2019年釣行記(28) – MB
2019/05/05
日 時:05月05日(日)~06日(月) 23:30~04:00
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独
平成から令和に元号が変わって、初めての釣行。
史上初の十連休なので、ジッと拙宅に籠っていようと思っていたが、一週間も経つとモゾモゾと虫が動き出す始末で、安直な所でMHR-KGNに行くことにした。
この日の潮回りは新月の大潮で、いつもの様に夕方から夜更けに掛けての釣りでは、下げ潮を釣ることになる。小生は余り潮回りを気にする方ではないが、水深のないMHR-KGNでは、潮が低過ぎると釣り難い。
と云う訳で、夜中過ぎからの上げ潮を狙うことにして、22:30頃に自宅を出発。現地には23:30頃に到着。
早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、丁度干潮時刻に当たっており、潮位がかなり低くてテトラ帯が点々と見える。潮汐表によれば、潮位は70cmとのことだが、少し入釣が早過ぎた様だ。
今回も、最近、可愛娘ちゃんの反応が良い凸部の角の86番スポット付近からキャスティングを開始。
いつもは保険にジグ単用のロッドも持ち込むのだが、今回はプラグ縛りに徹するため、1本しか持ち込んでいないNSL-S702UL/BFのロッドに、プラグは潮位の低さを考えてGracy SFをチョイス。
しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトはなく、キャストの度に針に千切れた海藻が掛かって来て、五月蠅くて仕方がない。暫く、我慢をしてキャストを続けていたが、MHR-KGNの可愛娘ちゃんはスレ易い印象があるので、程々にしておかないと、折角のポイントを潰す結果になり兼ねない。
と云う訳で、24:00頃、凸部の反対側の角の111番スポット付近に移動し、頃合いを見て戻って来ることに。
111番スポット付近は前回も良型を獲ったポイントなので、期待をしたが、音沙汰がない。そこでテトラ帯の切れ目、切れ目を狙って蟹の横這い釣法で探ったが、ウンともスンとも反応がない。
この頃になると、東寄りの風が強くなったり、スーッと弱くなって無風状態になったりで、どうにも落ち着かない。
コンタクトがないまゝ時間が経ち、25:00を回った頃、潮位も幾分上がって来たこともあったので、86番スポット付近に向かって歩いていると、何やら冷たいものが顔に当たって来た。予報には傘マークがなかったので、全く考えもしなかったが、空には黒い雲が広がっている。
雨は、小生の最も苦手にしているものの一つなので、引き揚げることも考えた。しかし、幸か不幸か、雨は霧の様に細かいものなので、びしょ濡れになることはなさそう。
雨は気になるが、この日はまだ一度もアタリがない。このまゝ引き揚げる訳には行かないとプラグをBEAGLE SSに替えて、キャスティングを続けていると、この日初めてのコンタクト。
反射的な合わせは決まったものゝ、残念ながら、これは針掛かりした感触だけ。しかし、実釣開始後2時間経って漸く感じる生命体の反応で、希望の灯りが点ったと云うもの。これに気を良くして、キャスティングを続けていると、この日2度目のアタリ。これも無念なことに、やり取りを始めてリーリングに入った途端にバラしてしまった。
2度もバラシてしまったので、3度目はないだろうと思いつゝキャスティングを続けていると、悪いことに徐々に雨脚が強くなって来て、ウィンド・ブレーカーに落ちる雨音がパラパラと聞こえて来る様になって来た。
こうなると釣り所ではなくなってしまう。已むを得ず引き揚げることにして、岸壁を戻り始めた。所が、途中の60番スポット付近が気になったので、未練のキャスティングをしていると、いつの間にか雨脚が弱くなり、その内、すっかり上がってしまった。しかも、風も吹き止み、釣りをするには持って来いに状況に変わってしまった。
そこで、60番スポット付近から86番スポット付近に向けて、可愛娘ちゃんを探しながら戻ることに。
そして、スポット番号の確認を失念してしまったのだが、2:00頃に、やっとの思いでこの日最初の可愛娘ちゃんをゲット。
体長15cm程のロリと云っても良いサイズだが、苦労してやっと手に出来た嬉しい獲物。
と云っても、ワームより良型が来ることが多いので、最近、プラッギングばかりしているのだが、サイズの面では不満の残る所。
その後、15cm程のロリを2匹、20cm弱を1匹追加した所で、4:00頃になって、又々、霧雨が降り出して来た。
アタリは間遠くて拾う様な釣りにしかならないが、何とか可愛娘ちゃんの顔が拝めるようになって来たので、もう少し粘りたい気持ちもあった。しかし、歩き疲れて踵の痛みが強くなって来ており、例え粘っても、劇的に状況が好転するとも思えないので、雨の降り出しを機にStopFishingとして車に戻った。
そして、後片付けをしていると、雨粒がポツポツと大きくなって来たと思った次の瞬間にはザーッと降り出して来て、粘っていなくて良かったと思いながら帰路に着いた次第。