2020年釣行記(05) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月16日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 22
同行者:単独

今回も飽きもせずにMHR-KGNでのメバリング

16:00少し前に自宅を出発し、現地到着は17:00頃。
予報では夜半まで北寄りの風が1mと、向かい風ながら弱い予想なので、ベイト・ロッドでも何とか釣りになるだろうと考えNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て見た。すると、予報に違わず風が弱い。岸壁に出た所で、もし風が強く吹いている様ならスピニング・ロッドのTenryu改に持ち替えようと思っていたのだが、これなら大丈夫。
そのまゝへの字カーブの先に進み、そこでラインをガイドに通し釣りの準備を始めたが、ラインがスムーズに出て来ない。変だなぁと原因を探ると、ラインがスプールに巻かれているラインの下から出て来ていて、極々軽いバック・ラッシュ状態になっている。釣りを始める前で、ラインがそれ程出ていなかったので、一旦ラインを回収して正常に戻した。

ノッケからのライン・トラブルで出鼻を挫かれた格好だが、17:15頃、TOTO42を先発ルアーに選んでキャスティングを開始。
これまでも2~4g程度の軽いルアーをベイト・リールで投げて来たので、かなり慣れて来ている筈だが、やはりバック・ラッシュが怖い。ルアーの着水点が見える状況であれば、サミングのタイミングも掴めるが、夜釣りでは感覚に頼る以外になく、特に感覚を取り戻すまでの数投は、気を付ける必要がある。
そこでマグネット・ブレーキを強めに設定し、1~2投しては、2ノッチ弱くしてを繰り返して、最適ポイントを探したが、何故か上手く設定出来ない。
この段階ではまだ風は弱いが、予報が外れて風が強くなる様なら、更にバック・ラッシュのリスクは高くなるし、バック・ラッシュを起こさなくても、前々回の様に泣く泣くStopFishingとしなければならないことにもなりかねない。キャスティングに気を遣わずストレスを感じることなく釣りを楽しむには、スピニングに替える方が良いだろう。

と云う訳で、往復30分近くを掛けて、一旦車に引き返しロッドをTenryu改に持ち替えて戻って来たが、生憎、への字カーブの先にはアングラーが竿を出している。そこで、その先の69番スポット付近に入りキャスティングを再開したのは、すっかり暗くなった18:00頃。

69番スポット付近でロッドを振ることは殆どなく、この日はどう云う訳か様子を見る気になったものだが、これが良かった。
2~3投で、直ぐに答が出て、サイズは今一だが、兎に角円らな瞳の可愛娘ちゃんが来てくれた。

これに気を良くして、2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けると、ココンと思いの外アタリが数多くて、活性は高そう。しかし、アタリには重さも力強さもなくて極めて軽く、合わせを入れても空振りになったり、針掛かりしたと思っても、リーリングを始めるとバレてしまうことが多い。
こうなると、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーなら誰しも経験のあることだろう。
ルアーを色々と替えて見たが、何を投げても余り状況は変わらない。試しにワームにして見たが、ワームには見向きもしない。最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを投げてみると、直ぐに反応があり、針掛かりさせられる確率は上がったが、それでも、何時もよりは空振りやバラす頻度が高い。
しかも、抜き揚げた可愛娘ちゃんを見ると、リア・フックが唇の皮一枚に辛うじて刺さっている状態が殆ど。どうやら、ルアーを追尾しながら軽く突いているだけで、偶然、リア・フックが唇に触れたものだけを針掛かりさせている様に思える。

そこで、空振りは仕方がないとしても、リーリングの途中でバラさない様にドラグを緩めてみた。
小生はMHR-KGNでのメバリングはリリースすることを前提にしているので、プラグの針はバーブレスのシングル・フックに換装しているものが多い。FinluckMinnow30SにしてもTOTO42にしてもシングル・フック化しているので、唇に掛かった場合は、強引なやり取りをすると、針が刺さっている部分の穴が広がって簡単にバレてしまうのではと考えた。
であれば、可愛娘ちゃんが反転してラインに力が掛かる際に、ズルリとラインが出れば、少しは引っ張る力が削がれるのではないか。そうすれば、穴の広がりを押さえられる筈

すると、この対策が良かったと見えて、ツ抜け達成が実釣開始約2時間後の20:00頃だったのに対して、対策をとった20:00過ぎは30分程の間に8匹を追加出来た。

20:30頃、凸部の奥の角から先に場所を替えて見たが、この日は余り反応が良くなかった。
それ所か、20:40を回った頃から、突然北東の風が強く吹き出して来てしまった。それまでは風のことなど、全く意識もしない程平穏だったので、これにはビックリ。この風で身体は一気に冷え込んで来ると同時に、波立って来て状況は一変。ココンと感じるアタリも遠くなってしまい・・・・ひょっとすると、風でラインが吹けてしまいアタリを感じられなくなったのかも知れないが・・・・。

結局、戻る途中で3~4匹追加して、22:00頃、StopFishingとした。

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