2022年釣行記(20) – EG
2022/04/18
日 時:04月18日(月) 05:00~07:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:SMD-FKUR
釣 果:アオリイカ x 1(1.21kg)
同行者:YGWさん
土曜日の夜、久し振りにYGWさんから電話があって、月曜日の早朝エギングのお誘いを頂いた。
小生は、この所、MHR-KGNでのメバリング一辺倒だったのだが、貧果続きに嫌気が差していていたこともあって、この提案に飛び付いた。所が、電話を終えた直後にチェックした天気予報では、具合の悪いことに、早朝から昼前までは傘マークが並んでいて、一気に気持ちは急降下。
しかし、何とか雨は降らないで欲しいとの願いが通じたと見えて、翌日の日曜日になると傘マークも取れて\(^o^)/
日曜日の夜、道楽部屋で仮眠を取った後、日付が変わった25:10頃に自宅を出発。
待ち合わせ場所までは渋滞のメッカを何箇所か通過する道程だが、夜中の移動なので渋滞に巻き込まれることもなく、至極順調。しかも、信号に引っ掛かることも殆どなかったため、待ち合わせの場所には、約束の時刻である03:30の40分も前に着いてしまった。
程なくして、YGWさんが到着。早速、YGWさんの車に小生のタックル類を積み込んで、目的地に向かって出発。目的地までは約70kmだが、釣り談義に花を咲かせているとアッと云う間で、目的地到着は05:00少し前。
日の出時刻の05:08までは時間があって、まだ薄暗い中を道具を手に突堤に出てみると、思いの外、風が強目に吹いる。と云っても外海に向かっている限りは、背後からの北風になるので、まず問題はなさそう。しかし、空には黒っぽい雲が一面に広がっており、何となく不気味な雰囲気が漂っている。
先行者は、突堤の付け根付近と中央付近に夫々1名だけで、人気場所にも拘わらずガラガラ状態。
YGWさんは、突堤の付け根付近の内海側に釣座を構え、小生はYGWさんの勧めに従って、中央付近の先行者の少し手前で外海に向かって釣座を構えて準備に入った。
05:20頃、Sephia S806ML-Sのロッドに3.5号のエギの組み合わせで、キャスティングを開始。
強く吹いている追い風にエギが運ばれて行かない様に、注意しながら、手前の近場を中心に緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、コンタクトはない。沖目に着いているかも知れないと、探る範囲を広げてみたが、サッパリ。
そこで、エギをエギ王TRサーチの3号に替えて、ティップラン・エギングを試みてみたが、これにも返答がない。
その内、内海側を探っていたYGWさんも、アタリがなかったと見えて、小生の隣りに移動して来て、二人並んでキャスティングを繰り返した。しかし、ウンともスンとも返事がなく、いつものことなら、直ぐにでもアタッたよと声を上げる筈のYGWさんの声も聞こえない。小生にとっては魚探とも云える存在だが、声が聞かれない以上可愛娘ちゃんは寄って来てはいないと見て良い。そこで、誰も居ない突堤の先端方向に移動して探したが、これも空振り。
06:00を回った頃、気が付くと先行者は居なくなっており、突堤はYGWさんと小生の二人の貸し切りに。
すると、YGWさんから、突堤の付け根付近に移動する様にとの助言。その助言に従って付け根付近に移動すると、やはり中央付近や先端付近には見られなかった墨跡が、幾つも残っていて期待充分。
そして、06:20頃。
ラインにもロッドのティップにも何も変化はなかったが、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。海藻かも知れないと思いつゝ、エギにアクションを加える積りでシャクリをいれると、ガツン。
案の定、海藻だったかと半ば落胆しながらラインを張って様子を見ると、グイーン・グイーンとトルクの強い引きがあり、ロッドも2度3度とお辞儀をしている。
そこで、漸く可愛娘ちゃんであることを確信し、強い引きを楽しみながら、思わずYGWさんに向かって来たよ!!と、年甲斐もなく声を張り上げていた。
その声にギャフを持って駆け付けて呉れたYGWさんにギャフを掛けて貰って引き揚げたのはオスの良型。現場では1kgあるかないかのサイズだと思っていたが、自宅で検量すると1,210g。
1kgを超えるサイズとなると、身が硬くなるので、食すには少々大き過ぎる嫌いがある。食すのが目的であれば、1.2kgが1杯よりも600gが2杯の方が好ましいと小生は思っているのだが、それは贅沢と云うもので、2022年のエギング開幕戦としては、立派過ぎるもの。
この1杯に気を良くして、後続を狙ったが、コンタクトがあったのはそれっきりで、その内、霧雨が音もなく降り出して来て、気が付けばジャケットの背中はビッショリと濡れてしまう程。
空には灰色の雲が一面に隙間なく広がっており、遠くの山々も薄っすらと霞んでおり、直ぐに止みそうにもない。4月も中旬を過ぎた時期とは云え、このまゝ釣り続けて濡れそぼってしまうのは、風邪の元。しかも、コロナ・コロナで騒がしい世の中のことなので、単なる風邪であっても間違えて隔離されてしまう事態にもなりかねない。
君子危うきに近寄らずで、ここは大事を取って止める方が良いだろうと、釣りには絶好と云われている下げ3分の時間帯を目前にして、泣く泣くStopFishingとした。
今回は、3時間程しかない実釣時間だったが、小生は、ラッキーなことに何とか良型をゲット出来たのは最高の結果だった。しかし、一方では、一から十まで全てのお膳立てをして頂いたYGWさんにはアタリが1回あっただけとのこと。
願わくば、YGWさんにも釣果があれば、万々歳だったのに・・・。
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