2023/10/26
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月26日(木) 16:40~21:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 32、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
予報によれば、南or南南西の風が1~2mとのことで、KMI’sでのアジングには持って来い。
前回は、クラゲの大群に為す術もなくスゴスゴと引き揚げるざるを得ず、ストレスを目一杯溜め込んでしまう結果だったので、前回分を含めて楽しもうと、勇躍、出撃することにした。
現地到着は、16:15頃。
クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで釣り場の岸壁に出て見ると、先行者は最奥に一人だけ。前回は入り口で散々な目にあったので、出来れば最奥に入りたかったが仕方がない。今回も入り口に釣り座を構えようと、思ったが、最奥のアングラーのファイティング・ポーズに見覚えがある。そこで確認するために最奥に向かった所、その主はIKOKさんだったので、迷うことなく隣りに釣り座を構え、並んで釣りをすることにした。
今回、持ち込んだロッドは、アジング用のEmeraldas改と刀狩り用のBlueCurrentⅢ 82/Bの2本で、小生が準備をしている間に、IKOKさんはすっかりのめり込んでいるエギングで、早くもアオリイカをゲット。それを見て、小生も肖りたいと、テンヤの代わりに念のために忍ばせて来たエギを結んで、16:40頃、キャスティングを開始した。
気になっていたクラゲは、点々と漂っているだけで、海は、いつもの見慣れた様子に戻っており、前回、クラゲの絨毯に泣かされたとは、とても思えない程穏やか。風は、予報通り微風で釣りには好都合だが、蚊が五月蝿い程纏わり付き、準備している僅かな間に数か所も刺されてしまった。
マグレのアオリイカを期待したが、そんなに都合良くことが運ぶことはあり得ず、17:00頃、久し振りにEmeraldas改を手にベイト・アジングに切り替えた。
すると、2投目で反応が帰って来て、17:04にこの日の皮切りのアジをゲット。サイズは20cmあるかないかの微妙な大きさだったが、ここは気持ち良くリリースして後続を狙うことにした。
すると、若干間を置いて、17:14に20cm超を追加。
この日は、アジの活性が高くて、この2匹目を皮切りに一時は入れ掛かりとなって、17:38にはツ抜け直前の9匹目をゲットし、気持ち良くアジングをしていたのだが、この9匹目を抜き上げた際に、悲劇が・・・・。
抜き上げて目の前にぶら下がっているアジを掴もうとした時、頭上でパキッと乾いた音がした。アッと思った時は遅く、見上げるとEmeraldas改のチタン・チップ部分がブラブラと折れてぶら下がっている。実はこのEmeraldas改は、チタン・チップとカーボンの繋目の具合が悪かったので修理をして、今回、久し振りに持ち込んだのだが、不注意だった。
折角、修理をしたにも拘わらず、事態は修理前よりも悪くなってしまってショックだったが、折れてしまったものは仕方がない。予備に持って来ていたBlueCurrentⅢ 53/Bを取りに車に戻って、ベイト・アジングを続けた。
そして、17:51にツ抜け、そして、約1時間後の18:12には、カウンターの数は20を指す程の絶好調状態。
と云うことで、数は、これまでになく早いペースで増やせたが、残念なことに豆アジや20cmに届くか届かないか微妙なサイズが多くて、半数以上は、そのまゝ海にお帰り願った。
切りの良い20匹目をゲットした所で、刀狩りに切り替えようと考え、ロッドを取り替えるために振り返った所、背後でジッと蹲っているこの釣り場の主の黒猫と目が合ってしまった。その目は、1匹で良いから、分けてくれと云っている様な・・・。
そこで待ってろよ!!と声を掛け、18:13にゲットした豆アジを黒猫にプレゼントして、改めて刀狩りを始めた。
そして、ロッドをBlueCurrentⅢ 82/Bに持ち替え快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を扇状にキャストして、タチウオを探したが、全く音沙汰がない。
その間、IKOKさんは頻繁にドラグを鳴らしロッドを曲げており、そんな様子を横目に、テンヤをキャストし続けるのは辛いものがある。結局、誘惑に負けて、30分程で刀狩りを切り上げて、ベイト・アジングに戻った。
すると、再開直後の18:44に22匹目をゲットし、19:00までの約15分間で4匹の釣果を上げ、都合、25匹の釣果となった。
所が、その後はコンタクトは遠退いてしまい、26匹目をゲットしたのは約20分後の19:15、27匹目はそれから更に30分程経過した19:44と忘れた頃にある反応を拾うアジングになってしまった。所が、その後の約15分間で3匹をゲットし、カウンターの数が29を指した所で、ピタリと反応が消えて、いつぞやの再来を思わせる状況になってしまった。
20:00頃、IKOKさんが早上がりで引き揚げて行った後、残った小生は刀狩りに集中することにして、1時間強の間テンヤをキャストし続けた。しかし、何の反応も感じられず、21:10頃、StopFishingとする積もりで片付けに入った。
そして、駄目で元々とBlueCurrentⅢ 53/Bのロッドで未練のキャスティングをすると、コツッとコンタクトがあって、21:13に良型のアジを追加出来。こうなると止める訳にも行かず、時間を延長。
その甲斐があって、21:21、21:25に良型アジをゲット出来たが、腰の痛みが強くなって来ていたので、後ろ髪を引かれる思いで竿を畳んで、21:40頃StopFishingとした。
この日のアジングは、浮き沈みはあったが全体としては好調で、大いに楽しむことが出来た。難点は豆アジや20cmあるかないかの微妙なサイズのアジが多くて、お持ち帰りは、32匹中の11匹と1/3しかなかったこと。しかし、これは贅沢の極みで無い物強請りの典型と云える。
もう一つのターゲットであるタチウオだが、今回も不発に終わってしまった。KMI’sからそれ程遠くない場所では好調に釣れていて、アングラーで混み合っているとの情報もあるので、KMI’sに回って来るのも時間の問題だろうし、11月に期待することにしようと思う。
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17:04 1匹目 R 17:53 11匹目 18:13 21匹目 豆
17:14 2匹目 17:54 12匹目 R 18:44 22匹目 豆
17:16 3匹目 17:56 13匹目 R 18:53 23匹目
17:17 4匹目 17:57 14匹目 豆 18:54 24匹目 豆
17:20 5匹目 豆 17:59 15匹目 R 18:56 25匹目
17:23 6匹目 R 18:00 16匹目 豆 19:15 26匹目 豆
17:25 7匹目 豆 18:03 17匹目 R 19:44 27匹目 豆
17:34 8匹目 18:07 18匹目 R 19:46 28匹目 R
17:38 9匹目 良 18:10 19匹目 豆 19:51 29匹目 豆
17:51 10匹目 R 18:12 20匹目 21:13 30匹目
‘ 21:21 31匹目
‘ 21:25 32匹目
2023/10/23
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月23日(月) 17:10~21:20
潮回り:小潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 3、タチウオ x 0
同行者:単独、(NGHM、IKOK、FJKW各氏)
16:30頃、現地に到着。
クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで、細い獣道を進んで岸壁の入り口に到着した時、何やら背後に人の気配を感じたので、思わず振り返った。すると、そこには上背のあるIKOKさんの笑い顔があって、ビックリ。普段、IKOKさんと会うのは、日が暮れて暗くなってからの時刻だったので、こんなに明るい時間に会うのは始めてで、思わずアレーッ、IKOKさん?と声を発してしまった次第。
岸壁には、最近としては珍しく4人もの先行者の姿がある。
先ず、入り口には最近よく見掛ける若者アジンガー、その隣りには前回だったか前々回だったかさだではないのだが、カワハギを何匹もビニール袋に入れていた女性アングラー、中央から少し奥に寄った所に常連のおっちゃん、そして最奥には、久し振りに登場して来たNGHMさん。
アングラーの頭数としては、4人だが中央付近の常連のおっちゃんは、長いロッドを3本も出しているので、IKOKさんと小生が入れる場所は限られている。
取り敢えず、IKOKさんは女性アングラー、小生はNGHMさんの隣りに釣り座を構えて、それぞれ準備に入った。しかし、前回、最奥に入ったKMIさんやHRDさんが、シーバスに苦しめられていたことを思い出し、シーバスを避けるためにIKOKさんと常連のおっちゃんの間に移動して、準備を終えた。
この日は、刀狩りもアジングもベイトでする予定だったので、持ち込んだロッドは、XRFC-704M-MBとSlatyStage改の2本。
と云う訳で、行ったり来たりした結果、準備に時間が掛かってしまい、XRFC-704M-MBで刀狩りを始めたのは、到着後40分も経った17:10頃。
風は、予報通りの微風、海には波もなく穏やかで、釣りには絶好の状況。所が、足許の海を見てビックリ。最近にない程の数のクラゲがフワフワと漂っている。
刀狩りを始めて2投目か3投目のこと。キャスト後軽いリフト&フォールを繰り返していると、ロッドを持つ手にグーッと重さが伝わって来た。
エーッ、もう来た・・・・?!
喜んでロッドを煽って合わせを入れた途端、常連のおっちゃんが大きな声を出した。
エッ、何だ????
どうやら常連のおっちゃんのラインが、左から右への潮流に乗って小生の正面にまで流されて来たと見えて、見事にお祭りをしてしまった。この様な場合には、普通、ラインを流された方が謝るべきだと思うのだが、このおっちゃんは謝るどころか、流されたラインを回収もしない。となると、小生がキャストをすれば又々お祭り騒ぎになってしまうことは必定。
気分は悪いが、君子危うきに近寄らずとばかりに、女性アングラーが引き揚げて空いた所に釣り座を移すことにした。ここは、背後の植栽の枝が頭上にまで張り出しているので、キャストし難いが、仕方がない。我慢をしてキャスティングを繰り返したが、タチウオからの反応はない。
そこで、気分転換のために、SlatyStage改を手にベイト・アジングに切り替えた。所が、尋常とは思えない程の大量のクラゲが集まって来ていて、丸でクラゲの絨毯に向かってキャストしている様なもので、JHが沈んで行かない。運良く沈んでも、JHを回収する際には、JHの針がクラゲに刺さって気色の悪い重さが伝わって来て気分が良くない。
そんな中でも、隣りのIKOKさんは、ポツリポツリとアジを掛けていたが、その内、アタリがなくなった!とぼやき声が聞こえ、短い時合が去ってしまった様子。
近場のアジングは、クラゲのために釣りにならないので、少しでも可能性がありそうな沖目の刀狩りに注力することにした。
そして暗い海に向かってキャストして、軽いリフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、グンと重さが伝わって来る。
よし!と合わせを入れるが、針掛りせずに空振り。
どうやら、沖目にも大量のクラゲが漂っていると見える。そこで、グンと重たくなるアタリは捨てて、少しでも硬さのある反応を待つことにしたが、その様な反応は皆無。
20:00を回った頃、エギングを少ししてから帰りますとIKOKさんが引き揚げる準備に入った。
少しでもアジの反応があるのであれば、早上がりすることはない筈だが、この様な状況が続いては、仕方がない。小生も大いに心を動かされ、一緒に引き揚げ様かと考えた。しかし、時間も早いので、駄目元で粘ってみることにした。
すると、小生に気持ちに応えてくれたのか、豆アジがコツンとコンタクトしてくれた。
時刻は、20:15頃のことで、この日、17:10に実釣を開始して約3時間の間に始めて感じる魚からの反応。これで、何とかボーズを回避することが出来たが、まぐれアタリと見えて、その後は又々無反応状態。
その後、入り口の若者アジンガーが引き揚げて行ったので、その後に再度移動することにして、3度目の引っ越し。ここは頭上には植栽の枝が張り出していないので、キャスティングに気を使う必要がなく、それだけでも精神衛生上は◯。しかし、引越し前のポイントに比べて、どう云う訳か、クラゲの密度が遥かに高く、アジングは到底出来ない。そこで刀狩りに変更したのだが、クラゲのアタリだけで、本命のタチウオの反応はない。それどころか、キャストした拍子に、ラインが高切れしてしまった。仕方がないので、予備のリールに替えて刀狩りを続けたが、状況は変わらず仕舞い。
20:30頃、NGHMさんが引き揚げ、続いてIKOKさんも引き揚げて行って暫くして、あれ程集まっていたクラゲが薄くなってキャスト出来る場所が広くなって来た。
ようやくクラゲに気を使うことなくキャスト出来る状況になって間もなくの20:40頃、ラインのテンションがフッと抜けるアタリで、この日の2匹目をゲット。これは22cm程の良型。
そして、20:44にコツと感じるアタリで3匹目をゲット。
ようやく、アジングが出来る様になったと喜び、再び、やる気を取り戻したが、その後は反応がなくなってしまった。こうなると、一旦持ち直した気持ちが切れてしまうのは時間の問題で、21:20頃、精根尽き果ててStopFishngとした。
この日の釣りの全ては、クラゲ。
10月も中旬になっているのに、これ程のクラゲに悩まされるとは思いもしなかった。これも温暖化の影響だろうか・・・・・。
2023/10/20
2023年 Eging Touching 釣行記
日 時:10月20日(金) 16:10~22:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:タチウオ x 2
同行者:KMIさん、(HRDさん&友人、HGEさん)
15:20頃、自宅を出発。途中、運河を渡る橋の上を走っていると、ハンドルに感じる程の風。それもその筈で、予報では南南西の風が、昼頃は8m、夕方には少し弱くなって7m、夜遅くなって5mと、釣りにはかなり厳しい強風が吹くとのこと。
それでも、KMIさんとの約束もあって、兎に角行くだけ行ってみようと自宅を出た次第。
現地には、15:50頃に到着。
流石にこの強風を敬遠したと見えて、岸壁には、アングラーの姿は皆無。となると、いつもなら迷うことなく、最奥に釣り座を構える所だが、この日は刀狩りに注力することにしているので、寧ろ入り口に釣り座を構えたい。しかし、後から来るKMIさんのアジングにとっては最奥が良いだろう。と云う訳で、取り敢えず最奥を確保することにして、釣りの準備に掛かった。
この日持ち込んだロッドは、Sephia S809M/FとSephia SS S76ML-Sの2本。S809M/Fは、明るい時間帯のハギング、夕方から夜間の刀狩り、S76ML-Sは、気分転換のためのエギングに使用する算段。
準備に取り掛かりながら、岸壁の際に立ってみると、風は、時折、回り込んで来た強い風が吹き抜けることはあるが、背後の植栽や高い建物に遮られているせいか、総じて、釣りにはそれ程支障はなさそうで、一安心。
16:10頃、S809M/Fを手に入り口に移動してハギングからスタート。
ハギングと称するからには、ワームを使うべきだろうが、この日は、兎に角、カワハギが居るかどうかを確認するのが主目的なので、敢えてアサリを使うことにしたのだが・・・・・・。
小生は、ハギングの経験は数える程しかないので、カワハギがどの様なポイントに居るのか良く解っている訳ではない。しかし、カワハギや仲間のフグが居れば、餌のアサリは一瞬でなくなる筈と安易に考えていたのだが・・・。
足許に始まって沖目、中間距離、右、中央、左とキャストしてみたが、アサリはそのまま戻って来る始末。
それでも、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返している内に、日没時刻の16:59は過ぎてしまい、周囲が薄暗くなって来た。こうなると、夜には活動しなくなるカワハギを狙うのは無理があるため、刀狩りに切り替えることにした。
17:00を回った頃、刀狩りを開始。
テンヤは、前回の結果を踏まえ、いつもの使い慣れている快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を選択。
時間的には、ゴールデン・タイムに入る直前なので、若干早過ぎるきらいはある。しかし、気の早いタチウオが居るかも知れず、そこはやってみなければ判らない。
・・・・・が、これは空振り。
17:30頃、KMIさんが登場。
KMIさんには予定通り、最奥に釣り座を構えてもらい、小生は入り口に戻って刀狩りの再開。
しかし、タチウオの反応は全くなし。
18:00頃、HRDさんが登場。
HRDさんはKMIさんの隣りで、アジングを開始。
小生は、タチウオの反応を期待しながら、キャスティングを繰り返したが、相変わらず気配は皆無。
19:30頃だったか(?)、時刻は定かではないが、HRDさんの友人が登場して来て、最奥では、奥からKMIさん、HRDさん、友人の3人が並んでアジを狙い、小生は、仲間内しか居ない岸壁を行ったり来たりしながら、タチウオを探したが、さっぱり音沙汰がない。
微かにでも反応があれば、まだ良いのだが、全くのダンマリ状態が続いており、20:00を回った頃には、小生のやる気は皮一枚で、辛うじて繋がっているだけ。
それでも、キャスト回数を増やして、タチウオがテンヤを見付けられるチャンスを作らなければ、釣れるものも釣れない・・・と自身を叱咤激励してキャスティングを繰り返した。
しかし、状況に変わりがないので、気分を変えるためにS76ML-Sを手にエギングをしていると、20:40頃から、風が徐々に弱くなり、それに連れて海も穏やかになって来た。
これは、チャンスかも知れない・・・・。
S809M/Fに持ち替えて、入り口に移動して刀狩りを再開し、キャスティングを繰り返していると、突然ガツガツと反応があって、この日始めての獲物をゲット。
こいつは、掛けてから寄せに入り抜き上げる直前までは、いつものタチウオとその引きの強さにそれ程変わりがなかったが、足許の海面に見えた魚体を見て、その太さに驚いた。普段、目にしているタチウオの一回り以上の太さがあって、抜き上げる際には、その重量に加えてバタバタと暴れるために、ロッドが折れてしまうかと思った程。その後も、やっとの思いで抜き上げた獲物をトングに掴んで、クーラーを置いている最奥に戻ったのだが、その際にも、魚体をクネラせる力が余りにも強くて、ズルズルとずり下がってしまい、何度も掴み直さなければならなかった。
時刻は21:00少し前のことだったが、この太さに我を忘れて、年甲斐もなく、写真を撮り忘れてしまったが、迫力のある凶暴な顔付きをしていた。更に、残念なことには、尻尾を喰われた訳でもないのに、体長がなくてずんぐりむっくりとした体型で、それさえなければドラゴンと云っても良いかも知れない。
このドラゴン級のタチウオの始末をして後、又、入り口に取って返して刀狩りの続きをした所、直ぐにコツとした反応があって、この日の2匹目をゲット。
これも指4本程の良型だが、1匹目の指5本を見ているだけに、些か細く見えた。
ようやく、回って来た!!と期待をしたが、それっきり、元の木阿弥に戻ってしまって、コツリともない状況に返ってしまった。
22:00を回って、ソロソロ引き揚げ様かと思いながら、気分転換のエギをキャストしている所に、アングラーが登場して来た。
こんなに遅い時間にやって来るなんて・・・と思いつつ、そのアングラーの様子を見ていると、にこやかに小生に話し掛けて来る。
うん、誰だろう? 知り合いか?
暗くて良く分からなかったが、自己紹介をしてくれたそのアングラーは、孤島で何度も一緒になったHGEさんで、何年振りの再会になるのだろう。
HGEさんは、中央付近に釣り座を構えたが、その頃にはアジの反応はなくなっており、代わりにメバルを掛けた所で、YKSKに転戦すると云って引き揚げて行った。
小生は、22:40頃に道具を片付けてStopFishingとしたが、KMIさん達と釣り談義をして、23:00頃に釣り場を後にして帰路についた。
この日は、刀狩りを主体に臨んだのだが、17:00頃から始めて21:00頃までの4時間、全く反応がなかった。にも拘わらず、粘りに粘った結果で、そのご褒美として指5本のドラゴン級良型を手に出来たと云え、ラッキーだった。
正に、老いの一徹が功を奏した結果と云って良いだろう。
2023/10/17
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月16日(月) 17:00~22:40
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 21、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
久し振りに南or南南西2mとのKMI’sでの釣りには持って来いの予報に、喜び勇んで出掛けることにした。
現地には16:30頃に到着。
直ぐにクーラーやバッカンなどをキャリヤーに積んで岸壁に出て見ると、先行者は最奥に若者が二人、中央にルアーマンが一人の3人だけだったので、迷わず空いてる入り口に釣り座を構えることにした。
いつもの様にSephia S809M/FとSlatyStage改の二本のロッドを竿袋から出して云々、準備に入った。しかし、時間的にはサビキへの反応がなくなる17:00間近なので、ジグ・サビキをせずに刀狩りから始めることにした。
この日の風は、予報が当たって右から左の微風だったので、いつもの快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)ではなく軽い4S(6g)を結んで、17:00過ぎにキャスティングを開始した。
この時期の日没時刻は17:05なので、徐々に光量が減って来て、如何にもと云った雰囲気になって来たが、タチウオからのコンタクトはない。元々、タチウオは群れをなして回遊する魚なので、回遊がなければ反応がないのは当然のことなのだが、歳のせいか、その時をじっくりと待つのが不得手になってしまっている。
この時も、テンヤをキャストしながらもアジの様子が気になって仕方がない。暫く我慢をしていたが、結局、17:30頃にSaltyStage改に手を出してしまった。
すると、その1投目でコツッ。
サイズは15cm程度だったので、即、海にお帰り頂いたが、アジの活性は高そう。
このまゝベイト・アジングを続けようか・・・と一瞬考えたが、土産にするならアジよりもタチウオの土産の方が喜ばれそうなので、ベイト・アジングの誘惑を振り切って、Sephia S809M/Fを手に刀狩りに専念することにした。
タチウオからのコンタクトは相変わらずないが、きっと反応して来る筈と自分自信を叱咤激励しながらキャストを繰り返している小生の背後を通って一人のアングラーが登場して来た。後で判ったことだが、彼はまんだむさんことFJKWさんと仰るアングラーで、中央付近に釣り座を構えて釣りを始めた。
タチウオの反応を待ってキャスティングを繰り返しながら、波間に漂っているFJKWさんの電気ウキを見ていると、何とLEDの赤い灯りがズブズブと沈んで行っている。しかも、浮かび上がって来ない。
アレーッ、もう、来たの?
そして、次に目にした光景は、FJKWさんがタチウオを抜き上げている場面。
小生は、長い時間、キャスティングを繰り返していたが反応なし。にも拘わらず、1投目からタチウオをものにするとは・・・・。
小生も負けじと、18:20頃までの約1時間程、脇目を振らずにキャスティングを繰り返したが、コッ、モゾと云ったお触りを数回感じることはあったが、所謂、喰いアタリは1度もない。
結局、諦めて18:20頃にアジングに切り替えた。
小生がアジングに切り替えた頃(?)、IKOKさんが登場し、隣りに釣り座を構えてエギングを始め、程なくしてアオリイカをゲット。エギングは小生の海釣りの原点なので、そんな場面を目にしては堪らない。大いに気持ちが動いたが、タチウオにアジそしてアオリイカと三兎も追うのは、やり過ぎだと、自分を諌めてアジングを続けた。
すると、18:26の豆アジを皮切りに調子良く反応が続いて、早くも19:00前にはつ抜けを達成。一段落付いた所で、タチウオへの思いが強くなり、又々刀狩りに手を出したが、気配もないので直ぐにアジングに復帰。
小生がタチウオに手を出している間に、アジの群れは何処かに行ってしまったのでは?と思ったが、直ぐに反応が返って来て、19:15に11匹目をカウント。そして、19:31までの約15分間は、ほゞ入れ掛かり状態となって、9匹をゲット。
所が、良かったのはここまでで、それまでが夢の中の出来事だったと思える程の激変振りで、ピタリと反応がなくなってしまった。
そこで、小休止に入って、夕食のパンを齧って気分転換を図り、20:00過ぎにアジングを再開したが、全く反応がない。隣りのIKOKさんも盛んに首を振っている。
そうこうする内、IKOKさんがポツリポツリとアジを掛け始めた。訊くと沖目のボトムとのこと。
どうやら水位が下がって、付き場が沖目に移動した模様だが、小生は余り得手としていない釣り方なので、この時点で気持ちは下降線に入ったが、StopFishingにするには、早過ぎる。そのまゝアジングを続けた所、20:24と20:25に立て続けに反応があって、久し振りにアジをゲット。
入れ掛りの再現かと期待をしたが、それっきり・・・・。
それでも、夢よもう一度!とキャスティングを続けたが、梨の礫に終わり、21:20過ぎに一旦はStopFishingとして、片付けに入ろうとした。しかし、次回のためにFJKWさんの釣り方を勉強させて貰おうと、隣りに立って色々と伺っている内に、何やらやりたい気持ちがムクムクと頭をもたげて来た。
この頃になると、風はすっかりなくなり、海はベッタリと凪いでしまって、釣れる雰囲気はなくなってしまったが、改めてSephia S809M/Fを持ち出して刀狩りを再開することにした。
そして、先行者が引き揚げていった最奥をチェックし、次に中央付近をチェックしたが、反応はなく、結局、元の入り口に戻って、扇状にキャストし続けた。
しかし、反応が返って来ない。そこで、テンヤを使い慣れた2S(11g)に替えてみた。すると、ゴン・・・・・。これは残念ながら合せ切れずに空振り。近くにウロウロしている筈だと、気合を込めてキャスティングを繰り返したが、それっきり。
結局、小生には珍しく長時間残業をして頑張ったが、タチウオからの反応は1度だけに終わり、精も根も尽き果てて、22:40頃StopFishingとした。
この日は老骨に鞭打って頑張ったが、その甲斐なくタチウオはボーズ。しかし、アジについては、19:30過ぎまでの短い時間に限って云えば、絶好調。しかも、20cm超の良型が殆んどで、夢の様に楽しい釣りだった。
この楽しさがあるからこそ、釣れなくても釣れなくても、夢よもう一度とばかりにロッドを担いで釣りに出掛けるんだろう。
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17:28 1匹目 R 19:15 11匹目 20:25 21匹目
18:26 2匹目 豆 19:18 12匹目
18:31 3匹目 19:20 13匹目
18:35 4匹目 19:22 14匹目
18:37 5匹目 R 19:24 15匹目 R
18:42 6匹目 19:25 16匹目 R
18:44 7匹目 R 19:27 17匹目 R
18:46 8匹目 19:29 18匹目
18:47 9匹目 豆 19:31 19匹目 R
18:51 10匹目 20:24 20匹目
2023/10/13
2023年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月13日(金) 16:30~22:15
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 11、タチウオ x 0
同行者:ICNHさん、KMIさん
前回に続いて、今回もKMI’sでのアジングと刀狩り。
16:10頃、現地に到着し、岸壁に出てみると、入り口にアングラーが一人だけ。この所、最奥での釣りが続いていたので、今回は入り口に釣り座を構える積りでいたので、若干、気落ちしたが、已むを得ない。これまでと同じ様に最奥に釣り座を構えることにした。
予報では、東北東の風が3mの予想が出ていたが、岸壁の際に立ってみると、予報とは違って南寄りの風。しかも、かなり強く吹いている。KMI’sでは南寄りの風は右手から左手への横風になるので、やり難いが、準備に取り掛かった。
今回もタックルのラインナップは前回同様、Sephia S809M/FとSlatyStage改の二本立て。
16:30頃、先ずはSephiaを手にジグ・サビキで、この日の釣りを開始。
ジグ・サビキの経験は、これまでに数回しかないが、実績があるポイントは入り口で、最奥では豆アジを1匹しか釣ったことがない。と云う訳で、特にジグ・サビキでは入り口に入りたかったが、先行者が居るため諦めるしかなく、最奥でキャスティングを繰り返した。
しかし、小さな釣り場なので入り口からそれ程距離がある訳ではない上、時間的にもアジが動き始めている筈の16:30頃。何とかなるだろうと思ったが、反応は全くない。それでもキャストを続けていれば、チャンスは回って来るだろうと強いて楽観的に考えたが、ウンともスンとも音沙汰がない。
17:00頃、入り口の先行者の姿がなくなっていることに気が付いた。しかし、今更移動する気にもなれず、ジグ・サビキを諦めて、刀狩りの準備を始めた。すると、丁度そのタイミングで金曜日の男のICNHさんがニコニコと笑いながら登場。
ICNHさんは、小生の隣りの中央寄りに釣り座を構え、折角の夕間詰めなので、タチウオを狙うと云って、入り口に移動して行った。
小生もICNHさんに倣ってタチウオの様子を探ってみたが気配がないため、ジグ単でのアジングに変更。
実は、前日に入釣した仲間の4時間頑張って、アジボーズだったとの情報があったので、どうやらアジの調子は下降線に入ったのではないかと少々心配をしていた。
しかし、その心配は杞憂で、ジグ単開始早々の17:37にこの日の幕開けの1匹をゲット。サイズも、充分お持ち帰りに叶う20cm強で、一安心。
その約10分後に、2匹目をゲットしたが、その後はピタリと反応が消えてしまい、3匹目を獲ったのは約30分も経った18:12。
この30分の間には、反応が全くなかったので、やはり、下降線に入ったと見るべきだろうと考えたが、それから10分足らずの間に3匹を追加。これまでであれば、多少の浮き沈みはあるにしろこの調子が続いており、この時は、これで持ち直したと喜んだものゝ、その後はまたダンマリ状態に戻ってしまった。
アジの反応がなくなった所で、再度、刀狩りに挑戦。
風は相変わらず右手から左手の横風だが、快適波止タチウオテンヤSSの2S(11g)を軽い4S(6g)に替えて沈下スピードを落としてみたが、これにも反応がなく、早々に諦めて、又々ジグ単に復帰。
そして、7匹目をゲットした19:41から19:57の間に4匹を追加し、つ抜けを達成。
どうやら小さな群れが回遊していて、通り掛かった時だけパタパタと反応がある印象。とは云え、隣りのICNHさんは、間遠いながらもにポツリポツリと掛けているので、やはり肩から先の問題だろう。
20:00頃につ抜けを達成した所で、反応がなくなったので、再々度刀狩りに復帰したが、はやり空振り。そこで、ジグ単に戻って20:47に11匹目をゲットした所で、この様な釣り方では、正に二兎を追う者で、両方共中途半端に終ってしまうと考え直して刀狩りに集中することにした。
それからの1時間以上もの間、丁度風も弱くなり、静かになった海に向かって、キャスティングを繰り返したが、1度だけゴンゴンと反応があったものゝ針掛かりさせられず、追い喰いもないまゝに終わってしまった。
結局、この日の刀狩りは、タチウオかどうかはっきりとしないがコンと感じる反応を含めて、コンタクトがあったのは2回だけで、まだ本調子には至っていない様子。
この日は、KMIさんやICNHさんと一緒だったこともあって、時間が経つのを忘れていたが、時刻は22:00をかなり回っており、釣果も余り望めないので、StopFishingとした。
そして、明日は研修があるから・・・・と云いながら21:30頃(?)までロッドを振っていたICNHさんと連れ立って、残業をすると云うKMIさんを残して、帰路に着いた。
所で、この日の22:00頃だったと思うが、突然やって来た5~6人のアジンガーの一団を見てビックリ。このKMI’sでアジングをするアングラーは、殆ど顔見知りで、例え顔見知りではなくても、行き帰りには挨拶をするのがほゞ習慣化しているのだが、この連中は挨拶をすることもなく、それぞれ釣りの準備を始めていた。
何処から来た連中だろうと思ったが、小生の車の後ろに駐車している2台の車を見ると、どうやら千葉からの遠征組の様子。千葉には沢山の釣り場があるだろうに、何もKMI’sの様な湾奥の小さな釣り場にまで大挙して来なくてもと思うが・・・。小生もアングラーの端くれ、魚を釣りたい気持ちは良く解るし、この様な連中が来ることを拒む訳ではないが、是非、この釣り場を大切にして貰いたい。
最近は、何処の釣り場でも、訪れるアングラーが増えるに伴って、ゴミ、禁止区域への立ち入り等マナーが問題視されて、挙句の果てに釣り禁止になるケースが増えている。
この釣り場が、この様な憂き目に合わない様に、是非とも心して欲しいと切に願う次第。
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17:37 1匹目
17:46 2匹目 R
18:12 3匹目 R
18:19 4匹目
18:23 5匹目
18:25 6匹目 豆
19:41 7匹目
19:47 8匹目
19:50 9匹目
19:57 10匹目
20:47 11匹目
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