2021年釣行記(59) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:10月11日(月) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 4
同行者:単独

早いもので10月も中旬に差し掛かって来たので、そろそろメッキを狙っても良い時期になって来たが、あのタチウオの強烈な引きを楽しみたくて、UMB-FPでの刀狩りに出掛けた。

17:00少し前に、現地に到着。
直ぐに道具を手に岸壁に出てみたが、いつもより釣り人の姿が多い様に見える。と云っても、一人分であれば、何処かに潜り込める程度の隙間は空いている筈なので、あぶれる心配はまずない。しかし、出来れば、余り奥にまでは行きたくないと思っていると、幸い、第一スロープの中央付近に空いた場所があったので、両隣りに断って道具を置いて、準備に掛かった。

今回もロッドはSephia S809M/F、テンヤは快適テンヤSSSSサイズのレギュラーメンバーで、17:10頃、刀狩りを開始。

その一投目。キャスティングをしようとした所で、混んでいるにも拘らず、何故この場所が空いていたのか理由が解った。背後のスロープに設置されている手摺が、思いの外邪魔な存在で、ロッドを背後に振り被った際にテンヤが引っ掛かって仕舞そうになる。8’9”の小生のロッドでギリギリなのだから、それよりも長いロッドを使っている餌釣り師は敬遠しているのだろう。
と云う訳で、大きく振りかぶるキャストは出来ないが、風が背後から吹いて来るので、飛距離はそれ程変わらない。

この頃の日没時刻は、17:12なので、夕間詰めの絶好のチャンスだと思ったが、なかなか反応が感じられない。

17:30を回った頃、いつもの様に軽くリフト&フォールを繰り返しながらリーリングしていると、突然、コンとこの日初めてのコンタクトがあった。

完全に虚を突かれ全く反応が出来なかったが、何事もなかったかの様にそのままリフト&フォールを繰り返していると、今度はゴンと強いアタリ。
抜き上げたのは、指3.5本程のまあまあサイズ。しかし、今回は刺し身用の指4本以上の太い獲物のみを持ち帰ることにしているので、隣りの若者カップルに進呈。

そして、その後3投目か4投目で、又々反応があったので、今日は愉しい刀狩りになりそうだと思った。所が、反応らしい反応はそれっきり。

その頃になると、暗い海面には沢山の電気ウキの灯りが波に揺られて、幻想的な雰囲気を醸し出しているが、海中に引き込まれる様子はない。
その電気ウキの灯りの一つが、右隣りのアングラーの正面にまで流れて来ている。気の毒に。あれじゃキャスト出来ないなと思いつゝキャスティングを繰り返していたのだが、ふと気が付くと隣のアングラーが電気ウキの主の元に行き、何やら話をしている所が目に入って来た。と、風が吹いているんだから仕方がない。そんなに文句があるなら、こんな所に来るなetcと怒りを含んだ声が跡切れ跡切れだが聞こえて来た。どうやら電気ウキの主が悪態をついている様子。隣りのアングラーのクレームのし方に問題があったのかも知れないし、二人のやり取りにとやかく云う積りはない。だが、風にウキが流されるのは仕方がないにしても、それも隣りの正面まで流れたら回収してキャストし直すのがマナーだろう。それが出来ないのなら、この様な場所には来るべきではないと思う。声を荒げた餌釣り師程極端ではないにしろ、狭い釣り場で3本も4本も竿を出していたり、ウキが隣りを越えて流れて行っても意に介さなかったり・・・・とマナーの悪いアングラーが多いのも事実だ。見ず知らずと云えども、魚釣りが好きな者同士なのだから、譲り合って愉しい一時を過ごしたいものだと思った次第。

釣座に戻って来たアングラーには、小生に被っても良いから、少し左方向にキャストする様に伝えて、刀狩りを続けた。

この日、2匹目は最初の獲物を掛けてから1時間半も経った19:00を回った頃。その間、アタリらしいアタリもなく、最初の1匹で終わることを覚悟していた程。

そして、3匹目は19:40頃。
この1匹はテンヤが着水すると同時に喰って来たもので、長い距離をやり取りするのは面白かったが、この後は鳴かず飛ばず。

20:00を回った頃、隣りのアングラーに悪態をついていた餌釣り師が引き揚げて行ったので、その後に場所移動。
こちらは背後に障害物がないので、後ろを気にすることなく大きく振り被って伸び伸びとロッドを振ることが出来る。これでキャスティングにはストレスはなくなった。しかし、タチウオからのコンタクトは、相変わらず遠いまゝ。

20:30を回った頃、久し振りにタチウオから反応があったが、これは空振り。この時、ドジョウの半分を喰われてしまったので、その後は半分となったドジョウにワームを重ねた状態にして、テンヤをハイブリッド仕様にして、暫くの間キャストし続けた。しかし、ドジョウでもアタリが遠い状況なので、望み薄と考えて、テンヤを少し軽めのSSSサイズに変更したが、タチウオの状況には変化が感じられない。

21:00を回った頃、そろそろ引き揚げることを考え始め、駄目元で斜め右にキャストしてみた。すると思いがけずコンと反応があって、漸くこの日4匹目をゲット。しかし、これがこの日最後のコンタクトで、21:30頃、StopFishingとして、帰路に着いた。

“2021年釣行記(59) – TC” への1件のコメント

  1. ISBS より:

    全く同感です

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