生を挟んでキャスティングを始めた。
同好の士の登場に気持ちも持ち直し、キャスティングを繰り返したが相変わらずコンタクトがないまゝで、20:30頃には二人は引き揚げて行き、小生は再び取り残された格好。
その直後、ジワ~と重たくなる様な違和感を合わせて見ると、本命のヤリイカ。と云っても沖漬けにジャストサイズの超小型で、これはノータッチリリース。

21:00頃を回り、揺れる気持ちが引き揚げることに大きく傾いた所で、これが最後とばかりにエギを追い風に乗せる様にして大遠投。そして、根掛かり覚悟で50カウントした後、シャクリを入れると、ズシーンと重さが伝わって来た。
やっぱり根掛かりしてしまった!!
しかし、重さと同時に先程よりは力強いグィ~ン・グィ~ンがあり、それに合わせてロッドもお辞儀をしている。
エギング用のロッドでは何の問題もないが、メバルメッキ用の柔らかいロッドに0.3号のPEでは無理は出来ない。ゆっくりとリーリングをして寄せて来たが、足許のハエ根に貼り付きそう。場所を移動する度に持ち歩いていた玉網は、こんな時に限って手元に持って来ていない。
時折潮が洗う足許の根の上に、騙す様にして抜き揚げてホッとしたのがいけなかった。更に上に上げようとした時にロッドを立て過ぎてしまった様だ。
パキッと乾いた音が頭の上で響いて、Soare XTUNEのS709ULTを敢え無く殉職させてしまう結果になってしまった。

これを機に引き揚げようと思ったが、1杯出ると更にもう1杯と欲深いのがアングラーの性。Soare30 XTUNE S803ULT30にロッドを替え、追加を狙ったが、これは空振りで、干潮時刻間近の22:00頃、StopFishingとして、急坂をゼイゼイと息を切らせて引き揚げた。

今回は、ヤリイカ狙いで出撃したので、アオリイカは立派な外道。と云っても、これは嬉しい誤算で、アングラーとしては複雑な思いがする。

所で、今回、久し振りに片道100km超の道程を走って釣りをして来た訳だが、何故か疲れを酷く感じる。アオリイカを追い掛け回していた頃は、下田や、その先、また西伊豆や沼津にまで足を延ばし、一睡もせずに帰って来たことを考えると、思いたくはないけれど、やはり歳を取ったことがヒシヒシと・・・・(涙)

2016年釣行記(35) – EG

2016年 Eging 釣行記

潮回り:中潮(↑↓)
場 所:ZMKZ-KGN
釣 果:1kg, 400g各1杯
同行者:単独

予報では10時頃までは弱い北風。
ZMKZ-KGNでボート・エギングをする際には、北風が必須の条件。しかも弱いと来ては、行くしかない。

ZMKZ-KGNには5:00少し過ぎに到着。早速、ボートを借りようと店にまで行った所、店は開いているのにオヤジの赤銅色をした顔が見えない。仕方がないので、帰って来るのを待っていると、隣りの棟からヒョコヒョコと出て来た。
訊けば、既に2艘出したが金曜日なので、客はもう来ないと思っていたとのこと。何とも商売っ気のないこと。

直ぐにボートの支度をして貰いポイントに向かって岸払い。
前回は、空読さんが漕いで呉れたので、何とも感じなかったが、これが結構きつい。後ろを振り返ると未だ半分程しか来ていないのに、もう腕が鈍って怠くなって来ている。これも緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんに会うためには仕方がない・・・・。

ポイントには先行者が2艘。1艘は前回空読さんが止めた所、もう1艘は右側の沖に止めてキャスティングをしている。
小生は、2回目のこと故、ポイントの見当が付かない。心積もりとしては、前回の場所を考えていたが、先行者がいるので、その岸寄りに離れてアンカーを落としてキャスティングの準備を開始。

キャスティングを開始したのは5:30頃。
前回のポイントでは20カウントで海藻が掛かって来たが、このポイントでは40までカウントしても海藻も掛からず根掛かりもしない。この付近一帯は砂地混じりの岩礁帯とのことなので、エギが着底する付近は砂地なのかも知れない。
少しでも海藻がありそうな場所を探してキャスティングを続けていたが、可愛娘ちゃんからのコンタクトは感じられない。前回、最初のアタリがあった6:00はアッと云う間に過ぎてしまい、ボート漕ぎで疲れた腕にエギングロッドが殊更に重たく感じる。

他の2艘の様子を窺いながらキャスティングを続けていると、右側の沖のエギンガーが取込みしているのが目に入って来た。ピュッピュッと噴射している海水が見えるので、良型のアオリだと判る。暫くして、今度は前方のエギンガーが玉網を出している。

これで小生を除く2人はボーズではなくなったが、小生には何のコンタクトもないまゝ、時間は7:00、8:00とドンドント過ぎて行き、そうそう美味いことが続くことはないと半ばボーズを覚悟した程。

8:30頃、前方のエギンガーが場所を移動したので、小生はその後に移動。
気も新たにキャスティングを続けたが、やはりアタリはなく、9:00を廻った頃には引き揚げる積りにもなっていた。
所が、風は岸からの北風で朝方よりは強く吹いている。この風に逆らって戻るのも辛い。10:00過ぎから南寄りに変わる筈なので、それまで我慢することにしよう。

EG-2016-0029:20頃、20カウントした所でシャクった所、エギかラインが何かに擦れる様なズルズルと云った変な感触があった。
うん、何だ?????

念のため、一呼吸おいた所で合わせを入れると、ガツンとロッドが止まって、次の瞬間グィーンとロッドを絞り込む大型特有のトルクのある引き。
墨を出来るだけ吐かせる様にゆっくりと慎重に寄せてヘラブナで使っていた玉網に収納すると、直径35cmの玉網からはみ出す程の良型のオス。

それから30分の後の10:00少し前、この日の2杯目。
今度も良型の引きを楽しみながら寄せて来て来た所、カンナの掛かりが悪かったのか、玉網入れ寸前にビューッと墨を噴水の様に噴射すると同時に海に帰って行ってしまった。
これを寄せながら、これで近所の魚好きにお土産に出来ると思ってしまっただけに、悔しい悔しいバラシだった。

その悔しさから回復しないままにキャスティングを続けていると、10:30頃、シャクッたロッドがガツンと止まるアタリで来たのは、400gと小振りなメス。
この1杯で、バラシた悔しさも幾分和らいだ所で、北風が幾分収まったのを機にStopFishingとした。

2016年釣行記(32) – EG

2016年 Eging 釣行記

潮回り:小潮(↑)
場 所:ZMKZ-KGN
釣 果:800g、400g 各1
同行者:空読さん

以前からお願いしていたZMKZ-KGNでのボート・エギングにお誘い頂いたので、カミさんとの約束をドタキャンして、久し振りのエギングに出掛けることにした。

ボート屋の開店時刻は5:00とのことなので、余裕を見て4:30頃に空読さん宅着の予定で、自宅を3:00頃出発。
空読さん宅近くになって少し道に迷ったが、予定時刻に5分遅れで到着。

ゆっくりと支度をして海岸に向かうと、歩いて5分程で店に到着。空読さんは独りの場合は家からゴム・ボートを担いで来ると云うが、こんなに近ければ、さもありなんと納得した次第。

5:00少し前、真っ黒に日焼けをしたボート屋の親父に見送られて、岸払い。
オールは空読さんが握り、岸から300~400m沖に移動した所で、アンカーのコンクリートを落として釣り場を確保。
風も波もなく、ボートから海の中を覗けば、黒い海藻帯と白い砂地がはっきりと見える。

早速、キャスティングを開始したが、エギングロッドの重いこと。と云っても、磯でのエギングと違ってフル・キャストをする必要はなく、軽く振るだけで良いので、この点は大いに助かった。

直ぐにでもコンタクトがあるかと期待していたが、これはこちらの勝手な思い込みで、なかなかアタリが来ない。空読さんの云う通り360度がポイントなので、右を向いたり左を向いたり色々な方向にキャスト。
3.5号のエギで20カウント程で海藻がカンナに掛かって来るので、水深は4~5m程度と浅い。

6:00少し前、20カウント後何度目かのシャクリをした所、ロッドがガツンと止まって、思わず、来たよ!!!

ロッドをグィーングィーンと締め込むイカ独特の懐かしい引きを味わいながら寄せて来たが、磯と違って、目線が海面に近いので、プシューッ・プシューッと墨と海水を噴射するアオリの姿が直ぐ目の前に見えて、意外とスリルがある。

型は400g程と小振りだが、ボートなので抜き上げることは出来ない。そこで、空読さんに玉網で掬って貰って、しかも、スカリに収容して貰った。
玉網は空読さんのものだし、スカリに至っては購入したばかりとのことで、さぞかし自分の獲物で墨付けをしたかっただろうと思うと、少々気が引ける。

EG-2016-001その後暫くの間、ダンマリの状態が続いたが、6:20頃、今度もロッドがガツンと止まるアタリで、1杯目よりも強い引き(写真は2杯目の800g)。

2杯ともガツンとロッドが止まって獲ったもので、釣ったと云うよりも釣れたと云う方が正解で、今一つの感があるが、兎に角、結果オーライ。

空読さんの釣り場を案内して貰い、ボートを漕いで貰いしているのに、小生ばかり良い思いをしているのは申し訳ない。空読さんにも何とか来て欲しいと思っていると、背中から、アッと声があり・・・・。
エギをグイーングイーンと引っ張るアタリがあったのに、乗せられなかったと悔しそうな顔。

その後は、アタリは皆目なく、9:00頃には二人とも集中力も切れて、キャスティングをしているよりも釣り談義をしている方が多くなり、結局、10:00頃に沖上がりのStopFishingとした。

所で、今回はボート・エギングを案内して頂いたが、これ以外にアジングや、メトウイカのライト・エギング空読さんの手解きによるもの。つまり、小生が現在楽しんでいるライト・ルアー・フィッシングの半分程は、空読さんのお蔭によるもので、この場を借りて、お礼を申し上げたいと思う。
空読さん、本当に有難うございました。

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