2014年釣行記(52)-MK

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮 場所:YNGSM 釣果:チヌ x 1 同行者:YTさん、TKUCさん、Dr.TJさん

今日の木曜日(24日)にしようか明日の金曜日にしようか天気予報を見ながら迷っていた所、Dr.TJさんからメッキ仲間全員に向けて送信された午後(木曜の)から出撃する旨の一斉メールで気持ちが吹っ切れて小生も午後から出撃することに・・・。

自宅発は12:00を回った頃。やはり昼間の1号線は渋滞が激しく藤沢までノロノロ状態で、到着がかなり遅くなりそう。なので、止む無く410円を払って新湘南バイパスを使うことにした。お蔭で、何とか13:00少し過ぎに現地に到着することが出来たのだが・・・・。

駐車スペースには既にDr.TJさんの黒い車があって、当然、も抜けの殻。電話を入れると石積み突堤の上り口付近にいるとのこと。

久し振りの再会の挨拶も程々にしてキャスティングを始めたが、海からは生命体の雰囲気が感じられない。風は背中からの強目の北風なので、ルアーは面白い様に遥か遠くに着水するので、それはそれで爽快感はあるけれど、釣りに来た以上、何よりも魚からのコンタクトが欲しい。

少しづつ立ち位置を替えて探ったが、期待に反して全く異常なし状態。
そこで先端に移動したが、こちらでも同様状態。いつもは煩い程ウロウロしているダツも、この日はどうしたことか余り見られない。

そうこうする内、湘南の達人のYTさんが登場。体調を崩していてズーッと釣りは無理な状態が続いていたが、漸く短時間ながらも釣りが出来る所まで回復したとのことで、嬉しい限り。
そのYTさんはやはり病み上がりで無理が出来ないため、上り口付近でやるとのこと。なので、小生も戻って二人並んでキャスティングを繰り返したが、この日はどうしたことか、湘南の達人と云われるYTさんでさえ1度メッキらしいアタリを感じただけとのこと。

15:15頃、漸くガツンとルアーを引っ手繰る様なこの日最初の強いアタリがあり、上がって来たのは綺麗なヒラセイゴメッキが駄目ならヒラセイゴを狙おうと思ったが交通事故に終わってしまった。

15:30を回った頃だったか(?)、仕事帰りのTKUCさんがやって来て、5人のメッキ仲間の内4人が久し振りに顔を揃えたことになる。
流石にライト・ルアー・フィッシングの第一人者のTKUCさんは登場して早々にヒラセイゴをあっさりとゲット。

小生は、その頃にはすっかりとその気がなくなってしまい、惰性でキャスティングを、それも休み休み続けているだけ。

そして、日暮れが近付き光量がなくなって来た16:15頃のこと。
目の前のブレイク付近にまで近付いて来たルアーを引っ手繰る様な強いアタリ。反射的に合わせを入れたが、がちっとロッドが止まってしまい、根掛かりだったか?
と思った次の瞬間、底に向かって突っ込んで行くこれまでに味わったことのない様な強い引き。
MK-2014-006R大型のメッキか?
それにしてはトルクが強過ぎる・・・・。

でなければ、シーバスか?
それにしてはジャンプもエラ洗いも見せない・・・・・。

兎に角、魚の正体が分からないまゝ強引に寄せて来ると、直ぐ隣りでキャスティングをしていたTKUCさんが、
チヌだ!!
と正体を見届けて呉れた。

正体が分かったものゝ、抜き揚げるには大き過ぎるどうしようかと思っていたら、TKUCさんが一段下の岩にまで下りた上、彼のフィッシュグリップを使ってランディングまでしてくれた。
揚がって来たのは、いぶし銀の野武士の様な精悍な顔つきをしたチヌ

生まれた初めて釣り上げた銀色の魚体に些か興奮しながらリリースをしようとすると、刺身にして食べれば美味いから是非お土産にした方が良いとのTKUCさんYTさんの勧められたので、クーラーまでTKUCさんに借りて持ち帰った。

単独釣行であれば、ランディングすることなど出来ずにいた筈で、仲間の有難さを身に染みて感じた次第。

(後日談)
そして、翌日の24日、二人の勧め通り刺身にしてカミさんと二人で楽しんだ。
先ず、半身は皮を引いた普通の刺身、残り半分はTKUCさんお勧めの湯引きした刺身、引いた皮は湯引きをした後細く短冊状に切り、キュウリと合わせた酢の物、そして頭とあらを使った潮汁・・・・。

腐っても鯛と云うが、それは真鯛のことで、黒鯛ではどうだろうか?
と些か心配をしていたが、磯臭さも全くなく歯応えのある身は、ことの他美味だった。
この先、黒鯛を釣る可能性は殆どないので、九分九厘この魚が最初で最後の黒鯛になるだろうと思うが、忘れられない1匹となったことは確実だろう。

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