2023年釣行記(80) – MB
2023/12/20
日 時:12月20日(水) 16:45~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10、アジ x 1
同行者:単独
12月にも拘わらず暖かい日が続いていたが、突然、冬将軍が目を覚ましたと見えて、冬模様に様変わりし、一気に寒さが襲って来た。こうなると、北風が吹く中岸壁に立つことが億劫になろうと云うもの。それでも、アジの釣果が得られるのであれば、寒さを堪えて・・・と云うこともあり得るが、肝心要のアジが期待出来ない状況になってしまっては云わずもがな。
と云う訳で、定例の月曜or火曜は釣行せずにいたのだが、たった2日で禁断症状が出てやはり釣りに行きたい。そこで、アジが駄目ならメバルはどうか?とMHR-KGNの風の状況をチェックしてみると、西風が3mとのこと。南西の風であれば申し分のない所だが、北風や東風ではないので、何とかなるだろうと、今季初のMHR-KGNでのメバリングをすることにした。
久し振りに高速を走り、16:30頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、予報と違って風は殆吹いておらず、海面から頭を出しているテトラ帯が点々と見え、懐かしい気がして来る。
今回、使用するロッドはSoareXR S76UL-T。出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、今シーズン始めてのMHR-KGNでのメバリングなので、どんな状況でも対応出来るスピニング・ロッドを選択したもの。
16:45頃、 Slim 60SSをパイロット・ルアーに選んで、18番スポット付近に立ってキャスティングを開始。
そして、何投目かで、斜め右前方のテトラ帯とテトラ帯の切れ目に向かってキャストした所、見事にラインがテトラに引っ掛かって、ライン・ブレイク。風が殆んどなかったので、横着をして斜めにキャストしたのだが、これが良くなかった。僅かな風に軽いPEラインが流された様で、開始早々にライン・システムを組み直さねばならない羽目になってしまった。
開始早々で良かった。時合の時だったら、目も当てられないよ・・・と自らを慰め、岸壁にしゃがみ込んでライン・システムを組み、改めてキャスティングを始めたが、反応が返って来ない。
そこで、例によって蟹の横這い釣法で円らな瞳の可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処に居るのかさっぱり反応が返ってこないので判らない。と云う訳で、プラグを諦めて0.8gのJHにガルプのベビーサーディンを組み合わせたジグ単に切り替えた。
すると、ようやく答えが出て、本命の可愛娘ちゃんをゲット。
ポイントは32番スポット付近、時刻は17:30のことで、サイズは15cm程のロリ・メバルで物足りないが、兎にも角にも、無事今シーズンの幕開けが出来ホッとした。
この娘にはお父さんかお母さんを呼んで来る様にと云い聞かせて写真撮影後直ぐに海に帰って貰ったが、その後は音沙汰がない。MHR-KGNでは、同じポイントで複数のメバルをものに出来ることは、滅多にないので、直ぐに場所を移動。
そして、17:41、2匹目を40番スポット付近でゲット。これは21cm程の、MHR-KGNでは良型と云って良いサイズだったが、以降は音無しの構えになり、3匹目を掛けたのは、それから40分も経過した18:25のことだった。しかも、サイズは最初の1匹と同じ15cm程度で、ガックリ。それでも、反応があるだけ、まだ良いとキャスティングを繰り返した。すると、時々ブルブルと感じるコンタクトがあるが、針掛かりさせられない。経験上、この様なアタリ方をするのはロリ・メバルなので、針掛かりさせられなくても良いのだが、釣りをしている以上は何とか掛けたい。と思っている内に、そんなアタリもなくなってしまった。
そこで、気分を変えるために、パンを齧って小休止。
MHR-KGNのメバリングは、2021年の後半からガクンと調子が悪くなり、以降回復しないまゝだったが、今日の状況を考えると、やはり回復には程遠い印象で、寧ろ2020年までが良過ぎたと云うべきかも知れない。となると、調子が良かった頃を念頭に置くのではなく、昨年や一昨年の状況が常態だと考える必要がある・・・・・。
そんなことを考えながらパンを齧っていた訳だが、フト、テトラ帯のラインを越えた沖目を狙って、ワームをゆっくりと流してみようと思い付いた。実は、昨シーズンの海藻が繁茂していた時期に、ISBSさんがよく使っていた方法だが、ものは試し。
そして、システムを組み直してキャスティングを再開したが、効果がない。
この日は、凸部の手前までをジックリと探ってみる予定だったので、岸壁の入口に近い18番スポット付近から始めたのだが、仕方がない。予定を変えて、凸部、場合によっては凸部の先も探ってみることにした。
すると、これが良かったのか、凸部の根元の85番スポット付近で、20:02に4匹目をゲット。そして、5分後の20:07に89番スポット付近で5匹目を掛け、ようやく調子が上向きになって来て、この調子で行ければ・・・。
そして、10分後の20:17の100番スポット付近でのこと。
コツンと感じる極小さなアタリにタイミング良く合わせが決まった瞬間、ゴツと重たい引きが伝わって来て、ドラグがジーッと鳴る程。
何とか寄せて来て抜き上げようとしたが、上手く行かない。玉網は持って来ていないし、近くに他のアングラーの姿もない。仕方がないので、仕切り直しをして慎重に抜き上げた獲物は、腹ボテ気味の、手尺でだが、25cmを超える大物。
これに気を良くして、キャスティングを繰り返し、20:24、20:29に立て続けに獲物をゲット。
イヨイヨ調子が出て来た。これからだ!!
とほくそ笑んだが、その後は反応が遠くなって、9匹目をゲットしたのは、約15分後の20:45で、これを最後にコンタクトがなくなってしまった。
こうなると、何とかツ抜けを達成したいと思うのは、アングラーの性。10匹目を求めて凸部の先にまで足を伸ばしてみたが、音沙汰がない。
仕方がないので、21:00頃、120番スポット付近から折り返しに入り、復路の103番スポット付近で、ようやくツ抜けを達成。
その後は、目ぼしいポイントをチェックしながら戻り、75番スポット付近で外道の豆アジを掛けたのを最後に、可愛娘ちゃんの追加は出来ず、22:20頃StopFishingとした。
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17:30 1匹目 32番
17:41 2匹目 40番
18:25 3匹目 60番
20:02 4匹目 85番
20:07 5匹目 89番
20:17 6匹目 100番 25cm超
20:24 7匹目 101番
20:29 8匹目 104番
20:45 9匹目 112番
21:10 10匹目 102~103番
21:46 75番 アジ