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2016年釣行記(47) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 45
同行者:KKCさん、SGMRさん、U-JNさんとその友人

8月9日以来、半月振りの釣行。
こんなにも間が空いてしまうのは、小生にはないことだが、8月に入って天候が不順続きで、釣行したい日になると雨が降ったり強風だったり。今週などは台風9号、10号、11号と三つも同時に発生し順番にやって来たり。
漸く天候が回復しで釣行出来ることになったが、気が付いて見れば、17日もも経っていたと云う訳。

この日はアングラーの数が増える週末の金曜日に当たることに加えて、久し振りの良い天気になるので、やはり小生と同じ様に考えて釣行して来るアングラーも多くなるだろう。
と云う訳で、現場到着は普段よりかなり早い15:00過ぎだったが、KKCさんはそれよりもずっと早い10:00過ぎには既に現場に入っていたとのこと。

やはり、心配していた通り突堤にはアングラーの数が半端なく多い。しかし、アジンガーはKKCさん、小生を含めて4名だけ。殆どが餌釣り師で、突堤の先端付近だけではなく足場の細くなっている部分にもズラリと並んでいる。
小生は、突堤の先端付近の餌釣り師の隣りに入れて貰って、取り敢えずアジングではベスト・ポジションと云われている場所に釣り座を確保。

未だ陽が高く、隣りの餌釣り師の竿が曲がる様子もないので、殊更にゆっくりと支度をしてキャスティングを開始。
先発は修復を終えたEmeraldas改に、予報と違って強く吹いて来ている南寄りの風を考慮して重めの2gのJHをチョイス。しかし、海はザワザワと波立っており黄土色の濁りが強くてアジングをするには雰囲気がもう一つ良くない。

16:00過ぎに登場して来たSGMRさんには小生とKKCさんの間に入ってもらって、一晩を過ごすことに。
しかし、風上となる右側の餌釣り師の長いロッドが邪魔になり、風上に向かってキャスト出来ず釣り難くて仕方がない。この状況では小生のアジングは、隣りの餌釣り師が引き揚げて行くまで待たざるを得ない。適当にキャスティングをしながら、その餌釣り師との釣り談義をして時間潰し。
その会話の中で分かったことだが、餌釣り師の年齢は、小生よりも10年も上の80歳とのことで、小生などまだまだ若いと知った次第。

17:00を回った頃、その先輩餌釣り師のロッドが、突然、水中に突き刺さる程の強烈なアタリ。

やっと、アジが回って来た!!!

AJ-2016-030それから間もなく、17:20頃のこと。小生にも何とも表現のし難い違和感が伝わって来て、反射的に合わせると、20cm強の濱アジ

ドピーカンに晴れたまだ明るい時間帯に出るとは思わなかったが、兎に角、最初の獲物は嬉しいもの。

これに気を良くしてキャスティングを続けたが、小生には後続のアタリがない。しかし、隣りの先輩餌釣り師のロッドはグイングインと引き込まれている。こうなると、隣りのロッドが気になって仕方がない。
先輩餌釣り師が他の用事をしていて、アタリに気が付かないと、
お父さん、ホラホラ、当たってるよ~!!!
お父さん、来てるよ!!!

こうなると自分の釣りはそっちのけで、全く集中出来ない。

19:30頃、メッキ仲間のAKWさんから電話を貰った頃まで、こんな状態で鳴かず飛ばず。所が遅れて登場して来たSGMRさんは、ポツリポツリと揚げている。

20:00頃、先輩餌釣り師が帰り支度を始めた頃、ワゴンセールで買ったママワームラメ入りクリヤーのクリオネに替えた途端、様相が一変。それまでアタリがなかったのが嘘の様に、チクッモゾとアタリが出る様になって来た。

20:30頃、沢山の餌釣り師が引き揚げて行くのと入れ違いにU-JINさんとその友達他が登場し、結局この日のアジンガーは10名程。
U-JINさんSGMRさんと小生の間に、その友人は突堤の最先端でキャスティングを始めたが、U-JINさんは1年以上もブランクがあったと云うのに、次から次にアジを揚げて嬉しそう。その頃には、小生も調子が出始めていたが、ツ抜け達成は同じ頃。

日付が変わった頃に、漸く風が弱まって来たので、ロッドを作ったばかりのSoare改に替えて試し釣りをしてみた。元々このロッドはSoareSoftTubeを活かしてアジング・ロッドにする積りだったが、手元にあったチタン・チップを眺めている内、ふと、このチップを穂先にするとどうなるだろうと思い至り、敢えてハイブリッド仕様にしてみたもの。
出来上がったロッドを何もない状態で振ってみると、胴調子の何とも頼りない感じがしていて、使い物になるかどうか心配をしていた。所が、実際にキャストをし、魚を掛けてみると思いの他使えることが分かった上、ヘラブナから釣りの世界に入った小生には、懐かしいロッドの柔らかさ。ただし、バットに力がないので、大物が間違って掛かった時は、ひょっとすると魚に遊ばれてしまうことになるかも知れず、この点は気掛かり。

AJ-2016-031結局、この日は、ほぼコンスタントにアタリが続き、終わってみれば自己記録の45匹の釣果で、新調したクーラーに満タン状態。
ラメ入りのクリオネが当たったことと云い、Soare改の成功と云い、あり得ない程全てが上手く行った。

これを機に、修業の場でしかなかった孤島の釣りが、楽しい釣り場になることを切に祈る次第。