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2022年釣行記(72) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月13日(火) 16:30~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 22
同行者:(IKOKさん)

小生が癒やしの場として、冬場には通い詰めているMHR-KGNは、年初から調子が上がって来ないまゝ、今シーズンを迎えたと見えて、2回連続して悲惨な結果に終わってしまった。そんな状況にも拘わらず、敢えてMHR-KGNメバリングをしても、癒されるどころか、ストレスを抱え込んでしまう可能性が高い。対してDKKでは、釣れる時間帯に限りがあるとは云え、豆アジが遊んでくれる公算が高い。

と云う訳で、今回はDKK豆アジに癒やしてもらうことにした。

15:50頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、直前まで雨が降っていたせいか、先行者の姿は皆無だったので、貸し切りの岸壁を奥に進んで、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。

予報では西寄りの風が1~2mとのことだが、背後の植栽に遮られて、岸壁では殆ど無風。しかも、海は凪状態で状況は云うことなし。

今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改SoareGame改とスピニング・ロッドのSoare改の3本。その内、Emeraldas改を先発に選んで、先ずは、1.2gのJHを結んでキャスティングの肩慣らしを始めた。と云うのは、ベイト・アジングで使用しているAldebaran BFS XGのベアリングをセラミック・ベアリングに交換したので、その効果を確認したかったのがその理由。
そして、その結果だが、これまでと同じ様にキャストしている筈なのに、バック・ラッシュの連続。恐らくスプールの回転性能が上がったのが原因だろう。色々と試行錯誤を繰り返して、何とかキャスト出来る様になった所で、そろそろアジングに移ろうかと思いつゝキャストした途端、何の違和感もなくライン・ブレイク。

豆アジが遊んでくれるのは夕間詰めの時間帯に限られているので、余りキャスティングの練習ばかりしている訳には行かない。そこでSoare改を持ち出して、0.8gのJHを結んで、16:30過ぎに、この日のアジングを開始した。

海はベッタリと凪いでいて魚の気配が感じられない。果たして豆アジのコンタクトがあるのだろうかと心配しながら、カウントを取っていると、10カウント付近で、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来た。
ウン、アジ?
軽く合わせを入れると、何と1投目から本命のアジ。サイズも20cmには足りない18cm程だが、最近では良型(?)と云って良いサイズ。これはリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれているギャラリーの黒猫にプレゼントして、後続を狙った。

すると、またもや同じアタリで、同サイズをゲット。時刻は16:38。
そして、
16:47 3匹目
16:49 4匹目
と、最近にはない順調な滑り出しに気を良くしたが、フッとアタリがなくなって、5匹目を獲ったのは30分後の17:20。

その後は、
17:52 6匹目
17:55 7匹目
17:58 8匹目
18:07 9匹目
18:37 10匹目
18:38 11匹目
18:40 12匹目
18:47 13匹目
18:55 14匹目
と、前回は18:00頃にアタリがなくなってしまったが、今回はその様なことはなく、18:00以降も、退屈しない程度の間隔をおいて遊んでくれた。

19:00頃、コンタクトがなくなった所で、休憩がてら夕食のパンを齧っている所にIKOKさんが登場。
IKOKさんは、入口付近に釣り座を構えてアジングを開始。

そして、暫くアタリが遠のいたが、
19:30 15匹目
19:32 16匹目
19:35 17匹目
19:38 18匹目
20:05 19匹目
20:09 20匹目
20:17 21匹目
20:24 22匹目
とパタパタと来ては、暫く間を置いて、またパタパタと来るパターンの繰り返しだった。所が、20:30頃からはすっかり音沙汰がなくなってしまった。

それでも何とか30匹をと頑張ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、IKOKさんを置いて一足早く引き揚げて来た。

この日は、当初の予定通り殆どEmeraldas改を使い、1.2gのJHで通したが、アジのレンジが、前回の様に表層ではなく、中層からボトム付近だったことが幸いしていたのだろう。
今回は、ベアリング・チューンを施したAldebaranに慣れていないので、慎重を期して1.2gのJHを使ったのだが、表層付近を狙える様にするためにも、早く0.8gのJHを扱える様にしておきたいと思う。

2022年釣行記(71) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月09日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 11
同行者:ICNHさん

小生にとっての癒やしの場であるMHR-KGNは、前回、前々回の結果を見ても、年初からの状況が改善しているとも思えない。一方のDKKも、アジは出てもばかりで、タチウオはシーズン終盤に入り釣れても指2本程度と一時期よりも小型化してしまった様子でもう一つ冴えない状況になってしまった。

と云う訳で、どちらにしても、良い結果は出せないだろうし、今週は水曜日の釣行1回だけにしておこうかと思っていた。が、諦め切れずに予報をチェックすると、北or北東の風が1m程度とのこと。
予報通りとすれば、SoaeGame改を試すことは出来そう。このSoareGame改は、ベイトのショート・ロッドが欲しかったので、破損してお蔵入りになっていたSoareGameを組み直したもので、Emeraldas改よりも18cm程短い160cmで仕上げたもの。
このロッドの使い心地を試すことを主目的に、DKKに行くことにした。

現地に到着したのは、丁度、16:00頃。
所が、沢山の車が止まっていて、車を止めるスペースを見付けるのに難儀する程。お陰で、普段止めることがない離れた場所に、止めざるを得なかった。
釣り座を構えるスペースがないかも知れないと心配しつゝ、岸壁に出てみると、入り口に年配者、中央付近にルアー・マンの2人しか先行者の姿がない。あれ程の車の主は、何処に行ったのだろうと思ったが、空いている最奥に釣り座を構えることにした。

今回持ち込んだロッドは、組み終えたばかりのベイト・ロッドのSoareGame改、予備のSoare改、そして、ライト・エギング用の8320#1Bの3本。

予定通りSoareGame改を先発に選び1.0gのJHを結んで、16:15頃、キャスティングを始めた。所が、初めてキャスティングをするベイト・ロッドにも拘らず、1.0gのJHを使ったのが運の尽き。少々強目の横風だったことも一因とも云えそうだが、2~3投で見事にバック・ラッシュの憂き目。ここは慎重に1.5gのJHから始めるべきだったが、これは後の祭りと云うもの。
仕方がないので、改めてシステムを組み直し、又、他のスピニング・ロッドにもラインを通しなど準備をしている最中、ICNHさんが到着。

16:30頃、今度はSoare改を手に、改めてキャスティングを開始。

この日アジを最初に手にしたのは、後から来たICNHさん。始めの内は刀狩りをしていたICNHさんだが、小生がポロリポロリとアジを釣り落とすのを見て、いつの間にかアジに狙いを替えていたと見える。先を越されたのは悔しいが、肩から先(腕)の差なので、甘んじて受け入れざるを得ない。

小生にも来いと念じつゝキャスティングを繰り返していると、ゴソゴソとしたアタリがあって、15cmあるかないかのアジを抜き上げることが出来た。
時刻は丁度17:00頃のことで、前回、MHR-KGNで悲惨な結果に終わっていただけに、お約束の豆アジとは云え、殊の外嬉しい1匹だった。

そして、17:15頃に2匹目の豆アジを獲った所で、ベイト・ロッドのSoareGame改に持ち替えてベイト・アジングを始め、
17:28 3匹目
17:31 4匹目
17:39 5匹目
17:42 6匹目
17:55 7匹目
とここまでは極めて順調に豆アジをゲット。所が、好事魔多し。18:00頃になるとそれまでが嘘だった様に、ピタリとアタリがなくなってしまった。

そこで8320#1Bに持ち替えてライト・エギングで何年振りかでのヒイカを狙ったり、ICNHさん刀狩りをしたりと色々と試してみたが、ICNHさんがベルト・サイズのタチウオを掛けただけで、魚っ気が消えてしまった。

8匹目の豆アジを手にしたのは、20:07頃。
結局、7匹目を獲ってから2時間程の間は、我慢の時間帯だったと云うことになるが、今回は、ICNHさんが隣りでロッドを振っていたので、気持を切らすこともなかった。もし、小生独りでの釣行だったとすると、寒い星空の下で、単にキャスティングを繰り返すだけの2時間には耐え切れず、恐らく20:00頃には、諦めて引き揚げてしまっていただろう。
そして、その後は、
20:12 9匹目
20:17 10匹目
とポツリポツリと反応は返って来たが、直ぐにアタリは間遠くなってしまい、21:00頃に獲った11匹目を最後にコンタクトがなくなったので、21:30頃、StopFishingとした。

と、今回は予想通り豆アジのみの結果だったが、割り切って臨めば、それなりに楽しめることを痛感させられた。勿論、良型が来てくれれば、それに越したことはないが、MHR-KGNと比べると、豆アジが遊んでくれるだけでも、遥かに良しとしなければならないだろう。
例年ならば、この時期から来春までは、MHR-KGNに通っていたのだが、今年はDKKに通うことになりそう。と云っても、豆アジが姿を消すのも時間の問題だろうし、そうなると、何処で癒やしてもらえば良いのか・・・・

2022年釣行記(69) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月02日(金) 16:30~21:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:KMIさん、ICNHさん

定例釣行日の金曜日(2日)は、予報を見ると、生憎のことに北東乃至北の風が4~5mとのこと。こうなると、MHR-KGNでは強い向かい風になり、DKKでは横風になって、誠に具合が悪い。加えて、この日は、早朝のワールド・カップスペイン戦のために寝不足になっていたので、今週末の釣行は止めようかと思っていた。そう思いつゝ、翌日の土曜日の予報を見ると、南西の風が3~4m。基本的に、週末や日曜・祭日の釣行は控えているのだが、今週は例外にしようかと大いに気持が動いた。
そんな所に、KMIさんICNHさんの二人が、強風をおして強行するとの連絡が入った。独りで冷たい風に吹かれて、アジタチウオからのあるかないか判らないコンタクトを待ち続けるのは如何にも辛い。しかし、仲間が居れば、コンタクトがなくても気分転換は出来るし、耐えられなければ早目に切り上げることも出来ると云う訳で、小生も出掛けることにした。

15:20頃、自宅を出発し、現地には16:00頃、到着。
そして、小生の直前に到着していたICNHさんと連れ立って、岸壁に出てみると、入り口付近にはトックリ・サビキの常連さん、最奥にはMKIさんの知り合いのAIYMさん(?)がロッドを振っていて、この岸壁のベスト・ポジションの両端には入れない。そこで、小生は中央付近、ICNHさんは中央付近の入り口寄りに釣り座を構えて、この日の釣りをすることにした。

準備をしつゝ様子をみると、風は予報通り強く吹いており、しかも、向かい風になる東寄り、更には、海は波立っていて、果たして釣りになるかと心配にな程。
そんな状況の中、ICNHさんはさっさと準備を終わらせてアジングを始めているのにはアングリ。

実は、小生はSoareGameをベイトのショート・ロッドに組み直したばかりの竿を試しに使いたかったが、スピニング・ロッドでもかなりやり難くなる程のこの風では到底無理。と云う訳で、重たいテンヤを使う刀狩りであれば、何とかなるだろうと、取り敢えずはアジングを諦めて刀狩りにから始めることにした。

16:20頃、強い風を意識して、いつもより細い0.8g号のPEラインに少々重ための1S(15g)テンヤを組み合わせて、キャスティングを開始。

12月に入り、タチウオの盛期は過ぎている筈なので、コンタクトの数はそれ程はない筈。千載一遇のチャンスを逃すまいと集中したが、やはりと云うべきか当然というべきか、兎にも角にも、音沙汰はない。そんな中、ふと隣りのICNHさんの様子を見ると、何とアジを抜き上げている最中。
聞けば、豆アジだが、盛んにアタッて来ているとのこと。

そこで、君子豹変すとばかりに、狙いを豆アジに切り替えて、Soare改を持ち出したが、小生の所では音沙汰がない。ICNHさんの釣り方を見ると、軽くアンダーハンドでキャストしてJHもそれ程沈めていない様に見える。この日の様に風が強い時は、余計なラインを出さず、極力風の影響を受けない様にする方が良いかも知れないと、滅多にすることのないアンダーハンド・キャストを倣って試みたが、中々答えが出ない。

16:30頃到着して、最奥でアジングをしていたKMIさんも、アタリがないと云いながら様子を見に来た所を見ると、どうやら、この日のアジの付き場に偏りがあったのかも知れない。

余りにも魚っ気がないので、一人ロッドを振っているICNHさんを挟んで、3人で釣り談義をしていると、突然、来た!!との声が上がって、いつの間にか刀狩りに切り替えていたICNHさんがロッドを大きく曲げてやり取りを始めた。そして、抜き上げたのは、指4本クラスの良型タチウオ
タチウオが回って来た。チャンスだ!!
急いで元の釣り座に取って返してテンヤをキャストすると、何と直ぐに答えが出て、小生にもタチウオが来てくれた。
時刻は、17:00少し前のことで、サイズはICNHさんには及ばず、精々指3.5本と云った所だが、これで取り敢えずボーズは回避出来たと一安心。
とは云え、1匹だけでは足りない。せめてもう1匹は欲しいとアングラーならではの欲の出し方でキャスティングを繰り返したが、強い風の影響で、中々思い通りに行かない。

タチウオからのコンタクトもないので、又々、アジングに切り替え、ICNHさん流のアンダーハンド・キャストを見様見真似で繰り返したが、うんともすんとも反応がない。
そこで、駄目で元々とばかりに、JHを敢えて軽目の0.8gにしてみた。アンダーハンドでショート・キャストをすれば、風の影響はかなり減らせる上、風にドリフトさせれば、案外、反応を示すかもしれないと考えた結果なのだが、これがビンゴ
直ぐに答えが出て、ワームを引っ手繰る様な大きなアタリで、この日初めての豆アジをゲット。時刻は、実釣を開始して1時間も経った17:20頃。

やっと、今日の釣り方が見付かったと同じ様にして後続の豆アジを狙ったが、再現出来ず何も反応が返って来ない。JHも1.2gや1.5gなど色々と試したが報われず、2匹目を獲ったのは、それから約20分後の17:40頃。そして、3匹目は18:00頃と20分に1回、忘れた頃に来る反応を何とか獲っていたが、それ以降は完全に梨の礫

アジよりもタチウオの方が、可能性はある筈と考え、以降は刀狩りに重点を置いて見たが、タチウオの反応も感じられない。強風の影響で、小さなアタリは感じ取れなかったとも考えられるが、シーズン終盤にあって、盛期の様に何度もコンタクトがあると期待する方が、無理と云うものだろう。

20:00少し前、入り口付近の常連さんが引き揚げていったので、物は試し、気分転換を兼ねて、彼の後に移動してみた。
そして、斜め右方向に何度かキャストしていると、その何投目かで、突然、ガツン。思わぬ反応に、少々泡を喰ったが、アクションを付ける動作が合わせになって、無事、2匹目のタチウオをゲット。サイズは、1匹目より一回り大きな指4本。

その後は、豆アジからもタチウオからも見放された格好で、全く生命体の反応を感じられないまゝ、時間が経ち、結局、21:00頃にStopFishingとして、3人揃って釣り場を後にした次第。

兎に角、この日は予報が的中し、終始強い風が吹き荒れていた。それでも、我慢をして釣りが続けられたのは、やはりKMIさんICNHさんと一緒だったからで、独りだったら、とっくの昔に引き揚げていただろうと思う。否、恐らく強風をおして来ることはなかった筈。
そんな悪条件の
冷たく強い風の中、老体をおしてやって来ただけに、何とかタチウオアジも獲れ、この日の目標が達成出来たのは、出来過ぎと云うべきだろう。

2022年釣行記(67) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月25日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 4、タチウオ x 2、カサゴ x 2
同行者:KMIさん、ICNHさん

前回もメイン・ターゲットにしたアジ豆アジを含めて泣きの3匹だけ。サブ・メインのタチウオに至ってはボーズに終わる惨敗。と云う訳で、何とかこの借りは返したいと、またまた、DKKに行くことにした。

15:45頃、現地に到着して、岸壁に出てみると、意外なことに先行者は2人だけ。しかし、最奥には、その内の一人が、青物を狙って長いルアー・ロッドを振っている。仕方がないので、入り口に釣り座を構えようかとも思ったが、出来れば最奥に入りたい。そこで、そのルアーマンに予定を訊ねると、中央付近に移動しようと思っていたので、どうぞ、入って下さいとのこと。

有り難く最奥に入らせて貰って、準備に取り掛かった。

今回の目標は、我が食卓用に20cm以上のアジを1匹、そして、出来ればご近所用のタチウオを2匹。と云う訳で、今回はアジング用にEmeraldas改と予備のSoare改タチウオ用にSephia S809M/Fの3本を持ち込んだ。

自宅を出る際に見た予報では、東南東の風が3m程とのこと。この風向きでは、向かい風若しくは横風になるのでアジングには少々厳しいだろうと思っていた。しかし、岸壁に立ってみると、幸いなことに殆んど無風。寧ろ、11月も下旬だと云うのに、薄っすらと汗ばむ位の暖かさで、風の心配をすることなくベイト・アジングが出来そう。そこで、Emeraldas改を手に、16:15頃、肩慣らしのキャスティングを開始。

暫く、ウォーミング・アップをして刀狩りに変更。
と云うのは、前回、まだ明るい時間帯だったにも拘わらず、何度もコツコツと反応があった。しかし、どうしても合わせを入れるタイミングが掴めず、結局、獲ることが出来なかった。タチウオのアタリだと信じてはいるが、正体を見た訳ではないので、今回はそれを見極めたいと思ったのが、その理由。
そして快適波止タチウオテンヤSS1S(15g)をキャストしてみると、前回と同じで、コツコツとした反応が帰って来るが、どうしても合わせられない。
何度かキャストを繰り返し、何度も空振りをしている内に、テンヤの着水点付近の海面が、何やらザワツイているのに気が付いた。そればかりでなく、アクションを付ける際のラインの動きに驚いて海面を割って飛び出す魚体も目に入って来た。
と云う訳で、前回と今回、明るい時間帯にコツコツとアタッて来るのはコノシロイナッコの群れだと判った所で、この日の本命のアジングに戻ることにした。

所が、その頃から横風が強くなって来てベイト・タックルでは、とてもアジングを続けることが出来なくなって来た。予報の3mよりもかなり強く感じる風に堪らず、スピニング・ロッドに切り替えてアジングを続けた。が、夕マヅメのゴールデン・タイムにも拘わらず、豆アジからも反応がない。
陽が沈む前は汗ばむ程だったのに、絶え間なく冷たい風に吹かれ、急激に寒くなって来ると同時に、早くも気持も急降下。そこで、気分を変えるためにターゲットをタチウオに変更。
しかし、シーズンの終盤戦で降った昨日の冷たい雨の影響が出たのだろうか、全くコンタクトがない。それでも、アジよりは可能性があると考えて、キャストを繰り返していると、いきなりコツ。
合わせも決まり、タチウオの強い引きを楽しみながら抜き上げたのは、最近のアベレージの指4本サイズ。
時刻は17:10頃のことで、日没後1時間も経っておらず、出足としては可もなく不可もなくと云った所だが、体感的には、3時間も4時間も経って苦労の末に何とかゲットした様な感覚だった。

取り敢えず、これでボーズではなくなったが、この日は、先ず20cmクラスのアジを獲って第一目標をクリアしてから、タチウオを狙う積りだったので、それとは逆。しかも、タチウオが1本だけではご近所向けのお土産に出来ず、もう1本追加しなければならない羽目になってしまい、自らハードルを上げる結果になってしまったが、この強い風では仕方がない。
兎に角、タチウオを追加しなければと、風下となる斜め左方向に向かってキャスティングをしていると、1本目を獲ってから10分後の17:20頃、今度はムズーッと重たくなるアタリで、2本目をゲット。

これで、兎にも角にも、この日の目標の半分は達成出来たので、今度はアジングに集中することにした。

しかし、相変わらず、強い横風が吹き止むこともなく、寧ろ強くなって来てJHが全く沈んで行かない。
隣りのICNHさんは、アジは表層に居ますヨと云い、ポツリポツリと豆アジながら掛けているが、小生は上手く表層を流せない。風の力を利用しようと、軽い0.4gのJHにしたり、逆に重たい1.5gにしたりしてみたが、これでも上手く行かない。

半ば諦め気味に0.8gのJHを流している時、風に膨らんだラインがスッと動く瞬間があり、反射的に腕を伸ばすと、思い掛けず生命体の反応が帰って来て、来たー!
時刻は、既に19:40頃になって、漸く、この日の初めてのアジをゲット。しかし、サイズは目標に遠く及ばない

漸く、この日のパターンを掴んだと思い後続を狙ったが、元の木阿弥で再現性が全くない。

20:30頃、KMIさんが引き揚げて行った所で、小生も倣って引き揚げようかと一旦は思ったが、何としてでも20cmをものにしてやると思い直して、ICNHさんと並んでアジングを続けることにした。

しかし、こんな老いの一徹が叶うこともなく、豆アジを3匹追加しただけで、結局、この日の第一目標達成はならず、22:00頃、引き揚げることにして片付けに入った。
所が、皮肉なことに、この頃になってあれ程強く吹いていた風がピタリと止んでしまった。若くて体力がある頃ならいざ知らず、この歳になると、一旦切れてしまった気持を繋ぎ直して・・・と云うことも出来ず、結局、ICNHさんと連れ立ってStopFishingとして帰路に着いた。

2022年釣行記(66) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月22日(火) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3、タチウオ x 0、カサゴ x 1
同行者:KMI、HRD、IMMR、SMT各氏

今回もDKKでの釣りだが、この所刀狩りが中心だったので、久し振りにアジングをメインにする積もりで、15:15頃に自宅を出て、現地到着は15:50頃。

直ぐに道具を手に岸壁に出てみると、意外なことに先行者が多い。先ず、最近のお気に入り場所になった入口に一人、最奥には綾瀬はるか似の可愛い彼女連れの若者アングラー、そして最奥から少し中央寄りに長いロッドを振り回している若者アングラーが二人と、先行者は都合で五人。
と云う訳で、入れそうな場所は中央付近にしかない。しかし、アジをメインとするので、出来れば最奥に入りたい。そこで、彼女連れの若者は、それ程遅くまでは釣りをすることはないだろうと思い、予定を尋ねてみると、18:00頃までとのこと。出来ればもう少し早く入りたいと思ったが、こればっかりは致し方ない。そこで、アジングはカップルが引き揚げた後に始めることにして、刀狩りの準備に入った。

岸壁の中央付近に戻って、Sephia S809M/F快適波止タチウオテンヤSS2S(11g)の組み合わせでキャスティングを始めたのは、16:30頃。
実は、カップルと長いロッドの二人組の間には、空きがあって、そこに入るにはスペース的には問題はなかった。所が、二人組の一人がキャストするウキの着水点は、何と、彼らの左側の空きスペースを越え、カップルの前方の沖。しかも、強めの風が右から左に吹いているので、ラインも当然左側に流されている筈。と云う訳で、空きスペースでキャストすると、お祭り騒ぎになるのは必定。そこで、君子危うきに近寄らずとばかりに二人組の風上になる中央付近で刀狩りを始めた次第。

すると、思いがけないことに、1投目からコツコツと何やら反応が帰って来る。時間的には、日没時刻の16:31を過ぎたばかりで、周囲はまだまだ明るく、タチウオが動き始めるにはまだ早い時間帯だと思っていたので、思い掛けないコンタクトにドキドキと鼓動が早くなって来る。
2投目、3投目とキャストを続けたが、コツコツとテンヤを啄く様な反応だけで、合わせを入れるタイミングが掴めない。テンヤを流すレンジを替えたり、アクションを替えたりしたが、徐々に反応が帰って来なくなり、結局、1匹もものに出来ずに終わってしまった。

カップルが引き揚げて行ったのは、17:40頃。
直ぐにアジングの支度を整えて、18:00頃、キャスティングを開始。今回は市販品のベイト・ロッドを試したかったので、BlueCurrentⅢ 53/Bをチョイス。所が、向かい風が強くなって来たために、直ぐにスピニング・ロッドの8320#1Bに切り替えたので、BlueCurrentⅢ 53/Bの出番は開始当初だけに終わってしまった。

この日の口開けのⅠ匹を掛けたのは、19:30頃。
漸くロッドを曲げてくれたのは、お約束の豆アジで、喜びも半減だが、サイズを選べないのが釣り。
お父さんかお母さんを読んで来る様にと云い聞かせて海に帰したのだが、次に来たのも同じサイズの

豆アジであっても、数が多ければ、不満はあってもそれなりに楽しめるが、この日はそれもない。

悪いことに、20:00を回った頃から横風が更に強く吹いて来て、JHが沈んで行かなくなった。踏んだり蹴ったりとはこのことで、タチウオからのコンタクトもなく、アジからも相手にされることもなくなって、気持は正に風前の灯。そんな中、半ば諦め気味にJHを流していると、思いがけずコン。
抜き上げたアジは、最近のDKKでは良型と云って良い23cmクラス。
マグレとは云え、やっとの思いで手にした良型だが、1匹では老夫婦の食卓に乗せるには足りない。せめて同じサイズをもう1匹とキャスティングを続けたが、偶然の産物では再現性は皆無。

こうして、老いの努力は報われることなく終わり、21:30頃、精根尽き果てて、仲間の皆さんに別れを告げて引き上げて来た。

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