※ カテゴリー別アーカイブ:2007年 ※

2007年釣行記(36)

2007年

潮回り:長潮  場所:TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

木枯らし1号が吹き荒れていて、これじゃシャクリングは無理だろうと風呂に入ったのが良くなかった。風呂上りに薄着のままパソコンに向かっていて湯冷めをしてしまった。
釣行する際の防寒対策には気を使っているのに、こんな所に油断があった。

夜通し咳が酷くて中々熟睡出来ない内に、気が付くと2:30。耳を澄まし外の様子を伺うと風はかなり収まっている。
そこで支度をしていざ出陣となった訳だが、咳が出る度に右側の肩甲骨の下から脇腹に掛けて痛みが走る。もう10年以上も前のこと、肺炎をこじらせて肋膜炎を患ったことがあるが、丁度その時の痛さに良く似ている。その時は息を吸い込むと痛んだ様な記憶があるが、今回は、咳でグッと身体に力が入る時に痛みが来る。

こんな状況でも釣行するなんて、余程の馬鹿としか云い様がないが、正に衝動買いをしてしまったSAMURAI BLADE 86 Inheritorを振って見たくて仕方がなかったのがその理由だろう(?)
ハンドルを切ろうと右手に力を入れると、ズキンと痛みが走るし、咳をすると相変わらず痛い。こんな状態でロッドが振れるのだろうか?
そこで、近場の防波堤で試して見て何とかキャストもシャクリも出来る様であれば、前から考えていた磯に入ろうと、兎に角出発した。

近場の防波堤には4:00頃に到着。先行エギンガーは2名、その他にカゴ師(?)2名。エギンガーに様子を尋ねると2杯出した由。
早速、初めてのロッドにラインを通し、先ずはキャスト。そしてシャクリ。
痛みはあるものの何とかなりそう。ここで粘ることも考えて見たのだが・・・・・。

予定していた磯には5:00頃到着。幸いにも先行者もなく独りゆっくりと出来る。
雲の間から太陽が顔を出した7:00過ぎ、グッ、グンと待望のアタリに合わせて見れば、白いゲソがモゾモゾとカンナに掛っているだけ。近くにいる筈とエギを替えて見たが、その後はナシの礫。その後9:00頃まで粘ったが、コン、コ〜ンと云うアタリがあっただけで、無理をした甲斐なく墨付けならずの結果。

帰路はいつもと異なり小田原厚木道路経由にして見た。
そこで見かけたのが、覆面パト。77-47のクラウンだった。小田原厚木道路はスピードチェックが厳しいと聞いていたが、皆さんも是非ご注意あれ。

2007年釣行記(35)

2007年

潮回り:中潮  場所:KMGMON  釣果:350g X 1 同行者:釣do楽さん


実は、右肩はこの10月の初めから所謂五十肩で痛かった。
四十肩とも云うらしいが20歳も若返ってしまうのは、ちょっとやり過ぎじゃないの???とブーイングが聞えそうなので、ちょっと遠慮して五十肩で10歳若返ったと嘘ぶいていた。
その右肩を、先週、釣り場で滑落した際に強打した。

強打した痛みと五十肩の痛みで布団の上げ下げが辛い。

それなのに、シャクリたい。ガイドの交換を終えたばかりのASSAUT Shore S96改に墨付けをしたい。
そんなことばかりを考えていると、先週ご一緒させて頂いた釣do楽さんから仲間の方々の釣果報告メールが入って来るし、厭が上でも気持ちはそっちの方向へ・・・。

で、試しにロッドを振ったりシャクッたりして見ると、多少の痛みはあるけれど、何とかなりそう。これなら大丈夫出来そう。

ならば、行くしかない。
出張続きのこの2ヶ月間休暇を取っていなかったので、火曜日は仕事を休んで月曜日の夜から火曜日の朝まで出撃することにして、釣do楽さんにちょっと水を向けると17:00頃からなら行けると仰る。

18:45頃、釣do楽さん到着。 今回もまた釣do楽さんの送り迎え付きで、恐縮至極。
真夜中の走行と違って渋滞を通過したこともあって、釣り場には20:00過ぎに到着。

先週滑落した現場なのでトラウマにしないためにも、慎重に岩を登り降りして磯場に移動すると、何と先行エギンガーが独りベスト・ポジションでシャクッている。 月曜日の夜なので貸し切り状態だろうと思っていたが、エギング熱の盛んなこと・・・。

小生が支度をしている間に釣do楽さんは先端の左側に入っている。小生は右横の少し岸寄りに釣り座を構えて第一投。

ウッ!!! 痛い!!!

試し振りの時と違って20g程度のエギがふら下がっていて、しかも、無意識の内に飛ばそうと力が入っているためか、右肩に痛みが走る。 シャクル時も同じ状態。 モーションを小さく肘を身体から離さない様にすると幾分楽なので、右肩を庇ってぎこちないキャスティングとシャクリを続けていると、いきなりグンとラインを引っ張るアタリ。 思わず反射的に合わせてしまってスカ
その後の3・4投目で今度はコツンのアタリ。一拍置いてグン。 こいつは頂いたと会わせるがまたもやスカ
エギの色をピンクから茶系統に替えて何投目かにゲソだけがカンナに掛かって来た。

痛みを堪えてキャスティングを繰り返していると、ラインを通してモゾモゾとした感じが伝わって来るが、合わせるタイミングが掴めずシャクッテいるとかなり手前に近づいて来た時に、グンとエギを引っ張り込む様なアタリ。 どうも沖からズット追いかけて来た様な・・・。

と云うことで、墨付けは無事完了となった次第。
その後は、肩を騙し騙し続けたが、どうにも気が入らなくなり0:00にStopFishingとした。
釣do楽さんはコロッケ・サイズの釣果だったが、兎に角二人とも釣果があって良かった。

マタマタ、お世話になり有難うございました。

2007年釣行記(34)

2007年

潮回り:若潮  場所:KMGMON  釣果:ナシ 同行者:釣do楽さん

毎年の出張月間が漸く終わり、頃も11月に入ったので、今シーズンの幕開けをした。

小生の職場の休みのパターンが世間様とは少々異なっているので、通常は単独の幕開けになる筈だが、今回は先日コメントを寄せて下さった釣do楽さんとご一緒させて頂くことになった。
しかも、場所は小生が興味を持っていたが入れなかった磯である。更に、釣do楽さんにとっては遠回りになるにも拘らず拙宅まで迎えにまで来て頂くことになり、いやはや有難いことです。

釣do楽さんの仕事が終わり拙宅に来て頂くまでの待ち時間を利用してガイドを仮止めして見た。結果に気を良くして写真撮影をしていると携帯の呼び出し音。
仕事が早く終わった(終わらせた?)ので、既に近くにまで来ているとのこと。

早速、道具を担いで道路に出て、程なくして釣do楽さんが到着。
体格の良い釣do楽さんの笑顔と今シーズンの開幕に流石の小生も些か興奮していたのかも知れない。時刻が記憶に残っていないが、恐らく9時40分位だったと思う。

さて、待望のKMGMONの磯に到着し、海岸にまで来て海を眺めて見ると、意外なことにかなり大きなウネリがある。
潮周りは今ひとつだが風もなくコンディションとしては良い方だと思っていたのに、このウネリには機先を制せられた思いがしなくもない。
釣do楽さんの先導で磯の先端に来て見ると、先行者が1名。釣do楽さんが今晩はと声を掛けても返事は聞こえなかったし、私たち二人が支度をしている間に、姿を消してしまった。まぁ、人それぞれだが・・・。

この磯は平らな部分が多く、しかも海面からの高さも丁度小生好みで期待が持てたが、コマセの臭いがキツイ。
いつも感じることだが、何故始末をして帰れないのだろうか?自分達の釣り場を汚して平気な人が多いのにはガッカリさせられるばかり。

暗い中、ヘッド・ランプの光りを頼りに支度を整えるのだが、たった2ヶ月程遠去かっていただけなのに段取りが悪いことこの上ない。

そして、暗い海に向かっての第一投。いよいよ開幕。野球であれば始球式と云った所。
エギの着水点が解からぬまゝ、着底した頃を見計らってシャクリの開始。
するとクン・クンとした明確なアタリ。思わず合わせると・・・・、スカ。
第二投目。同じ。
結局、アオリからのラブ・コールと思ったのは全てウネリの引き・・・・・・・。

暫く粘っていたものゝノーカンジのまゝ時間が経過し、場所替えを決行することになったが、ここでハプニングが・・・。
両手に荷物やロッドを持ってヘッド・ランプの光りを頼りに岩場を進んでいる時・・・・・。
何処がどうして、何故そうなったのか、全く解からないのだが、アッと思った次の瞬間・・・・。
いや、正直云って、アッと思ったかどうかさえ解からない。
思い出せるのは浅い潮溜まりに横倒しになっている自分の姿
これまでは何とも思いもしなかったし、意識をすることもなかった様な所でのハプニング。これが老化と云うことかも知れない。

滑落する時の小生の叫び声に振り向いた釣do楽さんによれば、かなり派手な転び方をした様だが、その時に側頭部、右肩、両膝を打撲。右半身は潮に濡れ、潮溜まりの中に立ち上がったものだから両足を濡らしてしまった。

その後、ENUR、FKUR、OSKと見て廻ったが、何れも竿を出すに至らずATMで小一時間程シャクッて見たものゝ全くその気配さえ見えず、打撲した右肩がキャストする度に、シャクル度にズキン・ズキンと痛み出す始末。
ATMを諦めITHにまで脚を伸ばしたが南に下るにつれて風が強く吹いており、到底エギングは無理。
仕方がないので、今来たこの道を引き返して、とうとうHYKWに。ここでは釣do楽さんが竿を出し、小生は見学と洒落込んだが、音沙汰もなく、StopFishingとした。

それにしても台風20号の凄まじい爪痕が至る所にあった。
丁度その時、小生は出張で首都圏を留守にしていたのでそれ程まではと思っていたのだが、八貫山下のGSの向かいにある駐車スペースがなくなっていたり、OSKの突堤の先端に大きなコンクリート・ブロックが流されて来ていたり、改めて自然の力の大きさを実感させられた幕開けだった。

to 釣do楽さん
今回は色々とご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
これに懲りずに又お付き合い下さいネ。宜しく。

2007年釣行記(33)

2007年

潮回り:大潮  場所:IWGK  釣果:400gX1 同行者:ナシ


折角有給休暇を取って有終の美を飾ろうと目論んでたけさんと連続して釣行したが見事に空振りに終わってしまい、次の月曜日の朝マヅメを狙って何とかしようと考えていた。
所が、予報では、寒気の南下に伴って大気の状態が不安定となり激しい雷雨となるとのこと。
であれば、釣行は無理か???
などと考えていると、たけさんから携帯メールで、何と土曜日からリベンジに行って来られた様子で、しかも、アオリイカとアカイカが一杯ずつ仲良く並んで写っている写真のオマケ付き。そしてメール文はこれで活性を上げて下さいと来た(笑)
こんな写真を見せ付けられて黙って指を咥えている訳には行かない。
何とかならないかと、念の為Yahoo天気予報をチェックすると、月曜日の早朝はどの時間帯も傘マークが並んでいるが、雨量は0mm。基本的に雨は厭だが、何とかなるかも・・・。
日曜日の夕方になると、天気予報の通り、目も眩む様な稲光、ハラワタに響く様な雷鳴、バケツを引っくり返した様な土砂降りの雨・・・・。
午前2:30。携帯の音に目を覚まし外を伺うと、嬉しいことに雨はすっかり上がっている。
喜び勇んで3:00少し前に出発したが、西湘バイパスを走行中、雲の合間から顔を出した満月を見ていると、空が一瞬パッと白くなった。
ウッソ?!! 稲光? さてどうする?
目的のIWGKでは、先行者が1名、既にシャクッテいる。空を見上げると、黒い雲が低く垂れ込み今にも降り出して来そうな雰囲気で、しかも時折空が白く光る。
これじゃ、雨が降り出すまでの時間勝負と、たけさんのテトラに乗ってキャスティングを開始。
海は波立っており、何となくざわついた落ち着きのない様子だが、寒気の影響か、斜め左後ろから吹いて来る風は涼しく非常に心地が良い。
時折、グンと来る波のアタリや、ピッと引っ張られるラインの動きに何度も翻弄され、ソロソロ集中力が切れ掛かった7:00頃、シャクッたロッドがガツンと止まり待望のイカ様からの信号。
引きは少々弱いが、久し振りのギュィ?ン・ギュィ?ンに慎重に上げて見ると、400g程の♂
続いて来ないかと期待を込めてキャスティングを繰返していたが、8:00過ぎになってとうとう雨が降り出して来た。
空は白く光り、雷鳴も聞こえ出したので、心残りではあったがStopFishing。
荷物を担いで車の所まで戻って来ると、ワイパーに何やら茶色い紙が挟み込んである。何事か?と段ボール紙に書かれている内容を読むと有料駐車場に付き1,500円を近くにある海の家にまで持って来いとある。
ちょっと待て!!!
ここは一般道路の突き当たり部分じゃないか。しかも、有料駐車場なんて看板は何処にも掛っていない
有料だと判っていれば、もっとテトラ帯に近い所の駐車場を使っていたし、何も釣りには不便な遠くの駐車場を態々使う必要もない。去年も先日も同じ場所に車を止めたけれど、何も云われなかった。何も云われなかったから止めても良いと云うことにはならないが、少なくとも人や車の往来が殆どない時間帯に、これまた人や車の往来のない道路の突き当たりを使わせて貰った。
路上駐車であるため褒められた行為ではないので、大きな顔をしては云えないが、このやり方には一寸不満が残るし、文句の一つも云いたくなる。
幸い(?)、帰りその海の家を覗いたが誰も居なかったので、そのまま帰って来たが、海のシーズンは行けないポイントだと思った。

2007年釣行記(32)

2007年

潮回り:中潮  場所:IWGK、KMGM  釣果:ナシ 同行者:たけさん

蒸し暑い梅雨も東海地方まで明けて来てイヨイヨ終盤戦のドン詰まり。
何とか有終の美を飾って来シーズンに繋げ様と思っているのだが、中々上手く行かない。23日もたけさんと二人で出撃したが、結果はご覧の通り。
そのリベンジとばかりに、27日に有給休暇を取って、26日の夜中から27日の明け方までのエギングを画策した。
夜釣りのことなので磯場よりは足元の良い所をと云う事で場所は、IWGK。
ここは、たけさんやだいごろうさんのホームなので、たけさんにその旨メールを入れると、たけさんもリベンジに出撃するとのことで、期せずして連続のランデブー釣行となった(笑)
26日の夕方、終業の鐘が鳴るか鳴らない内に職場を飛び出し帰宅。そのまゝ着替えをして釣り場に向かおうと思ったが、朝の出掛けに晩飯は要らないと伝えるのを忘れていた。ここで喰わずに出ると家庭騒動の元になることは火を見るよりも明らか。と云うことで、用意して呉れた晩飯を美味しく頂いて出発した。
あれやこれで、予定より遅れた20:30頃になって漸く車に乗り込み、エンジンを掛けた所でたけさん宛に今出るよ。現着は22:00頃の予定とメール発信。
折り返し着信したたけさんからの返事は、今、ポイントに着きました
現地には予定通り22:00を少し回った頃に到着。ここは駐車場所からポイントまで少々距離がある。と云っても、TKURの様な急坂ではなく平坦地での移動なので息苦しくなることもなく、ご老体の我が身にとっては優しい所。
ポイントのテトラ帯付近で、丁度休憩に入ったばかりのたけさんと遭遇。
早速、様子を尋ねた所、アカイカ1杯だけと余り芳しくない様子。
たけさんはもう少し休憩をされるとのことだったので、ご愛用のテトラを譲って頂きキャスト方向まで指示して頂いたが、アオリからのコールはなく、その内時折空がピカリと光り出した。最初は車のライトが何かに反射しているのであろうと思っていたが、どうも雷様のお使いの様。
日付が変わって間もなく私は明日仕事があるんで・・・とたけさんが引き揚げて行き、暗い中独りキャスティングを繰返していたが、1:30頃、このポイントは諦めて帰路の途中にあるKMGMの堤防に行くことにした。ここは人気ポイントだが、流石に平日のこの時刻故、先行者は横浜の若者二人のルアー・マンだけで、ほゞ貸切状態。
折から吹き出した心地よい風に乗ってエギの飛びは抜群だが、着水ポイントは全く見えない。潮の流れもIWGKよりもかなり速く、ラインを送っても送っても常にテンションが掛っている。
本当ならDeepタイプのエギに交換すべきなのであろうが、この頃にはモチベーションもかなり下がっていて、適当なシャクリの繰り返し。
こんな状態を続けていても、来るべきものも来る訳はなく、ルアー・マンが引き揚げるのと呼応して4:00過ぎにStopFishing。

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