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2012年釣行記(40)-SL

2012年 SaltLure 釣行記

大潮 月齢:0.9 場所:TKIS 釣果:カマス X 2 同行者:単独

前回に続いて、今回もまた2回分の報告。

先ず、18日・・・・・・。

前回以降は、来る日も来る日も南寄りの風が強くて、釣行を諦めざるを得ない日が続いていた。
漸く週が明けた18日になって釣りには支障のない程度の風の強さになったので、満を持して出掛けたのだが・・・。

前回と同じ様に0:30頃、自宅を出発。
現地到着も同じ様に1:30過ぎだった。
誰もが考えることは同じと見えて、現地の駐車場には既に5台程の車が止まっている。これじゃ、あぶれるかも・・・・・。

重いクーラーのベルトを肩に掛けて磯道を進むと、天気予報通り風は殆どなく喜んだのも束の間、いつもは穏やかな湾にも拘わらず波がザブン・ザブン・・・・・。
エ~ッ!!
波音を聞きながらそのまま進んで磯の根元に辿り着き外海方面を見やると、一段と高くなっている岩の黒いシルエットよりも高く波シブキが上がっているのが夜眼にもハッキリと見える。
これでは、波を避けられる場所が限られるし、先行者も多そうなのであぶれることは確実だろう。でも、折角来たのだから・・・・。
TKISにまで来て見ると、果せるかな、5~6個のランプの光が見える。
が、ランプの光は海に向かって半分から右側に集中しており、前回乗った左側には見えない。
ラッキーッ!
所が、それもその筈で、時折波がサーッと這い上がって来る。

それから波シブキを避けられそうな場所を求めて、未だ暗い中広い磯をヘッド・ランプの光を頼りにウロウロすること30分。
結局、TKISの左側のワンド側に少し入った所に、よじ登れそうな一段高い岩を見付けて、そこを釣り座に決めたのが2:30を回った頃。

それから間もなく、シンキング・ペンシルを結んで遠投を繰り返していると、ググンと待望の1匹。
外海側でなくても回遊があることが分かり、気を良くしてキャスティングを繰り返していたのだが、一段と大きなウネリのシブキが頭からザーッ・・・・

結局、この時は都合5回のアタリがあっただけ。やはりワンドに少し入っている分、魚影が薄いのかも知れない。
5回のアタリの内、ゲット出来たのは最初の1匹だけで、3回は一旦針掛かりしたもののオート・リリースで、頭から潮を被った甲斐もなく貧果に終わってしまった。

20日は・・・・・・。

皆さんの出足が良いのが分かったので、今回は1時間出発を早めて23:30に出発。
にも拘わらず、駐車場には既に4台の車。
これじゃ、前日から入っている必要がありそう・・・・。

先行者は、前回と同じ様にTKISの右側に入っていて、小生自身の実績ポイントである左側の角付近は空いている。
しかし、前回程ではないが結構ウネリが高く、釣り座とすべき岩は濡れている。時間的にも、これから未だ50cmも潮が上がって来る筈なので、そこを釣り座にするのは危険。
と云うことで、そこから中央寄りの一段と高くなった所に移動してキャスティングを開始した。
風は予報通り北寄りで時折身体をグラリと揺らせる程の強さだったが、背中から受ける格好になるので、キャスティングそのものには影響はない。しかし、ロッドが風にあおられて、引き抵抗が余り感じられないシンキング・ペンシル等は上手く泳がせられているのかどうか判らない。
と云うことで、今回は専らシンキング・ミノーをとっかえひっかえして使ったが、アタリは3:00頃の1回だけ。

波シブキに濡れながら小生の実績ポイントに入って頑張ったアングラーはメタル・ジグで10匹近い釣果だったので、今回はルアーの選択ミスだったのか・・・。
しかし、何度か試した小生のメタル・ジグには無反応だったし、漁船は直ぐ近くにまで寄って来ていたので、魚はプラグが届く範囲に居た筈。

にも拘わらず、これ程の釣果の差は何処から?
と云うことは、腕の差か(涙)