2020年釣行記(54) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:11月15日(日) 16:30~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 2
同行者:単独

この日は久し振りに孤島に行く予定にしていたが、カミさんの用事が長引いてしまい、結局孤島行きはキャンセル。しかし、一旦火が付いた気持ちは収まらず、南西の風4mとの予報を考慮してMHR-KGNに行くことにした。
と云っても、日曜日なので、混雑していることは必至。
そこで、日中組が引き揚げて行った後に入る積りで、16:00過ぎに自宅を出発。現地到着は、予定通りの17:20頃。

道路から岸壁を俯瞰すると、日没時刻を過ぎ辺りはすっかり暗くなっている波間に、赤い電気浮子の灯りが点々と漂っているのが見える。しかし、への字カーブの先には1~2個しか見えないので、小生のお気に入りポイント方面は問題がなさそう。

SSQC-742LT-BF-KRを手に道路を歩き、17:50頃、60番スポット付近からStartFishing

予報の云う4mある筈の風は、背中からソヨリと吹いて来る程度で、急ぎ足で歩いて来た身には少々物足りない位。大潮の満潮時刻を過ぎたばかりなので、殆どのテトラ帯は水没しており、一段と高くなっている一部分だけが、所々、波間から顔を出しているだけ。波もなく、春の海の様にノタリノタリとしているだけ。

いつもの様に、0.5gのJHで表層を距離を変え向きを変えて探ってみたが、全く気配が感じられない。
そこで、5カウント程沈めて見ると、やっとモゾモゾしたアタリがあって、この日最初の可愛娘ちゃんが顔を見せてくれた。
サイズは、この釣り場のアベレージの16cm位だが、実釣開始後それ程時間も経っていない18:00頃のことだったので、ヤレヤレ。

可愛娘ちゃんの着き場も分かった所で、続いてコンタクトがあるものと思ったが、これが期待外れで、ウンともスンとも云って来ない。

前回良かった70番スポット付近で2匹目のドジョウを狙おうと思ったが、そこにはカップル・アングラーが入っていたので、パスせざるを得ず、そのまゝ蟹の横這い釣法で探したが、見付からず仕舞い。

結局、2匹目の可愛娘ちゃんを手にしたのは、約1時間後の19:00を回った頃で、それまでは全くアタリを感じることはなかった。

19:45頃、バック・ラッシュ。
前回もそして今回も実釣を開始してこれまでの間、バック・ラッシュすることがなかったので、全く気にもしていなかったのだが、何がどの様に悪かったのか、久し振りにバック・ラッシュを起こしてしまった。これまでにバック・ラッシュを起こした時も、何とか解いて釣りを続行することが出来たので、この時もその瞬間はそれ程心配をしていなかった。所が、いざ解きに掛かって見ると、今回に限っては可成り重症。ここはジックリと腰を落ち着ける必要があると、座り込んでグシャグシャになった0.3号のPEラインを解こうとしたが、ヘッド・ライトの光りだけが頼りでは、どうしようもない。
そこで、0.8号のフロロを巻いたスプールに取り換えたのだが、ここで考えられない大チョンボをやらかしてしまった。
つまり、スプールを交換する際に、マグネット・ブレーキを最も弱い位置にしていたのをすっかり忘れて、キャストしてしまった。着水点が全く見えない暗い中で、サミングのタイミングも判らず、キャストした瞬間にブレーキの戻し忘れに気が付いたのだが、どうにもならず、第一投目でグチャグチャ。

可愛娘ちゃんのご機嫌も良くないし、このまゝ引き揚げようか・・・。
しかし、釣りは始まったばかりだと考え直し、ラインを解こうとしたが、これも儘ならず、結局フロロ・ラインを半分程切り詰めてキャスティングを再開した。
この時、時刻は20:30頃で、結局1時間近くもバック・ラッシュと格闘していたことになる。

こうしてキャスティングを再開したものゝ、この時刻になると潮はかなり低くなっているため、テトラ帯と岸壁の間に置かれたテトラが頭を出し列をなしている。フロロなのでPEよりもスレに強いとは云え、ワームを通すルートが限られてしまっていて、やり難く、カサゴを拾っただけで、21:00頃StopFishingとした。

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