2016年釣行記(64) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 34、タチウオ x 8、サバ x 1
同行者:単独(INUさん、TNKさん)

予報では、今週は風の強い日が続く様で、定例釣行日となっている火・水では、水曜の早朝に6~7m、金・土では金曜の夜に6mの風が吹くとなっており、とても釣行出来そうもなく、下手をすれば今週の釣行はゼロになる惧れがある。しかし、月・火だけは夜から朝までずっと北東の風が4mとなっており、無理をすれば何とかなるかも知れない、と云った状況。

ならばと、YNGSMメッキKMKMMNDRでのアオリをチェックしてみたが、もう一つ乗り気がしない。

4mの風だが孤島に行くべきか? 行かざるべきか?
散々悩んだが、結局、踏ん切りがつかないまゝ、取り敢えずいつもの駐車場に行くことにした。着いて見ると、案の定、4mの風をおしてまで行こうという輩は居ないと見えて、駐車場はガラガラ。
やはり、今日の所は止めておこうか、君子危うきに近寄らずだ
と考えていると、見覚えのある車が滑り込んで来た。持ち主は、これまで2~3度、会ったことのあるINUさんと仰る御仁。で、訊けばこれから行くとのこと。心のどこかで、この様なアングラーが現れて来るのを待っていたのだろうと思う。それを聞いた瞬間に自分の気持ちも決まり、一緒に行くことに。

孤島に着いたのは15:00過ぎ。
着いて見れば、予報の4mの風は嘘の様で、時々身体をぐらりと揺らす程の強風が吹き荒れており、先行して入っていた餌師2人もお手上げ状態。
この時点で、止めておけば良かった・・・・・。
INUさんは、それなりの覚悟を持って遠方から来ているので、引き揚げることなど毛頭考えることなく、黙々と支度を整え、風を背に受ける裏側で早速キャスティングを開始している。
そんな彼に引き摺られる様に、覚悟を決めて8326#1Bに重めの1.8gのJHの組み合わせでキャスティングを始めたが、ラインが風に流されて釣りにならない。そこで一段下にある階段に腰を掛け、時間潰しのキャスティングをしていると、コツンと小さいけれど思いの外明確なアタリが伝わって来た。

aj-2016-059揚がって来たのは、最近めっきり釣り上げることがなくなったロリ・カサゴ。こんな強風のなかでアタリが取れるとは思わなかったので、ロリとは云え、嬉しい魚類の感触。そして、続いて同サイズをゲット。

16:00過ぎ、流石の強風に耐えかねて先行のエサ師二人が引き揚げて行き、釣り場にはINUさんと小生の二人きり。
引き揚げるなら、今の内・・・・と考えながらあちらこちらウロウロしながらキャスティングを続けている内に、何となくタイミングを逸し格好になり、17:00過ぎにやって来たアジンガーと共に3人で一夜を過ごすことになった。

今の時期の日没時刻は16:45頃なので、この頃には周囲が薄暗くなって来ており、タチウオが寄って来ていてもおかしくはない時間帯になる。
強風の中、軽いJHのアジングでは釣りにならないが、ワインディングであれば、ルアーも重いので何とかなるかも知れない。と云っても、一晩中シャクリ続けるのは願い下げとしたいが・・・・・。

aj-2016-060SAMURAI BLADE改14gのJH、ワームはマナティでワインディングを開始。
すると間もない17:45頃、ガツンとロッドが止まり、次の瞬間にはギューンとロッドを絞り込むタチウオの引き。

型は指3本一寸で、前回よりは小さめだが、第二本命のタチウオがギラギラと身をくねらせながら上がって来た。
そして、その後暫くして、1本追加。今回は、お持ち帰りの予定はないのでINUさんTNKさんと仰る後から登場して来たアジンガーに夫々引き取って貰って、処分は完了。

18:00頃から、幾分、風が弱くなって来たので、アジングに戻りキャスティングを再開。弱くなって来たと云っても、時折強くなるので、JHは1.3gをチョイス。

aj-2016-061すると、18:40頃、モゾとしたアタリで大本命のアジをゲット。サイズは23cm程度で、前回よりは良くなった印象。

その後は比較的順調で、21:00頃にツ抜け達成、20匹を超えたのは日付が変わる頃。順調と云っても波があるのは当然で、アジからのコンタクトがなくなったら、タチウオを狙ってワインディングを繰り返しながらひと回りし、戻って来てアジングに替える二刀流。

結果、アジ孤島での目標数値の30を超える34匹と久し振りに満足出来る結果で、一方のタチウオは・・・・・。

前述の通り、タチウオは夕間詰めに2本獲ったものゝ、時間が進むに連れてアタリがなくなり、数を伸ばすことは半ば以上諦めていた。
所が、3:40頃、目の前を稲光の様な青白い光が横に走ったのが見えた。
イヨイヨ、タチウオが回って来たか・・・・。
直ぐにロッドを持ち替えてワインディングを再開。
5:00過ぎにStopFishingとするまでの1時間少々の間に6本追加し、合計8本と今季最高の記録を達成することが出来た。

今回は、目の前でウロウロとしているのが判ったので、前回のYSKWさんと同じ様に、表層のただ引きをやって見た。JHは10g、ワームはシャッドテールの組み合わせで、2本獲ることが出来た。しかし、その後はアタリはあるものゝ、針掛かりさせられず苦戦。どうやら、ワームを突くだけで喰い込んでいない様子。
そこで14gのJHにシャッドテールでワインディングに替えて、パタパタと獲ったのだが、同じリズム、パターンを繰り返すと、目の前でギラギラと反転を繰り返しているにも拘らず、アタリが遠くなる傾向にある。しかし、変化させるとガツン・・・・。
どうやら、タチウオはスレるのが早い様な印象で、常に目先を替える工夫が必要であると思った次第。

所で、あのINUさんは、と云うと・・・。
孤島でのアジングは10回程度とのことだが、房総や鹿島でアジングを極めた御仁の様で、小生がアタリを感じられない時間帯でもコンスタントに釣果を伸ばしておられる程の手練れで、本人は謙遜して少なめに云っておられたが、束釣りを達成された筈で、脱帽!!

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