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2013年釣行記(56)-MK

2013年 Ajing 釣行記

潮回り:若潮 場所:YNGSM 釣果:メッキ x 2,セイゴ x 3 同行者:単独

前回以降、丸々1週間振りの更新だが、実は連休明けの24日26日にも釣りに出掛けるだけはしていた。
先ず、24日海辺釣り公園に行く途中のAIKRに行った。しかし、台風の後の東寄りの風が強くて2~3度ロッドを振っただけで止めてしまったし、また、26日は風を避けるべくHYKWに行った。ここでは目論見通り風は避けられたがネンブツダイの様なアタリを数度感じただけで丸ボーズだった。
そんな訳で、ブログにアップする気もせずにいた。

そして、月末の30日。
何時ものAjingPointである海辺釣り公園付近は、相変わらず北風が強い予想が出ている。
しかし、これまではこんな予報であっても無理をしてアジングに出掛けて、その都度向かい風に吹かれて満足な釣りが出来ずにいたのだが、先週は殆ど魚の顔を見ることなく終わってしまっていたので、モヤモヤが溜まっていて・・・・。
と云う訳で、少し早目だが北風を背負って出来るYNGSMメッキの幕開けをすることにした。

日の出時刻の5:30頃、釣り場近くの駐車スペースに到着。
早速、ウェーダーを穿いてタックルを片手に釣り場を見渡せる地点に立つと、井桁突堤には人影がなく、石積みの方には一人のアングラーの姿だけ・・・・。
これほどの人気場所なのに、これは・・・・・。釣れていない????
そんな不安が頭を過る。

先ず、石積み突堤の上り口の角で、小手調べのキャスティングを開始。
背中からのフォローの強めの風に乗って、ルアーが面白い程遠くにまで飛んで行く。
アジングでは精々1g程度の軽いジグを思いっ切りキャストしても20m飛ぶかどうか。しかも暗い夜の海。に対して、メッキでは明るく開けた沖に向かって、フォローの風に乗ったとは云え遥か60mも70mも遠くまで飛ばすこの爽快感。

しかし・・・・・・、外海に面しているのに波もウネリもなく・・・。そして、時折ボラが跳ねるだけで、他の魚の気配も感じられない。

上り口の角はソコソコにして、直ぐにベスト・ポイントと云われている先端に移動。
波もなく潮位も低い時間だったので、安心してベスト・ポイント中のベスト・スポットのテトラに乗ってキャスティングを開始。流石に潮通しの良いベスト・ポイントだけのことはあって、左斜め前方にはイナッコの群れが海面を騒つかせ、前方ではダツが水面で輪を描いていて、生命感が、溢れる程ではないにしても、ある。

MK-2013-001R6:30頃。海中に沈んだテトラの黒い影付近にルアーが差し掛かった時、何気なくそれまでのジャークをツイッチに変えた瞬間、ググッと待望のアタリ。
今シーズンの初メッキか? と期待したが姿を見せたのは綺麗なヒラセイゴ。メッキ狙いからすれば外道だが、久し振りに味わう魚らしい魚の引き。

その後、退屈しない程度にアタリが続き、3回バラシの2匹ゲットした所で、干潮時刻の8:06。

MK-2013-002Rそして、上げ潮が効き始めた8:20頃、15カウントまでD-コンタクトを沈めてからジャーキングするとコツンとしたアタリ。
また、ヒラセイゴだろうと思いつつ寄せて来ると、これが本命のメッキギンガメの18cmだが、諦めかけていただけに嬉しい嬉しい1匹。
この15分後に一回り小さな15cmのギンガメ。

この調子でポツリポツリとでも来て呉れたらと期待したが、その後はダンマリ。

10:00頃、状況をチェックするために変える途中の井桁突堤に寄り道。
ここでもコツンとしたアタリが3度程あったが、何れも取れず、最後にダツを上げた所で11:30頃にStopFishingとした。

それにしても、同じアジの仲間なのに両極端のマアジとメッキの釣り方の違いが面白い。
暗い海で軽いジグをキャストして、極小さなアタリを取るマアジに対して、明るい海で5g程度のルアーを力強くキャストして、ガツンッとひったくる様な強いアタリで釣るメッキ。釣り方は極端に違っていても、全く差のない面白さに、独り感じってしまう次第・・・。