2016年釣行記(57) – MK

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:若潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1
同行者:単独(YTさん)

2016年のメッキ・シーズンの幕開け!!!
と云っても、かなり前からメッキが出ている情報はあったが、孤島でのアジングに精を出していたので、小生にとっての幕開けと云うことになる。

4:30頃、自宅を出発。ほゞ1年振りに走る1号線に渋滞はなく順調に走り、現地到着は5:30頃。

早速、ウェーダーを穿いて釣り場に向かった所、残念ながら井桁突堤にはアングラーの姿が見える。そこで井桁には寄らずに直接石積み突堤に向かうことにした。

石積み突堤全体を俯瞰出来る位置に立って様子を窺うと、第2ブロックにはアングラーは見えるが、幸いにも第1ブロックには誰も入っていない。
第1ブロックの先端の沖側の角は、メッキに限らずシーバスダツボラが良く集まっているので、石積みに乗る際には必ずチェックすることにしているポイント。
そこで、干潮で顔を出したサーフを横切って第1ブロックの先端に急行して、6:00少し前に到着。

風は予報通り北風が少し強め。しかし、南に開けているYNGSMではフォローになるので、全く問題ない。波も穏やかでメッキを狙うには絶好の条件。しかも、干潮の潮止まり直前とあって、潮位が低くなっており、いつもは乗ることの出来ないテトラにも余裕で乗ることが出来る。

ラインを通しルアーを結びながら様子を見ると、ダツボラか正体は良く判らないが、海面がザワザワとしている所が、あちらこちらに見え、自然に気持ちが昂って来る。

6:00を廻った頃、Soare Xtune S709ULTD-Contactの組み合わせでキャスティングを開始。
追い風に乗って、大きく開けた海の上を遥か遠くに飛んで行くルアーの黒い影を見るのは開放感や爽快感があり、孤島でのアジングとの際立った違いを痛感してしまう瞬間。

10分、20分・・・キャスティングを続けたがメッキからのコンタクトはない。右に左に扇状に探り、表層から底付近までメッキを探したが、留守にしている様子。
メッキ狙いでは税金のダツのバイトもない。
そこで、ルアーをAKM48赤金に替えた所、一発でダツが掛かって来た。しかし、次のキャストでは見向きもしない。

場所を替え、最後にはメタルジグのSoare Metalshot TG 7gで遠投して見たがこれにも無反応だった。そこで、NSHM方面に大きく場所を移動することにした。

突堤を歩きながら、フト陸の方を見ると、バイクに乗った男が手を振っているのが目に入って来た。
しかし、目の悪い小生が幾ら目を凝らして見ても、小生に向かって手を振ったのかどうかが定かではない。それどころか、手を振ったかどうかさえ怪しく思えて来た。そうは思っても、ひょっとしたらYTさんかも知れないと、YTさんに電話を入れてみたが、電波状態が悪くて繋がらない。
そうこうしている内、その男は、バイクから降りて小生に向かって歩き出してきた。そこで、やっとその男がYTさんであると確証を得た次第。

これまでと同じ様なニコニコ顔のYTさんは以前より少し肥えた様子だが、元気そう。
YTさんにこれまでの状況を説明し、場所移動をしようとしている所である旨を伝えると、井桁の方が良いだろうとのこと。
そこで、NSHM方面への移動は止めて、井桁に入ることにした。

井桁に入ったのは丁度干潮時刻の7:40頃。
直ぐに並んでキャスティングを始めて、暫く経った8:00頃。
井桁突堤の角からキャスティングし、アクションを加えながらリーリングしていると、ルアーが10m程先に薄く見えるシモリ付近に差し掛かったと思った時、この日初めてのコンとした感触。残念ながら、これは空振り。

mk-2016-001後ろで見ていたYTさんに促されて同じコースを通すと同じアタリで、今度は合わせが決まり、懐かしいメッキの引きが伝わって来た。
上がって来たのは17cm位のローニンだが、2016年のメッキ開幕を祝う獲物。

その後、2度それらしい感触はあったが正体は不明。
干潮時刻を過ぎ上げ潮が効き始めて、少し波立った所で状況が変わることを期待したが、全くアタリがない。

10:30頃、早上がりして行ったYTさんと別れて、小生は、再度、石積み突堤を探りに行ったが、これは徒労に終わり、11:30頃StopFishingとした。

と云う訳で、2016年のメッキ開幕は、小振りとは云え立派なメッキをゲット出来たので、好スタートが切れたと云っても良い結果だった。
しかし、それにもまして嬉しかったことはYTさんの復帰で、体調を崩して昨年は殆ど釣りが出来ず、自宅に籠っていたYTさんが、こうしてロッドを手に来てくれたことが、ことの他嬉しかった

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