2012年釣行記(33)-EG
2012/06/15
若潮 月齢:25.1 場所:TKUR,ISKR 釣果:ナシ 同行者:単独
今日は、貴重な梅雨の晴れ間で、明日から雨模様の天候が続くとの予報。
であれば行くしかないと、早朝はTKURに入り、潮が下がった5:30頃にYMSTHMに渡礁しようとのプランで出撃した。
1:40頃自宅を出発。釣り場の無料駐車場には3:00過ぎに到着。
途中の西湘バイパスの吹き流しはダラリと垂れていたのに、着いて見ると駐車場の廻りの木々がザワザワと風に揺れている。
果せるかな、九十九折りの坂を下って海辺に立つと、波は穏やかなのに風が少し強く吹いている。
釣り難いことは釣り難いが、釣りにならない程ではない。
3:30頃からキャスティングを開始。
このポイントでもそうなのだが、例年なら足許に煩い程繁茂しているヒジキ等の海藻が今年は少なく、キャスティング早々にも拘わらず、何となく釣れそうにない雰囲気が漂って来る。
周囲が薄らと明るくなって来た4:00頃の確率が最も高い時間帯になっても、やはり状況は変わらないまゝ。
そこで、ゴロタ浜を挟んで反対側にプチ移動し、釣り座を2度、3度と替えて状況の打破を図ったが、反対にラインの高切れでエギをロストする始末。
6:00頃から次第に、強くなって来た風の向きから判断して、半島の反対側は風裏になる筈・・・・、と計画通りYMSTHMに移動することにして、急坂をエッチラ・オッチラと登って・・・・。
KTGHMの無料駐車場に着いて海の様子を見ると、何と、風裏になる筈と読んだのは大きな誤りで、YMSTHMには、まともに吹き付けている。しかも、ザワザワと波立ち、乗ろうとした磯には高い波飛沫が上がっているのが見て取れる。
これなら、TKURの方がマシと、取って返して再度九十九折の急坂を下って、朝一に入った磯でキャスティングの再開。しかし、アオリからの信号は全くなし。
7:00を廻った頃、腹が空いてきたので岩に腰を掛け朝食の菓子パンを齧っていると、何処からともなく一匹の猫が現れ、ニャーニャーと人が食べているパンを欲しそうに鳴いている。
漁港に猫は付き物で、漁港で釣りをしていると釣った魚を狙う猫がウロウロしていることが多い。
地磯の場合は、猫が居着いている磯もあれば猫がいない磯もある。しかし、過去から何度も通っているこのTKURでは猫の姿を見掛けた記憶がない。
釣れている時は、こんな猫の相手をすることもないのだが、全く、その気配が無いのに嫌気が差していることもあって、喰い掛けのパンを少し千切って猫の眼の前に投げてやると・・・。
すると、そのパンが着地する寸前に前脚で叩く様にして爪に引っ掛けて、口に持って行き美味そうに喰い出す始末。
その素早さと器用さにビックリして、2~3度パンをやると、すっかり懐いて、岩に腰掛けている小生の脚に身体をすり寄せて来たり、ぶらりと下げた手に甘噛みしたり・・・、最後には、背後の岩の上に寝そべって、再開した小生の釣りを眺めている始末で、小生は、完全に犬派なのだが、結構猫も可愛いもんだと思った次第。
その後、干潮時刻の8:00頃になってISKRに場所移動をすることにした。
流石に潮位42cm位になると、磯伝いに移動出来るのでアップ・ダウンを繰り返さなくて済む分だけ、移動も楽だが、それでも踏み出した足が沈み込む砂浜や、一抱えもある大きな岩がゴロゴロしている浜を15分近く掛けて歩くのは、少々辛かった。
結局、老いの身に鞭打って色々とやって見たが全て徒労に終わり、9:00頃になって気持ちも切れてStopFishingとした。
自宅に帰り着き、ロッドやリールを洗い、シャツなどを洗濯し終えて休んでいて目が覚めた時、両手両足に力を入れて延びをした途端・・・・・。
右足のフクラハギがグッと引き攣って、所謂コムラガエリ。こんな時は、もう一方の足の踵でコムラガエリを起こしている足の親指をグイッと反らせて治めているのだが、この時はその左足までコムラガエリになって・、どうすることも出来ずイテテテーッ・・・・。
今日は、結構歩き回って脚に疲労が溜まっていたのが、原因だが、それにしても痛かった。
風呂に入って暖めてマッサージをしたが、今でも椅子から立ち上がる時や、歩く時にズンッとした痛みが残っている。