2021年釣行記(32) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:06月21日(月) 18:40~24:20
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 10
同行者:AKTさん

久し振りにDKKアジングをする積りで準備をしている所に、AKTさんA’s Pに行くとの連絡が入った。
誰もいない釣り場で誰にも邪魔をされずに、一人、釣りの世界に没頭して只ひたすらに獲物と対峙するのは、この上なく楽しく、小生が半世紀以上もの間夢中になって来た由縁である。しかし、気の合った仲間と並んで釣りをするのも、釣れた時の喜びは倍になり、釣れない時間帯では釣り談義でつまらなさを半減出来るので、それに勝るとも劣らない楽しさがある。
この夜の釣りは、正にそんな釣りで、数こそなんとかツ抜けを達成したに過ぎないが、本当に楽しいアジングだっった。

17:30頃、AKTさんと落ち合い、時間的にもまだアジングには早いので、散歩がてら付近の釣り場の様子を見て歩き、18:00過ぎにいつもの場所に車を止めて、この夜の釣り支度に掛かった。

今回持ち込んだロッドは、Soare改8320#1Bの2本。その内Soare改を専ら使用することにして、8320#1Bは予備として車に残すことにした。

準備の早いAKTさんは、小生の右手3m程の所に釣り座を構え、早くもキャスティングを始めている。
小生が1.0gのJHを結んでキャスティングを始めたのは18:40頃。

風は右手から稍強目の南寄りだが、気にする程のことはなさそう。
日没直前のまだ明るい時間帯だが、前回も前々回も、早い内から反応があったので、期待をしたが、今回は何も感じられない。

そうこうする内、アタリがあったヨ。
声のする方を向くと、まるで小生を挑発する悪戯小僧の様な目をして、AKTさんがニタリ。
この様なことは、いつものことなので慣れてしまっているが、これでアジがいることが分かり気分も乗って来ようというもの。単独釣行の場合は、魚が居るのか居ないのか、居ても小生の腕が悪くてアタリを出せないのか、判断に迷う所だが、これで安心して集中出来る。そういう意味では、AKTさんは小生にとっての魚群探知機の様な役割を持って貰っているとも云えそう・・・。

この日の小生のファースト・フィッシュは19:10過ぎに来たこの娘。サイズは20cm少々と若干物足りないが、嬉しい口開けの1匹。
この時、既にAKTさんは複数のアジをものにしていた筈で、アジング・フリークには逆立ちをしても勝てる見込みは皆無なのは自明の理。しかし、歳は取っても小生もアングラーの端くれ。何とか引き離されまいと後続を期待して待ったが、何もコンタクトがない。

JHの重さを替え、ワームを替えて何とかアジの気を引こうとしたが、全く興味を示してくれない。所が、隣のAKTさんはポツリポツリと掛けているので、アジは居る筈。なのにどうして・・・・・
この時は、まだ従来の鉛のJHを使っていたのだが、試しに前回のアジングの際、AKTさんの助言で手に入れたタングステンのJHに替えてみた。すると、不思議なことにコツッと反応がある。理由は解らないが、兎に角、反応がある以上使うしかない。所が、2匹追加した所で、反応が又々消えてしまった。
こうなると、なす術がなく、完全にお手上げ状態。

単独釣行であれば、今日は駄目だったと肩を落として引き上げていただろう。しかし、22:00頃からが良くなる筈だから頑張ろうAKTさんに励まされ、小生もその気になったが、コンタクトがない状況には変わりがない。

そこで、21:00を回った頃だったと思うが、思い切って釣座を少し移動することにした。移動と云っても元の場所から2m程ズレただけで、設置されているボラードに腰を掛けられて楽が出来るのでそうしただけなのだが、思い掛けなくコンタクトがある。
エッ、たった2mしかズレていないのに、嘘だろうと出会い頭の交通事故の様なものだと思ったが、間遠いとは云え元の場所よりも明らかにアタリの数が違う。

ポツリポツリと拾い始めた小生を見て、AKTさん20匹になったら、上がりましょう!!と盛んにプレッシャーを掛けて来る。20匹と云えば、調子が良い場合の小生の釣果なので、とてもとても無理な相談。
365連休の小生なら、20匹を達成するために徹夜をしても支障はないが、現役組のAKTさんには翌日の仕事を控えて大いに支障がある筈。と云う訳で、何とか半分のツ抜けに値切ったが、それでも目標に届いたのは、日付が変わった時分。

終わり良ければ全て良しの格言通り、この日は最初の内こそどうなることかと思ったが、後半に入って何とか持ち直せて、アジングの楽しさを満喫して24:20頃、StopFishingとした。

それにしても、前回と云い、今回と云い、JHの材質の違いワームの形状の違い場所の違い等々、一寸した違いでも釣果に大きく影響することを思い知らされた。
性格的に大雑把な面のある小生は、余り気にもして来なかったが、AKTさんや他の手練の皆さん程ではないにしても、もう少し意を払う必要があると、今更ながらに感じた次第。

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