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2019年釣行記(33) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:05月23日(木) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:JGSM-NDGSK
釣 果:ナシ
同行者:単独

先日、YGWさんから送信されて来たアオリイカの写真を見て、あの独特なグィーングィーンの引きを無性に味わいたくなってしまい、久し振りにエギングに行くことにした。
ポイントは、以前ホームにしていたMNDR方面にしようかと考えたが、この方面のポイントはKTGHMを除いて、帰りの急坂がきつい所ばかりで、KTGHMに入れなかった場合の逃げ場がない。そこで、南風を背負えるJGSM方面にすることを考えた。この方面であれば急な坂はないので、生き帰りが楽な上、ポイントとしてNDGSKHTL-STがあり、アブレルことはまずない。唯一の気掛かりは、エギングでの実績は全くないことだが、2kgクラスが出始めたとの情報もあるので、何とかなるだろう。

明るい内にポイントに入りたかったので、少し早めの15:30頃、自宅を出発。現地の駐車場に車を入れたのは、17:30頃。
車から出て、ポイントを遠望出来る所まで行き様子を見ると、NDGSKHTL-STにもアングラーの姿は見えるが、充分入る余地は残って良そう。そこで近い方のNDGSKに入ることにして、一旦、車に戻り準備に入った。

Dバッグとウェスト・バッグを肩に掛け、重たいクーラーとロッド・ケースを両手に持って磯道をヨタヨタと歩き、先端に向かった。
このNDGSKの掛かり場は大きく分けて、最先端、その手前の第一出っ張り、更に手前の第二出っ張りの3か所あるが、第一出っ張りに若者エギンガーが一人入っているだけで、ベスポジの最先端が空いている。そこで先行者の若者に声を掛けて、最先端に釣り座を構えることにした。
その若者によると、一月程前は良かったが、最近は出なくなったとのこと。
余り聞きたくない情報だが、ロッドを振って見なければ判らないと釣りの準備に取り掛かった。

風は予報通りの南風で、それ程強くはないが、背後で風に吹かれた波が時折シブキを上げているのが気になる。
Sephia S806ML-Sを手にキャスティングを始めたのは18:00頃。パイロットに選んだエギは勝手に釣れちゃう!との謳い文句のぴょんぴょんサーチ
小生としては、釣れちゃったのではなく釣りたいのだが、どちらにしても緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決。

先ず、20カウントして2投、3投。扇状にエギを通したがコンタクトはない。
日没前のまだ明るい時間帯なので、もう少し暗くなったらアタッて来る筈・・・・。
とは云え、何時アタッて来るか油断がならないので、兎に角キャスティングを続けているしかない。カウントを変えエギを通すレンジを替えてキャスティングを続けていると、足許から10m程の所で根掛かりで高切れ。カウントは30。
アリャー!!
もう少し水深があるかと思ったが、意外と浅い。
しかも、左から右への潮の流れが強く、左斜め45°にキャストしたエギが斜め右45°から戻って来る程。

日没時刻を過ぎ、周囲は徐々に暗くなり始めた頃、先行者の若者が引き揚げて行ったので、即、その後に場所を移動。と云うのは、最先端は、背後に上がるシブキが直ぐ近くを濡らす程になって来ており、これからも2時間程は潮が上がって来る時間帯なので、早目に避難しておく方が良いと考えた。又、これからのことを考えて、第二出っ張り付近の様子も見ておきたいと思ったのもその理由。

前方遠くに見える街灯が点き、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来かと期待をしたが、全く気配が感じられない。
潮は相変わらず左から右に流れているが、第二出っ張りでは20~25カウントで確実に根掛かってしまう。と云っても、海藻に掛かっている様で、グイッと力を込めてラインを引っ張ると、ズルズルと云った感触で千切れた海藻と共に戻って来るので、エギのロストはないが、可愛娘ちゃんに要らぬ警戒心を持たれてしまいそう。
そこで、エギをシャロー・タイプに替えて、潮に乗せる様にして流してみたが、答えが出ないまゝ。

流れが緩んだ時がチャンスだと自身に云い聞かせながらキャスティングを続けたが、満潮時刻の21:00を回った頃、一時的に若干弱くなったものゝ、左から右への流れは相変わらず。

22:00少し前、磯際に潜んでいる可愛娘ちゃんを引っ張り出そうと、乗っている磯に平行にキャストした所で、見事に根掛かりしてしまい、本日2個目のエギを奉納。
これで何とか持たせていた気持ちもプツンと切れてしまって、結局、22:00頃にStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。

NDGSKはこの日初めて入った磯なので、今回を持って断定する訳には行かないが、このポイントは、ベイトを求めて回遊して通り掛かる可愛娘ちゃんを狙う釣りの様に思え、ジックリと待つ釣りには向いていない様な印象。
何れにしても、このまゝの状態でJGSMを諦める訳には行かないので、次回は、HTL-STに入って見ようと思った次第。