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2018/03/09
2018年 Ajing Mebaring 釣行記
日 時:3月9(金)
潮回り:小潮(↑)
場 所:NGS-WN(BOAT)
釣 果:アジ X 10、メバル X 6、セイゴ X 1
同行者:YSKWさん、SGRさん
3月に入ってから、強い風や雨の日が続いており、週の前半の釣行は出来ず仕舞。後半も9日の金曜日にYSKWさんに声を掛けて頂き、ボートでアジ&メバルを狙うことになっていたが、予報では北風が5~6mと強く吹くとのこと。こんなに風が強ければボートは出せないだろうし、となると今週の釣行はなしで終わってしまう・・・・。
念のため、船長のYSKWさんに連絡を取った所、ポイントまでの道中は波を被るだろうが、風裏のポイントを選ぶので大丈夫!との嬉しい返事に、喜び勇んで17:40頃、自宅を出発し、待ち合わせの駐車場には18:20頃到着。
程なくしてSGRさんも到着して、19:00頃、岸払い。
強い北風に逆らってポイントに向かったが、YSKWさんの丁寧な操船もあって、潮を被ることも殆どなく無事ポイントに到着。流石に風裏に入ると、時折、回り込んで北風が強めに吹いて来るが、波もない。
先ず、円らな瞳の可愛娘ちゃんをプラキングで狙うことにして、Falcon改のロッドにFAT BEAGLE SFで表層を狙ってみた。ポイントは風裏なので余り風の影響がないとは云え、強い北風が吹き荒れている上、昨夜はかなり強い雨が降っていたこともあって、凪を釣れと云われている可愛娘ちゃんが浮いて来るには少々厳しい条件だとは思ったが、想像した通り音沙汰がない。
そこで直ぐに表層は諦めてシンペンのTERRIERにプラグを変更して沈めると直ぐに答が出て、フォール中にググンと明確なアタリで23cm程の可愛娘ちゃんが来てくれた。
これに気を良くして後続を狙ったが、風に吹かれるラインに引っ張られて、ルアーが障害物からドンドンと離れてしまう。そこで、風対策に少し重めのYURAMEKIに変更した結果、ポツリポツリとアタリが取れる様になりロリちゃんを含めて5匹追加。とは云え、障害物に引っ掛かることを恐れずに、ギリギリを狙ってキャストすればもっと釣果は伸ばせた筈だが、これはキャスティングが上手い人に云えることで、小生の腕ではとても出来ない相談。
磯でメバリングをする際には根掛かりには余り気を使うこともなく、根掛かったら根掛かった時のことと割り切れているのに、どうしても遠慮がちなキャストになり、その手前にポチャン。
次にポイントを替えてアジを狙うことにして8320#1Bのロッドに1.25gのJHでキャスティングを開始。
すると、2~3投目でSGRさんが小振りながらも立派な濱アジをゲット。釣り方は1.5gのJHでカウント10~15だとのこと。そこで、直ぐに倣ってJHを1.5gに変更して15カウント。直ぐにでも答えが出るかと思ったが、コンタクトがない。2投、3投、4投と我慢をしてキャストし続けていると、本当に微かなモゾとした違和感に思わず半信半疑で合わせ豆アジをゲット。
アタリの出方が分った所で、ムズ、チク、モゾモゾと云った小さなアタリにもタイミング良く反応することが出来、久し振りに楽しいアジングをさせて貰った。
その内、アジからの反応がなくなったので、プチ移動。
こちらでも小生は15カウント前後でポツリポツリと拾っていたが、SGRさんは、ボトムでこの時期にしては良型の22~23cmを掛け始めた。小生もボトム狙いに切り替えてみたが、結果はサッパリ。
小生の釣りはヘラブナが原点のためか、ボトムと聞くと無意識の内にワームを着底させることに意識が行ってしまっている様に思える。アジングで皆さんが口にするボトムとは、必ずしも着底している必要はなく、ヘラブナで云う深宙も含んでいると解すべきだろう。これはアジングを終えて、いつも反省する点なのだが、25年もやって来たヘラブナの癖が一向に抜け切っていないことの証かも知れない。
アタリを出せずにモヤモヤしている小生を横にSGRさんは間遠いものゝ確実に釣果を伸ばして、濱アジが大好きで楽しみに待っている子供さん達へのお土産を確保出来た所で、22:30頃沖上がり。
丁度その頃から、雨が降り出して来た。天気予報では5~6mの北風は一晩中吹き続けるが、雨は上がるとのことだったが、これが大外れ。風も強く本降りの雨にビッショリと濡れて戻って来た。
2018/02/09
2018年 Ajing Mebaring 釣行記
日 時:2月9(金)
潮回り:小潮(↑)
場 所:NGS-WN
釣 果:アジ X 6、メバル X 2、シーバス X 1
同行者:YSKWさん、ITHさん、CKYUさん
2月に入って直ぐの4日の日曜日のこと。
YSKWさんから金曜日の9日にボートでのメバル・プラッキングに行かないかとのお誘いを頂いた。実は、YSKWさんは、昨年11月にボートを手に入れられており、以降、何度も声を掛けて頂いた。所が、残念なことに、天候が悪かったり、小生に先約があったりして、これまで一度も実現せずにいたので、これには即決のリアクションバイト。
残るは、雨や雪が降らず、強い風が吹かないことを祈るだけ・・・。
願いが叶って、当日は雨も降らず、風は0~1mと弱く、ボートでの釣りには持って来いの条件。
期待に胸を膨らませて集合場所の駐車場に21:00頃に到着したが、ITHさんやCKYUさんは既に釣りの準備の真っ最中。遅れてはならじと小生も直ぐに準備に取り掛かっている所に、オーナーのYSKWさんが到着。
岸払いは21:30過ぎ。
暗い海の何処を走っているのかさっぱりわからないが、兎に角、船に乗れば全ては船長任せで、小生は海から見る街の灯りを楽しむだけ。
・・・・・で、とあるポイントに到着し、街灯の灯りに寄って来ているアジ狙いでスタート・フィッシング。
魚探の反応では、アジはボトムに着いているとのことなので、JHを確実に底にまで届けるために、最初は重めの1.3gJHでキャスティングを開始。しかし、どうしても着底しているのかどうかの判断に自信がない。殊更にカウントを増やしてみても、ボートは上下に揺れ、弱いとはいえ風に流されているので、JHが何処にあるのかサッパリ判らない。
ボートでのアジングはこれで3回目だが、前2回は底取りに悩んでいる内に何をしているか判らなくなり、気が付けばタイム・アップで、フラストレーションが一杯に溜まる結果だった。
3度目のボートになる今回も同じ轍を踏む訳には行かない。
そこで、手持ちのJHの中では、最も重い3gにしてみた。ここまで重くすれば、自分で判るか判らないかは別にして、ボトムはしっかりと取れるだろうと考えてのことだったが、キャストすると、何とフォールの途中でアタリがあって、この日最初の獲物をゲット。
アレッ、浮いている?
好きな釣りをせずに操船に専念しているYSKWさんの浮いて来たよとの言葉もあって、直ぐにJHを1gに変更し15~20カウントするとチクッ。
ヨシッ、これで今晩は通してみようと思ったのも束の間、アタリがなくなり魚探からも反応がなくなった由。
次の溜まり場を求めて移動しようとした所、CKYUさんの発案で、裏側をチェックしてみることにしたが、これがビンゴ。
この夜の溜まり場だった様で、アタリの数は遥かに多く、ヘサキに入っているITHさんやCKYUさんには、当然及ばないが、退屈しない程度に掛けられるようになった。と云っても、真冬のこの寒い時期のためか、喰い方が浅いと見えて揚げる途中でバラスことも度々あったので、バケツに入る数はそれ程だが、それはそれで熱くなり、楽しいアジングだった。
24:00頃、アジングを終えてメバリングのために場所を移動。
メバルをプラッキングで狙うのは好きで、冬から春先に掛けての時期には磯やゴロタ浜に通っていたし、今シーズンも風の条件次第では入ろうと考えていた。しかし、その様な場所の水深は余りない所が殆どで、ボートが入れる程の水深がある所では初めての経験。
と云っても狙うのは同じメバルなので、基本的に釣り方は変わらないだろうと思っていた。しかし、距離はないとは云えキャスティングの精度は、磯よりも求められるのは確かで、キャスティングの下手な小生は、その分難しく感じた。と云うのも、磯やゴロタの場合、根掛かりのリスクは点であることが殆どだが、ボートで狙う場合は線になることが多く、一寸距離を間違えると根掛かりしてしまう。と云って根掛かりが怖くて遠慮するとアタリのない結果になる。
ITHさんやCKYUさんには明暗の境目が狙い目だと教えて貰ったが、そもそも目の良くない小生には、どこが境目なのか良く判らない。そこで岸壁際は陰になっている筈と考えて、兎に角、際を狙ってシンペンをキャストしフォールさせていると、いきなりブルブルとアタリがあって、ボートでの初メバルをゲット。
これは釣ったと云うよりも釣れてしまった感が強いものだったが、兎に角、メバルの顔を見ることが出来て、一安心。そして、2匹目は、CKYUさんにヘサキを譲って貰い、キャストする方向まで教えて貰った結果で、これまた、自分の力でモノにしたとは云い難い結果。
とは云え、ボートからのアジングとメバリングを充分楽しんで、2:30頃沖上がりでStopFishingとした。
今回は、慣れないボートでの釣りだったため、写真を撮る余裕がなかったので、記録写真はなし。その代わりYSKWさんから乗船記念に頂いたステッカーの写真を掲載させて頂くことにする。
頂いた時にはSkyreadの意味が解らず(汗)YSKWさんに訊ねて、成る程。
YSKWさんならではのシャレが利いたステッカーだった。これはクーラーに貼らせて頂こうと思っている。
2017/12/09
2017年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月09(土)~10日(日)
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 12、タチウオ x 3
同行者:MZOさん、YGWさん、ICHRさん
12月08日の金曜日に、昨年の12月以来1年振りにMZOさんと孤島に行く約束で楽しみにしていた。所が、木曜日に発表された予報では、生憎、金曜日は雨と風とのこと。雨は夕方には上がりそうなので、この点は何とかなりそうだが、夜には爆風となるとあっては、已む無く中止せざるを得ず、土曜日に順延することにした。
そんな所に、YGWさんから遠慮がちに土曜日の孤島行きのお誘い連絡があって、これには反射的に即バイト。
孤島にはMZOさんと彼の友人のICHRさんより一足早く、14:00少し前に到着。週末の土曜日なので、釣り座の確保が難しいことを予想していたが、思いの外先行者は少ない。ざっと見渡してみた所、岸壁の航路側先端の繋ぎ目付近に餌釣り師、足場が狭くなる繋ぎ目付近でメタルジグをキャストしている若者、暖かい日差しを浴びながら建物に寄り掛かって昼寝を決め込んでいる若者くらい。
YGWさんは航路側の餌釣り師の隣りに、小生はその餌釣り師が引き揚げた跡に釣り座を構えることにして準備に入ったが、向かい風になる東寄りの風がかなり強く吹いて、少々やり難そうな感じ。
そうこうする内に遅れていたMZOさんとICHRさんが登場。MZOさんは街灯真下、ICHRさんは足場の細くなった付近に入って、この夜の釣り座を確保。
時刻は14:00を過ぎたばかりで、アジにしろタチウオ狙いにしろ、まだまだ早過ぎる時間帯なので、時間潰しを兼ねて、MZOさんやICHRさんとお喋りを楽しみながら殊更にゆっくりと支度をしたのだが、ここで事故が・・・・。
持ち込んだEarly+81Mにラインを通しRANGE VIB 70ESを結んで、Soare改の準備に掛かった時のこと、何かの拍子にRANGE VIBの針が左手の人差指にチクリ。
危ない!!
反射的に針から逃れようと身体を捻ったのが良くなかった。針が外れるどころか、逆に、ブスリと深く突き刺さってしまった。直ぐに針を抜こうとしたが、簡単に抜けてくれない。そこで、良くよく針が刺さっている個所を見ると、針のバーブは完全に入ってしまっていて、これでは簡単に抜ける筈はない。
こうなると針を抜くには、
イ)針を貫通させた上でバーブを潰すか、
ロ)傷口が広くなるのを覚悟で、無理やり針を抜くか
しかない。しかし、針を押し込んで敢えて指を貫通させる程の勇気は、残念ながら、持ち合わせていない。となると、無理にでも抜くしかない。
そこで、フィッシング・プライヤーを右手に持って、目を瞑り覚悟を決めて、
エイヤーッ!!
針を抜くことには成功したが、血がポタポタ・・・・・・。
ICHRさんにティッシュペーパーを頂いて、傷口を抑え、こんな時のために常備しているバンドエイドを巻いたが、直ぐにガーゼに血が滲んで来て真っ赤。
実釣を開始する前にこんなお粗末があって、どうにも気持ちが湧いてこない。新作のロッドの調子を見るためにキャスティングをしているYGWさんの横に座り込んだり、MZOさんやICHRさんと釣り談義をしたり・・・・・。
この日の実釣開始は、16:00頃。
先発にSoare改に1.0gのJHの組み合わせを選んで、キャスティングを始めたが、アジからのコンタクトは感じられない。日没時刻の16:30を回り、周囲の光量が減って、何らかの変化があってもおかしくはない頃になっても、梨の礫。早々に、元の釣り座を離れて前回座った付近を探査しても、アジの居所は判らず仕舞いで、何となく、前回と同じ様に釣れそうにもない雰囲気が色濃く漂っている。
この日の口開けの1匹は、18:20頃の23cm。
陸ッパリでは良型と云っても良いサイズで嬉しいには違いがないが、実釣開始後2時間半も経っての1匹なので、前途多難な孤島アジングの幕開けと云った所か・・・・・。
その後は、ポツリポツリと忘れた頃のアタリを待っての持久戦で、この夜の圧巻は21:00頃に移動して入った裏側。
正面から吹き付けて来る冷たい北風を我慢してキャスティングを繰り返して、風で吹かれているロッドの揺れの中に感じる微かな違和感で4連続ゲット出来た30~40分がピーク。
22:00頃にツ抜けとなる1匹を獲ってからは、全くアタリもなくなってしまったので、タチウオに狙いを変更。
前回のHGEさんによれば、ワインディングよりもただ巻きが良いとのことだったので、ただ巻きに徹してやったが、全くアタリがない。これまでに9回になるタチウオ狙いを通して、アタリを何回か感じるだけに終わっていたので、10回目になるこの夜も駄目なら、今シーズンのタチウオは諦めるかと思いながらリーリングをしていると、隣りでアジングをしているYGWさんがやりたそうな表情をしてこちらを見ている。
やって見る?
すると、小生のタックルを手にしたYGWさんは、何と1投目か2投目で、指4本程のタチウオを掛けてニコニコしているではないか。
直ぐに結果を出す所などは流石としか云い様がないが、今シーズンのタチウオのために新調したEarly+81Mの鱗付けをされてしまった悔しさ、もう少し続けていれば小生に来たのかも知れないと後悔したり・・・。
すると、タチウオには鱗はないから、鱗付けは合わないと神経を逆なでするYGWさんの憎まれ口。タチウオを見事に掛けたのはYGWさんなのは確かなので、その言葉に返す言葉もなく切歯扼腕。
そして、その後、小生がタチウオを諦めてアジングをしていると、入れ替わりにワインディングを始めたMZOさんが、来た~ッ!!
釣りを始める前に自分の指を釣ったことと云い、YGWさんやMZOさんにタチウオを先に釣られてしまったことと云い、やること為すことが後手後手に回ってしまっている様な印象。
2:00を回っても、アジからのコンタクトは相変わらずないので、2:30頃に仮眠を取ることにして、風裏になる物陰に入った。しかし、回り込んで来る風が冷たくて、到底眠ることが出来ず、結局3:00頃には仮眠を諦めて起き出して、釣りを再開することに。
タチウオを諦めるにしてもやるだけやって見ようとEarly+81Mをてにして、又々ただ巻きを始めた所、3:20頃にグンと引っ張り込むアタリ。
何と呆気なく答が出て、今シーズン初のギラギラと銀色に輝くタチウオを手にすることが出来た。
それまでは、出ることはないだろうと半ば以上に思いながらリーリングを繰り返していたのに、1匹を獲ってからは出るだろうと思っていることが真逆になっているのに、我ながらげんきんな奴と笑ってしまった。
結局、この夜のアジは12匹しか獲れなかったが、サイズは23cmが最低、25cmが中心となる良型ばかり。MZOさんやICHRさんは尺物や泣き尺をものにしていたので、量より質と云った所か。どちらにしても、シーズンの終わりに近付いた様相だった。
これまで空振り続きだったタチウオは都合3匹も獲ること出来、嘘の様な結果だった。
アタリは何れも直ぐ足許でグンと引っ張り込む様なもので、遠投する必要もなく軽くアンダーキャストすれば良く、又、ロッドを煽る必要もなかったので、身体は楽だったが、ワインディングの様にガツンとアタッた直後にギューンとロッドを絞り込む強烈な引きを楽しめなかったのが、残念と云えば残念。
とは云え、空振り続きだったタチウオを獲ることが出来たので、満足出来る一夜だったし、小生と同じ様に念願のタチウオをお土産に出来たMZOさんも喜んでくれたことだろう。
2017/12/04
2017年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月04(月)~05日(火)
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 3
同行者:単独、(TDさん、HGEさん、SGMRさん他)
日曜日に行くか月曜日にするか、迷ったが、予報では、風の具合は月曜日の方が良さそう。
と云う訳で、予報が当たることを祈りつゝ、月曜日に孤島に行くことにした。
いつも通り15:30頃に最寄りの駐車場に到着すると、見覚えのあるナンバーの車が泊まっていて、その主が釣り支度の真っ最中。実は、今年の夏、小生が事情により釣行パターンを変更したため、釣行日がずれてしまい、以来、会うことがなくなったSGMRさんで、3ヶ月振り。但し、SGMRさんは孤島’に行くとのことで、彼とは離れてのコラボ・アジングとなった。
16:00少し前に孤島に到着したが、驚いたことに街灯下のベスポジには6~7人のアジンガーがずらりと並んで満員御礼状態。小生は、年齢も70を超えていて認知症があっても何らおかしくはないので、イヨイヨ症状が出て曜日を間違えたのかと、一瞬、自身の脳の状態を疑ってしまう程の混雑振り。冬場になると防寒着など持ち込んで来る荷物が増えるので、荷物の置き場が窮屈になるのだが、これだけの人数になると、殆ど空いた場所がない。
何処かにスペースはないかとウロウロと探していると、TDさんの友人で以前にもお会いしたことのあるHGEさんが、荷物を寄せてスペースを作ってくれたので、有難くそこに置かせて貰った。
荷物の置き場は何とか確保出来たが、釣り座となると、前回、前々回に入った街灯の灯りが薄くなった付近から先にしか、構える場所がない。
ここは足場が細いので、余り入ることはなかったのだが、前回、前々回とも何とか釣果を出すことは出来ている場所なので、特に問題にすることもなく、その場所に釣り座を構えることにした。
釣り座の確保が出来た所で、持ち込んだEarly+81M、Soare改、8320#1Bの3本のロッドにラインを通す等の準備を始めたが、予報よりも遥かに強い風が冷たく吹いている。
と云っても、向きはフォローになる西寄りなので、JHは重くする必要はないだろうと、先発はSoare改に1.0gのJHの組み合わせ。
キャスティングの開始は16:20頃。
大潮の満潮時刻直前に当たるので、潮位はいつもより遥かに高く、また、フォローとは云え強い風の影響もある筈なので、ジックリとボトムを攻めるために先ずは50カウントからスタート。
すると、その2~3投目のこと。いきなりムズと感じるアタリが伝わって来た。合わせも決まりこれは幸先が良いとほくそ笑みながら、リーリングを開始した途端、ジーッとドラグを鳴らす強い引きにロッドを立てて抵抗を躱そうとしたが、ひとノシされた途端、敢え無くライン・ブレイク。
正体が分からないまゝ、キャスティングを再開すると、直ぐに23cmの良型をゲット。しかし、トングで挟むのにモタモタしている内に、細い足場を跳ね回ってポチャンとお帰りになってしまった。
ライン・ブレイクに続いてのオート・リリースは、残念だが、釣りは始まったばかりで、時間は未だ未だ充分ある。
と、この時点では、余裕綽々だったが後続のアタリがない。
ウン?
5カウント刻みで層を替えてアジを探したが、コンタクトは全くない。
これは変だぞ・・・・・・。
日没時刻を過ぎ周囲が暗くなっても状況は変わらず、街灯下の明るい場所を陣取っている連中の様子を窺っても、余りロッドを曲げている様子もない。
この日、最初のアジを手にしたのは19:00頃のことで、実釣開始後約2時間半も経った頃のことだった。
やっと回って来た!!
と喜んだのも束の間のことで、コンタクトはそれっ切り。
こんな状況になると、裏に移動するのが常だが、考えることは皆同じと見えて、逆風にも拘わらず裏側のお気に入りの場所には、既にアングラーの姿がある。
仕方なく、その内、回って来る筈と自分に云い聞かせて同じ場所で粘ることにしたが、状況は一向に変わる気配を見せず、21:00を回った時刻になっても、バケツの中には3匹しか入っていない。
休憩がてらカップラーメンを喰いながら、街灯下の様子を見ているとHGEさんと、17:00に登場してHGEさん隣りに入ったTDさんの二人は、好調とは云えないまでもポツリポツリとロッドを曲げている。しかし、それ以外のアジンガーがロッドを曲げている場面は、その二人よりも遥かに少ない。
どうも、この夜のアジは広く回遊するのではなく、一ヶ所に偏在している様子。と云っても、二人が掛ける頻度から見ると、群れは小さいとしか思えない。
結局、この夜は一睡もすることなくアジの回遊を待ったが、その努力にも拘わらず事態の好転はみられず、ツ抜けにも遠く及ばない7匹の貧果。と云っても、釣れたのは23cm以上の良型ばかりで、老人二人の世帯には充分過ぎる数と自分を慰めて、5:00頃未だ暗い中、StopFishingとして帰路に着いた。
その途中で得た情報では、日曜日に複数のスナメリが付近を泳いでいたとの目撃情報があり、その影響でアジが散ってしまったのではないかとのこと。近くの釣り施設のアジの釣果が極端に減ったことに繋がるのではないかと思う。
とすれば、早くスナメリが去って行ってくれることを願うしかないが・・・。
さて、今シーズンは未だ1匹もモノに出来ていないタチウオは・・・。
この日はアジのアタリが殆どなかったので、これまで以上に力を入れて探って見たが、この夜もアタリすら感じることはなかった。所が、HGEさんとTDさんはアジングの合間に狙って夫々3匹、1匹、そして一晩中プラグを投げていたシ-バス狙いのアングラーに至っては5~6匹もモノにしており、全体では10匹も出ていた計算。
とすると、まだ付近をウロウロしていることは確実。
とは云え、10匹の殆どが指3本程度の小振りで、この時期にしては物足りないサイズと云えるし、数も少なくアジと同じ様に偏在していた様子で、釣果を得られるのは運が大きく左右するだろう。
しかし、あの強烈な引きは忘れられない。
何としてでも、1匹だけでもモノにしたいと心から思う次第。
2017/11/20
2017年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月20日(月)~21日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 25、カサゴ x 4
同行者:単独
前回はDr.TJさんやISBSさんをアジングにご招待したが、お二人は何とか形を見ることだけは出来たものゝ、小生は全くのボーズ。まぁ、最低限のことは出来たかも知れないが、この上ないお粗末な結果にモヤモヤが溜まっていたので、今回は孤島でその憂さを晴らそうと・・・・・。
15:30頃、駐車場に到着すると、ガラガラでこれは想定外。
ウィークデイでも結構車の数が多いのに、これはどうしたことか?
ひょっとすると、今日は、貸し切りかも知れない。
となると、独り占め・・・・。
等々と考えながら岸壁に乗って見ると、所沢から来たと云う3人の若者グループがベストポジションを広く陣取っていて、空いているのは航路側の一角だけ。半夜で引き揚げるなら、その後に入れば良いと思い、一人に訊ねると徹夜の予定だと云う。となると、航路側の一角にしか入れないが、挨拶を兼ねて状況を訊ねた時の印象がもう一つ良くない。そこで、彼らと少し離れて前回後半に入った足場の狭くなった場所に釣り座を構えることにした。
持ち込んだEarly+81M、Soare改、8320#1Bの3本に夫々ラインを通し、Soare改に1.0gのJHを組み合わせを先発に選んで、キャスティングを開始したのは16:15頃。
風は強くはないが、向かい風。
潮は青く澄んでいて綺麗だが、過ぎたるは及ばざるが如しでこれが悪い方に出ないことを願うばかり。
この時期の日没時刻は16:30頃なので、調子が良ければ直ぐにでもコンタクトがある筈だが、音沙汰がない。
もう少し暗くなれば・・・・、もう少し暗くなれば・・・・と根拠のない期待を抱きながらキャスティングを続けたが、何の変化もなく、3人にもアタリは出ていない。
17:00頃、様子を見るために航路側の空いた場所をチェックしようと移動して見ると、その一投目で、チクッとこの日の第一号。
これを皮切りにポツリポツリとアタリが続き、2匹、3匹と掛け始めた所に、若者3人が登場。
これで、この夜を一緒に過ごす仲間は、小生を入れて7人と確定したのだが、所沢からの3人も後から来た3人も、顔を見掛けた記憶はなく、やはり孤島ファンが増えて来ていることを実感させられた次第。
後から登場して来た3人の内の2人は、航路を向いて釣り座を構え、アジングを始めた。これまでの経験から、航路向きはアジングについては余り良い場所とは思えないので、どうだろうかと注意を払っていると、何と数投目で掛け始めた。
この日のアジの着き場は、航路側に寄っているのかも知れない。
隣りの先行者の若者の一人にはアタリがない様なので、小生は、ゆっくりとアジングを楽しむために、彼にその場所を譲って元の場所に移動。
結果的には、これが正解だった様で、爆釣とは行かないまでも、良いペースでアタリがあって、20:00頃にはツ抜けを達成。しかし、その頃から風が強く吹き出して来て、思った様にワームを通すことが出来なくなってしまい、ペースダウン。それでも、風が弱くなった時には、コンタクトが感じられてポツリポツリと掛け、23:00頃には20匹超。
釣れるのは良いが、余り釣り過ぎても処分に困る。
ご近所に引き取って貰える数を数えながら釣っていると、向きが変わった風が背中側からビュービューと、時折身体を揺らす程の強さで吹き付けて来る様に状況が変わってしまった。こうなると1.0gのJHでは着底が覚束ないので、JHの重さを1.2g、1.5gと重くして何とか凌いだが、微妙な変化を取ることは出来ず、コンと手許に感じるアタリしか取れなくなってしまった。
日付が変わる頃には、状況は更に悪化し、岸壁の壁の陰に座って避難していても、巻き込んで来た冷たい風が目深に被ったフードを吹き揚げておちおち眠ってもおられず、頭上を走る電線がヒューヒューと鳴って何となく不気味さを感じる程。念のため、天気予報をチェックすると北寄りの風が3~4m。しかし、現場ではその倍以上にも感じる位で、釣り処か寒さを凌ぐのに背一杯。
結局、日の出間際になっても強風は収まらず、5:50頃StopFishingとして引き揚げて来た。
今シーズンは、未だ釣果が出ていないタチウオだが、この日も風が強くてアジングがし難い時を中心に調査したが、アタリも感じられなかった。
昨年や一昨年は海面をライズするタチウオの姿を何度も見ることがあったが、今シーズンは一度も目撃していない。この日も、ギラリと海面を走る光が見えたのでタチウオが寄って来たと思ってキャストしたが、何も変化を感じることはなく、どうも波に反射した光を勘違いした模様。
昨年は、12月に入っても釣果があったので、諦めるのはまだ早いかも知れないが、何となく今シーズンは終わってしまった様な気がしてならない。
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