2021年釣行記(77) – HG

2021年 Haging 釣行記

日 時:12月20日(月) 06:30~13:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:AJR-UCDMR
釣 果:カワハギ x 10、ホウボウ x 1、キタマクラ x 多数
同行者:YGWさん

前回のYGWさんとのコラボ・ハギングでは枕を並べて惨敗してしまった。
そのリベンジと云う訳ではないだろうが、YGWさんから20日の月曜日にボートでハギングをしないかとのお誘いを頂いた。今年11月から始めた陸っぱりハギングは消化不良のまゝ、シーズンオフに入ってしまったが、ボートで少し沖に出れば、まだまだらしい。しかも、YGWさんの連絡のあった船宿のHPに掲載されたボートのスノコ板に広げられた何匹もの良型カワハギの写真を見ては、堪らない。直ぐにOKの返事を入れたのは、云うまでもない。

05:30頃、船宿近くの公園の駐車場到着予定で、2時間前の03:30頃に自宅を出発。しかし、予想より旅程が遥かに順調だったため、目的地には05:00頃到着してしまった。早過ぎたと思ったが、駐車場には既にYGWさんの車が止まっており、車内では当日使う仕掛けを作っているYGWさんの姿が見える。

暫くの間、YGWさんの車内で釣り談義をして時間を潰し、06:00過ぎにYGWさんの車に便乗して船宿に到着し、温かい心尽くしの豚汁を頂いた後、06:30頃、岸払い。

2馬力の船外機を備えたボートの操船をYGWさんに任せて、風もなくベタ凪の海をのんびりと走って約2km先のポイントに到着。
当初は、YGWさんが持ち込んだ魚探が、上手く動作せず心配だったが、何とか稼働させられてヤレヤレ。その魚探によればポイントの水深は約25mとのことで、先ずはそのポイント付近でボート・ハギングの開始。

今回、小生が持ち込んだロッドは、その昔、使っていたバス・ロッドのTD-s 602MFB-Sと、衝動的に手に入れたLIGHTRADAR METAL Kawahagi 175Hの2本。Kawahagi 175Hは、今回のボート・ハギングで使う錘の25号、30号の買い出しの際、偶然、店頭で見掛けた特価品で、23,000円のメーカー希望価格の上に6,990円(税込み)の黄色い特化札が付いていたもの。元々、釣りに関する設備投資は差し控える積りだったが、上代の1/3の値段で投げ売りされている商品を見てしまっては、堪らず、気が付けばしっかりと手に持ち、レジに並んでいたと云う訳。

小生が仕掛けをセットしている間に、ひと足早く釣り始めたYGWさんアタッてる、アタッてる!! 居るよ、居る居る!!と声を上げ、いきなりロッドを曲げてやり取りを始める始末。
小生も、慌ててKawahagi 175Hを手に釣り始めて暫くするとコツン。初めてのボート・ハギングで掛けた初めての獲物に喜び勇んで巻き上げると、上がって来た主はカワハギならぬホーボー。乗っけからの外道にガッカリだが、兎に角、魚が居ることが判って一安心。

隣のYGWさんは、その後もアタッた、アタッた! 乗った!!の連発でコンスタントにカワハギを掛けているのに、小生にはホーボーの後はアタリが感じられない。

小さなボートに乗り合わせているので、YGWさんと小生の間隔は1m程しかない。にも拘らず、雲泥の差。
何が違うのだろうと横目でYGWさんのロッドの動きを観察しながら、おちょぼ口の可愛娘ちゃんの関心を惹こうと釣りを続けて、やっと07:45頃、この日初めての可愛娘ちゃんをゲット。
陸っぱりハギングでは、お持ち帰り対象になる20cmに満たないサイズだが、ボートなのでもう少し大きなものを獲りたいと、リリースして釣りを再開。

Y氏:アタッた、アタッた! 乗った!! こいつはデカイ!!
小生:・・・・・・・・・・
の状況は変わらず、小生が1匹を物にする間に、YGWさんは2~3匹も取り込んでいる。

餌にアサリを使っていることは同様だが、何が違うのか、堪らずYGWさんに尋ねると、秘密の粉をアサリに振り掛けているとのこと。小生より遥かに腕の立つYGWさんが、秘密の粉を使い、ヘボな腕しか持ち合わせていない小生が使っていないことは、逆ハンディキャップが付いている様なもの。試しにそのアサリを少し貰って使ってみると、確かにアタリがある。
秘密の粉のことは、ネット上では色々と書かれているので、カワハギ釣りの世界ではポピュラーなことかも知れないが、やはりそれだけの効果はある様だ。そこで、小生はバッカンに潜ませていたアミノ酸αアサリに振り掛けてみた。すると、その効果があったと見えて、その後は、小生にもポツリポツリとコンタクトが出始めたが、隣のYGWさんには遠く及ばない。これは、肩から先(腕)の問題であることは明らかなので、以降は自分の釣りを楽しむことにした。

この日は、浅くても深くてもコンタクトの数が減ってしまい、30~25m付近が良かった。風もなくベタ凪の海だが、それでもボートは少しづつ岸寄りに流されて行くので、少し沖の40mライン付近にまで移動し、あとは風任せで浅い海域に流されつゝ可愛娘ちゃんと遊び、又沖目に戻るの繰り返し。

そして、13:00頃、沖上がりとして、楽しかったボート・ハギングを終えた。

結局、この日は、YGWさんは30匹を超える釣果を挙げ、小生はその1/3程で終わったが、サイズは陸っぱりよりも一回り二回り大きく、カワハギの独特な引きを存分に味わうことが出来た。

ロッド・アクションについても、終わりに近くなって、ようやく掴めた様に思える上、年が明けた1月、2月頃にはサイズがもう一段大きくなるとのことなので、チャンスがあれば再度ボート・ハギングを楽しみたいと思うが・・・。

(追加:2021/12/22)
ハギングと称しているので、パワー・イソメカワハギを釣ることを、常に意識しているのだが、これまで釣れた試しがなかった。動画では、パワー・イソメで釣果を上げている場面が多数紹介されているので、釣れない訳ではないのだろうが、小生なりに出した結論は、活性が高い時に限ると云うものだった。
と云う訳で、今回もアサリでスタートしたのだが、途中で、物は試しとパワー・イソメを使ってみた。人工餌なのでアサリに比べてアタリの回数は減ったが、それでも、11月にハギングを始めて以来初のパワーイソメでの釣果を2匹も得ることが出来た。

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