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2024年釣行記(53) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月20日(火) 18:10~22:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 32、サバ x 2
同行者:単独

昨夜は、ようやくアジが回って来て、これからだと気合を入れたタイミングで、突然、強い北風が吹き始め、加えて雨も降り出し稲光の間隔が短くなって来てしまった。こうなると、釣りは避雷針を振り回している様なもので、落雷の危険性が高くなるので、結局、諦めて後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く引き揚げて来た。

と云う訳で、その出直しアジングに行く積りで翌日の天気予報をチェックすると、降水確率は22:00頃に20%になるが、その他の時間帯は0%で、雨の心配はなさそう。風についても、19:00頃から2~3m程の北風が吹くとのこと。毎回、蒸し風呂の中で釣りをしていることを考えると、冷たい北風に吹かれるのは涼しくて気持ち良いだろうし、寧ろ、好都合。
となると、気象の面では釣行を阻む要素はない。問題は後期高齢者の体力があるかどうかだが、こればっかりは試してみる意外に方法はない。自信はないが、兎に角、行くことにした。

現地には、17:45頃に到着。
岸壁の入り口には、前日にも一緒になったタコ狙いの若者が一人、そして最奥にはルアー・マンが一人と先行者は二人しか居ないので、ガラガラ状態だが、残念ながら好きなポイントは両方とも塞がっている。
今日はお持ち帰りの予定がないノー・クーラー・デイなので、中央付近でノンビリやろうと考えながら歩を進めた所、最奥のルアー・マンは顔見知りの若者であることが判った。この若者は日没後には引き揚げて行くので、彼が帰った後に釣り座を構えることにして、準備に入った。

18:10頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせて、水道前付近でキャスティングを開始した。
風は、南風でかなり強く右手から左手に吹いているが、潮は逆に左から右にしかも、かなり早く走る様に流れており、1.0gのJHではアッと云う間に流されてしまう。そこで1.2gのJHに替えてみたが、殆んど効果はない。しかし、手持ちの中では1.2gが最も重たいJHなので、これで何とかするしかない。

18:50頃、ルアー・マンの若者が引き揚げて行ったので、改めて気を入れ直してアジングを始めた。
潮は相変わらず左から右に流れているが、少し緩んで来ており1.2gのJHでも釣りになりそう。昨日は19:00過ぎに反応が出始めたが、今日はどうか・・・・などと考えながらキャスティングを繰り返していると、モゾと微かな反応があった。
時刻は、昨日より若干早い18:55のこと。
どんな場合でも、その日の最初の獲物は嬉しいものだが、抜き上げたアジは所謂豆アジで、最近にない小ささに正直な所少々ガックリした。
それでも、後続を狙ってキャスティングを繰り返し、18:592匹目をゲット。
これも豆アジで、季節が何ヶ月か逆戻りした様だったが、この日は持ち帰る予定はないので、小さくても数を楽しめれば良いと考え直してキャスティングを続けた。
そして、少し間をおいた19:113匹目をゲット。これは最近のアベレージの20cmを超えるサイズで、このサイズならば納得。しかし、残念ながら、その後は反応が遠退いてしまった。
もう一つ調子が出ないなぁとボヤきたくなったが、8月も中旬を過ぎて海水温がかなり高くなっている筈なので、
季節的にはアジの調子が下がって来ても不思議ではない。それも巡り合わせなので受け入れるしかない。
半ば諦めながらキャスティングを続けて、30分近く経った19:35にやっと4匹目をゲット。そして19:3719:3919:475匹目6匹目7匹目と調子が上がって来たと思ったら小休止。

20:00を廻った頃から、風がなくなると共に蒸し暑さが足元から這い上がって来る様になって、やる気は風前の灯状態。それでも天気予報の北風2mに望みを託してキャスティングを続け、20:16つ抜けを達成。
その後は、パタパタと来て少し間を置き、又、パタパタと来て間を置く様な調子が続き、20:40から20:52迄に6匹の本命をゲットした約10分間を除いては、爆発的に釣れることはなかった。

そして、21:0320匹目を抜き上げたのだが、実は、20匹目を抜き上げた時刻は、22:00を廻った頃だとばかり思っており、22:00で20匹なら、充分なので、引き揚げよう。そこで、時刻を確かめようと時計を見ると、何とまだ21:00を廻ったばかり。一瞬、狐につままれたのかとスマホで確かめた次第。

何故、体内時計が1時間も狂ってしまったのか、その理由はサッパリ判らないのだが、であれば、もう少しアジングが出来ると、気を入れ直してキャスティングを続けることにした。

21:15頃になって、ようやく北風が吹き出して来て少しは楽になるかと思ったが、冷たい北風ではなく生暖かい北風でガックリ。それでもないよりはマシと思い直してアジングを続けた。

アジの出方は相変わらずパタパタと来ては小休止の繰り返しだが、20cm超のサイズが揃い、ノー・クーラー・デイとしたのが勿体なく思える程で楽しむことが出来た。

しかし、好事魔多し30匹目を抜き上げた21:54を過ぎた頃から、北風が強く吹き出してそれに連れて潮の流れが早くなり、大量のゴミが目の前に流れ着いてキャストすることも出来なくなったのを機にStopFishingとした。
そして、仲間に釣果報告のラインを入れて片付けに入った所で、海を見るとゴミは綺麗サッパリ流れ去っている。そおで、未練のキャスティングをしてみるとコツン。22:1822:23に追加した所で、踏ん切りをつけて切り上げた次第。

と云う訳で、2日連続のアジング釣行は無事終了した訳だが、その後の疲れの回復具合は・・・・・。
このブログを書いているのは釣行の翌日で、回復具合はいつもの通り横になれば直ぐに眠りに入ってしまう位。今晩一晩寝て回復してれば良いが、明日になっても残っている様であれば・・・・。

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18:55 1匹目  20:23 11匹目  21:06 21匹目
18:59 2匹目  20:24 12匹目  21:18 22匹目
19:11 3匹目  20:40 13匹目  21:19 23匹目
19:35 4匹目  20:42 14匹目  21:28 24匹目
19:37 5匹目  20:45 15匹目  21:29 25匹目
19:39 6匹目  20:47 16匹目  21:34 26匹目
19:47 7匹目  20:50 17匹目  21:39 27匹目
20:10 8匹目  20:52 18匹目  21:44 28匹目
20:11 9匹目  21:01 19匹目  21:52 29匹目
20:16 10匹目  21:03 20匹目  21:54 30匹目
‘                  22:18 31匹目
‘                  22:23 32匹目

2024年釣行記(52) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月19日(月) 18:15~19:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 3
同行者:単独

前回、前々回と連続して刀狩りをしたのだが、昨年と同じで余り状況は良くない印象で、釣れても指3本が精々。そのためにタチウオ狙いのアングラーが少なく釣り場も混んでいないので、この点は歓迎。しかし、肝心の獲物が釣れない、或いは釣れても小さいとなると、通い詰める気持ちもなくなって来る。
と云う訳で、今回は久し振りにKMI’sアジングをすることにした。

17:45頃、現地に到着。
釣り場の岸壁には、この岸壁の主の黒猫が長々と寝そべっており、アングラーはタコ狙いの口髭を生やした若者が一人だけで、お気に入りの最奥は空いている。そこで、迷うことなく最奥に釣り座を構えることにして準備に入った。

18:15頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
予報では、風は南風が2~3m程度とのことだったが、現場では殆んど吹いておらず不快な蒸し暑さが纏わり付いて来る。潮は、左から右に向かって軽く流れていて期待充分。とは云え、時間的には日没前の明るい時間帯なので、本命のアジが来るのは少し早いだろうと思いながら、キャスティングを繰り返した。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り始めた頃、ミストの様な小さな雨粒が落ちて来た。アレーッ、雨か・・・・と思いつゝ空を見上げると、空一面に雲は広がっているが、白っぽくしかもかなり高いので、本降りになるとも思えない。本降りにならないことを願いながらキャスティングを繰り返していると、今度は、時折、空が白く光りだした。天気が荒れる場合は、内陸方面に当たる北の空に稲光が走ることが多いのだが、稲光は見えず、頭上の空全体がパッと白くなるだけで、雷鳴も聞こえない。

このまゝ何事もなく過ぎて欲しいと願いつゝキャスティングを続けたが、陽が落ち周囲がすっかり暗くなっても、全く気配がない。

そこで、JHを少し重めの1.2gに替えてみた。これは前回or前々回のアジングの際に、早い潮の流れ対策で使っていた1.2gのJHを、流れが収まった後も無精をして使い続けた所、1.0gのJHよりも反応が良かったことを思い出したもので、駄目元2匹目のドジョウを狙ってみた。

すると、これが奏功したと見えて、直ぐにモゾと反応が返って来て、この日の口明けの本命をゲット。
時刻は19:07、サイズは20cm内外で、ようやく反応があったことに安堵して、後続を狙った。

この頃には、雨が上がって一安心したが、空全体が白く光る稲光の方は相変わらずで、寧ろ間隔が詰まって来ている様にも思える。
何とか、このまゝ収まって欲しいと願いながらキャスティングを繰り返して、19:172匹目19:203匹目をゲット。
よし、これからだ・・・と気合を入れた所で、突然、強い北風が左から右に吹き抜けて行く様になって来た。と同時に大きめの雨粒がパラパラと落ちて来た。

突然、北風が強く吹き始めるのは、寒冷前線が通過する際に起きる現象で、過ぎ去ってしまえば、天候は回復する筈
操船免許を取る際に勉強して得た知識だが、遥か昔のこと故、正に錆びついた知識。この日の天候の急変が、これに当て嵌まるかどうか定かではないが、樹の下に避難して夕食のパンを齧りながら暫く様子を見ることにした。しかし、収まる気配はない。
そこで、天気予報をチェックしてみると、自宅を出る前とは真逆に変わっていて、24:00まで傘マークが見事に並んでいる。一過性の悪天候なら待つ積もりだったが、これではどうにもならない。

と云う訳で、19:30頃、あたふたと道具を片付けて車に乗り込んだ次第。

2024年釣行記(49) – AJ&TK

2024年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:08月05日(月) 17:30~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 35、タコ x 3
同行者:単独

拙宅は後期高齢者だけの二人住まいなので、釣果を持ち帰るにしても、それ程の量は要らない。しかし、アングラーは釣ることに夢中になるので、気が付けば、二人の後期高齢者が消費出来る量を遥かに超えてしまう。超えた分は冷凍して保存したり、ご近所に配るなどしていたが、それにも限りがあるので、キャッチ&リリースの日を設けたりしているのだが・・・・。

前回はアジングだったので、今回は刀狩りに行きたかったのだが、タチウオの在庫はまだ残っている上、ご近所さんがタチウオを受け入れてくれるか定かではない。と云う訳で、今回も刀狩りは諦めてKMI’sアジングをすることにしたが、アジの在庫は、前回の釣果は全て仲間に引き取って貰ったにも拘らず、まだ残っている。そこで、今回は良型に限ってのみ持ち帰ることにして出掛けた。

現地到着は、17:20頃。
直ぐに道具を手に岸壁に出てみると、岸壁の主である黒猫が寝そべっているだけ。と云う訳で、人影のない岸壁を奥に進み、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。

今回は、明るい時間帯は魔女狩り、夕マヅメにはマゴチを狙い、暗くなってからアジングに切り替える予定なので、先ずBlueCurrentⅢ 82/B3号のエギを組み合わせて、17:30過ぎにキャスティングを開始した。

魔女狩りは、前回の釣行でSMTさんタコを掛けた場面に出会したので、小生も肖ろうと考えたもの。
先ずアンダー・ハンドで軽くキャストして着底を待って、シャクろうとすると何やら重たい。
アレッ、1投目から根掛かりか・・・と思いながらラインを張ってみると、根掛かりではなさそう。そこでハンドルを回してみると、重たいが巻けるので、タコであることを確信。そこで、追い合わせを入れて抜き上げた所、エギを抱いていたのは精々200gもなさそうな新仔ダコ
このは余りにも小さいので、写真を撮影後直ぐにリリース。そして、少し中央寄りに立ち位置を替えて、斜め右前方にアンダー・ハンド・キャストをして着底させ、極々軽くリフト&フォールを繰り返していると、又々、エギが動かせなくなって、2杯目をゲット。これは少し大きくなって250~300gの新仔ダコ。これも小さいので、そのまゝリリースしようと思ったが、今シーズン初めてのタコであり、これ以上大きなタコが釣れる確証もないので、一旦キープ。

そして、更に中央寄りに移動して同じ様にキャスト。すると、又々タコの反応があって、今度は300~400g程度。これは2杯目のタコと入れ替えてキープ。

魔女狩りを始めて時間もそれ程経っていないのに、早くも3杯。しかも、サイズがその都度良くなっている。
この調子で行けばもう少し大きなタコが釣れるかも・・・・・・。
と欲をかいたのが、運の尽き。エギが動かなくなったので、タコだと思って合わせを入れたが、掛かっていたのはタコではなく地球で敢え無くライン・ブレイク
時間は充分あるので、ここでライン・システムを組み直そうとしたが、生憎、太めのリーダーをバッカンに入れ忘れたと見えて、見付からない。残念だが、タコマゴチ狙いはここで断念し、少し、早いがアジングに切り替えることにした。

今回のタックルは、Soare改のロッドにリールはAldebaran BFSX、そして1.0gのJHの組み合わせ。

風は、右手から左手に吹き抜けて行く南寄りで、若干強め。海は少し波立っているものゝ、流れは殆んどない。
明るい時間帯でも反応が返って来ることがあるが、この日は、これまで通り、全く反応がない。夕日でピンク色に染まって青空をバックに浮かんでいる雲を眺めながら、休み休みキャスティングを繰り返して、時間を潰した。

日没時刻の18:41を過ぎ、周囲が薄暗くなって来た頃、この日初めて極々微かなモゾとした反応があって、口明けの1匹目をゲット。時刻は18:58。サイズは20cmに少し足りない大きさだったが、思い掛けなく早い時間から来てくれたことに感謝。
これはリリースしようと思ったが、背後でジッと小生の釣りを見守ってくれていた黒猫にプレゼントし、キャスティングを続けた。すると時を置かずに2匹目をゲット。時刻は19:02のことで、連続して反応があったことに気を良くして一人ほくそ笑んでいた。所が、その頃から何艘もの屋形船が東から西に向かって通り過ぎて行くのが見え、その理由が花火大会であることに思い至った。
道理で、途中の運河を渡る橋の上にカメラを構えた人が沢山居た筈だ
何年か前にも花火大会に遭遇した際、花火の音がドンドンと響き始めた途端、ピタリと反応がなくなったことがあったので、今回も、そうなるのかも・・・と心配しながらキャスティングを繰り返していた。
すると大きなウネリが次から次に押し寄せて来るようになって来た。どうやら屋形船の引き波の影響の様で、潮位が194cmもある大潮の満潮時刻前後のことだったため、時には岸壁に這い上がって来そうになる程。その大きな波にラインが遊ばれてしまってやり難いが、仕方がない。
その内、波も治まる筈だとキャスティングを繰り返していると、波がフッとなくなったタイミングで反応があって、19:133匹目をゲット。
その後も、ポツリポツリと反応があって、それから約15分の間に更に3匹を追加出来た。この調子で・・・と思ったが、19:30を回るとイヨイヨ花火大会が始まったと見えて、背後からドーンドーンと腹に響く音が伝わって来た。
これで、大会が終わるまでは釣りにならないなと覚悟をしたが、この日は様相が違っていて、反応が返って来るペースは変わらず、大会が終わる20:00までの30分間で8匹もゲット。
20:00を過ぎて花火を打ち上げる音が響かなくなりこれで、落ち着いて釣りが出来ると釣果の上積みを狙ったが、逆に反応は間遠くなってしまった。

所が、20:30頃から、潮が左から右に少し動き出して来たのを機に、アジの活性が高くなって20:3117匹目をゲットしてから21:10までの約40分間が、この日のハイライト。この間に14匹もものにすることが出来た。

この日は、良型のみ持ち帰ることにしていたので、それまでに10匹近くをリリースしたり、黒猫に食べてもらったりしていたが、それでも20匹程はクーラーの中に収まっている。
これまでの状況からみて、続ければ更に釣果を伸ばすことは出来るだろうが、これ以上のアジを持ち帰っても、処分に困るだけと考えて、この時点でStopFishingとすることにして、片付けに入った。

しかし、千載一遇のチャンスをミスミス見逃すのは勿体ない
粗方片付けが終わった所で、未練のキャスティングをしてみると、やはり反応が返って来て、21:4031匹目をゲット。こうなると止めるに止められない。キャスティングを繰り返して21:5835匹目を抜き上げた所で、これ以上続けても切りがないと踏ん切りを付けて、泣く泣く釣り場を後にして帰って来た。

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18:58 1匹目 19:52 11匹目 20:41 21匹目 21:40 31匹目
19:02 2匹目 19:55 12匹目 20:46 22匹目 21:48 32匹目
19:13 3匹目 19:57 13匹目 20:50 23匹目 21:50 33匹目
19:16 4匹目 19:59 14匹目 20:53 24匹目 21:56 34匹目
19:20 5匹目 20:01 15匹目 20:54 25匹目 21:58 35匹目
19:27 6匹目 20:11 16匹目 20:59 26匹目
19:37 7匹目 20:31 17匹目 21:03 27匹目
19:45 8匹目 20:33 18匹目 21:07 28匹目
19:47 9匹目 20:35 19匹目 21:08 29匹目
19:50 10匹目 20:37 20匹目 21:10 30匹目

17:36 タコ

2024年釣行記(48) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月01日(金) 18:30~21:45
潮回り:中潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18
同行者:単独、(SMTさん、FJKWさん)

前回は、久し振りにタチウオの独特な引きを味わうことが出来た。しかし、残念ながら、ラインの高切れのためにベイト・ロッドでの釣果ではなかったことに物足りなさを感じていた。そこで、次回はベイト・ロッドで・・・と目論んでいたのだが、前回の釣果の内の1匹はまだ冷凍庫に残っているので、又々お持ち帰りをしても、在庫の積み増しになって仕舞う。無駄な在庫を抱えるのはカミさんも嫌がるだろうし、何よりも小生が釣りに行くことを快く思わなくなることに繋がる惧れもある。そんなことになっては老後の楽しみがなくなってしまうので、何としてでもそれだけは避ける必要がある。
強い引きを楽しむだけなら、キャッチ&リリースをすれば良いが、タチウオはあの厳つい顔付きにも拘らず、意外に脆くて直ぐに昇天してしまうので、リリースすることが良いのか悪いのか・・・。
と云う訳で、今回は刀狩りは諦めてアジングにすることにしたが、アジも冷凍庫に在庫があるため、お持ち帰りをしないノー・クーラー・デイとすることにして、自宅を出発した。

17:40頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると先行者は、入り口付近のタコ狙いの若者と最奥SMTさんの二人だけ。そこで、小生はSMTさんの隣りの机の前に釣り座を構えて準備に入った。

この時期の日没時刻は18:45なので、アジングを始めるには早過ぎる。いつもであれば明るい時間帯はマゴチタコを狙う所だが、この日はアジング用のタックルしか持ち込んでいないので、タコ釣りをしているSMTさんと四方山話をして時間を潰した。

18:30頃、少し早めだがSoare改を手にキャスティングを開始。
前回は、SaltyStage改月下美人 Air TW PE Specialを組み合わせた所、バック・ラッシュが頻発したので、今回はSoare改との組み合わせを試す積もりだが、果たしてどうか・・・。

予報では南東or東南東の風が2~3mとのことだったが、岸壁に立ってみると、右から左の横風になる南風がかなり強めに吹いている。普段であれば強めの横風は忌み嫌う所だが、殊の他蒸し暑い毎日なので、寧ろ有り難い。
海はその風に吹かれて波立ってはいるが、流れがない。

最初の内は、1.0gのJHを使っていたが、風に吹かれて大きく膨らんだラインに引っ張られて沈んで行かないので、1.2gのJHに替えてキャスティングを続けた。

しかし、反応が返って来ない。
最近は、アジが廻って来るのは20:00を過ぎてからだから、それまでは・・・・。
などとSMTさんと言葉を交わしながらキャスティングを繰り返していると、微かな違和感があって、この日最初の獲物をゲット。
時刻は19:43のことで、サイズは18~19cm程。最近は20cm超が揃っていたことを考えると、やはり海水温がかなり上がって来ているのだろう。

予想時刻より若干早いが、アジが廻って来たのだろうか・・・・。
半信半疑で2匹目からの反応を待ったが、梨の礫

それでもキャスティングを繰り返して、20:00にやっとの思いで2匹目をゲット。20:00を回れば・・・との予想通りの展開に期待をして追加を狙ったが、音沙汰がない。

丁度、その頃(?)、FJKWさんが登場して来て、小生の右側に釣り座を構えて、3人並んでアジングをすることになった。

2匹目を獲ったことで、小生は何とか両目を開けることが出来たが、隣りのSMTさんにはアタリもないらしい。いつもなら苦労している周囲の仲間を横目に、一人ロッドを曲げているSMTさんなので、潮が動き出せば一気に爆裂する筈。そうなればあれよあれよという間に置いて行かれるのが関の山。鬼の居ぬ間の洗濯とばかりにキャスティングを繰り返したが、アジは何処に行ったのか反応が続かず、3匹目を獲ったのは、2匹目を獲ってから30分以上も経った20:32のことで、単独でうろついていた一匹狼がたまたま口を使っただけの様相。

見事に予想は外れてしまったが、キャスティングをし続けなければ、千載一遇のチャンスを逃すことになる。今か今かと待ちながらキャスティングを繰り返して、20:474匹目20:495匹目と立て続けに本命をゲット。
いつもより遅かったが、ようやく廻って来たと安堵の胸を撫で下ろして、追加を目論んだが元の木阿弥

21:00を廻ったら、良くなるかも・・・・前向き思考と云えば聞こえは良いが、根拠のない期待を胸にキャストし続けた。しかし、忘れた頃に単発の反応が返って来るだけで、一向にペースは上がって来ない。

そして、21:449匹目21:4510匹目21:4711匹目を連続で掛けたが、これも線香花火でアッと云う間に時合が終わってしまった。
それでも、何とかつ抜けは出来たので、ソロソロ引き揚げ様かと思い始めた22:00頃、千切れかけたセリアのワームを使ってみた。すると思い掛けず反応が続いて21:5912匹目をゲット。そして15匹目をゲットした22:07までの間の8分間で4匹を追加し、この夜のハイライトはアッサリと終了。
試しに別のワームに替えると反応が消え、又々セリアのワームにすると反応が戻って来て22:2016匹目22:2517匹目22:2818匹目をものにすることが出来た。
こうなると切りの良い20匹目をとなるのだが、生憎、セリアのワームはボロボロになって使えなくなったので、最近のお気に入りのVフライに替えてみた。しかし、見向きもされず、結局、諦めて22:40頃に片付けに入り、残業をするというFJKWさんを残して、釣り場を後にした。

今回の課題であったSoare改月下美人 Air TW PE Specialの組み合わせだが、この組み合わせでは深刻なバック・ラッシュを起こすことはなかった。しかし、スプールのラインが浮き上がっていることが度々あった。これはバック・ラッシュをする直前の状態なので、出来ればなくしたい。
元々、月下美人のリールはアジングよりも重たい仕掛けを使うことの多いメバリングで使うことで、Aldebaranとの住み分けをしていたのだが、今回の結果から、それを踏襲することが無難なのだろうと思った次第。

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19:43 1匹目     21:47 11匹目
20:00 2匹目     21:59 12匹目
20:32 3匹目     22:02 13匹目
20:47 4匹目     22:05 14匹目
20:49 5匹目     22:07 15匹目
21:05 6匹目     22:20 16匹目
21:15 7匹目     22:25 17匹目
21:34 8匹目     22:28 18匹目
21:44 9匹目
21:45 10匹目

 

2024年釣行記(46) – MG&AJ

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月26日(金) 17:30~21:45
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:単独、(ICNHさん)

天気予報によると、この日の夜は南西or西南西の風が1~2m程度と弱いらしい。風が弱いのはアジングには持って来いの状況なので、いつものことであれば、喜び勇んで出掛ける所。しかし、酷暑続きのこの時期では寧ろ蒸し暑さの素。出来れば、もう少し吹いて欲しいと思うのだが・・・・。

雨は嫌、風は嫌などと云ってばかりいては、自然相手の遊びなど出来る訳はない。無理をするのは禁物だが、行ってみて我慢が出来ない様なら中断して引き揚げれば良いと考え直して自宅を出発した。

17:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、人影は皆無でガランとしている。
茹だる様な酷暑の毎日で外出を控えているためかも知れないが、釣れても釣れなくても、週に1度は通って来る小生には、釣り場が空いていることは寧ろ有り難い。

今回は、マゴチが釣れたとの情報があったので、明るい時間帯はマゴチ、陽が落ちてからはアジに切り替える予定で、最奥に釣り座を構えて準備に取り掛かった。

17:30頃、BlueCurrentⅢ 82/Bにいつものヘビ・キャロでキャスティングを開始。
マゴチはどの様な反応をして来るのか?
反応があれば、即座に合わせに行っても良いのか?
それとも、喰い込むまで待つべきなのか?
兎にも角にも、マゴチを釣ったのは生涯に1度しかなく、しかもマグレとあっては、全てが手探り状態。YouTubeには、マゴチ釣りの解説動画が沢山あって、当然、小生もその動画を観て勉強はしているのだが、所詮は畳の上の水練。実際に釣って初めて解説の云わんとしていることが、腑に落ちると云うもの。
しかし、いつもと同じで反応がない。
誰も居ない釣り場を少しづつ移動しながら、マゴチの居場所を探したが、何処に居るのかコツンとも来ない。それどころか、根掛かりで仕掛けをロストする始末。
そこで、仕掛けを簡単な直リグに替えてマゴチ探しを続けている所に、ICNHさんがニコニコと笑いながら登場。

19:00を過ぎて周囲の光量が減って来て、イヨイヨ、夕マヅメの到来。
マゴチにしろアジにしろ、時間的には喰いが立って来る時間帯に入って来たが、マゴチ調査を続けても反応が返って来る気配が感じられず、反応を引っ張り出す自信もない。と云う訳で、今回も早々にマゴチを諦め、ロッドをSaltyStage改に持ち替えてアジングに切り替えた。

しかし、アジからの反応もない。
前回、前々回ともアジが回って来たのは20:00を過ぎてからだったので、それまでは駄目かも知れないと思い始めた頃、モゾとした反応が返って来て、この日初の獲物をゲット。
時刻は19:28のことで、サイズも20cm程のマアマアと云った所。その後は19:3419:51と追加することは出来たが、テンポがもう一つ良くない。

そして、20:004匹目をゲットし、イヨイヨこれから前回の再現かと期待をしたが、テンポは上がらず20:1620:3620:4420:47とポツリポツリと返って来る反応を拾うだけ。この調子でも、湾奥に位置するKMI’sでは、時期にもよるが決して悪いとは云えないのだが、前回の良かった際の記憶が残っているだけに、余計にテンポが悪く感じてしまう。

所が、21:00を廻った頃から、それまで殆んど吹いていなかった風が、突然吹き出して来た。しかも、左から右に抜ける北風で、時間が経つに連れて強くなって来た。それまでは蒸し風呂の中で釣りをしている様なものだったので、この風は殊更に気持ちが良く生き返った気持ちだった。しかし、夏のこの時期に、突然、北風が吹き出すのは天気が変わる前触れのことが多い。心配になって上空を見上げると一面に雲が広がってはいるが、遥か上空を飛行している飛行機のランプがはっきりと見えるので、雨雲ではない筈。

例え、雨が降り出しても夕立の様なもので長くは続かないだろう。とは云え、濡れるのは勘弁して貰いたいと思いつゝキャスティングを繰り返していると、強い風に大きく膨らんだラインの動きがおかしい。念の為、合わせを入れてみると、これがアジから帰って来た反応で、21:12にようやく9匹目をゲット。
この9匹目からがこの日のハイライト。同じ様なラインの吹けアタリで調子良く本命を連続ゲットし、21:3617匹目をゲットするまでの30分足らずの時間で9匹も追加出来た。
所が、好事魔多しの例え通りで、心配していた雨が降り出して来た。いきなり本降りになることはなかったが、徐々に雨粒が大きくなって来たので、後ろ髪を引かれる思いで急いで道具を片付けて、21:45頃、StopFishingとした。

所で、最近、ジグ単アジングでは専らAldebaran BFSXのリールを使っていたのだが、この日は久し振りに月下美人 Air TW PE Specialを持ち出してみた。
ベイト・アジングを始めた際、Aldebaran月下美人のリールを色々と比較した結果、Aldebaranアジングに、月下美人メバリングに使う様になって現在に至っている。とは云え、月下美人アジングに使っても何ら問題はなく、使い分けのポイントはリールの重量で、より軽いAldebaranをよりシビアな釣りになるアジング用にしたもの。
と云う訳で、メバリンングのシーズンが終わって出番がなくなった月下美人を、使って見る気になっただけで、他意はなかった。

そして、使ってみた結果、どう云う訳かライン・トラブルの続出。
20:00台はキャストの度に縺れたラインを解く作業を行っていた。こうなるとアジの反応に気を使うよりも、キャスティングに気を使うことなり、結果としてテンポが悪かったのかも知れない。
21:00近くになって、ようやくライン・トラブルになることも減って来て、釣りに集中出来る様になったことが、テンポの良い釣りに繋がったとも云えるだろう。
と云う訳で、これまでと同じAldebaranのリールを使っていれば、前回と同じ釣果を挙げられたのかも知れない。ひょっとすると月下美人とロッドのSaltyStage改の相性が良くなかったことも考えられる。

このまゝで終わっては月下美人が可哀想なので、次回も月下美人に頑張って貰おうと思う。

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19:28 1匹目      21:17 11匹目
19:34 2匹目      21:20 12匹目
19:51 3匹目      21:27 13匹目
20:00 4匹目      21:29 14匹目
20:16 5匹目      21:32 15匹目
20:36 6匹目      21:34 16匹目
20:44 7匹目      21:36 17匹目
20:47 8匹目
21:12 9匹目
21:15 10匹目

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