2007年釣行記(12)

2007年

潮回り:大潮  場所:SMD  釣果:ナシ 同行者:ナシ

この所、淋しい状況が続いている。釣果があれば写真を掲載することにしているのだが、意に反して文字だけの読み難いBlog。少しでも早く何とかしなくては・・・・。
15連続ボーズ記録を断ち切るためには、これまでと同じことを繰返していては覚束ない。
この辺りで一発思い切ったことをしなければ・・・・・・。
と云うことで、今回はガクちゃんの情報を基に、横浜から遠く150km南下することを考えた。
しかし、例え南下して黒潮に近付いたと云っても、先週から続いている寒さと冷たく強い風に海水温も急激に下がってしまっている筈。しかも、ピンポイント予報によると、この日も北寄りの風が4?5mとのこと。この風の影響が気にはなったが、行って見にゃ分からん。
さて、出発時刻を何時にするか?
ここは、小生にとっては初めての場所。従って、暗い内には動きが取れないであろうし、新月の大潮とあれば月明かりも当てには出来ない。従って、夜明け前の5時過ぎに現地到着すれば良い。
仮に、平均時速50kmで走っても3時間。しかし、途中で一寸した事故渋滞でもあれば・・・、と考えて午前1時半頃の出発とした。
所が、この日はやけに順調。信号は小生の車に合わせて次から次に青に変わって呉れるし、いつもは早くても1時間は掛る平塚も40分程で通過。目標地点付近で一度道を間違えたにも拘らず、何と4時頃には到着してしまった。逆算すると平均時速60km???
折角早く到着したのだから一眠りしてと思ったが、こんな時は時間があっても、中々眠れないのが道理。仕方がないので時間潰しに、真っ暗な中カンテラをぶら提げて周囲の様子をチェックしてから、車の中で暫しの休憩を取り夜明けを待つことにした。
漸く薄明るくなった5時半頃に行動開始。 
工事現場の門扉の横から堤防に向かうと、エギンガーの姿が2人。
一人は小生と同じスタイルだが、もう一人は長い磯竿で大きく豪快にシャクッている地元エギンガー。2人に挨拶をして防波堤の中央部、墨跡が最も沢山残っている場所に釣座を構えた。風は予報に違わず強く吹いているが、背中から受ける恰好なので心配は無用。所がこの風は北風で寒さが一入堪える。
沖に向かって何投かしていると、続々とエギンガーが登場して来て6時半頃には4?5m間隔でズラ?リと堤防は満員状態。このエギンガーの中には小生を通り越して先端側に釣座を構えたのが何人かいのだが、気が付けば、誰からも声を掛けられることがなかった。別に声を掛けられるのを期待してる訳ではないから、どうでも良いことだけど・・・・。
これだけ一列横隊に並んでいるのだから、何処かで出る筈と周囲に注意を払いながらシャクッていたが、何処からもその様子は伝わって来ない。そうこうする内に、一人消え、二人消えとあれだけ沢山いたエギンガーが8時を廻った頃には、4?5名しか残っていない。 
ひょっとすると、仕事前の一振りだったかも知れないが、何と決断の早いこと!!
その後、小生も後学の為に2度程場所を変えて見たが、はやりアオリからの信号はなく、最後に湾対岸の堤防に大きく移動。この防波堤の付け根部分に黒板の掲示板があり、それによると本日の水温は14℃とのこと。昨日の水温が不明なので何とも云えないが、やはり1週間ほど続いている冷え込みの影響はあるんだろうと思う。
結局、ここでもアオリからは完全に無視された恰好で、昼前にStopFishing。
ガクちゃんに結果を報告すると、折返し、風裏になる場所の情報を頂いたものの、改めて道具をセットする程の気力も残っておらず、そのまま帰途に着いた。
帰りは、ユッタリと走る車に前方を阻まれたり、信号待ちが多かったり、更には例によって原宿交差点の渋滞に掴まったりで、4時間半。
考えて見れば、6時頃から11時頃までの5時間の釣に対して、往復7時間の運転。
実釣時間よりも移動時間の長い釣行だったが、これって???????????

“2007年釣行記(12)” への2件のフィードバック

  1. mizoken より:

    ガクちゃん、今日は。
    地元に住んでいていつでも釣りに行ける環境だと、一寸やって見て駄目なら、「また明日」って出来るので、見切りが早いのでしょうネ。羨ましい環境ですネ。自転車で釣り場に通える場所に「男の道楽の部屋」を作り、海を眺めながら鉄道模型の製作を楽しみ、気が向けばのんびりと釣りをする。こんな夢を描いています。
    自分でも「余程エギングが好きなんだナ?」と思ってしまいます。ひょっとすると狂っているのかも知れません。
    行っても行っても釣れないのに、夜遅く(朝早く)家を飛び出し片道150kmも走るなんて・・・・・。
    好きじゃないと出来ませんよネ。
    従って、釣れずに帰る時には、次の釣り場を何処にするかを考えながら車を走らせています。

  2. ガク より:

    地元の人は概して見切りが早いようです。店の仕込みとか出勤とかいろいろあるようで日常生活のひとこまなんですね。うらやましい限りです。夕まずめも同じです。私らが片道150キロも走って来たことを知ると、こんな遠くまで来なくても真鶴あたりじゃダメなんですか、と言われたこともありました。風向きが悪くてシャクラないで帰ったこともありましたが、たまにいい思いをすると、また通ってしまうんですよね。釣れない時は虚しい帰り道になりますが・・・・。やっぱりイカなきゃ釣れませんから。そう信じて頑張りましょう。

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