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2016/10/18
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 31、イシモチ x 1、タチウオ x 4
同行者:単独
タチウオのワインディングは昨年からしているが、生憎、ワインディング用のロッドを所有してはいない。そこで、8.6ftのエギング・ロッドを流用していたのだが、このご老体には身体的負担が大きいので、今は使わなくなったていたSAMURAI BLADE 86 Inheritorを短く詰める改造をしていた。しかし、尻に火が着くまでは中々行動を起こさない小生の悪い癖が発揮されて、シーズンが来なければ出番がないと、途中で放置していた。だが、前回、タチウオが出たことを確認出来たので、慌てて工作を再開し、何とか今回の孤島出撃に間に合わせたと云う次第。
完成すれば直ぐにでも使って見たいと、今回も孤島’に行くSGMRさんとは別行動で、単独で孤島に行くことにした。
孤島到着は、いつもより早い14:00過ぎ。
ウィークデイの火曜日であるためか、アングラーの数は少なく、アジンガーは小生1人、他にはシーバサーが2人、黒鯛師が3人のみで、ベスト・ポジションはがら空きだったので、迷わずお気に入りポイントに釣り座を確保。
風は北東or北北東で、左前方から少々強目に吹いて来ているが、この状態であれば、お祭りを心配することなく風上に向かってキャスト出来るので何とか対処は出来る。
15:00過ぎ、アジンガーが1人登場。
16:00過ぎになって、2人組アジンガー。結局、この夜のアジンガーは小生を含めて4名だけで、航路側から2人組、15:00のアジンガー、そして小生の順にゆったりと間隔を取ってアジングをすることに。最近は大勢のアジンガーで混み合い、釣り座の確保に気をもむことが多かったので、何かしら新鮮な感じがした。
今回のことを見ても、やはり小生の様な毎日が日曜日の生活を送っている者は、週末や祝祭日は出来れば避けた方が良いのかも知れないと思った。
陽が高い内は、SAMURAI BLADE改の調子を見るべく、15gや20gのメタルジグを結んでキャスティング。空気抵抗の少ないメタルジグをキャストする分には、長さが短くなったりガイドの位置をずらしたりした影響は感じなかった。孤島でタチウオを狙うには、遠投する必要はないので、例え影響があっても問題はない筈だし、まずまず合格点を与えて良いだろう。
この日のファースト・フィッシュは、前回と同じイシモチで、日没時刻の17:00を過ぎたばかりの時刻にジグパラshortタチウオスペシャルカラー20gのアシストフックを咥えていた。
その直後にも小さな魚を掛けたが、リーリングの途中でいきなり強烈な引きに変わって、バレてしまった。正体は見えなかったが、どうも、シーバスが掛かった魚に喰い付いた様だ。
その後、SAMURAI BLADE改のテストを終え、アジングに注力することにした。風は、左前方から吹いて来ており、少しやり難いが、例によって最近のエースであるSoare改に1gのJHでスタート。
開始して約30分後の17:30過ぎ、チッとした極々小さなアタリで来たのは20cm程度の濱アジで、小振りながらボーズ逃れの嬉しい1匹。
その後は、19:00頃までにツ抜け直前と順調だったものゝ、ツ抜け達成に30分近くも要し、その後はアタリが遠くなって伸び悩み・・・・まるで前回のビデオを見ている様な展開。
21:00過ぎになって、事態を打開すべく裏側に移動。潮は左から右に早いが、誰も居ないことを幸いに左45~60度にキャスト。2~3投した所、JHがほゞ正面にまで潮に流されて来た所で、何やらモヤモヤとした感触があるので、腰を落ち着けてやって見ると・・・・、ビンゴ!!
連続したアタリはなかったが、比較的短いテンポでアタリがあって、22:00過ぎまでの1時間で10匹をゲット。この時点で総数、20匹程。サイズも表側よりも一回り大きいので、続けようと思ったが、22:00を廻るとピタリとアタリがなくなってしまった。
そこで、元の場所に戻って、再開。
元の場所に戻ってからは、本当にポツリポツリしかアタリがない。そんなアタリを拾っていると、23:00を廻った頃、隣りのシーバサーのルアーにタチウオが掛かったのを目撃。孤島でのタチウオは朝間詰めを狙う積りでいたが、直ぐ近くでギラギラと輝く細長い魚体を見てしまっては、ジッとしている訳には行かない。
早速、ワインド用のワームをセットしてキャストをしてみた所、その第一投目でガツン。SAMURAI BLADE改を大きく曲げてお目当てのタチウオが掛かって来た。サイズも指3本少々と前回よりも少し大きくなっている印象。
しかし、群れが小さいのか、アタリが続かない。
やはり、タチウオは朝間詰めを狙うことにして、アジングに復帰。そして、2:00過ぎに目標の30匹超えを達成した所で、今回のアジングを終了。
2:30頃、朝間詰めの時刻には若干早いきらいはあるが、前回は、3:00過ぎ頃からタチウオがピカピカと海面下で光り出したので、早過ぎると云うことはないだろう。
しかし、タチウオのアタリはない。そこで、時間潰しを兼ねて、長い堤防を端から端までチェックすることにして、陸側の先端に移動。すると、周囲が暗いので居るかどうか心配だったが、意外にもガツンとアタッて来る。これは掛けてリーリングを始めた瞬間に残念ながらバレてしまった。また、掛けることは出来なかったがタチウオと思われるアタリが2度、3度とあり、思いの外暗い所にも接岸して来ていることが解ったので、今後の参考になりそう。
チェックが終わった所で、元の場所でワインディングをするために戻ったが、ライズがあってもおかしくはない時刻の筈なのに、どこにもタチウオの気配は見えない。
寄って来ていない????
一寸、拍子抜けしながら、ワインディングをしてみると、4~5投目でガツンと、本日の2匹目をゲット。そしてアタリが遠くなったのでアクションをトウィッチイングに替えた所で2匹を追加。
その頃になると東の空が白み始め、同時にアタリがなくなったので、久し振りに大いに満ち足りた気分でStopFishingとした。
この日は、タチウオ狙いのために2:00過ぎにアジングを止めたが、他の3人のアジンガーは、明るくなるまで好調にアジを掛けており、一時的な谷間はあったが一晩中アタリが続いていた。
アジの好調振りとタチウオの寄りには関係があるのだろうか?
そう云えば、昨年、タチウオが海面下でギラギラと激しくライズしている時には、アジは余り釣れなかった様な記憶があるが・・・・。食物連鎖の関係では、タチウオの方がアジよりも上位にあるのだろうし、タチウオが群れている時はアジは警戒して喰いも悪くなる・・・・のかな?
2016/10/14
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 24、イシモチ x 2、タチウオ x 2
同行者:FKGWさん(HRSさん)
今回はFKGWさんとコラボすることになっていたし、ボチボチ出始めている筈のタチウオを狙いたかったので、小生は孤島にSGMRさんは孤島’でと別行動をとることに。
週末を控えた金曜日であることに加えて、前日には80匹の好釣果だった旨の情報が流れていたので、孤島はこれまでになく混むことは必至。そこで、釣り座の確保のために、いつもよりかなり早い14:00頃には到着したいと考えていたが、歳のなせる業か時間計算を間違え、結局、15:00過ぎに到着。
突堤に着いて見ると、航路側には餌釣り師、その隣りにアジンガーが3人並んで釣り座を構えている。しかし、その席の間隔がどうにも中途半端で、割り込むには少々狭いが、そこまで広くとらなくても・・・・。
と云う訳で、小生は、足場が広い所から狭くなった接続部分に席を確保。その陸側隣りに同時に到着した強面アジンガー。どうせなら、後からやって来ることになっているFKGWさんと並んで釣りをしたかったが、これでは無理なので、成り行きに任せることに。
斜め左前方から吹いて来る風は、予報と違ってかなり強目。
16:00頃、直ぐにでもアジングを始めようかと考えたが、陽もまだ高く、先行者に様子を訊ねた所、アタリはないとのこと。
そこで、タチウオのワインディング用に持って来たSephia XTUNE S809M/Fに20gのメタル・ジグの組み合わせで時間潰しのキャスティングを開始した。
その第1投目のこと、着底を待って何度かリフト&フォールを繰り返した所で、ブルブルと感じるアタリ。まさかと思いつつ合わせると、小生にとっては初めてのイシモチでビックリ。所が、珍事はこれだけで終わらず、2投目で又もやイシモチ。こうなると助平心が湧いて来てもっと釣ってやろうと思うのは釣り人の悲しい性。しかし、アングラーがそう思うと釣れなくなるのが常で、イシモチはこれで終了。
強目の風は一向に弱まる気配を見せず、何となく気分が乗らないままアジングに移行。
強い風を考えて、先発は、8326#1Bに1.5gのJHの組み合わせをチョイスして何度かキャスティングをしたが、どうもしっくりこない。そこで、エースにのし上がったSoare改に1.3gのJHに変更。
17:00過ぎ、FKGWさんが登場。
先行者の二人が20:30頃引き揚げるとのことだったので、FKGWさんにはその後に移動して貰うことにして、取り敢えず、強面アジンガーの陸側隣りに座って貰った。
それから程なくして、アジからのコンタクトを集中して待っているとチクッとした極く小さなアタリ。
ウッカリすると見過ごしてしまいそうだったが、集中していたこともあって合せも無事決まって、この日最初の本命をゲット。時刻は、日没時刻の17:02を過ぎて周囲が薄暗くなり始めた17:20頃のこと。
その1匹の後、暫くはアタリが遠かったが18:00頃からは、アタリが続く様になって、FKGWさん自作の1.2gのJHで連発。19:00頃にはツ抜け直前の9匹を数え、これまでにない程順調にスタート。
その頃には、強面アジンガーの向こう側からもチリチリとドラグ音が聞こえて来ていたので、暗い上にヤードの光で逆光になっていてシカとは見えないが、FKGWさんもアジを釣っている様子。
この分で行けば目標の30匹達成は訳ないことと思ったが、ツ抜けの10匹目を獲るまで若干時間が掛かって、19:20頃。そして、11匹目は20:00過ぎと徐々にアタリの間隔が広くなって来た。
20:30頃になり先行者が引き揚げて行き、入れ違いにHRSさん他1人が登場。FKGWさんには先行者の後に移動して貰い、小生も隣りに移った所で、気を取り直して並んでキャスティングを再開したが、コンタクトは皆無。
所が、その頃から、足場の細い隣りに入ったアジンガーにアタリが続き、FKGWさんに移動して貰ったのが裏目に出た格好。
結局、日付が変わる頃までノー・バイト。
このまゝ貧果で終わってしまうのかと思っていた所、24:30頃からポツリポツリとアタリが出始めて、4:00過ぎまでの3時間程で13匹を追加。
4:00を廻った頃から、タチウオが海面直下でキラリと光り出したのを機に、ワインディングに変更。
そして、4:20頃、シャクったロッドがガツンと止まり、その直後にギュイーンとロッドを絞り込む強烈な引き・・・。
その瞬間に歳も忘れて、
来たー!!!
と大きな声を出していた(汗)
忘れられなかったアタリで待望のタチウオをゲットし、その直後に1匹を追加。
それまでは、北風に吹かれて寒く、防寒対策不足を感じていたが、タチウオを獲った瞬間に寒さは何処かに飛んで行き、もう1匹、もう1匹と更なる追加を求める始末。しかし、ガツンとしたアタリはあったがバラシたものが2回、何の感触も残さずリーダーから切られたのが1回でワインディングは終了。
今回のアジングは、目標の30匹には届かなかったものゝ、チクとした極く小さなアタリをものに出来たことに加えて、FKGWさんもツ抜けを超える釣果だった上、待ちに待っていたタチウオの強烈なアタリを味わえたので、非常に満ち足りた気分でStopFishingとすることが出来た。
2016/10/12
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1
同行者:単独(YTさん)
2016年のメッキ・シーズンの幕開け!!!
と云っても、かなり前からメッキが出ている情報はあったが、孤島でのアジングに精を出していたので、小生にとっての幕開けと云うことになる。
4:30頃、自宅を出発。ほゞ1年振りに走る1号線に渋滞はなく順調に走り、現地到着は5:30頃。
早速、ウェーダーを穿いて釣り場に向かった所、残念ながら井桁突堤にはアングラーの姿が見える。そこで井桁には寄らずに直接石積み突堤に向かうことにした。
石積み突堤全体を俯瞰出来る位置に立って様子を窺うと、第2ブロックにはアングラーは見えるが、幸いにも第1ブロックには誰も入っていない。
第1ブロックの先端の沖側の角は、メッキに限らずシーバスやダツ、ボラが良く集まっているので、石積みに乗る際には必ずチェックすることにしているポイント。
そこで、干潮で顔を出したサーフを横切って第1ブロックの先端に急行して、6:00少し前に到着。
風は予報通り北風が少し強め。しかし、南に開けているYNGSMではフォローになるので、全く問題ない。波も穏やかでメッキを狙うには絶好の条件。しかも、干潮の潮止まり直前とあって、潮位が低くなっており、いつもは乗ることの出来ないテトラにも余裕で乗ることが出来る。
ラインを通しルアーを結びながら様子を見ると、ダツかボラか正体は良く判らないが、海面がザワザワとしている所が、あちらこちらに見え、自然に気持ちが昂って来る。
6:00を廻った頃、Soare Xtune S709ULTにD-Contactの組み合わせでキャスティングを開始。
追い風に乗って、大きく開けた海の上を遥か遠くに飛んで行くルアーの黒い影を見るのは開放感や爽快感があり、孤島でのアジングとの際立った違いを痛感してしまう瞬間。
10分、20分・・・キャスティングを続けたがメッキからのコンタクトはない。右に左に扇状に探り、表層から底付近までメッキを探したが、留守にしている様子。
メッキ狙いでは税金のダツのバイトもない。
そこで、ルアーをAKM48の赤金に替えた所、一発でダツが掛かって来た。しかし、次のキャストでは見向きもしない。
場所を替え、最後にはメタルジグのSoare Metalshot TG 7gで遠投して見たがこれにも無反応だった。そこで、NSHM方面に大きく場所を移動することにした。
突堤を歩きながら、フト陸の方を見ると、バイクに乗った男が手を振っているのが目に入って来た。
しかし、目の悪い小生が幾ら目を凝らして見ても、小生に向かって手を振ったのかどうかが定かではない。それどころか、手を振ったかどうかさえ怪しく思えて来た。そうは思っても、ひょっとしたらYTさんかも知れないと、YTさんに電話を入れてみたが、電波状態が悪くて繋がらない。
そうこうしている内、その男は、バイクから降りて小生に向かって歩き出してきた。そこで、やっとその男がYTさんであると確証を得た次第。
これまでと同じ様なニコニコ顔のYTさんは以前より少し肥えた様子だが、元気そう。
YTさんにこれまでの状況を説明し、場所移動をしようとしている所である旨を伝えると、井桁の方が良いだろうとのこと。
そこで、NSHM方面への移動は止めて、井桁に入ることにした。
井桁に入ったのは丁度干潮時刻の7:40頃。
直ぐに並んでキャスティングを始めて、暫く経った8:00頃。
井桁突堤の角からキャスティングし、アクションを加えながらリーリングしていると、ルアーが10m程先に薄く見えるシモリ付近に差し掛かったと思った時、この日初めてのコンとした感触。残念ながら、これは空振り。
後ろで見ていたYTさんに促されて同じコースを通すと同じアタリで、今度は合わせが決まり、懐かしいメッキの引きが伝わって来た。
上がって来たのは17cm位のローニンだが、2016年のメッキ開幕を祝う獲物。
その後、2度それらしい感触はあったが正体は不明。
干潮時刻を過ぎ上げ潮が効き始めて、少し波立った所で状況が変わることを期待したが、全くアタリがない。
10:30頃、早上がりして行ったYTさんと別れて、小生は、再度、石積み突堤を探りに行ったが、これは徒労に終わり、11:30頃StopFishingとした。
と云う訳で、2016年のメッキ開幕は、小振りとは云え立派なメッキをゲット出来たので、好スタートが切れたと云っても良い結果だった。
しかし、それにもまして嬉しかったことはYTさんの復帰で、体調を崩して昨年は殆ど釣りが出来ず、自宅に籠っていたYTさんが、こうしてロッドを手に来てくれたことが、ことの他嬉しかった。
2016/10/07
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 37、マゴチ x 1
同行者:SGMRさん(MZOさん、HRSさん)
前回は前半こそ好調だったが、日付が変わってからは全くアタリがなくなって典型的な竜頭蛇尾に終わり、目標の30匹は達成出来たものゝ、何処かしら満足感のない結果だった。今回は、その様なことなく目標の30匹を超える結果を得ようと、前回に引き続いて、SGMRさんとコラボ釣行。
孤島’には15:00過ぎに、仕事で16:00頃になると云うSGMRさんに先行して到着し、岸壁を200m程歩いて前回釣り座を構えた場所に到達。
釣り場に着いてみると、東寄りの風が3mとの予報とは違って、5~6m位に感じる程の強風が吹いており、海面はバシャバシャと波立っていて、どことなく騒がしく前途多難な雰囲気。
強い風を考えて、今回の先発は8326#1Bに重めの1.8gのJHを組み合わせで、誰も居ない岸壁の先端に立って試しにキャストして見たが、風の勢いに負けて全く飛ばない。横風を受けることになる釣り座では、風上に向かってキャストしても、ラインが大きく風に吹かれて思った様にJHを飛ばすことが出来ない。
16:00過ぎ、SGMRさんがMZOさんを伴って登場。
その頃には、風は更に強く吹き、岸壁に当たって砕けた波シブキが高く舞い上がって、あちらこちらを濡らし始める始末。
到着早々は第一Vゾーン付近に釣り座を構える積りにしていたが、波シブキを被らない場所を探して2度も移動。結局、第三凸付近でアジングをすることにし、MZOさんは第一凸、SGMRさんは第二凸のVゾーン寄りに釣り座を構えた。
こうして、釣り座はそれぞれ決まったものゝ、時折高く舞い上がる波シブキにビクビクで、どうにも腰が落ち着かない。意を決してキャストしても、JHが何処をどの様に泳いでいるかも分からず、キャスティングをする手を休めて鳩首会談することの方が多かった。
その強い横風は、我々の願いが通じたのか、19:00を廻った頃から、少し弱まって来た気配。
これなら何とか釣りになりそう・・・・
と思っていると、暗くて良く判らなかったがMZOさんが先陣を切ってアジをものにした様子。そして、小生にもチクッとしたアタリがあって、先ずはボーズ逃れの1匹をゲット。
この1匹を皮切りにポツリポツリではあるがアタリが出て来て、20:30頃にHRSさん他数名のアジンガーが登場して来た頃には、ツ抜け直前。
その頃にはあれ程吹き荒れていた風も気にならなくなる程まで収まって、アジングの条件が整って来た。
このペース行けば、30匹達成は軽い
と思ったが、この様な甘い考えが頭をかすめると事態は悪い方向に流れるのが常で、その後は徐々にアタリが遠くなって、あのSGMRさんがぼやきが聞かれる程の状態になってしまった。と云っても、前回とは違って忘れた頃にはアタリがあるので、何とも中途半端な状態で、これはこれで辛いものがある。
そんなこんなんで、20匹に到達したのは日付も変わった2:00頃。
実質的に釣りを開始したのが19:00だとすると、最初の10匹に2時間、そして次の10匹に5時間も要した計算になり、ペースは半分以下にまで下がってしまった。
日付が変わって間もなく、風は殆ど無風になり、海は湖の様に波のないべた凪で、どんなに小さなアタリでも取れそうに思える程のアジングには絶好の状況になった。しかし、これまでの経験では、これ程アジングに適した状況下では余り良い釣りをしたことがない。
風が吹けば、吹くな
と思い、
風がなくなれば、少しは吹いて欲しい
と思うアングラーの身勝手な考え方だが、今回は様相が違っていて、2:00頃からStopFishingとするる5:00少し前までの3時間程で17匹とペースが戻り、完全に竜頭蛇尾を払拭した格好。
所で、前回は馬鹿でかいフグを釣って些か辟易したが、今回はマゴチ。
サイズが30cm程と小さかったので、写真撮影後リリースしたが、もう一回り二回り大きければ、立派なお土産になったのに・・・・。
2016/10/04
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 30、サバ x 1、カサゴ x 3、フグ x 1
同行者:SGMRさん
この所、SGMRさんとは別行動をとることが多かったが、今回は久し振りに二人だけのコラボ釣行。
孤島’には16:00過ぎに到着。
突堤の入り口から釣り座を構える場所まで、いつものルートを使うとすれば、梯子の上り下りを2度も繰り返す必要がある。別のルートであれば、片側は海面まで4m、反対側はコンクリートの舗装面まで2m程の高さを通っている足場を30m程歩く必要があるが、梯子の上り下りは1度だけで済むとのこと。
2度も梯子を上り下りするよりは、歩く方が楽だろうと云うことで、今回は別ルートでアプローチすることにしたが、そのルートの幅は40cm程と狭く、10kgを超えるリュックを背負い、飲み物と保冷剤で重くなったクーラーを片手に、5m程下に見える海面を見ながら歩いていると、スーッと引き込まれる様な感覚が湧いて来て・・・・・。
そこを超えれば、あとはコンクリートで固められた護岸の上を200m程歩くだけ。とは云え、体力の衰えた高齢者にとっては、これでも辛いものがある。しかし、アオリイカを求めて磯場を彷徨したり、尺メバルに会うためにゴロタ浜を歩いたりすることに比べれば、極楽極楽!!!
可愛いアジ様に会うためには、この程度の努力は当然のこと・・・・と頭では解っているが、出来ればもう少し楽をしたい。
釣り場にはアングラーの姿も見えず、SGMRさんと二人だけ。
今宵はゆっくり、じっくりとアジングを楽しもう。
風は右から左への横風になる東寄りだが、それ程強くはないので、お気に入りのSoare改に1gのJHでスタート。
未だ陽も高い時間帯なのでアジには早過ぎるだろうと思っていると、2~3投目でコツン。
合わせも決まって寄せに掛かったが、中々寄って来ない。柔らかいSoare改を満月の様に曲げて、ドラグをジーッと鳴らす強い引きに、のっけから尺アジが来たのか・・・・・・。
それを見ていたSGMRさんが慌てて玉網を手に来てくれたが、海面に浮いて来た強い引きの主は、何と30cmに満たないサバで、二人してガッカリしたり大笑いをしたり。
この日最初のアジが来たのは、17:00頃。
二人以外には誰も居ないことを良いことに、決めた釣り座を離れて突堤の先端に移動してキャスティングをしていると、モゾとした違和感。
軽く聞き合わせを入れた所、掛かって来たのは20cm程のアジ。
そして、それから間もなく同サイズの2匹目。
サイズの面ではもう一つだが、こんなに明るい時間帯から出るとは、今回は数釣りが出来るだろう!!!
しかし、群れが小さいのか、ワームを見切られてしまったのか、その後はアタリがなくなってしまった。
日没時刻の17:20を回り、光量が徐々に減って来た所で、元の場所に戻って夜釣りの支度を整え仕切り直し。
じっくりと腰を落ち着けてキャスティングを続けていると、18:00を廻った頃から、ポツリポツリとアタリが出だして、20:00頃には、ツ抜け達成。その後も、アジの活性は高く一時は5キャスト5ゲットと入れ掛かり状態を演出し、この分で行けば爆釣間違えなし。サイズも大きくなって、23cm前後ばかりで、久し振りに味わう楽しいアジング・・・・・・。
所が、21:00を廻った頃、風向きが正面からの北に変わり、潮の流れが右から左に強くなった頃から、徐々にペースが落ち始めた。これに対してVゾーンの対岸に座っているSGMRさんは、相変わらず次から次にアジを抜き揚げている。
伝わって来る筈の極僅かな違和感であってもと集中していると、隣りでジーッとドラグ音。これじゃイカンと気を取り直して集中し始めると又々ジーッ。
SGMRさんと張り合う気もないし、自分の釣りを徹底すれば良いのだが、この歳になっても修行が足りない。いつの間にか何をしているか判らなくなり、ドツボにドボ~ン。
それでも22:00頃には20匹に達していたので、順調と云えば順調。この分で行けば、ノルマの30匹達成は問題ないだろうと高を括っていたが、1:00頃からピタリとアタリがなくなって、3:00頃にバカでかいフグを掛けた所で、この日の釣りは実質的に終了。
結局、リリース分を含めてやっと30匹と何とかノルマ達成はなったが、竜頭蛇尾に終わってしまっただけに、もう一つ満足感のないアジングだった。
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